萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「4スレ>>55」で検索した結果

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  • 4スレ>>55
    ―私の住処は森の中、 木は鬱蒼と茂っているけど木々の間から空が見える。 だけどいつもお空は曇り空、お日様はいつものろまな雲が覆い隠しちゃう。 夜になると雲は眠りにつくのかな、お星様は見えるけど。 でも夜が明けてお日様がやってくると雲も目覚めてまたやってくる。 ―そんな森から、そんな自分の住処から。 ―私は抜け出したかった。    『日の当たらない森』 「退屈……」 曇り空を睨みながらぼやく。 私は太陽を知らない、私たちの集落の長老であるドダイトス爺の話でしかお日様を知らない。 「フシギソウ~、またジュカイン師匠の鍛練さぼったんだって?」 「うるさいなぁジュプトル」 「うるさいじゃないよ、ほかのみんなは進化してるんだよ? 昨日ハヤシガメ君が進化したのはフシギソウだって知ってるんだし― 「ほっといてよ、みんなと違って私はどんなに頑張ったって進化できないんだから」 ...
  • 5スレ>>550
    テニア「テニアと!」フェレア「フェレアの!」 「「萌えもん!何でもラジオっ!!」」 ~♪(軽快なメロディーが流れる。そのあとに続くように「目指せ萌えもんマスター」が流れる)  テニア「はい、始まりました『萌えもん何でもラジオ』!パーソナリティーは私サンドパンことテニアとっ!」 フェレア「オオタチこと、フェレアがお送りするわ。」  テニア「えー、このラジオは私とフェレアさんの2人で各地のトレーナーさんをゲストに呼んで話を聞いたりだとか!」 フェレア「皆さんの質問にお答えしたりする……まぁふっつーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーのラジオね。」  テニア「普通言わないでくださいっ!私たちで盛り上げていきましょう!」 フェレア「言われてもねぇ。初回だとやりづらいわよ。」  テニア「まぁ気持ちはわかりますけどね。私だってムリしてテンション上げて...
  • 4スレ>>52
    (トレーナー→マ べとべたぁ→ベ) ベ「ごしゅじんさま、ごしゅじんさまっ」 マ「何だベトベター。飯ならさっき食っただろ」 べ「ち、ちがうですよっ。おなかはすきましたけど……でわなくてっ」 マ「……」 べ「そのですねっ、わたしのおねがいをきかないでくれるですか?」 マ「? よくわからんが……わかった」 べ「ひ……」 マ「ひ?」 べ「引っかかったです! ついにごしゅじんさまを引っかけたです! やーいやーいです!」 マ「悔しい……べとべたぁにしてやられるとは……」 べ「えへへぇ……ゆーこと一つきいてもらいますよー」 マ「ぐあっ、く、首がっ、きゅ、くびがっ、しまっ……!!」 翌日 ベ「ごしゅじんさまっ」 マ「何だー? あ、飯ならあと少しだから我慢しろよ」 ベ「ちがうで……そうですけどっ。そうでわないですっ」 マ「ワケのわからないことを……」 ベ「むぅ……。では、わたしのおねがいをきかない...
  • 4スレ>>58
    …ん、おぉ、誰かと思えば君か。久しぶりだな。まだ旅を続けておるのか? 君の息子もわしの孫も、君がいない間に大きくなってな。君のように旅に出たいと言いだしておる。 分かっておるよ。わしの手元にあるやつでよければ、彼らに渡そう。 …そうか。たまには家に顔を出してやるんじゃぞ。            番外編 Before Story  ハジマリノヒ 朝起きて。旅の支度をして。外に出たら即座にオーキド博士につかまって。以下略で。 …で、俺は今マサラタウンとトキワシティをつなぐ1番道路にいる訳だ。 最初はひとり旅のつもりだったのだが、半分くらい無理やり博士に持たされた連れがいる。 「御主人さま、ボクフシギダネ!よろしくね!」 「ああ、よろしくな」 頭にタネを被った、小さな女の子――に見える萌えもん、フシギダネ。 今のご時世、子供から悪党までこの生物に頼ってるんだ...
  • 4スレ>>57
     かんかんかん、と高い音が規則的に。  息が切れるのも構わずに、建築ウン年でも塗装がサボられる事はない、その灰色の階段を駆け上る。  ちらりと視界の端に恰幅の良さそうなおじさんを見かけて、会釈をしてから走り去る。  1、2、4、6、……見つけた。  404。  その扉を開いて、中に早速入ってみる。 「こ、ここが……」  ぜいぜいと息をつきながら見回せば、小さなキッチンが付いた十分な広い生活空間。  ベランダ付きで小部屋もあり、日当たり良好、床に軋みなし。  リビングを抜いて部屋は二つ、一つは和室で、一つは洋室。  小綺麗にはしてあるものの、やはりちょっぴり埃やら何やらは残っているが、その点含めても余りある!  何よりヤバイ、何がヤバイって洋室にあるあの大きくて柔らかそうなベッドが! ベッドがぁ!  さあ行くぜLet s Rocket Dive! 「うお、やわらけぇーっ……!」  飛び込...
  • 3スレ>>559
    さて、普通の相手ならここでENDなんだがね…… そろそろ息をつかせてほしいもんだ。 火に飲まれた岩肌から殺気が飛ぶ ……ふぅ、それじゃ詰めに入りますか。 さすがに無傷ではないだろう、十二分に削れた。 相手のキュウコンは乱れた姿を整えこちらに向きなおる。 ウインディと挑発と煽りをしてるようだがこちらには届かない。 っち、相手トレーナーに近い位置でやるのはよくねぇな、早いところこっちに引き込んで― チャンピオンがキュウコンに煙草の箱を投げる、 後ろから飛んできた箱を見ることなく捕え、ひとつ取り出して吸う。 思ったより余裕ってか……?一々勘に触るやつ― 本能的に感じたのか、背筋に寒気が走る。 (冗談じゃないっつうに……一旦持久戦に持ち込むか) 「ブラッキー、あいつを抑えといてくれ。ウインディ!戻ってこい!」 「ここで潰せばいいよ、短期決戦で潰せるのに長期戦に持ち込むことはな...
