萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「5スレ>>175」で検索した結果

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  • 5スレ>>175
    私は待ち続ける、幾千もの時間が流れようとも。 私は信じ続ける、あの日皆と誓った永久の約束を。 空想なんかじゃない、だって皆との絆は、私の心の中で今も息づいているのだから。 ――あれから3年の年月が流れた。 天井から覗く満天の星空を見上げて、彼女――年長のラプラスは歌っていた。 1人になってからというものの、彼女は夜になると歌いだすようになった。 それは孤独の寂しさを紛らわす為なのか、それとも皆の無事を祈って歌っているのか。 たとえ灼熱の日差しが彼女を打ち付けても、 凍えるような吹雪が彼女の体温を奪おうとも、 彼女は毎日、空を見上げて歌い続けていた。 3年という年月が流れても尚、再びこの洞窟に帰ってきた者は、未だいない。 それでも彼女は信じ続けた、皆が帰ってくるのを、自分が抱いている仲間との絆は、決して空想ではないということを。 今日も彼女は空の下へ立つ。 今宵は曇天...
  • 5スレ>>179
    注 この話には女性の入浴シーンのようなもの、微妙に艶かしいシーンが描写されますが、エロはありませんのでご安心を。 (カランカラーン) 「おめでとうございま~す! 一等の温泉旅行、大当たりでございま~す!!!」 「え? あ、ええええ???」 休日ということもあり、多くの人々が集まるタマムシデパート。 薬を買いに来ていた俺達は、そこで思いがけない幸運に遭遇することとなった。 「う、嘘!?」 3千円の購入ごとに1回引く権利が与えられる福引き。 幸い、インドメタシンなどのドーピング系の薬を買い求めていた俺達だが、その甲斐あって4回もチャレンジする機会を得た。 前の3回はティッシュ、いわゆるハズレ。 ダメかとうなだれてはいたが、ここで起死回生とばかりに、日頃から悪運の強いギャロップを投入した。 (火炎放射が4回連続で急所に当たったり、萌えもんリーグで一貫して大文字が当たり続けたり) 一等という響...
  • 5スレ>>17
    「はい。着きましたよ、マスター」 リザードンの背中に乗って、肌寒い風を全身に受けながら空の旅、約数十分。 セクチクジムリーダー、キョウの毒攻撃に苦戦させられるも、 なんとか勝利しピンクバッジをもぎ取った俺たちは、ハナダシティを訪れていた。 ここのジムリーダー、カスミのスターミーが異常に強くて、 何週間も足止めを喰らったのも、もはや数ヶ月前の話。 久しぶりに訪れたけど、町並みは俺の記憶と全く同じだった。 あの時はロケット団が民家を荒らして一悶着あったけど、それも今は解決されたようで。 「毎度毎度ありがとな、リザードン」 リザードンの頭を撫でて、俺は久しぶりにハナダの大地に足を付けた。 「さて、と……」 ポケットから一枚の紙切れを取り出す。 それには絵が描かれている。 褐色の肌に黄色と黒を基調とした翼。 翼を大きく広げている姿は、堂々としていて、絵だというのにその迫力が伝わってくる。...
  • 5スレ>>171
    あんなナリをしてあんなフザけたこと言ってポーズを取ってスポットライトを浴びる女。 キュウコンだ、それもなんかやたら長い肩書きを言ってた、そして頭痛がする。 何かにあきれると頭痛が起こるっていうのは正しいようだ。 あたしは今まさにあきれてものも言えないし、頭痛がしてる。 えーっと・・・キュウコン・・・でいいんだよねあれ・・・。 一応火だからラプラスが頑張れば勝てると思うけど・・・。 なんだろうねあれは、あれこれ考えてたいけど、そんなんで負けたら駄目だ。 ボーゼンとしてないでラプラスに指示をださないと・・・。 「ちょっとカツラ~!観客すんごく重いんだけど~?」 「むう、クイズを全問突破したりしておるからきっと良い反応がくると思ったんだが・・・。  どうやら知識はあるがわしらとは違うベクトルの趣味のようだ。」 「いやな・・・趣味だのベクトル云々以前にあたしらはジムを突破しにきただけの...
  • 5スレ>>176
     主人公→ト べとべたぁ→べ ふりぃざぁ→フ べ「フリーザーさんもっとたかくたかくですっ!」 フ「あ、危ないですから暴れないでくださいよぅ……」 ベ「ごしゅじんさまーっ きこえるですかーっ」 ト「聞こえてるぞー! どうだ、空は気持ちいいかー?」 ベ「風がびゅーびゅーできもちいいですよー!!」 フ「うぅ……あんまり引っ張らないでくださひ……」 ト(べとべたぁのやつはしゃいでるなー……注意しとくかー) ベ「こんどはきゅーこうかですっ ごーごーっ!」 フ「む、無茶ですよぅ……恐くてこわくて」 ベ「むむむ……じゃあ何ができるですか!?」 フ「普通に飛んでるだけではダメなんでぅか?」 ベ「詰まらないです……いいですっ自分でとぶですっ!」 <ひょいっ> フ「べとべたぁさんっ!?」 ベ「わーっ! すごいですすごいですっ!」 フ「あわわわわっ このままだと落ちちゃいますっ」 ベ「ごーしゅーじーんーさー...
  • 5スレ>>178
    「きゃははっ、こっちこっちー!」 いつでも元気な彼女は、いつも俺を置き去りに駆けて行く。 ……いや、彼女の場合は飛んで行く、と言うべきか。 「ちょっと、待てってば!」 どちらにしろ、本気で走らないと追いつかない。 浮いている彼女は真っ直ぐ飛んで行けても、地を走る俺はそうは行かない。 整然と立ち並ぶ「とある」障害物の間を、見失わぬよう必死で走る。 それでもやっぱりかなわず、追いつくのはいつも頂上。 「ぜぇ、ぜぇ、……お前、な…」 「あれー?また息が上がってるよー?なっさけないなぁ!」 「飛んでるお前と、一緒に、すんな……  で、話はそれじゃなくって…」 「ん?なになに?」 ようやく荒れた呼吸が元に戻ってくる。 十分に息を吸い込み、俺をここまで散々駆け回らせた相手─── ───ムウマに、全力で声をたたき付ける。 「萌えもんタワーを遊び場にすんなっていっつも言ってんだろーーー!!!」 ...
