萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「4スレ>>99」で検索した結果

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  • 4スレ>>99
      電灯の落とされた暗い部屋に、着流し姿のもえもんが一人、窓辺に腰掛けている。  手には杯、床に酒瓶。満月を肴に、ゆっくりと酒宴を楽しんでいる。  満月の柔らかな光に照らされたもえもんは、じっとしていると芸術品と言っていいほどの美麗さを醸し出す。  白の長髪は、月明かりで煌いて銀糸へとかわる。一房だけある黒髪だけは、光を反射せず、漆黒の輝きを見せている。  紅玉の瞳は何を思うのか、誰にもその感情を読み取らせることなく、静かに夜空をみつめる。  時おり、くいっと杯を傾けるだけで、ほかには何も動くものなどない静寂の空間に、誰かがやってくる。  その気配に、気づいていても気にすることなくもえもんは、一人の酒宴を続ける。 「……アブソル、ここにいたんだ」    カチャリと小さな音を立てて、開いたドアの向こうにいたのはアブソルのトレーナー。  少しアブソルに見惚れた少年は、顔を...
  • 4スレ>>95
    カチャカチャ・・・カツカツ・・・ズルル 萌えもんセンターでの朝食、味は美味しくも不味くもない。 今までそんな気にしなかったけどここの朝食少し微妙かもしれない。 こいつの朝ごはんが食いたいな、センターにキッチンでもありゃいいのにな? そういってオムレツにウィンナーにミストロネーネ?だかのスープをすする。 チビはやけにケチャップが好きらしくドバドバかけてたから注意しておいた。 旅に出ると毎朝こんな感じの食事になるし、下手すると野宿だからありつけないこともある。 この間のときからセンターでの朝ごはんよりも、僕が作った御飯を皆に食べさせたいと思うようになった。 まずいわけじゃないけどおいしいわけでもない。しかもピカチュウがケチャップをドバドバつけてたので健康面でも不安。 この旅を終えたら・・・どうなるのかな。そもそも僕のたびの終着点はどこなんだろう。 バッヂを全部集めること?図鑑を集め...
  • 4スレ>>98
     風がある。  山を麓から頂まで駆け上がる初春の風だ。  草花や木々を撫で上げて、波の如く斜面を揺らしている。  そしてその山に、大きく開けた場所があった。  延々続く森が途切れ、一本の未舗装の道が新たな森の中へと伸びていた。 「ますたー、ますたー!」 「山道だってのに元気だな……少し休ませてくれよ」  その道に、二人分の姿が現れる。  帽子を深めにかぶったズバットと、それを追うようにトレーナーが。  森を抜けたことに気付いた彼らは一帯に広がる景色に圧倒された。 「うわぁ……綺麗ですねますたー」 「あぁ、こんなところが実際にあるんだなぁ」  左手、視界一杯を埋め尽くすように存在する二色は、麓からそれが続いているかのよう。  それは右手、緩やかな勾配を山頂付近まで覆っていた。 「でも……ちょっとおかしく見えないか、ズバット」 「……ボクも少しだけそう思いました」  揺られ動く二つ...
  • 4スレ>>94
    ※どうも、零です! 今回はハル本編とはまったく関係ない小ネタです。 サマヨール、ムウマージ、ヤミラミ、ゲンガー、ユキメノコ・・・。 ゴーストっ娘達が繰り広げる大海賊時代の物語、お暇があればぜひ。 ゴースト☆ピース Vol.1 ~世にも奇妙な幽霊船~ やぁみんな!俺は世に名高き海賊船の船長だ! え?なんでタイトルは幽霊船かって? それは船員を紹介すればわかってもらえよう! というわけで―― ゲン)「ご主人!腹減った!」 俺)(――ってまだ俺が喋ってんだろうが!まだでてくんなよ!っていうかご主人って言うな!設定守れよ!) ゲン)「メシ!」 俺)(声でけぇよ!さっき食ったばっかだろ!?) ・・・・・・おっと、まぁみんなはわかってると思うが、今の『設定』ってのはウソだウソ。ちょっとしたジョークだ。 設定なんてないぞ?俺らは本物の海賊団だ! さて、気を取り直して船員の紹介だ! まずは...
  • 3スレ>>95
    「……ん? やべ、寝てたか」 息抜きにやってきた一の島、ともしび温泉。 その入り口裏手にある砂浜で、穏やかに照り映える太陽に目を細める。 どうやらうららかな陽気についついまどろんでしまったらしい。 ふぁ、とあくびをしながら体を伸ばし、軽く周囲を見渡して気づく。 「――あれ? ブースター?」 そう相棒の名を呼ぶも、答えは返ってこない。 俺が寝ている間にどこかへ行ってしまったようだ。 「弱ったな……」 己のアホさ加減に呆れ果てる。 せっかく相棒をくつろがせるために連れてきてやったのに、相棒ではなく自分がくつろいでどうする。 さてどうする、と頭をかきつつ思案し始めた、そのとき。 「ふふん、ふっふふん、ふふふふ~んふふ~ん……♪」 ……どうやら、探す手間は省けたようだ。 不意に流れてきた聞き覚えのある鼻歌が聞こえる方向へ足を向かわせると、案の定。 「……お前は何をやってるんだ?」 ...
  • 5スレ>>942
    ――――――――――  季節は巡る。  季節は廻る。  四つの季節を順番に辿り、ヒトトセの循環とするこの世界。  年月は数多の人々の、十人十色のストーリーを紡ぎだす。  そして、これは春の物語、これは冬の終わりのお話。 ――――――――――  まだ夜が寒かった日の事。 もう昼が寒さを乗り越えた、そんな日の事。 ―――私は風邪を引いていた。 よりにもよって湯浴みの後に裸身を曝して惰眠を貪ったせい。 主人は主人で『メイド』と一緒に遠出の買い出し。 自堕落を地で行く私としては、遠出の楽しみを超えた惰性が勝るのが常。 ただ一人、主と従者を家で待つ、これではまるで妻ではないか。 まったく、九本ある尾も、長い頭髪も、防寒には大して役には立ちもしない。 吸い殻ばかりが積もる灰皿を引き寄せ、『あの人』の買い置きの封を切る。 風邪を引こうが喫煙だけは止む事も無く。 暖かな日差しを取り...