  • 2スレ>>556
    「ん……」  気がつくと、私は自分の巣に戻ってきていた。  日は地平線の向こうから昇ってきていた。  ……? 私は一体……。  一つずつ、思い出せるところから順番に頭の中を整理していく。  私は……私は……トレーナーの萌えもんに負けて……。 「――っ!!」  はっきりと思い出した。  少年は。彼の萌えもんでない私を助けてくれた、あの少年はどこか。  形振り構わず、私は巣から飛び出した。  周囲の気配を探る。 <……ザッ>  足音がした。  もしや、期待に胸が膨らむ。 <ザッ……ザッ……>  なおも近づく足音……誰の物かはよく分からない。  全身系を集中させ、足音の主を探った。 <ザッ……ザッ……ザッ……>  ……。 「違う……」  少年の足音とは似ても似つかない。  そしてふと、私はあることに気がついた。  ……どうして? 「こんなに残念なの……?」  どうしてこんなにもがっかりするのか。...
  • 5スレ>>559
    夜中の静かな宿泊施設の廊下を歩き、エレベーターに乗る。 どうやら負傷者たちの手当てなどは別の場所でやっているようだ。 別の建物に移動する渡り廊下を進み、リーグ本部へ。 フーディンがボールの中から、声をあげてきたのはその時だった。 『マスター、対策はあるのかい?』 「…正直言って、ない。ミュウツーの戦闘能力は距離や地形を全く選ばないタイプのものだ。  あらゆる距離で発動可能な念力と飛行能力。格闘戦能力はあまりなさそうだが、そもそも格闘をする必要性がないんだろう。  要するに、ミュウツーに死角はない。8人がかりでも勝ち目は薄いな」 『じゃあどーするんや。わざわざ死にに行く訳でもないやろ?』 「ああ」 話を聞いた限りで俺が思いつく手はたった一つ。 「さっき言ったとおり、奴は強力すぎる。だが、攻めこめる点はいくつかある。  一つに、アイツは知能はあるが知識がない――つまりはバカだ。長く封印...
  • 3スレ>>554
     隻腕の指示による攻勢はまさに熾烈を極めた。 開始直後のハピナス撃墜から始まったこの試合も、終焉を迎える時が近い。 岩山と共に猛火に飲まれた九尾を距離を置き見つめるウィンディとブラッキー。 本来この技で沈まない相手はいない、しかし隻腕もその連れも緊張を解いていなかった。 ――― やはり、というのだろうか。 焔柱が収まり炎熱に炙られた岩山の横に立っていた狐。 ……あれだけの衝撃、さすがに無傷とはいかないか。 「痛かったわ、あんな無茶な事されたのは今日で3回目。」 乱れた髪を直し吐き捨てるように呟く狐。 「神速の世界は楽しめたか?」 挑発するように煽るウィンディ、しかし臨戦態勢のままである。 「えぇ、楽しかったわよ、けど2度とごめんだわ。」 こちらに向かって狐が手を振る。 「……あまり無茶は。」 俺は狐に煙草の箱を投げやる。 「どうも、けど加減なんか出来ないわ。...
  • 2スレ>>557
    「釣れますか?マスター」 「釣れないねぇ・・・・」 穏やかな日差しの中、ラプラスの背中に乗り、釣りをすること約1時間。 一向に釣れる気配がなく、ただゆっくりと時間が流れてゆく。 シルフカンパニーからロケット団を追い払い、ナツメからバッジを貰い、 仲間たちの連戦の疲れを癒すため、レギュラー組を萌えもんセンターに預け、 俺とラプラスは暇つぶし&海の萌えもんゲットのため20番すいどうで平和な時を過ごしていた。 「せめてヒトデマンかタッツーは釣っておきたいなぁ・・・」 「釣れるといいですねぇ」 特にヒトデマンから進化させたスターミーは万能型でとても優秀だ。できればこの機会にヒトデマンをゲットしておきたい。 ふと周りを見渡すと、波は穏やかで荒れる様子はない。メノクラゲが何匹かぷかぷかと漂っている。 離れたところでは海パンやろうが泳いでいる。 できればビキニのお姉さんが望ましいんだが・・・。...
  • 5スレ>>558
           次の日   萌えもんセンターロビー前 ジョーイ「さっきも説明したように、地方にある『ジム』に挑戦してジムリーダーに勝って8個のバッチを      もらえたら、初めてリーグに挑戦できます。」 リュウキ「なるほど、そして連れて行ける萌えもんは6人までと…」 ジョーイ「そうです。」 リュウキ「さっそく、ここのジムに挑戦しに…」 ジョーイ「それが、ジムリダーが行方不明になっていて今は閉まっているの。」  イズナ「どうすんだよこの地方のジムは、ここを合わせて8ヶ所だろ?」 ジョーイ「この地方だけではなく、他の地方のジムのバッチでも合わせて8個集めればいいのよ。」 リュウキ「なら、ここ以外のジムを制覇して他の地方に挑戦しよう。」「まずは、『ニビ』のジムだな。」  イズナ「へっ 俺一人で十分だぜ!」 リュウキ「おいおい、ジムリーダーを甘く考えるな!...
  • 1スレ>>554
    ※今回はちょっとえちぃ表現を含んでるので、そういうの見たくない人は見ない方が身のためです。 「モーモーミルク?」 「うん! ボクさっき売ってるのを見つけてきたんだ!」 尻尾を振りながら嬉しそうにガーディが言う。 「ボク、とっても大好きなんだ! ねぇ、買って?」 ガーディの上目使いに主人は負けそうになる。 「だけどなぁ……今財政難だし」 「あっ! 私の飲みたーい!」 ガーディの言葉にプリンが反応した。 「仕方ないなー、買ってあげよう。で、何処で売ってるんだ?」 「そこの角を曲がってちょっと走った所にある市場だよ! マスター忙しそうだし、ボクがお使いに行ってくるよ!」 「お、そうか? じゃあそうだな……皆で分けて飲もう。2つくらい買ってきてくれ。」 主人はそういうと、小さな袋にお金を入れて、ガーディの首にかけた。 「わかった! 行ってくる!」 ガーディは満面の笑みを...