  • 5スレ>>174
    「んー、いい風だなー」 「そうですね~、船に乗るのも久しぶりですもんね~」 俺たちは今、船に乗って1のしまに向かっている。 いわば社員旅行ってやつだ。ちなみに、うちにいる子たちは桂さんのとこのトレーナーと萌えもんが来て面倒をみている。 正直不安だが桂さんが、「留守の間のことは任せておきなさい!はっはっは!」と言って強引に決めたのだ。 てか、この旅行自体桂さんが決めたものである。 ま、せっかくの好意だし1泊2日だけだから大丈夫だろうとは思う。 そして、今俺はランターンと甲板に来ている。 オオタチは船酔いでぐったりしていて、カラカラはその付き添いだ。 カラカラだけで大丈夫なのか?と思っていたのだがオオタチに思いっきり、 「いいからでて行ってー!…うっ…」 と言われてしまったのでこうしているわけだ。 なぜ出て行けといわれたかはまったくわからん。 ランターンいわく、「マスターは女心がわかってない...
  • 5スレ>>177
     ――暖かい。  なん、だろ。まるで皆と一緒に眠ってるみたい。  お日様のにおい? ううん、ちょっと違う。なんだろう……?  あ、そっか。  ホーホー。ホーホーのにおいだ。  優しくて、しっかりもので、いぢわるで。  私の大切な友達。  ……私、どうなっちゃったのかな?  最後はオーダイルに……やっぱり、死んじゃったのかな?  ホーホー、ちゃんと逃げられたかな?  ……なんか、体がむずむずする。  もうちょっと、このまま――  つんつん!! 「わふっ!?」 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 「お……気がついたか?」  わふっと目を覚ましたガーディは目をぱちくりさせている。  それにしても……このホーホーノリノリである。  つんつんつんつく。  目覚めたガーディを執拗に突くホーホー。  ところで彼女の持っている木の...
  • 5スレ>>172
    (このSSには未成年者が飲酒する描写のようなものがありますが、それは錯覚です。断じて見間違いです) 思えば、何故こんなことになってしまったのか。 あの仲良く過ごしていた日々が、萌えもんリーグを共に闘った日々が走馬灯のように…。 「アンタ、なに1人でトリップしてんのよ!?」 「これはそなたにとっても重大な問題なのじゃぞ?」 「兄ちゃんがスパッと決めれば済んだ話なんだよ!?」 (∩゚д゚)アーアーきこえなーい というワケにもいかず、かといってどうすることもできず、俺は呆然と立ち尽くしていた。 この状況を説明するには、いささか時間を巻き戻さなければならない。 これは萌えもんトレーナー・レッドと、彼を取り巻く萌えもん達の、ちょっと複雑な関係の話。 【おつきみ山の酒宴】 「いやぁ、ここも久しぶりだなぁ」 ニビとハナダの両都市を結ぶ3・4番道路。 俺達は、その中にポツンと立つ萌えもん...
  • 5スレ>>117
    萌えっ娘もんすたぁ 第三話「迷子の森・トキワシティ」 今までで俺は多人数で行動をしたことがない。 頑張って多くても2~3人ほどの小規模な人数だった。 しかし、今の現状を考えるとそうも言ってられない。 俺の両手にはゼニガメとピカチュウの手が握られている。 どうもこの二人は頭を撫でられるうえに手を繋ぐことが好きらしい。 「ふふ・・・」 「♪~」 二人ともとても幸せそうな顔をしている。 まあ、二人がそうしていたいというなら 俺はそれでも構わないけどね また、頭上ではポッポが警戒をしている。 俺に被害を出すものは容赦なくでんこうせっかをすると 張り切っているのだ。 人には危害は加えないようにと忠告はしておいたけど 果たして大丈夫だろうか・・・? その後ろからくっついて歩いてくるのが ヒトカゲ・フシギダネ・コラッタの三人。 ヒトカゲは相変わらず素直じゃなく、色々やりにくい。 でもカワ...
  • 5スレ>>19
     唐突だが今俺はある種の危機に瀕している。  俺の目の前には見るからにみすぼらしい萌えもんと呼ばれる生物が一体……いや、一人。  そのみすぼらしい萌えもんは物陰に隠れながら、恐ろしいものをみるような眼で俺を見つめている。  俺の両サイドには少々大きめのリュックサックと萌えもん達を収納し、持ち運ぶ為のアイテム、 モンスターボールと呼ばれる球状のカプセルが六つほど転がっている。  それらを一瞥した後再び物陰に隠れている萌えもんへと視線を移す。  隠れていた萌えもんは俺が視線を外していた間少し物陰から出ていたのだろう、 俺が視線を自分に向けたかと思うと同時に素早く物陰に隠れ、またおどおどとした視線で俺を見つめ返してきた。  その萌えもんの様子に軽く頭痛を覚えながら俺は今おかれた状況と、 相棒として頑張ってもらわねばならない萌えもんのあまりにも頼りない様子に、心の底から深い溜め息を吐いた。 ...
  • 5スレ>>13
    「1のしま到着しましたー!」 …ん、あたい眠ってたのかな? それよりもどうしようか?やっぱり飛び込むしかないかな? 乗るときは簡単にいけたんだけどな。 いろいろと島を通ったから人が多くて隙がないや。 …よし。せっかくここまできたんだ。このチャンスを逃すくらいなら…。 海ぐらいへっちゃらだーーーーー!  ※ ※ ※ ………う、ここはどこだ? なんか頭をつつかれてる様な…。 「あら、起きた?」 なんだこいつ?お日さま? 「えっ?!あんたはだれなのさ?」 あたいは飛び起きて戦闘態勢をとる。 なんなんだこいつ?後ろにお日さまみたいなわっか持ってるし、浮いてるし。 「ひどいわねぇ。せっかく助けてあげたのに」 「そうなのか?だったらごめん…」 (面白そうだから突っついてただけだったんだけどね~) 「なんか…顔がにやけてるぞ、おまえ」 「えっ?!そ、そんなことないわよ?」 服を乾かしてもらってる...