  • 5スレ>>96
    「この名前は、酷いと思うんだ!」  ある日の、萌えもん達の住処である森に少女の声が響く。  議題は…『クサイハナって酷いよね?!』である。 「まぁ、しょうがないんじゃない?」 「いきなり投げ遣りな意見?!」  どうでも良さそうなウツドンの言葉に、ショックを受けるクサイハナ。 「…マダツボミって、名前つけられた時。『もう大人だもん!』って息巻いてた子の意見とは思えないわね」 「っぶぅ!?」  予想外な方向から飛んできた。眠そうなヨルノズクの発言に咽返るウツドン。 閑話休題 「と、とりあえず前向きに話し合おうか」  若さゆえの過ちを忘れようとするかのように、一転張り切って議題に望むウツドン。 「『クサイ』が何を指すか、によるわね…」  首をかしげ、どうしたものかしら。と呟き…ポム、と何か閃く。 「『ウサンクサイハナ』ってのはどうかしら」 「姐さん姐さん、ソレもっと酷い意味...
  • 3スレ>>94
    「ほら、お姉ちゃん。薬だよ...」 俺は姉の口もとに飲み薬を近づける。 「あー...うー...」 声を漏らすだけで、お姉ちゃんの言葉を聴いたのは何時だっただろうか。 ヤマブキの研究所から脱走し、タマムシシティのスラム街に身を潜めている 「あ...。んむ...ん...ゴク」 姉の口に流し込む。もう自分で飲むことはムリだ。 脱走をしてから2ヶ月が経った。最初の内はタマムシのデパートに忍び込み、薬や食料を盗んでこれたが 何度も行うたびに警備が強化されてしまった。失敗をしてしまい。もう盗みに行くことはできない。 「ちゃんと飲めたね。よかった」 ほっと一安心し、食事を食べさせる。けど...症状は一向に回復していない。 日に日に悪化している。最近は2日寝続け、起きても2,3時間の時もあった。 「じゃあ、次は体を拭くからね。」 「うー...」 お姉ちゃんの体は痩せ細ってしま...
  • 2スレ>>97
    前書きおよび注意 このSSは作者の脳内補正が相当かかっております。 配役についてのつっこみは極力しない方向で!!!!!! =========================================== 登場人物 マスター:ぎんさま(CV.たなかりえ) サンダー:おじょうな性格(CV.さわしろみゆき) フシギバナ:ばかっこな性格(CV.るーみあ) ラプラス:やさしい性格(CV.三浦あずさ) カイリュー:どじっこな性格(CV.はるかっか) ゴローニャ:ひとみしりな性格(CV.萩原雪歩) ダンバル:???? 下僕:にし =========================================== -ぎんさまの萌えもん育成記録 100日目-  「さぁて、今日ははがね系の娘を探しにへんげのどうくつに向かうとするわぁ。」  「いきなり何を言い出すのかしら、あな...
  • 3スレ>>96
    「まじかるちぇんじ! まじかるいーぶい!!」 「……あのイーブイ? 何をしてるのかな?」 朝起きてみると何やらイーブイが妹の玩具を振り回して遊んでいた。 「まじかr――」 「いや、それはもう判ったから」 即、突っ込みで止めて説明を要求してみた。母君に。 「あらあら。今朝始まった新番組みたいよ? 困ったわねー」 「困って無い様なお顔で困ったと言われても何か困られたのか判りませぬ、母君」 「あ、そうだ。イーブイちゃんと妹を連れてデパートにお買い物に行ってくれないかしら?」 母君は我の話をスルーし我にお買い物を要求してきた。 「お金は…はい。コレ」 だからナチュラルに分厚い札束が入ったと思われる銀行様の封筒を持たせないで下さい。 しかも、エプロンポケットに常備とかどんだけなんですか、母君。 「んー、父君のお小遣いがちょっとだけ減るだけだから♪」 ………成仏なされよ、父君。今月何...
  • 5スレ>>92
    「ねーねーヤミちゃん」 「どうしたのかね? カイリュー改めコタツリュー」  ある萌えもんマスターの自宅の一室。  そこには、炬燵という文明の利器を活用したプチ楽園が築かれていた。 「コタツリューじゃないもん」  ぷくぅ、と頬を膨らませ抗議の意思を露にするコタ…カイリュー。  だがしかし、体のほとんどを炬燵に埋めるその姿で言っても説得力は乏しかった。 「まぁ些細な事は置いといて、どうしたんだい?」  問いかけられた、飄々とした表情が特徴的なヤミカラスが問い返す。  さらり、と抗議が流された事に軽く唸りつつ。カイリューが口を開く。 「ボク達も、マスターとウインディ姉の手伝いに行った方がいいのかな?」  言うと同時に、窓の外へ視線を向け。ソレに釣られヤミカラスも外を見る。  タイミングよく、彼女らの主人が大きなクシャミをしていた。 「んー…手数を増やして主人らの負担を軽減する。と...
  • 5スレ>>930
    ユ「了解、ボクにまかせて。」 マ「ひっかけ。」 バリッ! ユ「(まっまた?)」 ア「(また急所か。・・・だが、もう遅い。)体当たりだ。」 ドカッ! ミ「ご・・め・ん・・・な・・・さ・・い。」 バタッ ユ「やった勝った。これで2連勝だよ。」 ア「よくやったよ皆。」 マ「またかよ。こうなったらもっと、強くなってやる。またなアキヒロ。」 続く
  • 3スレ>>976
    主な登場人物 クロウ 主人公もえもんトレーナー 育て屋さん見習い        レンカ クロウの弟今回とんでもない事をやらかす張本人        フラウ フシギバナ・・・クロウの唯一無二のパートナー               レーゼ ヒトカゲ・・・詳細は以下 ク「・・・ごめん・・・もう一度イッテみてくれないカナ?」 レ「あだだだだだごめんなさいごめんなさい、謝る!謝るからまずはこのアイアンクローをはずして下さい!」  ことの始まりは、クロウが長旅の途中に久々に実家に帰った時におこった。 クロウ(以下ク)「ただいまー」 レンカ(以下レ)「あれ?兄貴だ、どうしたのいきなり帰ってきて、なにかやらかしたの?」 ク「近くに用があってな、ついでだか...