  • 5スレ>>555-556
    リュウキ(昨日は散々めにあったな。こんなんでリーグに挑戦できるのだろうか?すごく心配になってきた) (しかし、センターで飯を食べさせてもらえるとは思わなかった。センターがある所では飯の心配      はないな。)    ピンポーン 『センター内で休んでらっしゃるリュウキ様、至急カウンターまでおこしください』 ジョーイ「あの子気がついたらしいわよ。」 リュウキ「わかりました。病室に行ってみます。何号室ですか?」 ジョーイ「103号室よ。あまり刺激することのないように!まだ、病人ですからね。」 リュウキ「わかってますよ。」 リュウキ「103、103っと。」「ここだな。」      ガチャ ???「おりゃっ!」 リュウキ「ん?」「あぶなっ!」   俺は間一髪のところで『それ』をかわした。 リュウキ「おはよう。元気そうだな!」 ???「キサマ何者だ!」 リュウキ「おいおい、恩人に向か...
  • 5スレ>>552-554
     よっ、再三だが、オレは善良な市民くらい人畜無害なロケット団団員!  前回のことでこってり怒られたことをまったく気にしてないオレは、今日もかわいこたんたちをつかって悪さをするぞ!  さて、部屋でサンドとジグソーパズルをやってると、我らがドンのサカキ様が今回も直々の命令を与えてくださったのだ!  ~今日の指令~  タマムシのアジトを守り抜け!  ななななんだってー! いったい、なにが起きたと言うんだろう。  指令書によればこのタマムシのゲーセンの地下にある、このロケット団アジトに、ガキが侵入したらしい。  ……言われてみれば、確かに外が騒がしいような。 「マスター……」  サンドが心配そうな目でこちらを見ている。……うん、サンドを元気づけてやらなきゃな。 「大丈夫だ、サンド。すこし見回りをしてくる。お留守番しててくれ」  頭をなでてやると、少し安心したのか、 「……わ...
  • 1スレ>>51
    1スレ51 トムは自らの象徴とも言える逸物を私に見せ付けるように、私に見せびらかすように露出した。 突然の事に私は声を出す暇も無かった。いや、ここで落ち着いていられる人等いないだろう。ただただ呆然と、私はトムの逸物を見ていた。 「我慢出来ない」 トムのその青い目が私を見つめる。その双眼は以前から私を見つめていた、あの熱い視線と同様のものだった。 だがしかし、トムの言葉で私は正気に戻り口を開く。 「な、なにを言っているんだ!私には妻と子も……大体君と私は同性じゃないか!」 だが私の言葉も彼の耳には入っていない。それを聞いても尚、彼は私に詰め寄ってくる。 「や、やめ…………」 ……………………… …………… …… 「面白かったですね」 映画館から出た後、いつもは無表情のフーディンが幾分か...
  • 2スレ>>584
    「座談会」 登場人物 200のひと・・・所謂、作者。(以下 作) トレーナー・・・作者の書くSSの主人公。マサラタウン出身。(以下 ト) リザード・・・トレーナーのパートナー。控えめな女の子。出身地不明。(以下 リ) ピカチュウ・・・素直な女の子。常磐(トキワ)の森出身。(以下 ピ) コラッタ・・・。無邪気な女の子。1番道路出身。(以下 コ) 作「と言うわけで、今後のために整理しておこう! と言うわけで座談会da Yeah!」 ト「・・・あの状態からよく立ち直ったな・・・(番外編、2スレ164参照)」 作「まぁ、人間どん底まで行ったら後は上がるのみよ! ポジティブシンキングで行こうよ!」 ト「・・・お前・・・実はマゾ?」 作「さぁ、次行ってみよう!」 ト「華麗にスルーかよ!」 ・・・五分後・・・ 作「と言うわけで、質問形式で行きます。何かある人?」 リ「・・・はい」 作...
  • 5スレ>>51
         ********** 「んん・・・」 朝の日差しを感じて目を覚ます。 「おはようございます」 「んにゃ?」 傍らにはハクリューが座っていた。 彼女は基本的に早起きで、たいていは僕が目を覚ます前に起きている。 「・・・ああ、おはよぅ~・・・」 枕元に置いておいたデジタル時計には、8:26という文字。 寝ぼけ眼のまま窓を見やると、眩しいくらいの光が目に沁みた。 どうやら今日も絶好の旅日和なようだ。 (ああ、でも洞窟だから関係ないか・・・) そろそろ目も覚め、頭も回ってきたようだ。 (んん~~・・・・・・あ・・・)「・・・オニスズメはどう?」 時間、天気、今日の予定と、一つ一つ頭を回していき、ようやく昨日起きた出来事までに思い至る。 「まだ寝てますね」 「・・・そうか」 僕もまだ少し眠い。 「んくぅ~!・・・風呂、入ってくるよ・・・」 「はい」 10時頃、支度も済ませ、さてお月見...
  • 2スレ>>50
    「マスター」 「ミュウ、ツー」 「何処に行くのですか、私から逃げられないことはとうに承知のはずでしょう  無駄な努力に意味はありません、諦めてください」 「ふざけんなこのクサレ野郎、よくも、よくも仲間を」 「……仲間、こいつらがマスターの仲間だと?  いけませんよマスター、そんな勿体無い言葉をこいつらに使っては」 「お前!! なんでこんなことしやがったコラァ!!」 「マスターは、強い仲間をお求めでしたね  いかなるトレーナー、伝説と詠われた萌えもんをも粉砕する仲間、強い萌えもん」 「…………」 「それは私だけで十分だと思いませんか、マスター  こんな雑魚を連れていては、マスター、あなたの品が下がります」 「雑魚だって? こいつらは、俺と共にポケモンリーグを制覇した優秀な仲間達だった  これからカントー四天王の頂点で、最強の称号を俺は、その為にお前を捕まえたのに  それをお前は、こんな」 「...