  • 1スレ>>177
    キュウコン(以下キ)「はーい、良い子と悪い子の皆さんこんにちはー。 キュウコンラジオの時間よ。今回のゲストはアメタマさん!」 アメタマ(以下ア)「あ、あの、よろしくおねがいします」 キ「さて今回はどんな相談なのかしら?」 ア「えっと……実は私、マスターのことが好きなんです……」 キ「ああ、それ知ってる」 ア「ええっ!?」 ア「それで、今まで何度か気持ちを伝えようと思ってたんですが……いざってなると 上手くいかなくて……それでキュウコンさんにご教授頂こうと……」 キ「駄目よ、アメタマちゃん」 ア「え?」 キ「このコーナーでは『先生』と呼ぶのよ!!」 ア「…………せ、せんせい……」 キ「それにしても見た目通りというかなんというか、全くウブなものね」 ア「ご、ごめんなさい……」 キ「謝ることないわよ。それも一つの萌え要s……可愛さなんだから」 ア「そうなんですか……?」 キ「そうよ。そんな感...
  • 4スレ>>178
     春がきた。  夏をむかえた。  秋をみつけた。  冬がすぎた。  そしてまた春がきた。  そのストライクにとって、じんせいはそういうものでした。  他には何もありません。  憧れに近づいてくるニドリーノも。  敵対心に燃えるニドリーナも。  畏怖を抱いて震えるタマタマも。  ストライクにとって、そういう人はみんな石ころと一緒でした。  こんなことをきかれた気がします。誰かは、石ころだからいちいち覚えてません。  ―――きみはどうしてそんなに強いんだい?  ストライクは答えました。こうおぼえているから、こう言ったのでしょう。  ―――あなたたちはどうして弱いの?  石ころはそそくさと逃げた気がします。  そのストライクは、とてもとてもつよいお父さんとお母さんに恵まれました。  お父さんはサファリパークの主で。  お母さんは昔はジムリーダーのパートナーでした。  だから、その子どもがとても...
  • 4スレ>>179
    一日寝てたら熱も下がり、体調もよくなったようだ。 ベストコンディション、とまではいかないが荷物を届けるだけならこれでもできる。 …“なみのり”をやれと言われれば無理だが。 《だいじょうぶ?》 カラカラがこっちを見ながら聞いてくる。 「いやもともと君らのせいだけどね?」 意地悪くいってやる。 「そんな言い方ないじゃないですか~。これでも心配してたんですよ~?」 う、ランターンまで言ってくるか… 「わかったわかった、心配してくれてサンキューな」 言った途端に笑顔になる二人。 この笑顔を守れるなら俺はどんな苦労もいとわないだろう。 「まあ、とりあえず荷物を届けにいくぞ。その後は好きにしてていいからな」 二人に今日の予定を説明する。 二人は届けた後何をするか話してるみたいだ。 俺はジョーイさんに荷物を届ける人の場所を聞きに行くことにした。 「え~とその人の名前はわかりますか?」 「えっと、たしかカ...
  • 4スレ>>170
     ようこそ、こんな山奥まで。  リーグ挑戦じゃなくて、ただ旅の途中で立ち寄っただけだとか。珍しい方ですねぇ。  ここはもえもんリーグ以外には、何もないところですから、立ち寄ってもあまり見学するところはありませんよ?  いろんな人に話を聞くだけでも楽しい? ああ、わかります、わかります。  ここは娯楽が乏しいですからね、誰かとの会話も娯楽の一つになってるんです。  それで、私の話も聞きたいと? 昔話、思い出話くらいしかできませんよ?  それでいい? そうですか。ちょっと待っててください。お茶を入れてきますから。  お待たせしました。  それでどんなことが聞きたいですか?  もえもんとトレーナーの話? そうですね、私もそれくらいしか話せませんから。  四十年も警備員をやっていますと、いろいろな人を見ます。  チャンピオンや四天王、挑戦者、職員、それにもえもんたち。  中には困った人もいました...
  • 4スレ>>176
    「――突然ですがっ」 両手で机を叩き、声を上げるマスター(女)。 その行動に、先ほどまで和気藹々としゃべっていたもえもんたちは一斉に静まり返る。 「どうした? マスター」 6人の中で、唯一伝説もえもんではないリーフィアのフィルが口を開いた。 ほかの5人も口には出さないが怪訝な顔をしている。 それらを一通り見渡し――マスターはふぅ、とひとつため息をついて。 「もう来月からの食費がありません」 ――爆弾を投下した。 生き物は動くためには栄養が必要である。 栄養は、食事からとる必要がある。 つまり平均以上に動ける生き物は、平均以上の食事を必要とするのである。 まぁ、要するに。 伝説のもえもんを5人も連れていれば大量の食費が必要で。 「此処のところトレーナーから巻き上げる金もはした金だしー? 君らの食費をまかなえるだけの資産がもう無いのですよ、アンダースターン?」 背もた...
  • 4スレ>>174
    唐突に言うが、俺はポケモンオタクだ。 小学校の頃のポケットモンスターというゲームの存在が俺をこのような人間にしてしまった。 そのゲームにどっぷりと嵌り込んだ俺は、昼夜を惜しんでポケモンを育成した。 そのせいで学業のほうが真っ赤になってしまったのは、小さな犠牲だ。俺はそう割り切っている。 俺は戦術も研究した。 その時分の頃というものは、俗に言うフルアタ型ばかり育てる傾向にある。 しかも十万ボルトと雷を同時に覚えさせるなどの愚行も当然のようにやっている。 だが、俺は状態異常やステータス変化を駆使し、数多の友人を泣かしてきた。 リアルでの喧嘩沙汰になった事などは、両の手でも足りない。リアルの方は俺の惨敗であったが……。 そんな俺は、大人になる中でポケモンから離れる友人が多く居る中、全世代を制覇するに至った。 完全なダメ人間である事は言うまでも無い。 こういった経歴を持つ俺だから、必然として強いポ...
  • 5スレ>>110
    私は何のために生きているんだろう。私は何をするために生きるんだろう。…考え始めたらきりがない。 それも当然と言われれば当然、未来へ向かってゆくたった一本の道、その先は常に霧の中にあるのだから。 それに怯えていたら……前に進めないことはわかっているつもり。 でも…私の足は恐怖に怯え、大きく一歩も踏み出すこともできず、ただ震えているだけ。 前にも後ろにも、進むことなど……できはしない。 その道には、幾重にも張り巡らされた"歪み"がある。その狭間に飲み込まれたが最後、一人で抜け出すことは 不可能に近い――私が怯えているのはその"歪み"。だってあなたもそうでしょう? ほら……膝が笑っているじゃない。いくら強がっても、私たちは所詮…弱き者なのだから…… -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--...