  • 5スレ>>921
    とんでもない事だ。萌えもんには、稀に野生にも二ックネームが付いている事があ るが・・・ん?まてよ。 ア「だったら、両親と一緒に、父さんの旅に付いて行くんじゃないのか?」 ト「母が、今のレベルだと、散々な目に会うから、初心者のトレーナーに付いてい きなさいましっていったんです。」 ア「まあ、そうだよな。」 サ「でもさ。トモ君て、捕まってから、マスターに敬語使い始めたのが、不思議だ なって思うよ。」 ト「母が、自分のマスターに礼儀をわきまえて、旅するんですの、と言われてそう してるんだ。野生の時は、この人がマスターなるとは、思ってなかったからタメ口 になったんだ。」 ユ「あの・・・話してる所悪いんだけれど。」 ア「何?」 ユ「夕方になってるみたい。」 ア「やばい!早く行かないと。急ぐぞ。」 そしてトキワに来たが、もう夜になっていた。 ア「今日は、ポケセンで泊まるぞ。」 そう言いポケセンに向かっ...
  • 5スレ>>925
    ア「やっぱり、起きてる。よし早速ジムに行こう。」 おじいさん「うーん頭が痛いのう。」 ア「萌えもん図鑑に、他のトレーナー同士の萌えもんのバトルで萌えもん記録で きるかな。」 ユ「それできないように、博士がプロテクトしてるから無理なんだ。」 おじいさん「これこれ少年。萌えもん図鑑つくっとるのか。わしが、手本を見せ てやろう。」 ア「いやすいません。急ぎなので。」 おじいさん「そうか。なら暇なときが、あったらこれでも見なさい。おしえテレ ビじゃ。」 ア「いやいりませんよ。」 おじいさん「遠慮するな。普通のチャンネル見れるからのう。」 ア「わかりましたよ。」 ト「結局貰いましたね。」 ア「まあないよりましか。気を取り直してジムに行くぞ。」 そして・・・ ア「さあジムに着いた。なになにジムリーダー・カ・。・・・・・この看板ボロ ボロで読めないな。」 サ「マスター、ドアに鍵がかかっていて開かないみた...
  • 5スレ>>917
    店「このお届けものオーキド博士に渡して、貰いたいんだ。いいかな?」 ア「いいですよ。」 店「それじゃあ、頼むよ。」 ア「分かりました。それより、傷薬とモンスターボールがそれぞれ1つずつほし いんですけど。」 店「急ぎの荷物だから届けてから、買ってもらわないと困るから、後で来てくれ ないとね。」 ユ「マスター仕方ないし、博士の所に行こうよ。」 ア「はぁ・・・とんぼ帰りになるとは・・・」 こうしてマサラに戻るはめになってしまった。1番道路の段差を降りながらだ。 怖くはなかったが着地すると足が痛い。マサラに戻ると昼過ぎだった。 早速博士の元に向かった。今更だが、人を使いっぱしりにしないでほしいもん だ。 ア「すいませーん、博士いますか。」 オ「おや、アキヒロじゃないか。まだマサラにおるみたいだが出発せんのか?」 ア「いや博士にお届けものがあります。」 オ「おお!朝に予約したモンスターボールじゃっ...
  • 5スレ>>955
    マスター「あいっかわらず、貧乳だなぁ」 グレイシア「…………」 マスター(でも最近ちょっとオパイ大きくなった気がする。毎日観察してっからな!) グレイシア「……」ユラ… マスター「…って、やばい!」 グレイシア「ばかぁぁぁ!!」フブキ! マスター「ほんげぇぇ!!」カキーン グレイシア「ふんだ! マスターのばか!」ツイッ 終わり。 友人の妄想メールを勝手に投下してみる。良いニヤニヤだったので。
  • 2スレ>>964
    私はユンゲラー。 私はまだケーシィだったときに今のマスターに捕獲され、 今はマスターのパーティーの一員として生活している。 いや、正確にはついて来た。マスターの人柄に惚れて・・・ それは今から約一ヶ月ほど前。24・25番道路でのこと 「おーい、そっちに行ったぞー!」 「オッケー、わかった!」 近所の子供達が私を捕まえようと躍起になっている。 ケーシィ(以下 ケ)「またか・・・」 私はいつもいつも追われる身であった。 たかがケーシィ・・・同じ個体ばかり狙わずに、違う個体も狙えばいいのに・・・そう思う人もいるだろう。 だが残念な事に私には他のケーシィと違うところがあった。 そう、所謂「色違い」というものである。 故に私はいつも狙われていた。 マスターと出会ったその日。やはりいつもの如く私は逃げ回っていた。 私は最後のPPを使い、その場から立ち去った。 その時であった。逃げ...
  • 5スレ>>913
    萌えもん 「ERMA」 第2話 「あだ名と初試合」 前編 ア「どうせ仲間になったんだ。ニックネームをつけよう。」 フ「それってあだ名のこと?」 ア「そうだよ。名前は・・・「ユウヤ」ってのはどうかな。」 ユウヤ(以下ユ)「いい名前だね。マスターありがとう。」 マ「俺は、これ。」 俺達が、話こむ間にマコトはヒトカゲを選んだ。 ヒトカゲ「私、「これ」という名前じゃないです。」 マ「ああ、ごめん。よろしくな。ニックネームは「ミサト」だ。」 ミサト(以下ミ)「はい!マスター私頑張ります。」 ア「さてと1ばんどう」 マ「まってくれよ。せっかくもらったんだしバトルしようぜ。」 ミ「ユウヤ君!バトルやろうよ。」 ユ「いいよ。マスターは?」 ア「トキワに向かいたのに・・・。」 ユ「いやだ!バトルしたいよ!」 ア「分かったよ。・・・勝負だ!」 マ「ひっかくだ!。」 ミ「はい。えい!」 ガリッという音がひびいた...