  • 5スレ>>59
    私は何のために生きているんだろう。私は何をするために生きるんだろう。…考え始めたらきりがない。 それも当然と言われれば当然、未来へ向かってゆくたった一本の道、その先は常に霧の中にあるのだから。 それに怯えていたら……前に進めないことはわかっているつもり。 でも…私の足は恐怖に怯え、大きく一歩も踏み出すこともできず、ただ震えているだけ。 前にも後ろにも、進むことなど……できはしない。 その道には、幾重にも張り巡らされた"歪み"がある。その狭間に飲み込まれたが最後、一人で抜け出すことは 不可能に近い――私が怯えているのはその"歪み"。だってあなたもそうでしょう? ほら……膝が笑っているじゃない。いくら強がっても、私たちは所詮…弱き者なのだから…… -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+...
  • 3スレ>>59
    ラッキーの卵 俺達の旅はラッキーがすべてを担っていると言っても過言ではない。 何せラッキーを捕まえるまではジャンクフードか保存食の生活だったのだが彼女が来てから俺達の食生活は改善された。 なにせ、彼女は料理が作るのが非常にうまいのだ。 得意料理は自ら生み出す卵を使った料理だが…。 おっと、朝ごはんが出来たようだ。 ちょっくら行ってくるぜ。 「はーい。皆、ご飯出来ましたよー。」 ラッキーがそう言うと、まってましたとばかりに他の萌えモンたちが集まってくる。 皆それぞれが思い思いの料理に手を伸ばす。 食事のときは皆、集中しているようであまりしゃべることはない。 いつも俺に引っ付いてくるフリーザーでさえ、食事中はおとなしいのだ。 そんな中、ラッキーが俺に話しかけてきた。 「えっと、ごしゅじんさま、一つお願いがあるのですが。」 なにやら頼みがあるっぽい。...
  • 3スレ>>53
    今私はとても広い場所に居る 上を見る、どこまでも続く青い色 そこに白い様々な形をした何かが流れている 前に絵を見せて貰った、あれが雲なのだろうか だとしたらこれが空 右を見ると茶色い柱に模様がついていて上に緑の小さい葉が一杯ついてる あれはきっと木だと思う 左を見た、そこに見えるのは私と同じ高さぐらいの草が沢山生えている ……見せて貰った絵とぜんぜん違う…… 前を見ると私をここまで連れてきた黒い人と同じ姿の人が数名いる 黒い人(以下、黒)A「さて、作戦の説明は以上だロコンこっちに」 呼んでる、私はそっちに向かう 黒A「今作戦の要は彼女だ」 そう言って私を他の人の前に出す 黒B「これは……」 黒C「あの噂は本当だったんだ」 黒D「うはwwwwwwwwwwおkwwwwwwwテラカワユス」 黒E「なんという、ょ・ぅ・じ・ょ」 なんか、二人ほど息が荒い様な気がする 黒A「よし、ロコンこれから君の役...
  • 2スレ>>574
    2スレ 574  作:560 ◆YIgGw6TVdQ ヘタレ「どりる! どりる! てんげんとっぱ!! ( ゚∀゚)o彡゚」 フシギソウ「おお、ダンナ凄く嬉しそう」 二ドリーナ「言ってることは、よく分からないけど…」 ピカチュウ「っていうか、何で進化後の名前知ってんのよ?」 スピアー「名前だけなら大抵の萌えもんを把握してるらしいわよ、アイツ。      姿は知らないらしいけど」 プリン「ほへー、マスターすごいね!」 ぴかーーーっ!(進化) 『おめでとう! オニスズメはオニドリルに進化した!』 ヘタレ「… … …」 フシギソウ「? だ、ダンナ?」 ヘタレ「…ない」 ピカチュウ「へ?」 ヘタレ「…どりるがない…」 オニドリル「… …あ、あの、ちょ」 ヘタレ「だまされたあああああああああ!!!」(あさっての方角へ向かって泣きながらダッシ...
  • 5スレ>>597
    ※どうも、零ですよ。 今回はちょっと軽めなノリで小ネタです。 出演はレイ本編の方々。 正直、ネタに自信ありません、ぶっちゃけ、めたるぎあ(ryはやったことないので(ぁ それでもいいと言う方のみ、お進みください。 今回は短めなのであとがきはなしですy --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--        Ray Side Story... -EX-           めたるぎあはくりぅ ~氷苺大福殺人事件、むぅちゃん衝撃の過去~ --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*-- これは、私の主人である青年と、私と同じく...
  • 3スレ>>57
     オレは ねんがんの イーブイ をてにいれた。 「とゆーわけでキミに決めた!」  早速ボールから出してやる。  ほのかな輝きが生まれ、光の中からはイーブイが現れた。 「……」  イーブイがすっ、と目を開き、オレを見た。  そして、 「……お父さん!!」  イーブイはオレの胸に飛び込みながら、そう叫んだ。  そう、オレがお父さんだよ、イーブイ。  ……じゃなくて! 「ちょっとちょととと待ってもらうぞイーブイ」 「はいなんでしょうお父さん」  くそ、礼儀正しくてすごくイイ娘なのに……。  どうしてオレの呼び名が『お父さん』なのだろうか。  普通『ご主人様』とか『マスター』とか『主』とかだろ常考。 「ど、どうしてオレがお父さんなの?」  聞くとイーブイは?と言う表情で首を傾けた。  そうして腕組み、考えること三十秒。  ぽんっ、と手を打ち、 「すみませんでしたお父様」 <ドーン!!>  オレの心...
  • 5スレ>>53
    無人発電所に一番近い萌えもんセンター――イワヤマトンネル付近までリザードンに乗っていった、俺、ガラガラ、イワークに対し、 陸路でそこまで行くと言い張ったギャラドスのせいで、20分ちょっとはギャラドスが来るのを待たされることとなった。 ハナダシティでのことといい、今さっきのことといい、随分と時間がかかってしまったが、 ようやく俺たちは目的地の無人発電所にたどり着くことが出来た。 「それではな、主。また何かあったのなら呼んでくれ」 「ああ、ありがとな、ギャラドス」 「ギャラドスさん、さようなら~」 良い意味でも悪い意味でもここまで世話になったギャラドスにまたしばしの別れを告げる。 別れが相当辛いのか、少々涙ぐんでるリザードン。 ギャラドスは俺たちに微笑むと、水の中へと姿を消していった。 ギャラドスの姿が見えなくなったことを確認すると、俺はギャラドスに向けて振っていた手をゆっくりと下ろし...