  • 5スレ>>104
    ※どうも、零です。 今回は、同じシチュエーションで初期151人のもえもん達がどんな反応をするのか、を書いてみました。 そして今回のシチュは『コタツの中に二人でいて、足が触れ合った時』 その場面場面を妄想しつつ、楽しんでもらえたら嬉しい限りです。 お暇があればぜひどうぞ。 ※注意事項 ・それぞれのもえもんの反応は、図鑑(図鑑パッチあり)を参考にしました。私の独断と偏見にのみ左右されますので、ご了承ください。 ・嫁が出てこなくても泣かないでください。 ・なにぶん151人ですので、全部違って151通りとはいきません。ネタ、被ります。 『No.001~No.031』 *****No.001、フシギダネ***** 「うう~ん・・・あ、ごめん」 「うぇ?ねぇねぇ、種もさわってよっ」 「え?うん・・・」 「えへへ~、こうやってね、マスターになでなでしてもらって成長するんだっ」 「ふ~ん、...
  • 5スレ>>152
    【進化させない理由】 ◎ニャースの場合 「マスターはなんで にゃーを進化させてくれないのよさ?」 「俺は可愛いお前がすきなんだよ。  進化したら美しくて優雅なペルシアンになっちゃうだろ?」 「ふにゃーん……(いわゆるロリコンにゃね)」 「……(ものひろいの特性がカネになるってのもあるが)」 ◎アーボの場合 「どうして進化させてくれないんですかぁ~?」 「お前はこれ以上でかくなると困るから。  最近寝ぼけてか知らんが、俺を喰おうとしてるだろ?」 「失礼なっ、寝ぼけてないですよぉ~!  ますたぁのことが食べちゃいたいくらい大好きなんですからぁ~」 「故意ならなおさら進化させられねぇよ」 「恋ですよぉ」 「上手く纏めたつもりだろうが、とにかく進化はさせんぞ……多分」 ◎ベイリーフの場合 「マスター、私はなんd「花粉症だから」」 「え?」 「花粉症」 ...
  • 5スレ>>157
     遠くを見る目にはどこか憂いを湛えて。彼女は丘の上から遥か彼方を見渡す。  ちらちらと舞う雪は彼女のそばで儚く消えた。  そんな彼女を、ぽつんと座っているガーディが見つめている。  声をかける訳ではない。ただ座って彼女を見ているだけなのだ。 「いつまでそうしてる気だい?」  彼女は振り返りもしない。いや、きっと彼女は今まで振り返る事などなかったのだろう。 「わかんないけど……お姉さんが悲しくなくなるまで」  ガーディには彼女が今にも泣きそうな顔になりながら、そこに佇んでいるように見えていた。  なんとかして元気付けたいのに、自分は何も出来ない。  だから、彼女が少しでも元気になるように一緒に居る。  頭も悪いし、他の姉妹のように強くも無い。けれど元気ではあった。  だから少しでも自分の元気が彼女に伝わればいいな。ガーディはそう思っている。 「難しいことを言うな、お前...
  • 5スレ>>183
    あの日、あなたが助けてくれたから今のボクがいる・・・ 「陽光の舞い降りる瞬間」 イーブイ「ふぅ~」 昨日からため息ばかりついてるけれど自分でも止められない。 ピカチュウ「なーにため息ついてんのっ!」 イーブイ「ひゃう!」 不意を突かれたイーブイは思わず声を上げてしまった。 イーブイ「いきなりはひどいんじゃないかな?」 ピカチュウ「あはは。ごめんねっ!でもため息つくイーブイがあんまりかわいかったから。ね?」 イーブイ「びっくりしたよ・・・」 驚かされたイーブイは頬をふくらませる。 そんなイーブイを見ながら、ピカチュウはふと真剣な顔になって訪ねた。 ピカチュウ「でも、本当にどうしたの?昨日から変だよ?」 イーブイ「・・・・・」 ピカチュウ「言いたくない?」 そういって下からのぞき込んでみる。 イーブイ「そういうわけじゃないんだけれど・・・」 ピカチュウ「そっかぁ」 ぴょこんとイーブイの...
  • 5スレ>>164
    「……起きなさい。起きなさい」 「ううん……むにゃ……」  ツンツン! 「あひょっ!?」  ホーホーに突かれてころん、と切り株から転げ落ちたのはまだ大人の毛に生え変わったばかりの若いガーディだった。  背中から落っこちたガーディの胸からころん、と綺麗な赤い石が零れ落ちる。 「ふぇあ!? っとっとっと……!」  あわてて石を取ろうとするガーディ。  ところが小さなその石はするりするりとガーディの手から逃げてしまう。  地面落下まであと0,数秒――その時ガーディの動体視力は限界以上の能力を発揮する。  落ち行く石だけではない。空気の流れまでもが手に取るように見えた。  が。 「……間一髪」  その力は発揮されること無く相棒のホーホーによって大事な石は華麗にキャッチされた。 「か、間一髪じゃないだろぉー! あんたが突っついたのが原因!!」  威勢良く吼えるも、当のホ...
  • 5スレ>>188
     シキタウンに人が集う。  この地方には目立った観光地はなく、普段は観光客がくることはない。  だが今日だけは別だ。今日は祭。出店が出て、芸人が集まり、街をにぎやかす。  その賑わいにつられて、ほかの街の人が集まってくる。  住人以外にはただの楽しいイベント。けれど住人にとっては、街ができたことを祝う建街祭。  しかも今年は五十年に一度の大祭だ、  五十年に一度のイベントに皆期待を膨らませ、街の東にある見守神社へと集う。  見守神社は、樹齢三百年を越す大木を神とあがめる神社。  その大木があがめられているのには、きちんとした理由があった。  それはおいおい語っていくとして、ハイツェンメンバーの様子を見てみよう。  店を一時的に閉めて、見守神社へと来ている一行。  見守神社はハイツェンから東、歩いて一時間以上かかる山の麓にある。  神社へはバスが出ていて、歩いていく必要はない。  今日は客...