  • 3スレ>>927
    「…なんか、急にあったかくなってきたな」 「火山のせいでしょうか。今は活動していない、はずなんですけど…」 ハードプラント習得の次の日。俺達は、『ルビー』を探すためにともしびやまへ向かっていた。 シャワーズの助けを借りて遠浅の海を渡り、濡れた服を乾かしたい衝動を堪えて陸地を進んでいく。 途中で出てきた野生の萌えもんを捕獲、もしくは撃退して進んでいくにつれ、肌に感じる熱気が強まってくるのを感じる。 俺の隣を歩いているシャワーズも、少々暑そうだ。だからって服であおぐな。いろいろ見えそうになってるから。 「って、あれ…何だ?」 「洞窟…でも、上から湯気が出てますね」 火山、湯気…ひょっとして…というか、もうそれしかねーよな。 「やっぱり、温泉だ」 「温泉?」 「まぁ、要するに天然の風呂だな。地下水が地熱で暖められて湧き上がってくるやつだ。  普通の風呂よりも、水の質もいいし鉱物による...
  • 3スレ>>974
    前編のあらすじ なんかホウオウを取り返すために三犬VS三鳥という構図になった。 きっとそんな感じ…。 スイクンが剣を抜き、エンテイが腰から手裏剣を取り、ライコウが構えを見せる。 対して対する三鳥は…。 「いい、私が指揮を執るわ。」 と言うフリーザーに対し 「何を言う、おぬしでは無理じゃ、我が指揮を執る。」 とファイヤーが反論し 「指揮は無口でクールな者が執る。」 とちゃっかり発言しているサンダー。 ぎゃあぎゃあと騒いでいた…。 「では、参る!!」 試合はスイクンの先制攻撃で始まった。 大きな剣でフリーザーに突進するがフリーザーは翼を鋼のように硬くしそれを打ち返す。 ギイイッンと甲高い金属音が鳴る。 瞬間、二人の距離が開いた一瞬を狙ってエンテイが手裏剣を数本高速で投げつける。 が、その手裏剣はフリーザーに届く前に炎の壁によってすべて燃え尽きる。 ...
  • 5スレ>>951
    +++   リレーフーディンSS     想いて届け           +++  エスパー種のもえもん達は、その扱う技能の性質上、しばしばこう呼ばれることがある。  『超能力者』と。  念動たる"サイコキネシス"であるとか、"未来予知"とか、攻撃に使用される技だけ見てもそれはまさしくその通りで、  不思議な生命力で以って様々な能力を垣間見せるもえもん達の中でも、エスパーというそれは一際怪奇的で、人知を超えたところにあった。  まさしく能力という言葉に、超が付く程に。能力を超えた能力、上位の能力として。  しかし、である。  しかし、それはあくまでエスパーという特性を持つからこそであって、  彼らがそれを行使する分には、ごくごく当たり前でいくら初歩的なことであっても、  それを観測する側の立場、例えばエスパーの素養を持たない他種のもえ...
  • 5スレ>>920
    萌えもん 小説「ERMA」 第4話 「トキワからニビへ」前編 ?「なっ何?あっ!」 見事に吸い込まれボールに収まった。3回揺れて、カチッと鳴りほっ・・・と、 したと、同時に又ゲットできて嬉しさが、こみ上げた。 ア「これで、三匹目だ。さあ、出て来い。」 ボールから、ポッポが出てきた。 ポッポ(以下ポ)「えっと俺、人間に捕まったのか。・・・それはそうと、貴方 が、俺のマスターですか。」 ア「そうかるかな。」 ポ「酷いですよ。俺の食料を踏み潰して。」 ア「だから悪いって、それに洗えばいいだろ。」 ポ「トキワまで行かないと水ないんで、洗えませんよ。」 ア「丁度トキワに向かってるんだ。トキワに行って、洗えばいいんだよ。」 ポ「なら、そうしましょう。これで、仲直りですね。」 ア「そうなるかな。自己紹介しよう。俺は、アキヒロ。フシギダネのユウヤと、 コラッタのサキコだ。」 ユ「よろしく。仲良くしようよ。...
  • 5スレ>>961
    とても強いストライクがいた。 戦場に出れば一度も背中を見せる事も無く常勝。 どのような相手であれ無敗。 左の鎌は鋼を裂き右の鎌は水を割る。 背の羽は天狗よりも早く。 彼の刃は正しく死神の鎌。 実しやかに囁かれるその伝説、全て真実でありそのような強さを持つストライクは実在した。 ただこの伝説に加筆をすればそのストライクが最後に戦場に経ったのは三十年以上前の事であると言う事。 年老いて尚その剣に錆は無いのだが戦場を駆け抜ける体力は抜け落ちており、山奥で仙人の様な日々を送っている。 独りではなく、若い雄のストライクと共に暮らしている。 彼は孤児であったが一目見た時に宝玉の輝きを見出され、自らの剣技を託すに相応しい跡継ぎとして育てている。 普段は優しい好々爺だが修行となればガラリと変わる。纏う覇気は針山の如く、一喝は鼓膜に突き刺さる。 その鬼の様な形相を見て若いスト...
  • 2スレ>>926
    灯火山についた一行の目に入ったのは荒れ果てた山麓だった。 無数の足跡が残り、草むらが荒らされている。何かを引きずったような跡もある。 「これはひどいわ……」 スピアーが口篭る。 変わったのは外見だけではなかった。 萌えもんがいないのだ。草むらに入っても一行に姿を見せない。 「……!誰かのにおいがする!」 ガーディがふと感じたかすかな匂い。 その先には岩場にうまく身を隠したブーバーの姿があった。 背を向け、震えている。 「ちょっと聞きに行ってくる!」 ガーディはそう言うとブーバーの元へと向かった。 遠くから見る限りブーバーは背を向けたままだ。しかし、ガーディの動きからするにおそらくうまく話を聞きだしているのだろう。 しばらくすると、ガーディは戻ってきた。 「……どうだった?」 「うん……何かいきなり黒い服の人間達に襲われたって……他の子達は捕まっちゃったみたい……」 「やはり…...