  • 4スレ>>155
    -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+- 【萌えっ娘もんすたぁ Another Reason】 第一部 08 ヤマブキ大封鎖線 - 英傑、ここに集う - -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+- 始まりは、唐突にやってきた。 それを告げた号砲は、街の一角の大規模な爆発。 合図にしては派手にして十分だった。たちまち街は混乱に陥った。人々は我先にと逃げ出そうとしたが、 各主要都市を繋ぐ関所は既に封鎖され、人の出入りは完全に不可能であった。 「何が……起こっている…。」 道場の扉を叩いて飛び出してきた女は、東西南北各所に置かれている関所に...
  • 4スレ>>94
    ※どうも、零です! 今回はハル本編とはまったく関係ない小ネタです。 サマヨール、ムウマージ、ヤミラミ、ゲンガー、ユキメノコ・・・。 ゴーストっ娘達が繰り広げる大海賊時代の物語、お暇があればぜひ。 ゴースト☆ピース Vol.1 ~世にも奇妙な幽霊船~ やぁみんな!俺は世に名高き海賊船の船長だ! え?なんでタイトルは幽霊船かって? それは船員を紹介すればわかってもらえよう! というわけで―― ゲン)「ご主人!腹減った!」 俺)(――ってまだ俺が喋ってんだろうが!まだでてくんなよ!っていうかご主人って言うな!設定守れよ!) ゲン)「メシ!」 俺)(声でけぇよ!さっき食ったばっかだろ!?) ・・・・・・おっと、まぁみんなはわかってると思うが、今の『設定』ってのはウソだウソ。ちょっとしたジョークだ。 設定なんてないぞ?俺らは本物の海賊団だ! さて、気を取り直して船員の紹介だ! まずは...
  • 5スレ>>566
             ハナダ警察署前  イズナ「おっそいな~」  いずも「ホントよね~」       …10分後 リュウキ「いや~悪い悪い、待たせたな。」 イズナ&いずも「「遅いっ!!」」 リュウキ「すまん!ジュンサーさんがなかなか話しを聞いてくれなくて…」  イズナ「そういえば、どう説明したんだ?まさか本当のことを話したのか?」 リュウキ「いや、『仲間割れをしていて、俺達が通りかかったら全員倒れていた』って言った。」  イズナ「だ…大丈夫なのか?」 リュウキ「大丈夫だろう。」         ???基地  ???「おいロキ、俺に黙って勝手に部下を使ったらしいな?」   ロキ「申し訳ありません。しかし、何故それを?」  ???「ハナダにいる特殊任務中の幹部から『何人もの部下が警察に連行されていった』と連絡があった。」   ロキ「そ、それは本当ですか!」  ???「ああ。」   ロキ(あのガキ...
  • 3スレ>>589
    「ますたー、ますたー」 わたしの後ろをてこてこと歩いていたイーブイが、ふとわたしのことを呼び止めた。 「なぁに? また何か見つけたの?」 「いえすですますたー。あれはなんですか?」 振り返り問いかけると、イーブイは茶色くて長い尻尾をぴこぴこ揺らしながら、右手にある、彼女の知らないなにかをつっと指差していた。 指の先に目線を送る。 「ああ――パラスのきのこかな。きっと何かの拍子で落としちゃったのよ」 「ぱらすさんのおきのこさんですか。拾ってきてもいいですか?」 「んー、ま、危ないものじゃないでしょうし、いいかな。転ばないように気をつけてね」 はい、と元気良く答えて、茶色くて長い耳をぴこぴこ揺らして走り出し、舗装道から草むらに出て、無造作に落っこちているそれを拾い上げる。 「ぷにぷにしてます! ぐったりしてます!」 高々と差し上げて、こちらにそれを見せ付ける。紫色基調の色合いに、どこか毒々しさ...
  • 5スレ>>589
     第十五話 待機組       リュウキの病室 リュウキ「で、ヴァリスに聞きたいことがある。」 ヴァリス「なにダーリン?」 リュウキ「…なぜ俺なんだ?」 ヴァリス「ん~一目惚れってやつ♪」 リュウキ「一目惚れ?」 ヴァリス「わたしが見てきた人間は『研究者』ばかりだった。ロキってやつも同じよ。」     「でも、でもね、ダーリンは違っていた。」 リュウキ「どう違っていたんだ?」 ヴァリス「言葉では表現しにくいわ。…ん~っと、そう!全てに措いてわたしが知っている人間に当てはまらなかったからよ。」     「わたしは創られてから、何のために創られたのかを考えていた。『最強になるため?』『人間に利用されるため?』      『わたしは生きているの?』『もう、死んでしまったの?』…でも、あのときダーリンに出会って全てがどうでも      よくなった。わたしはこの人間に出会うためにうまれたんだって。...
  • 1スレ>>585
    [ピジョンの休日]    萌えもんトレーナー。それは私たち萌えもんを仲間とし、私たちを育て、他のトレーナーと戦い、ジムマスターに挑み、萌えもんリーグを目指すそういった存在。  私はそう思っているし、他のトレーナーを見るかぎり、(時々怪しいけど)その認識で間違っていないと思う。  少なくとも、萌えもんをストーカーするような存在ではないと断言できる!  ならば私(ピジョン)の前を歩く主は、萌えもんトレーナーではないのか……この謎は解く気が湧いてこない。だけどもこの状況に飽きてきたし、暇だから聞いてみよう。 「前行くストーカー、聞きたいことがある」 「だれがストーカーかっ!」  片手に持つ萌えもん図鑑はフシギダネに向けたまま、勢いよく振り返る主。 「今この状況で、主の他に誰がいる?」  今歩いている道には、私と主と少し先を歩くフシギダネしかいない。ならば答えは考えるまでもなく決まるだろ? 「自...