  • 5スレ>>153
    『ようやく見つけたわ、コウヤ……  今度こそ、私のパートナーを返してもらうわ。  ……あんたを、殺してでも!!』 『素敵な気迫だ。今の君なら、本当にそれをやってのけるだろうね。  だけど、そのときはまだ早いよ。  いつか本当に僕に追いついたら、そのときこそ是非、殺しておくれ。  それじゃあ、また逢おうね…ヨウカ』 『!待ちなさい、コウヤ!  コウヤ───!!』 ─────────────────────────────────────────────────── 「……ター……マ…ター…………  …マスター!」 耳元で響く大声、そして揺さぶられ続ける刺激で私は目を覚ました。 「う…ん……。  …あぁ、どうしたの、サイホーン…?  もう朝…?」 「…寝ぼけてますね?  さっき、あんなにうなされてたのに…」 「うなされて…?」 瞬間、先ほどまで見ていた夢が蘇る。 昔と変わらぬ柔和な笑みを...
  • 5スレ>>193
    2月14日 バレンタイン 西暦269年、兵士の自由結婚禁止政策に反対したバレンタイン司教が、時のローマ皇帝の迫害により処刑された。 それから、この日がバレンタイン司教の記念日としてキリスト教の行事に加えられ、恋人たちの愛の誓いの日になった。 ヨーロッパでは、この日を「愛の日」として花やケーキ、カード等を贈る風習がある。 女性が男性にチョコレートを贈る習慣は日本独自のものである。 そして今日はその2月14日なのだ。 愛と夢と希望と憎悪と絶望と無関心の日である。 そして、この男はどれにも属さない。 一人の料理部の長として、自分の持つ全知全能を使いチョコを作るのだ。 この男が考えるバレンタインとはそういうものであり、欧米的だが女性にチョコをプレゼントするのだ。 男性にもあげていたがカミングアウトされたという噂になったのでそれはやめたようだ。 「ブツブツ・・・ブツ・・・ブツブツブツ・・...
  • 5スレ>>196
    今日はなんてったってバレンタインデー。 そこらへんの短パンこぞうさえソワソワしているのがわかる。 私はアブソルのためにチョコを作ると言ったら、 「あー、何だよーずるいなぁ」 あたしも作りたい、ということで。それじゃあ一緒に作ろうか。 ―実際さぁ、チョコ溶かして固めた程度じゃあ手作りって言えないよね 「そうだねー…じゃ、手作りはどんなの?」 ―んー、やっぱり素材から? 「カカオ栽培かよっ」 ―大事に大事に手入れしてさ 「カカオって苦いだけじゃない?」 ―そうだ、砂糖も作らなきゃ 「さとうー」 ―砂糖、砂糖、佐藤さん 「佐藤さん誰w」 ―佐藤さんは、サトウキビ栽培をしています 「ざわわ…ざわわ…ざわわ…」 ―広いっ… サトウキビっ… 畑はっ… 「はい、スルー」 ―しどいわ 「みるくちょこー」 ―ミルクも必要 「他にも色々ね…」 ―アブソルのみr 「あ゙ー自重しなさい!」 ―愛してます 「…は...
  • 5スレ>>101
    ……動けん。これはマズイ事態になりつつある。 うちのアーボは非常に寒さに弱い。そのため、毎晩俺に巻きついて寝る。 俺が床に就く時点までは、間違いなく両腕の自由が利いているのだが、0 なぜか毎度の事、朝起きると両腕までいっしょに縛られているのだ。コヤツ侮れん。 なぜかニャースも「アーボだけずるいのよさ!」とついてきて一緒に寝ている。 そんなわけで、いつもならアーボが起きるまでボーっとしているのだが 今日は何がマズイのかというと…… ト イ レ に 行 き た い 幸い、上半身だけが巻きつかれているため、足ならなんとか自由に動かせる。 なんとか状況を打開すべく、足をつかってベッドから脱出しようと試みる。 手探り……じゃなかった足探りでベッドの縁を探し、足を地面に下ろす。 あとは体を起こせば、いすに座ったような状態になっているのでそのまま立ち上がるだけ。 よし、ここまでは...
  • 5スレ>>165
    「お腹すいた」  店もなければ、野生の果物もない、そんな山道で少年はお腹を押さえる。  少年のお腹からはぐぎゅるるる~と、盛大な音がしていた。  近道しようと道をそれて、見事に迷って山の中。  リュックの中には食べ物は何もなく、飢えは癒されそうにない。  そんな少年に、何かが入った器が差し出される。 「私の食べかけでよかったらわけてあげるわ。  あなたのために作ったわけじゃないんだからねっ、私が食べたかっただけなんだから」  ラプラスが赤い顔を背けて言う。 「ありがとぅ~」  少年は心底嬉しそうに器を受け取り固まった。  器の中身は、溶けかけのカキ氷。勢いよく現在進行形で溶けている。 「なにこれ?」 「カキ氷塩味」 「なんで塩?」 「唯一あった調味料だから」 「塩入りとはいえ、ただの氷じゃん! 栄養ないよ!」  この会話の間にカキ氷は溶けきって、とても冷たい塩水になった。 「私の作ったカキ...
  • 5スレ>>180
    NO.18 ピジョット ――突然だが、俺は整理が致命的に下手だ。 どれくらい下手かというと、毎朝仕事に行く前に30分は何かを探す時間を持たなければならない程度にだ。 と、いうわけで今日もまた、俺は仕事のために部屋の中をうろうろとうろつきまわっている。 「あれ、おかしいな……ピジョットー、アレ知らねぇ?」 「アレ、ですか?」 床に散らばるチラシを蹴散らし、机に置かれた雑多な小物を蹴散らしながら、俺は問う。 その問いに、一瞬の間を置いてから、ピジョットは思いつく限りの候補を挙げた。 「……iPODならPCの隣、携帯でしたら玄関、お財布ならTVのそばの棚の上で見かけましたよ」 「オーケー財布だ、サンキュー」 ピジョットに指摘された場所に目をやれば、確かにそこには目的の代物。 よかったよかったとひとりごちて、俺はすぐさまそれをポケットにしまいこんだ。 そんな一部始終を見届け、ピジョッ...