  • 5スレ>>919
    おまけ「竜の部屋」第3回 ハ「どうも竜の部屋です。・・・こんど消し忘れで77と言う数字が表示されて ました。」 up主「すいません。77という数字は、小説の行数で、何行いったか確認のため に付けて小説を投稿する際、消してましたが、そこだけ消し忘れてしまいました。」 ハ「また、食らいますか?」 up主「本当に、反省してるから許して。」 ハ「次はない、と思って下さい。」 up主「りょ、了解・・・。」 ミ「では、裏設定なんですが。」 up主「今回はニックネームにします。萌えもんのニックネームですが。付けてるのは 適当で、オスもメスも最初から決めているのもあれば、キーボードを打ってる途中に 、閃いた事もあります。気をつけてるのは、他の動画や小説と被らないようにしてる ことです。ちなみに、3匹目の萌えもんもニックネームは、考えてます。」 ハ「それでは、時間なので今日はここまでにします。」 3人「また...
  • 5スレ>>949
    ―――――――――― 巡る季節は、命の躍動をその身に宿したかのように輝きを放ち始める。 全ての命を燃焼させる、と言わんばかりの暑さをも抱えている。 夏、人々は開放的に自らを日の下へさらけ出していく。 数多くの動植物の恋が春であるならば、人と萌えもんの恋の季節は夏であろう。 少なくとも、私はそう思っている。 ―――――――――― 早くから眩き明かりを地に降り注がせる太陽は、朝を輝かしく爽やかな物へと彩っていく。 だが、この家の者は果たして気だるげに半身を起こし、シーツの魔の手より逃れた半裸の肢体を朝の空気にさらして行く。 寝息を立てる片割れを起こさぬよう、静かに紫煙を立ち上らせる。 「…………。」 その者は寡黙であり、言を多く弄する事を好まなかった。 冷めた泥水にも似たコーヒーを飲み下す。 一晩置かれたそれは、淹れたての風味のほとんどを失っていたが、寝起きのその男には相応...
  • 5スレ>>915
    おまけ 「竜の部屋」 第2回 ハ「さあ竜の部屋第2回ですが・・・up主が3ヶ所ミスしてしまいました。」 ミ「1話前編ラストでかぎかっことじるが余分に付いていたこと、後2話前編 のまたラストになぜかユウヤ君が攻撃したのに攻撃を食らったみたいになった 事、1話前編では「はたく」を覚えれないのに僕が覚えてるという事になって いることです。」 up主「ごめんなさい。1つ目と2つ目は、うっかりミスでしたが、最後は完全 な知識不足なミスでした。ドラゴン系は、今までプレイして12年間で育てた 事がなかったので。」 ハ「気をつけろとあれほどいったのに罰をあたえましょう。」 up主「やめろ・・・やめてくれ・・・時報はいy」 バリバリバリッ!! ハ「さて雷で失神してる間に裏設定紹介といきます。ミニリュウ頼むよ。」 ミ「はいこの作品は「こっち向いてない」版でプレイという事なので更新 速度は週5~6のペースにする...
  • 2スレ>>975
     膝に手を置いて特に何をするでもなく、ただ待ち続ける蛾が一匹。  それなりに広い施設の休憩室とはいえ余計なものは置いておらず、縦長の部屋に椅子が20ほど左右の壁に並べてあるばかり。  入り口横に自販機が置いてあるものの投げやり感は拭えず、その部屋は待ち合わせの際、それもあまり騒がしい場所で待たない時だけ使われる。  灰色の扉のある壁の反対側は、何も装飾のない灰色の壁で塗りつぶされていた。  その部屋の椅子に座っているのは、やはり毒蛾と呼ばれるモルフォンが独り。  しかし、偶然この扉を開けるものが今日は他にもいた。 「……お? モルフォンじゃんか」  扉を開いて入ってきたのは、やはりもえもんだった。  長身に全身灰色の服、柔らかそうな体と対照的に、振り回されてぶつかったら間違いなく故障確定の岩石ポニーテールをがらがらと引っ張っている――イワーク。  二人は全く別の主人持ちであったが、モルフ...
  • 3スレ>>949
    ようこそ、ヨノワールハウスへ。 ここはお客様を癒すために作られた場所でございます。 さあ、疲れた身も心も、ここで存分に休めていって下さいませ。 お気に召されたようでしたら、ずっとご滞在していただいても構わないのですよ? そう、何でしたら  えいえんに、ね ――――― 『 ヨノワールの館 』 カランカラン ――― 扉についた小さなベルが夜闇に鳴り響き、客がやってきたことを私の耳に知らせる。 定位置のカウンターから動き、私は新たなお客様を出迎える。 「いらっしゃいませお客様。  こんな時間にいらっしゃるとは、道にお迷いにでもなられましたか?」 「ええ、まあ、そんなところです。  すみません、予約はしていないのですが…」 「大丈夫ですよお客様、ご心配なく。  ここはヨノワールハウス。いらっしゃった全てのお客様を『癒す』のが  目的の場所でございます。誰であ...
  • 5スレ>>954
    グレイシア「これできっと……」モワモワモワーン ~妄想~ グレイシア「ま・す・たぁ~…」 マスター「ぬぅっ!? なんか……雰囲気変わったか……?」ドキンコドキンコ そして…(ry 妄想終了 グレイシア「ってなるはず」 そして… グレイシア「ま・す・たー…」 マスター「ん?」 グレイシア「何か気付かない…?」 マスター「なにが?」 グレイシア「ほらぁ、…ここらへんとかぁ…」クイッ マスター「!」
  • 3スレ>>914
    トコトコ……            ぴょんぴょん…… ピタッ            ピタッ グルンッ!            ………… …………            ………… 相棒のネイティオはちょっとおかしい。 いつも俺と一定以上の距離をとり、俺の顔を見てこないのだ。 俺が振り向くと、必ずっていっていいほど視線を逸らす。 「なぁティオ、何故俺の顔を見ないんだ?」 「とぅーとぅー」 おまけに「とぅー」しか喋ろうとしない。 一体何故なのだろう? 捕まえてかなり時間が経つが、俺に懐いてくれてないのだろうか? いやでも、戦いになるとしっかりいう事聞いてくれるし、それで今ずっと百戦錬磨だし…… 俺、萌えもんを可愛がれないトレーナーなのかな…… 「俺の話、ちゃんと聞いてるよな?」 「とぅーとぅー」 ティオは頷くが決して顔を見てくれない。 「……よし、今日こそは本意を聞い...