  • 1スレ>>577
    「お腹減ったし疲れた~休憩しようよ~」  私の後ろを歩いているマスターの声が止まる様子を見せることもなく私の鼓膜をひたすらに叩いている。  現在位置はおつきみやまの洞窟の中、それもまだ全行路の四分の一といった辺りだ。 「マスター、せめて中間地点まで頑張ってください」 「え~」  こういった場合、話し込んでしまうと相手に説得をすれば私が折れてくれるかもしれない、なんて考えを抱かせてしまう可能性がある為に少々歩くペースを早めてマスターと距離を取った。  後ろを一瞥すれば、文句を垂れながらもなんとかついて来てくれているマスターの姿。  昨晩、ふもとにあったはずのポケモンセンターがロケット団に爆破され、仕方なく野宿で一晩を過ごした私たちはマスターの「早くハナダに行ってお風呂に入りたい」発言によって早朝に洞窟内に入り、今現在出口を目指し歩いている最中である。  周囲の風景は余り見てい...
  • 3スレ>>595
    前回までのあらすじ エリカ嬢に踏まれて悦んだ…じゃなかった。 ディグダの穴を経由してカントー首都圏へ行こうとした少年一行。 タイミングの悪いことに、洞窟内部の落盤で足止めを食らうことに。 そんな時ディグダ総長に別の首都圏への抜け道を教えてもらう。 ついた先は黒ずくめの集団の本拠だった。そこで本拠に潜入していたエリカと出会う。 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 05 首都圏アンダーグラウンド ~地下帝國大潜伏作戦~(後編) -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 「こちらB1区画。異常なし。警備を続行する。」 無線機...
  • 5スレ>>515
    クチバシティ。  カントーでは一番の港を持ち、人と物と情報の行き交う交易の町。  ヨシタカにお使いを頼まれたアキラは、ホウの背に乗ってこの町の中央部に降り立った。 「っと、ついたか。ホウ、お疲れ」 「…ん。寝る」  到着してすぐにボールに戻るホウ。  アキラはやれやれとため息をつくと、代わりにデルとメリィを呼び出した。 『We are family』 「なんだかここに来るのも久しぶりだね」 「そうですね、前はカントーに来たばかりなのに即座にジムに挑んでハナダに向かいましたし」 「まぁ、そう言うなって。お使いが終わったら少し3人で見て回ろうか」 「それって、デートのお誘いかな?」 「…ま、そういうことで」 「あ、二人とも、あの建物みたいですよ」  軽く雑談しながら歩いていくと、大好きクラブはすぐに見つかった。  ジムの向かいにあるその家は、ジムほどとは言わないがそこそこ大き...
  • 5スレ>>560
    僕は一介の下っ端ロケット団員! 今日もムウマと一緒に悪さを… あれ、ムウマー? ……朝っぱらからゲーセン入り浸るんじゃねぇぇぇぇぇ!!! ~今日の指令~ 畑からサツマイモパクッてこーい。 「…下っ端ってこんな任務ばかりなのかなぁ」 「食料調達も大事な仕事ですよ、マスター!」 そんなわけで、面倒だけど畑の下見に来た。 監視カメラの有無、逃走経路のシミュレートなどなど… 畑ドロ一つでもやることはいっぱいだ。 「あ、マスター! コレ見てください~」 ムウマが壁の貼り紙を指差す。 ……『おいも掘り体験』……お一人様300円? あぁ、もうこれでいいや。 「はぶ姉ぇ一緒に行きましょうよー。ズバットちゃんも~」 早速他の萌えもんたちを誘っている。 チラシを数枚もらってきたのは正解だったようだ。 そしてそのままゲーセンへ…… 「行かせるかぁぁぁぁぁッ!!」 参加費...
  • 1スレ>>588
     風が吹く丘に、二人。  センターで回復した後、少し気分転換にも遠出しようという事で出てきたのがその丘だった。  一人の男の横に立っているのは、その男より少し小柄な、もえもんであるパルシェン。  全身を覆うローブのようなものは彼女の一部で、同時に絶対の自信を持つ防御壁でもあった。  ナパーム弾でも傷がつくとかつかないとか。 「主」 「何だ?」 「言いたい事があるなら、言った方がいいと思うが」 「別に、特に言う事はないな」  傍目になんの変哲もない、無表情のままの彼女の主。  それでもパルシェンは違和感を拭えずに、その顔を睨みつけるように見上げていた。 「本当にないか?」 「……対物理なのに、一撃で粉砕されかけていた事について……とかか?」 「そうだ、あるじゃないか」  表情を変えないままにそんな事を言う彼に、パルシェンは目を細める。    時を遡ること、昼前に行われたもえもんバトルに...
  • 5スレ>>584
     よく晴れた、風の気持ちいい日のことだ。  トレーナーと萌えもんの二人一組で行われる競技があるようで、私、ふりーざーはすみっこの休憩室で待機することになった。  部屋の中は洋式で、談話室のようなつくりになっていた。  四角いセンターテーブルに、それを囲むように椅子が四つ。  そして、  ……うぅ……人がいますよぅ。  そのうちの一つに、炎を思わせる赤。萌えもんが座っていた。  とてもニガテである。  長い間ふたごじまに籠っていたせいなのか、人と接するということに恐怖のような感覚を覚える。  ましてそれが、 「りざーどん……」  ニガテなタイプなのだから、余計にこわい。  気が強くて、勇猛果敢。自分とは大きくかけ離れたイメージのリザードンは、私に昔の友人のことを思い出させた。  ……帰りたいですよぅ……べとべたぁ大佐ぁ……。  でも彼女のことを考えると少し勇気がわいた。  ……が、がんば...
  • 3スレ>>513
    ※このSSには残酷な表現が含まれます、注意してご覧ください。 やぁ、君が図鑑作成を手伝ってくれるトレーナーだね?僕はハカセノ ジョウシュっていう名前なんだ、覚えておいてくれたまえ。 うん、オーキド博士の助手として今回の仕事に望んでいるんだけど、その仕事内容なんだがね…… どうやら新種の萌えもんが見つかったらしいんだ、それで君に捕獲をお願いしたいんだよ。 図鑑記載のためには論文として発表する必要があってね、6匹ほどよろしく頼むよ。 …… やぁ、さすが速かったね、これが新種萌えもんの 128か…… どれ、それじゃあ計測しようかな。 あ、君も興味あるなら手伝ってみるかい? なぁに、難しい事はないさ、ささ、一緒にやろうじゃないか! まずこの6匹の 128の中から形態的に最も 128らしいものを選ぶんだよ。 君ならどれだと思うね? …… なるほど、この3番目に捕まえた...