  • 5スレ>>107
    「なぁ皆、どっか行きたいとこあるか?」 ラッキーが作った晩御飯を皆で食べ終わったころを見計らって俺は声をかける。 「どうしたのダーリン?  急にそんなこと言い出して…。」 疑問に思ったのかフリーザーが声をかける。 「いや、明日から旅に出ようと思っててな。  その前に行けるとこあったらどっか行っておこうって言うだけの話さ。」 「「「「「「「「「旅ぃ!?          それはもちろん私達をおいて行ったりしないですよね!?」」」」」」」」」 む、どうやら言い方が悪かったらしい、旅と言う単語に皆が反応してしまった。 ぁ、驚いてホウオウはお茶こぼしてるじゃないか…。 「いやまぁ、俺もちゃんと萌えモントレーナーとして戦えなきゃだめかなぁと思ってな…。  今のままじゃ、ほとんどの相手に勝てないだろ?  ちゃんと戦って勝てるように俺がならなきゃだめだから…。  そのための特訓だよ。」 ...
  • 5スレ>>125
    「ま、す、たぁああぁぁあっ!!」 「!?…どうした、ライチュウ…珍しいな…」 日曜、朝。俺を叩き起こしたライチュウは、興奮した様子で何か叫んでいる。 「外、そとが真っ白!雪だよマスター!」 「…ん?どれ…」 カーテンを開けてみると、一面の銀世界。 うす曇りの空と、地面に深く積もった雪。マサラタウンはもともと冬は雪の多い、白の町だ。 今までも何度か降ってはいたが、まさかここまで積るとはな…。 「ね、ね!すごいでしょ!?」 「そうだな、昨日は相当降ってたからな…どれ」 「きゃあっ!?」 とりあえず窓も開けて、直接外を眺める。 「んー、これは雪かき必要かもな…あれ、ライチュウ?」 「は、早く閉めて…」 ライチュウの姿が見えないが、とりあえず声に従って窓を閉める。…うぅ、寒い… 「…人のベッドで何してんだお前は」 「だって寒いんだもん」 「…俺も寒いんだが」 「じゃあ入ればいいじゃ...
  • 5スレ>>150
     人類が平穏に生きるには何を確保する必要があるだろうか。  気を休められる家族? 腹を割って話せる友人? 何もかもを許せる恋人?  どれも大事なものだ。人生を豊かにするという点では欠かせないピースであろう。  しかし、もっと根本的に、明日の心配をせずに生きるのに必要なそれではない。  では何だ。人が獣の如き刹那を永遠に続けていく生活を送らないために必要なものとは何だ。  これはあくまで一人のトレーナーとして長年旅をした俺の個人的結論だが、それは安定した寝床と食事ではないだろうか。  尤も、一つの土地にマイホームでもこさえて定住する必要は無い。  テントと平原さえあれば春夏秋冬どんな時期でも安眠は可能だ。  食事だって、パソコンだけで遠い地の他人と通信も出来るこの時代だ。よほどの失敗をしなければ心配はない。  これに釣りなぞの時間を潰せる趣味さえあれば、刺激こそないが、この上なく平穏だと俺は...
  • 5スレ>>161
    ふにふに 「なんで・・・」 鏡を見る。それが映る 「なんであの子はあんなに大きいのに・・・」 義理の妹を思い浮かべる。 「わたしは、こんなんなんだろ・・・」 キャロ(ポニータ)は胸に手を当てながらそっと呟いた。 ポニータの憂鬱 話は半日ほど前にさかのぼる マスター「キャロ、火炎放射!ロップ、飛び跳ねる!」 キャロ「いきます!」 ポニータが炎を放つ! ロップ(ギャロップ)「とびはねるぅ~」 ギャロップが飛び跳ねる! プルン!(なにかが揺れた音) キャロ「・・・・・!」 キャロ「はぁあ~」 ロップ「お義姉ちゃんどうしたのぉ~」 キャロ「なんでもないわよ」 ロップ「でも、さっきからずぅ~っとため息ついてるよ~?」 キャロ「たいしたことじゃないわよ。」 ロップ「あ、そういえばさ」 キャロ「ん?」 ロップ「お義姉ちゃんってさ。」 キャロ「わたしって?」 ロップ「ちっちゃくてかわいいよねぇ~」...
  • 5スレ>>163
    「マスター、寝癖がついてます。  出かける時ぐらいはちゃんと直してください!」 「ん…すまん」 今日も今日とてパラセクトに説教をくらう。 別段彼女募集中でもなし、買い物程度で誰かに会うわけでもないし。 別にいいと思ったんだが… 「マスター、腰をかがめてください。  マスターと私の身長差だと、立たれたままじゃ髪がとかせません」 「あいよ」 何か俺がだらしない様子を見せるとすぐぷりぷり怒り出すパラセクト。 怒ってるときに下手に逆らうと余計雷が落ちるので大人しく従う。 「んしょ……これで、よし。  毎回言ってるんだから、次こそは自分で直してください」 「はいはい」 これも毎度のやりとり。無論、直したためしは無い。 出かける前の寝癖に限らず、俺の相方パラセクトは几帳面でいろんなことに細かい。 反面俺は万事に適当、知人には行き当たりばったりの化身とまで言われる位だ。 そんな俺達の相性は……どう...
  • 5スレ>>184
     鉄屑の脳で考えた結末は誰でも予想出来る範囲である。 12時の鐘までに戻るようシンデレラは言われ、【獲物】を城に探しにいく。 魔女は王子様の存在が邪魔だった、だからシンデレラを利用した。 王子様はシンデレラに食われ屍になる、骨を砕き肉を飛び散らせ臓物を潰す。 シンデレラは魔女にかけられた魔法で魔物になった。 魔物になったシンデレラは王城の騎士に討ち滅ぼされ、あの世で王子と結ばれたのだった。 ――――――――――  彼女の放った視線、そして言の葉は周囲全てを凍らせるに十分な力がある。 狐やハピナス、果ては毛玉すらその薄く鋭利な殺意に身を凍らせた。 禍々しい殺意、萌えもんのポッチャマではないのか? 彼女はそれとは違う何かなのか? 余りに異質な怒気、狂気と他の何か……まるで悲しみが混ざったような。 「――……それで、何が聞きたいの?」 その間は一瞬であったか、永劫の時を経ていたのか。...
  • 5スレ>>181
    まえがき  偶然出会ったダーク・ルギアに惹かれた俺が、ダーク・ルギアをリライブしていく過程を  書いたストーリーです。 リライブ:ココロを閉ざした萌えもん(ダーク萌えもん)のココロを開くこと ダーク・ルギア:ヒトの手によってダーク萌えもんにされ、         リライブ不可能を目指して生み出された究極のダーク萌えもん  ここで描いているルギアは、青氏のルギアのドット絵の姿をイメージしております。  参考として、青氏のルギアの姿をあらかじめ知っておくほうがいいかもしれません。 ---------------------------------------------------------------               ~RELIVE~              ~ 出会い ~ ~俺が恋をしたのは、ココロを閉ざし哀しい目をしたルギアでした~ ―――――とある洞窟の...