  • 5スレ>>918
    オ「これじゃ!これを2人に託す。」 ア「これは・・・、電子手帳ですか。」 オ「いやいやこれは萌えもん図鑑とゆうもので、見つけた萌えもんを自動で記録する 便利な図鑑なんじゃが、捕獲しないと、詳細が分からない仕様になっとる。だから、 これで、どんどん捕獲して完璧な図鑑を作ってくれ。」 マ「了解。いい図鑑作るから、楽しみにまっててくんな、じっちゃん。まあそういう わけだから、お前もそこそこ頑張れよ。」 ア「そういうわけにいかないな、チャンピョンと図鑑完成両方めざす。」 マ「そういうと思ったぜ。さて・・・いくとするか。そうだ、タウンマップ姉さんに 借りるか。」 ア「俺にも貸して。」 マ「駄目だ。かさないぞ。自分ちにあるの持ってけば、いいだろ。」 ア「あっそ。じゃそうするか。」 マ「じゃな 2人とも。」 そう言って去った。 ア「では、俺達も行きます。」 オ「待ってくれ!餞別じゃ。ほれモンスターボール...
  • 3スレ>>933
    「たとえ火のなか水のなか草のなか森のなか~♪」 生い茂る叢の中を紫色の服を着た子が走り回る。 「土のなか雲のなかあの子のスカートのなか~♪」 「キャーッ!? またやられたっ!!」 叢の中にいる少女のスカートがヒラリ、その子の尻尾によって舞い上げられる。 真新しい萌えもんトレーナーの服を着て、手にボールを持つその少女はまたやられたという表情を浮かべた。 「エイパム! ちょっと待って!!」 「あはは♪ 待ってていわれて待つ人なんていないよ~だ♪」 エイパムと呼ばれたその子は振り向きざまにアカンベーをしながら叢の中へ消えていく。 「…見失っちゃった…今度こそ捕まえられると思ったのに!」 こんなことが毎日続いていた。 新米トレーナーの少女は毎日のようにこの叢へ足を運んだ。 目的はイタズラっ子のエイパム。彼女が一番最初に目にした萌えもんである。 珍しいと思って近づいた矢先にスカー...
  • 3スレ>>963
    皆様こんにちは。サントアンヌ号生活3日目のへタレトレーナー(♀)です。 3日目の朝まではサントアンヌ号内にて、清掃作業やその他諸々の 雑用をさせて頂いていたのですが 『 色々と手伝ってくれてありがとう。そろそろキミも船での旅を楽しんできなさい。   まだ子供なのだから遠慮せずに、気の済むまで遊んでいくといい 』 …という船長さんからの優しいお言葉もあり、ご厚意に甘えさせて頂くことに なったのです……が……。 「あらあらやっぱり女の子ですわねえ。とってもよくお似合いですわ~」 「ねえねえ、これはこれは~?」 「ああそれは追加の箱ですわ。中身は確か…」 「ダンナってばフリフリの服も似合ってるね!」 「正確にはヴィクトリアンメイドタイプのメイド服ね。エプロンドレスとも言われるものだわ…」 「あらー箱の中身、随分高そうな服じゃない。どうしたのよこんな良いもの?」 「ふっふっ...
  • 5スレ>>923
    竜の部屋「第5回」 ハ「さあ竜の部屋なんですが。なぜか本編で裏設定が出てるんですよね。」 up主「大事な事だからな。」 ミ「up量もかなり激減しましたね。」 up主「運送の仕事が、忙しいからな。」 ハ「最早タイトルとかすってないんですがどういう事ですか。」 up主「まあニビに向かってるという目標に、なってるためセーフとゆう事してお いてくれ。」 ハ「某お坊さんじゃないんですから。では、裏設定どうぞ。」 up主「はい。今回は、マサラタウンの裏設定ですが動画や小説では、15歳だの18 歳だので旅へという設定に、11歳で旅がポケモンの公式設定だろうに・・・と異 を唱えオリ設定として11歳で、4月をむかえると旅に出るという事にしました。後 10歳未満は、町の外に出てはならないが、保護者と保護者の萌えもんと、一緒なら 出ても良いとゆう設定にしました。なんか某県の某地域の町内会の決まり事みたい ですが...
  • 5スレ>>926
    ア「うーん残念だ。仕方ないし萌えもんリーグに向かうとするか。」 そして・・・ ユ「22番道路に着いたみたいだけど人一人いないね。」 ア「よしこのまま突っ切るぞ。んっ?」 マ「ようアキヒロじゃないか。どうだ調子は。」 ア「まあまあって感じだ。2人仲間増えたし。」 マ「俺なんか絶好調だ。レベルも簡単に上がるしな。それはそうと萌えもんリーグ に行くのか?」 ア「見学にな。」 マ「残念だけど警備員が居て、8個バッチがないと、見学も挑戦もできないって事 だ。」 ア「それは残念だ。(なんてついてないんだ今日は)。」 マ「それより、そこの2人が、新しい仲間か?」 ア「そうさ。サキコとトモヒロ。」 2人「始めまして。」 マ「よろしくな。それより強くなったのか?」 ア「いやあんまり強くなってない。」 マ「だったらバトルしたかったけど止めるか。」 ア「いやバトルさせてくれ。2人実力を見てみたいから。」 マ「わ...