  • 3スレ>>510
    「マスター、そういえば言い忘れてました」 「あ? どした?」 愛用のエプロンを付けて鼻歌交じりに食器を洗っていたシャワーズが キッチンからひょこっと顔を出して言った。 「私の妹が今度、こっちに来るらしいです」 「……は?」 俺は片付けが落ち着いたシャワーズを座らせて話を聞く事にした。 ちなみにイワークはさきほど探してみたところ、俺のベッドですやすやと丸くなって 気持ちよさそうに寝ていた。 「妹ってのはどういうことだ? いつ来るんだ?」 「そういえば言ってませんでしたね」 いつものように柔らかな笑顔を見せるシャワーズだったが、はっきり言って俺は困惑していた。 今度の話は初耳どころの騒ぎじゃない。寝耳に水だったからだ。 「何よりもまず妹が居たかという話から聞いてなかったんだが」 俺はシャワーズが用意したコーヒーを口に流し込みながら尋ねた。 「ソイツ……お前の妹もじいさんの所に居るのか?」...
  • 5スレ>>532
     まるで地上にいるもの全てが憎いと言わんばかりに照りつける傲岸不遜な陽光の中、彼女はしばらく暇を持て余していた。  普段なら元気に外で遊びまわる子供達すら、じりじりと焼け付くような暑さにやられたのか出てこようともしないので、見るものすらろくにない。  自慢の強度を誇る、体の一部である服すら、この状態ではやや恨めしく感じた。 「……何故簡単に脱着できるようなものにしてくれなかったんだろうな」  見た事のない種族的先祖に向かって無茶苦茶な文句を言いながら、パルシェンは遠くの木を見つめた。  陽炎で揺らいでいる気がするのは気のせいという事にしておきたかった。  彼女が普段ついているべき主は、今はちょっとした買い物があるようでこの場を離れていた。  本当にちょっとしたものだから、と言ってほぼ無理矢理彼女を木陰付近のベンチに座らせてさっさと行ってしまえば、 後に残るのは暇を持て余した一匹。  モル...
  • 3スレ>>567
    天命のあるものというのは数奇な運命に巻き込まれる。 英雄と称されたりする人物は、大抵がこの天命を持っている。 もって生まれたのか授けられたのかは分からない。 別に自惚れるわけではないが、そういった意味で俺は天命のある人間なのだろう。 もしかしたらあの日、オーキド博士から貰った萌えもん図鑑は天啓だったのかもしれない。 俺の図鑑には伝説と呼ばれる萌えもんのデータが記載されている。 伝説というのはその名のとおり伝説だ。 通常はあり得ない。一人のトレーナーの下にそれらが集うなど。 だが、現実それは成った。 それは偶然か必然か……。俺にはよく分からない。 氷の麗鳥、雷の轟鳥。そして火の霊鳥。 そして、罪深い研究の末に生み出された、正しく一体しか存在しない萌えもん。 奇妙な事に俺もまた数奇な運命を巡り歩いてきた。 お月見山での遭遇から始まった、ロケット団との因縁。 タマムシ、ヤマブキでの決戦。そして、...
  • 5スレ>>514
     『白雪姫』 むかしむかし、ある所に白雪姫というそれはそれは美しい(という設定の)少女がいました。 それはそれは美しく(という設定)、お妃様が触手をうねらせてお怒りになるほどでした。 「…鏡よ鏡よ鏡さん?この世で1番美しいのはだぁれ?」 鏡はその問いに答えます。 「それは白雪姫っす。それ以外にいないっすよ~。」 鏡は実に正直でした。 「…ドーミラー…?」 「いや、クラゲさん…?これセリフだしちょっと怖いんすけど…」 「…よく言った。GJ。」 「……へ?」 「…マスターは可愛いに決まってる。これは正義。」 こうして白雪姫は捨てられることなく幸せに暮らしましたとさ。 めでたしめでたし。  ※ ※ ※ …閑話休題。 「クラゲさ~ん。ちゃんとやってくださいっすよ~。」 「…マスターが捨てられる話とかできない。」 「…いいっす。こっちで捨ててくるっす。」 「…しめるよ?」 「マジ...
  • 1スレ>>543
    カスミ「うーん…私の負けね」 よし、やっとカスミを倒せた! てか、スターミー強すぎだろう。10万ボルトとかサイコキネシスとか・・・ 何回勝負したか、考えるだけで眩暈がする。 意気揚々とジムを出て、クチバシティに向かっていると 「あ・・・あの・・・」 声の方を見るとヒトカゲ・・・もとい先ほど進化したリザードが俯き加減で話しかけてきた。 俺「ん? どうした? 体力が限界か?」 リザード(以下リ)「いえ・・・そうではなくて・・・」 リザードは暫く時間をおいてポツリと話し始めた リ「私って・・・ご主人様の役に立っているのか・・・不安になってきました・・・」 俺「え・・・?」 急に言われて俺は戸惑った。リザードは尚も続ける。 リ「だって・・・今までのジムでは私は全くと言っていいほどお役に立てていません!」 リ「タケシさんの時も、カスミさんの時も、みんなが頑張っていたのに、...
  • 3スレ>>560
    -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- りれーSS アーボ編 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 「お前が好きだ。」 ……はっ? 今、なんて? 「昔から……ずっと、お前のことが好きだったんだ。」 …なに、それ? あたしの事が…好き? 「…子供のときから、あの空き地で遊んでた。そんな時、俺と同じくらいの子がやってきて…」 そう、貴方との出会いは、"あの"空き地だった。 ……独りで寂しそうにしてたから思わずあたし、草むらから飛び出してしまった。 …子供だったとはいえ、ニンゲンの子に...