  • 5スレ>>109
    「今日の練習はこれで終わる! 後は各自考えて行動するように!!」 「うっす!」 夕方、橙に染まる空の下を大きな声が飛び交う。 校庭の片隅で円陣を作っているのは野球部。その円の中心には、銀髪・小麦色の肌の萌えもん。 「モジャンボ、後はお前に任せたぞ。」 「わかりました、バシャーモ先生。」 バシャーモ、そう呼ばれた萌えもんは円陣を作る生徒のうちの一人、深緑の長髪・ピンクのバッティンググローブをはめている萌えもん、モジャンボに後を任せると、一人円陣を後にした。 バシャーモ先生。ここ、萌えもん学園の教師であり、野球部の顧問でもある。 主に体育を教え、熱血に、かつ爽やかに授業をするその姿に惚れる生徒も多い。 そのためか、バシャーモの机にはいつも何かしら手紙が置いてあるのだ。 案の定、部活から戻ってきたバシャーモの目に止まったのは机の上に置かれた数個の手紙である。 「今日も置いてあるな...
  • 5スレ>>123
     1~7の島を日替わりで散歩するのが俺の日課になっている。  どの島を散歩するかは暇な時間と俺の気分次第。今日散歩にきたのは6の島  オヤジに貰ったキセルをふかしながら海岸沿いを何をするでもなく散歩する。  葉を詰めるのは面倒だが、一度吸いだすと紙巻では満足できなくなるから困った物だ。  いつも休憩を入れるところですわり、海を眺める、誰だじじくさいとか言ったのは。 「パープルさん!」  すぐ傍らの草むらから飛び出してきたのはナゾノクサ、どうやらこのあたりの萌えもんには 顔を覚えられているらしい。時々話しかけてくるヤツが居るのだ。  喧嘩の仲裁をやらされたり色々と面倒だったりするが。 「珍しいな、煙草の火がついている間はいつも出てこないのに」 「それどころじゃないんです、ちょっと来て下さい!」  ナゾノクサについていくと、海岸には紫の髪に黒のワンピースの女の子が倒れていた。 「2時間ぐらい前...
  • 5スレ>>133
    『三犬無双』 安定重視のスイクン 子役重視のエンテイ 一発逆転のライコウ 三匹のキャラからお好みで勝負! ビッグボーナス終了時にはRT三犬ラッシュに突入。 1Gにつき2枚の増加が見込める超ハイスペックマシン。 バトルボーナスではボス128を倒し、捕らわれの姫を助け出せ。 姫は『はずれ・カブト・ホウオウ』の三人。 ホウオウならば無限三犬ラッシュに突入だ! 『機動戦士ポリゴンZ』 昔懐かしいアニメがついにスロット化。 ポリゴンZを乗りこなし敵の萌えっこスーツを破壊せよ。 黒いらしい三連星などなつかしのキャラが登場。 もちろんRTも搭載。 77G完走型。 『ドリパラ』 今度のオニドリルは様々な衣装に着替えます。 水着、チャイナ服、ナース服、メイド服などなど。 もちろん、いつもの衣装であるディーラー服も…。 各ステージで対決に勝利すればボーナス。 いつものカジノステージは激アツ! さ...
  • 5スレ>>131
    あれから、一ヶ月。 今日はあの人が訪れる日。 時間は…もうそろそろかしら。 いつもは括っている髪も、今日は彼の好みに合わせて下ろしておく。 あぁ、待ち遠しいわ。 早くこないかしら。 今日は月に一度の発電機の点検日。 イワヤマセンターそばの川を下り、無人発電所へ赴く。 かれこれ何年になるか、通いなれた道だ。特に指示せずとも迷うことは無い。 …もっとも、ほぼ一本道ということもあるが。 「着いたよ、マスター」 「おつかれさん、ランターン」 水タイプと蓄電の特性を兼ね備えるランターンは無人発電所行きに最適だ。 始めのうちは良く襲われていたものだ、ランターンのお陰で手持ちの誰も傷一つなく済んでいたからだ。 まぁ今となっては襲い掛かってはこない。慣れた、というわけだけではないだろうが。 「さ、中に入ろう」 「はーい、マスター」 ランターンと連れ立って、発電所に踏み入っていく。 入り口そ...
  • 5スレ>>189
    「ねーねー、ばれんたいんってなーにー?」 私がお使いを頼んでいたぴかちゅうが帰ってくるなりそんな事を言った。 「バレンタインって言うのは女の子が好きな人にチョコレートを渡す日なんですよ。」 するとなにやら部屋にいたほぼ全員が各自の財布を確認しだした。 「うぅ~、もう今月のお小遣いないですぅ~。」 幼い萌えモンたちをはじめ、皆口々にお金がないという。 私はふと考えた。 このまま、ほっておけばバレンタインにご主人様にチョコレートを渡すことができるのは私だけとなる。 だけどそれじゃこの娘達があまりにも可哀そうなので…。 「それじゃあ、皆で作りますか?」 私がそう言った途端、彼女たちの表情がいいの?って言う風になった。 「別に構いませんよ。  ご主人様にあげたいのは皆同じですから。」 そう微笑むと 「流石は師匠。ここでダメと言ったら騒動が起こる。  それを見越してとは流石とし...
  • 5スレ>>122
    ────────────────────────── フシギバナの事はよく分からないが冗談が出るという事はまだ余裕なのだろう。 俺たちはまず一戦、勝利した。 「余裕すぎてつまらないわぁ~」 あまりにあっけなく終わってしまったからかフシギバナは不満を漏らす。 「そう言うなって。しかし・・・」 妙に気になってくる。相手萌えもんの消えた訳。 あれはなんなのだろうか・・・フシギバナも負けたら・・・ 「どしたの~?」 「いや、何でも・・・」 不安を与えないために、言わないのがいい。 そう思い口をつぐんだ。 2回戦が始まる前。 トレーナー達の前にミュウツーが現れた。 負けたトレーナーは一斉に理由を求める。 「なぜ、消えたのだ」「萌えもんはどうなった」と。 ミュウツーはただ一言。 「傷ついた萌えもんの体力を回復させている」とだけ言い放つ。 あまりの威圧感。圧力。重圧。 トレーナー達はただ黙る事しか選...