  • 5スレ>>924
    萌えもん 小説「ERMA」 第5話「2人のデビュー戦、マコトとの2度目の対決」 ア「さてと、ニビに行きたい所だが・・・トキワジムと萌えもんリーグに見学 に行って見るか。」 ユ「ええっ!ジムはともかく、萌えもんリーグは途中強い萌えもんばっかり出 るからもうちょっと後の方がいいんじゃない?」 ア「やばくなったら、引き返すからそれでいいだろ。」 ユ「うーん。それならいいかな。」 ア「よし明日寝坊するなよ。皆お休み。」 そして俺たちは、寝床についた。」 そして、翌日。 ア「皆起きたな。それじゃ行くとするか。トキワジムに」 ユ「けどお爺さんが邪魔するんじゃないの。」 ア「どうせ2日酔いでもしてるだろ。行くぞ。」 続く
  • 5スレ>>944
     枯れない花は、この世に存在しません。 種として母に抱かれ、新芽を輝かせる"わたし"は、 祝福を受けて生まれた喜びに感激し身体を震わせます。 蕾となり糧を蓄え、力を得た"わたし"は傘を開いて花となり 幸せの絶頂を噛み締めます。 しかし"わたし"が生まれてきた意味は、その刹那にも似たほんの僅かな時間だけです。 "わたし"の一生のうち、あまりにも短いその瞬間を迎えた後は ただ枯れていくだけの静かな余生。 意味を失った"わたし"が過ごすには鬱屈すぎる長い長い時の中で 育てていただいた母なる大地へ還るための準備期間。 そして、"わたし"と同じ運命を辿る"わたし"を祝福することで "わたし"の物語は漸く終わりを告げます。 ...
  • 3スレ>>969
      ‐温かい雪と氷の欠片‐ ③  いてだきの洞窟の萌えもんたちが姿を消す――  そんな不可解な出来事から、一晩が過ぎた。  島の大人たちにより捜索が行われたが、萌えもんたちの消息は知れぬまま。  そもそも、どうしてこんなことになったのか、その原因すら分からない。  もちろん、洞窟の全てを探したわけではない。  だがいずれにせよ、  人間がたどりつける範囲から萌えもんたちが姿を消してしまったことには違いないのだ。  島の歴史を紐解いてみても、そのような記録は残っていない。 「水脈をたどって、最深部まで探してみるか?」  大人たちが結成した調査団の会議の折、誰かが提案する。  しかしそれはあっけなく棄却された。 「やめておけ、あそこは完全に天然の迷路だ。  おまけに、今は水流がかなり激しい」  そもそも、いてだきの洞窟が一年中凍えるほどに寒いのは、  洞窟内に棲息している萌えもんたち...
  • 5スレ>>936
    前回のあらすじ 萌え担当登場回 「さてと、準備よし」 その言葉が空に響いたのは丁度昼ごろだ 特段大荷物というものはないが、しいて言えば―― 「おーい、余韻に浸ってると置いてくぞ」 「全く、これだから冒険初心者は・・・」 「マスター、先に行ってますよ?」 「・・・・、俺って、そんなに威厳ないかなぁ・・・」 もえもんたちである ヒョウは手持ちの後ろをとぼとぼと、いかにも威厳なさそうな顔で歩いていた 「やっぱ、一撃必殺に限るよなぁ・・!」 「それは同意しますね」 「フッ・・・低俗ですね、私はじわりじわりと状態異常で・・・」 そんなヒョウの前を行くもえもんたちは 『今週の注目もえもん技 増刊号』を手に自らの趣向を話し合っている 現在は他のもえもんにもお勧めできる技を出し合っているようだ 「元祖ロマン砲はかいこうせん一押しだな」 「私は愛用ドラゴンクローで」 「やはり氷漬けオーロラビー...
  • 3スレ>>920
     今回は、本編に移るまえにちょっとしたキャラ紹介を…… ・ヒロキ  ナナシマ地方、4の島出身の駆け出し萌えもんトレーナー  デリバードにバトルの訓練を受けているがまだまだひよっこ  カンナとの直接の面識はないが、四天王にまで登りつめた彼女の存在は知っている  ユキワラシは妹のような存在 ・ユキワラシ  むじゃきなせいかく  ヒロキのパートナー萌えもん  まだヒロキが小さい頃に出会い、兄弟のように過ごしてきた ・デリバード  しんちょうなせいかく  ヒロキとは長い付き合いだが、別に彼のポケモンではない  野生萌えもんでありながら豊富な知識を持っており、  ヒロキのバトル練習に付き合っている  とりあえず、こんなところです  では、本編をどうぞ   ‐温かい雪と氷の欠片‐ ② 「あれー……でりばーど、いないよ?」 「おかしいな……」  ユキワラシの言葉に、ヒロキは首を...
  • 1スレ>>906
    そこはふっかい 泥の池 そこにいっぴき 泳ぐ俺 どろって見えぬ 水の中 そうさおいらは 鯉の王 ふいと下見りゃ ベトベター 落ちてこいよと 誘いかけ おまえ落ちろと 声をかけ そうさおいらは 奴のえさ まわりにゃ仲間 ゆらゆらり ふとみりゃ仲間 ふわふわり どろにやられて ふらふらり そうさあいつは お亡くなり ある日うえから なんか来て ふっとそいつを 食ったのさ そしたらそいつ 引っ張るさ そうさそいつは 釣りばりさ ぱしと上がれば ここはドコ? ぱんとおと立て ここはナニ? しっぽなにかに パンと当て なんだこいつぁ コイキング? めせん上げれば それのかお こっちあきれて 見ているさ おれもがんばり 見かえすさ そうさおいらは 死にやせぬ お日さんひかり きらきらり どろいけきらり 日をうけて そいつためいき おれにぎり ぽんとどろいけ ほりこむさ そうさおいらは コ...
  • 5スレ>>907
    萌えもんNO.73 ドククラゲ。 俺の手持ちにもドククラゲがいる。 でも、ドククラゲは名前の通り、毒がある。 だから、ドククラゲやメノクラゲなどを持つトレーナーは結構気を付けなければいけない。 そのため、俺はドククラゲと居るときは触手があたらないように注意している。 そういや、水着の人達ってどうやって回避してるんだろうか。物凄く不思議だ。 ……まあ、その話は置いといて、だ。 今現在、ドククラゲと睨み合って互いに隙を窺っている。 俺の手にはドククラゲのボール。あっちは今にも飛びかかって──いや、抱きつこうとしている。 「いいか、落ちつけ。そしてそこに座れ」 「マスターこそ、そのボールをしまってじっとしてて下さい!」 こんなやり取りがもう数十分になる。 お前、草むらのド真ん中でナニするんだよ。 視界の隅では他の皆がこっちを見て呆れたり、笑ったりしている。 ……って、お前ら何で草むらの外に...