  • 2スレ>>579
    「私に出来ることは……」  あの少年が傷ついた萌えもん達を救うというのなら。 「私も……」  同じようにしていればきっと彼に会うことが出来る。  彼ならば、後ろ向きな私を。  きっと前向きに考えられるようにしてくれるはずだから。  言おう。  私を連れてって、と。 「……」  私は巣に戻って支度を始めた。  ありったけの木の実を持って。  どこに行こうかは考える必要もないだろう。  今日は晴天。  助けが必要な萌えもんたちは沢山いるだろうから。 「ふぅ……」  自分の中でひと段落つけると、日は既に天を仰ぎ、徐々に下り始めていた。  たったの数時間でどれだけの萌えもんの手当てをしただろう。  冬を越す為に蓄えてきた木の実があっという間に減って行った。 「……ふふ」  自分が何をやっているか、結果だけを見ていると可笑しくなって笑ってしまう。  きのみは一度。トレーナーは何度もやってくる。...
  • 5スレ>>562
    ふっ、この世界では選ばれた者が存在する。 「YOU、WIN」 この俺様、レ通怒(レッド)にかかればこの程度の格闘ゲームなど10秒だ。 「レ通怒、レ通怒」 ふむ、どうやら家のママンが呼んでいるようだ。 さっそく会いに行こうではないか。 「やぁ、やぁどうしたんだい未来の英雄(仮)の息子を持つママンよ」 「突然だがあんたにはとてつもない使命を持っている。」 「今さらだねママン、そんなことはもう既に分かりきっている事ではないか。」 「そこで、今すぐ世界を救うたびに出なさい。これは決定事項です。あなたには黙秘権も拒否権もありませんここに荷物があるので今すぐ行きなさい。」 「ふぅ、やれやれせっかちさんだねママンは、よしでは未来の英雄(仮)のレ通怒様が世界を救うたびに出ようではないか。はっはっはっは。」 さて、家も出たことだしまずは俺様の輝ける栄光の一歩を踏み出す為に北のトキワシティにでもお...
  • 2スレ>>598
    「ジム戦で疲れただろう、しっかり休むんだぞ。」 『はーい』 ここはセキチクシティ内の萌えもんセンター。プリン達ご一行はさっきまでセキチクシティにあるジムで、ジムリーダーのキョウとバトルしていたのだ。 「よいしょっと……」 傷を直す機械ベッドに登り、横たわるプリン。 流石に激戦だったのか、くたくただった。幸いにもプリンは掠り傷程度で済んだ。ヤドランやサンドパンは相性がよかったために無傷で済み、マスターと一緒に残っている。 さっきどくどくを受けたピッピと、先鋒で出て毒が体に回ってるガーディは、集中治療を受けるためモンスターボールに入れられ、別の所へ運ばれていった。 「あ~あ、今日はあんまり得意な相手じゃなかったわ…」 そして、かなりボロボロではあるが自力でベッドに乗るスピアー。それを心配そうに見つめるプリン。何故なら…… 「ねぇスピアー姐さん……」 「ん? 何?」 「さっきの大爆発...
  • 3スレ>>541
    「おーいビリリダマ」 「何だ主よ?」  トレーナーが声のした方向を見ると、ビリリダマがいた? 「あーそっちにいた……のか?」 「どうした? そんな呆けた顔をして」 「ビリリダマだよな?」 「そうだが? 自分の仲間の顔もわからなくなったのか?   病院に行くなら付き合うが?」  さらりと痴呆と決めけたビリリダマ。 「いかねえよ!   戸惑ったのは、その格好のせいだ」 「どうだ似合うか?」 「似合うかって言われてもなぁ。  紛らわしいっていうのが始めに出てくる感想だ。  なんで、そんな格好なんだ?」  トレーナーが戸惑うのも無理はない。  いつもの服とは紅白が反対で、頭には白のニット帽を被っている。  見た目、完全にマルマインだ。 「私も女なのでな。おしゃれには気を使うのだ。  だが今は旅の最中、余計な服や装飾品は、荷物になって持ち歩けない。  そこで、仲間内で服の交換でもしてみよ...
  • 3スレ>>561
    あれくるううみのむこう そこにあるうみのどうくつに ひとりもおひめさまがいました おひめさまはずっとまっているのです じぶんをそとにつれだしてくれるおうじさまを・・・・・ カントーのとある場所、へそのいわ 今日もお姫様―ルギアは退屈していた 「あー…何か良いこと…主に王子様でも来ないかしら」 彼女の頭の中は、自分を連れ出してくれる王子様でいっぱい ちなみに、能力的にも立場的にも彼女はいつでも此処は出られるのであしからず 「こんにちは、今日…もヒマそうね」 「なんだ、カイオーガかぁ…」 「悪かったわね、男じゃなくて」 そんな彼女をいつも尋ねてくるのはカイオーガ 海を司る萌えもん同士の付き合いである 「男じゃないわ!王子様よ!」 「あーはいはい、そうだったわね」 「あぁ…いつか私を白馬の王子様が…」 「あぁ…残念ながらその白馬はポニータ…」 「エアロブラスト」 「帰りはど...
  • 1スレ>>593
    「ほれ、これが見つかった卵じゃ。」 「あ、どうも。」 「大切に育てるんじゃぞー。」 ナナシマの育て屋を管理しているおじいさんから、萌えもんの卵を受け取り、 俺はクチバ行きの船へと乗り込む。 何となく、太陽に当てたほうが早く孵るんじゃないかと思い立ち、甲板へと出る。 「はやく産まれてこないかなぁ。」 膝の上に置いた卵を撫でながら、ポツリと呟く。 産まれたら、始めになんて声をかけてあげよう? あぁ、やっぱり握手はしないとなぁなどと、とりとめのないことを考えながら、ふと思う。 「どうやって、卵出来たんだろう・・・」 育て屋に預けていたのは、メタモンとストライク。 種族の全然二人の間に卵が産まれるというのは、とても不思議なことだ。 降って沸いた疑問に、ついつい考え込んでしまう。 ―――――――――― 「くっ、貴様、これ以上近づくと斬るぞ!」 「ふふ、僕の身体を?出来るならどうぞ...
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