  • 5スレ>>140
    特に大荷物もなかった俺達の引越しは半日で済んだ。 荷物整理も終わって一息ついた俺は、ウインディと二人で窓から夜空を眺めている。 「マスター、満月が綺麗ですね……」 「あぁ。こんな綺麗な空を見るのも久しぶりだな」 この辺りではそろそろ雪が降る頃だそうだ。ひんやりとした風が肌に沁みる。   「そろそろ窓閉めるぞ」 少し体が冷えてきた俺は、窓から顔を引っ込める。 ……ウインディはまだ窓枠に引っ付いたまま、恍惚とした表情で空を眺めている。 ふと目を下に移すと、窓から差し込む月明かりに、ウインディの尻尾がきらきらと揺れている。 「……ていっ!」 「ひぁっ!?ま、マスター、そんな突然……///」 ねこじゃらしに飛びつく猫のように、ウインディのしっぽに抱きつく。 冷えた体にもふもふの暖かさが沁みる。 「もふもふもふもふ」 「あの、マスター……今まで、言ってなかったのですが……」 何か、いつも...
  • 5スレ>>187
    世界よ紡げ  楽しい物語を それを私は見続けよう だけど…たまにはこんなこともいいよね? 世界のどこか ただ一人の主のために作られた空間 ありとあらゆる『世界』を見たその主 その場所は主が見たした『世界』の記録で埋まっていた さて、今日は2月13日―バレンタインデーの前日だ そんな日に、その場所はいつもの紙の匂いではなく… 「何をなさっているのですか?」 甘い香りに包まれていた 甘い香りの元は調理場 そこには、赤い髪に赤い翼、白と赤の巫女服を着た少女―この場所の主である『世界』を渡る萌えもん、ホウオウが居た 「見てわかりませんか? チョコレートを作っているんです」 少女―ホウオウは話しかけてきた萌えもん―ダークライに答えた 「頼まれましたトレーナー選びは終わりましたが…」 ダークライはそう言葉を濁す 彼女に与えられたのは『面白い物語を紡いでいるトレーナーを選ぶ...
  • 5スレ>>113
    マサラ周辺の草原。俺ともんきちは逃げる一匹のコラッタを追いかけていた。 からっとした天気で洗濯日和の晴天の中、小さくかわいらしいもえもんを追いかけるのは傍かみるとかなり危ないであろう。 「逃ーげーるーなーオラーーー!」 比較的素早さが高いもんきちだが、相手のホーム故かコラッタの逃走を拒めずにいた。 各言う俺もかなり疲れる。汗はダラダラ、コイツ本気で逃げまくるもんだから全力疾走せざる終えなくて、そんな状態が5分続いてる。 もえもん捕獲って、以外にハードだなと俺は歯噛みした。 オーキドの要望どおり、図鑑完成のためもんきちを捕まえてからがんばってきている。 オニススメ、ポッポなどを捕獲し、残るところはこのコラッタだけなのだ。 が、その前の二種は飛んで逃げるし、もんきちじゃなくて俺を狙ってくるし、ボールに入っても出て行かれるしと散々な目に合っている。 今回も大変だろうなと覚悟して挑んだが、体力勝負...
  • 5スレ>>155
    「こんにちわ。久しぶりー」  そう言ってハイツェンに入ってきたのは男のオオスバメ。 「スバルさん、帰って来たんだ。おかえりなさい」 「また明日から通わせてもらうよ」  リサが半年振りに会う常連に挨拶する。  スバルはカウンターに座り、ケイタに挨拶している。  スバルが誰かわからないキラが、リサに小声で誰なのか訊ねる。 「あの人もここの常連さん。もう何年も通ってるらしいよ。  私が働き始めたときにはすでに通ってたし」 「常連っていうなら、毎日きてるはずだと思うんだけど?」  それはオオスバメの習性に関係する。  寒さにあまり強くないオオスバメは、渡り鳥と同じように越冬する。  厚着して暖房をつけて耐え切れないこともないが、移動しないと落ち着かないらしい。  そのため出張をかって出て、秋から冬の間はシキタウンにはいないのだ。  と言ったことをリサはキラに説明する。 「なるほど、今日か昨日帰って...
  • 5スレ>>130
    もうすぐ来るかな? まだまだ先かな?  わくわく、どきどき。 今日には来るかな? 明日なら来るかな? わくわく、どきどき。 ともしび山の山頂から山裾を見下ろしながら、今か今かと胸を弾ませる。 その様子は、恋人を待つ女性というより仲良しの友達を待つ子供そのもの。 勿論、来るという確約などないし、可能性なら来ないことの方が大いにある。 そんなことは無論彼女も承知しているし、そのことでいちいち怒ったりなどしない。 来ないこともあると理解しているうえで、待ち焦がれているのだ。 来るか来ないか、今日来るか明日来るか。彼女は、待つということを既に楽しんでいる。 彼女にとって、それは永遠に変わることのない唯一の娯楽。 飽きることなく待ち続ける。 果たされるという確約の何処にも無い、かつて交わした約束の果たされる日を。    彼、覚えててくれてるかなぁ?…ううん、絶対...
  • 5スレ>>112
    ――――今まで来た道を戻る。 先程の戦いで無謀にもサンダーに立ち向かい、ぶっ飛ばされた俺は、イワークの肩を借りて歩くこととなった。 全身がとにかく痛い。でも、骨が折れてる様では無さそうだから良しとしておく。 「いてて……」 歩くたびに、体中が痛む。 「マスター、やっぱり少し休んだほうがいいのでは……」 何度も痛みにうめく俺の身を案じてるのか、さっきからイワークは俺に休むように言っている。 そりゃあ、そこまで俺のことを心配してくれるのはありがたいし、出来るならば休みたいけど……リザードンの容態が心配だ。 戦闘後、幸運にもバッグの奥底から発見されたげんきのかけらで、応急処置はとったが、 それでもサンダーの雷撃を受けた右翼は回復する気配を見せない。一刻も早くセンターに行って診てもらわないと。 「大丈夫だって。というか俺のことよりリザードンのことを心配してくれ」 「でも、マスターだって...
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