  • 3スレ>>972
    とある虫萌えパーティでのお話。 マスター「…う~ん……」 ハッサム「どうしたマスター、そんなに悩んで。」 マ「いやさぁ、さっき虫取り少年と戦っただろ?」 ヘラクロス「そういえば、戦ったねぇ~」 マ「あの後さ、あの少年が『虫好きなら分かるよな!固い殻に囲われたプニプニのおなかの気持ちよさ!』って言ってきたんだよ。」 ハ「プニプニの……」 ヘ「おなか?」  (2人は視線を自分の腹へ) マ「なぁ、ちょっと触らせtグボァッ!?」 ハ「…断る。(メタルクロー)」 ヘ「例えマスターでも、それはダメですっ!(瓦割り)」 マ「グヘェ……な、なぁ、フォレトスはいいだろ……?」 フォレトス「エ、エッチなのはいけないと思いますぅっ!!(高速スピン)」 マ「グハァッ!!!」 マスターは吹き飛ばされた!    ▼                     fin.
  • 3スレ>>958
    「ユキメノコ、『冷凍ビーム』!」 「はっ、はい! えーっと、その……きゃあああああああああああ!!」  相手のゴローンのいわなだれ。  弱点倍率にユキメノコの薄さも相まって一発撃沈。  賞金として4000円をふんだくられ、タダでさえ寂しい懐に大きな風穴が開いてしまった。 「ああぅ……ごめんなさいマスター……」 「うーむ……」  素早さではこちらの方が上なのに、ウチのユキメノコはどうにもあたふたしてしまい先制のチャンスを逃してしまう。  先制を逃しては折角の素早さも宝の持ち腐れ。  是非とも気後れしない度胸をつけていただきたいのだが、どうすればいいのか……。 「やっぱり私にバトルなんて無理なんです……トロいし、ひ弱だし、根暗だし、いっつもオドオドしてるし、対人恐怖症だしry」 「あー、そんな事ないって、ないない」 「そんな事あります! 私いっつもマスターに迷惑掛けてばかりで、あの時も...
  • 5スレ>>927
    おまけ「竜の部屋」第5回 ハ「竜の部屋の時間ですが。行数の数字の消し忘れがありました。」 up主「すいません。」 ハ「今回は、電磁波を・・・。」 バリッ! up主「うっ!」 ミ「さて裏設定ですが。僕のお父さんのマスターのヨシヒコさんのついてです。」 ハ「11歳で旅に出て僅か1年で、チャンピオンになったトレーナー界の怪童と言 われるトレーナーで、6人の美しき乙女や少女の萌えもん操るトレーナーとして有 名なんです。手持ちは、お嬢様言葉を使うピジョットのカナン、些細な事でも感動 する、困った人を放っておけないハクリューのジェリア・・・これは、私の妻です がね。後の4人は、その内明らかにします。レギュラーでない控えには、私ハクリ ューのエルド。自称鬼コーチです。オニドリルのハインツ。彼は、戦いは好まない 温厚な萌えもんです。息子のトモヒロ君は、彼の希望で日本名で付けて下さいとの 事でそういう名前に...
  • 1スレ>>942
    誰もいないのに響き渡る轟音。 青い空を濁らせる煙。 使用用途のわからない機械達 ―――ここは無人発電所――― 「やれやれ、色違い……ねぇ」 変態マスターと知り合った交流会で他にも連絡先を聞いたトレーナーが数人いる。 その中の一人のミニスカートにこの前家に呼ばれて何ぞやと思えば 「色違いのピカチュウがほしいのっ!」 「はぁ!?」 「で、あなたかなり強いでしょ?だから手分けして探すの手伝って、ね?」 「いやいや……俺になんのとk」 カチャリ 「お礼は先払いにするからお願いね」 「おいまてなんの冗d」 ここから先はあまり思い出したくない。 そういえばおやじが ―金か命のどちらかを要求するのが強盗。両方要求するのが女だ― って教えてくれたっけか。 やれやれこういう教訓は身をもって体験しないとわからんもんだ。 こうして(?)無人発電所に色違いピカチュウを探しにきたわ...
  • 5スレ>>943
      「……」 「……」  日当たりのいい縁側で男女二人、のんびりと日向ぼっこをしている。  女の撫でているタマゴからして、二人は夫婦のようである。  と、不意に女が声を上げた。 「……あ」 「どうした、腹でも減ったか?」 「……違う」 「んじゃトイレか?」 「……いじわる」 「ははっ、悪ぃ」 「……」 「……」  再び、沈黙と柔らかい日差しがその場を支配する。  暫くして、再び女が声を出した。 「あ……ふふ」 「んだよ、さっきから」 「ん……動いた」 「動いた? 何がよ」 「この子。……んふふ」  タマゴを撫でながら、彼女にしては珍しく頬を緩ませる。  その様子に、男の方は若干驚いた顔を見せた。 「……おめー、そんな顔もすんのな」 「ん……もっと、見たい?」 「んなっ!? ななな、いい意識してやるようなモンじゃ、ねえだろっ!」  上目がちに伺う彼女に、男は顔を真っ赤にしてそっ...
  • 5スレ>>912
    おまけ「竜の部屋」 第1回 ハ「どうも、おまけのコーナー「竜の部屋」です。」 ミ「こんにちわ!この「竜の部屋」では、裏設定の紹介や誤字、脱字、入り字、 など(いらない字のこと、例「血をひいてえんだな将来が不安だ。」)の御詫び など、後どうせ無理ですがイラストの募集でアップされた絵(できればイラスト 総合板にうp)にの感想とお礼を述べるつもりです。」 up主「おっおい!無理とか言うな!」 ハ「あれ?いたんですか?」 up主「いたよ!」 ハ「まあこの3人でお送りします。」 ミ「最初に御詫びです。僕達の名前が1話前半間違っています。」 up主「気づいた時は、時遅しでした。すいません!」 ハ「以後気を付けて下さいよ。でないと・・・りゅうn」 up主「気をつけるよ、だからやめろ。・・・死ぬって。」 ハ「それでは裏設定の紹介ですがup主どうぞ。」 up主「(無視かよ)はい私がこのss書くきっかけは、♀...
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