萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「5スレ>>483」で検索した結果

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  • 5スレ>>483
    「ふぃーっ…」 「はぁ…とりあえずはこれで完成だな。悪いなフライゴン、ここまで手伝わせて」 「いやいや、かまへんで。素敵やないの、七夕のためにおつきみ山まで笹取りって」 7月6日。トキワジム裏庭の縁側(基本洋風の建物なのにこんな和室の縁側が2,3か所あるようだ。)。 七夕の前日、俺は貰って来た竹を庭に埋めていた。縁側の蚊取り線香はなかなか強力なようで、 あまり蚊にも刺されずにすんでいる。それは俺の向かいで竹を補強しているフライゴンも同じだ。 今日の昼間。俺はフライゴンに協力してもらい、オツキミ山まで飛んでピクシーと交渉、 七夕のための竹を一本(?)切ってもらってきた。 再びトキワジムに戻ってそれを植え終えたのが今さっき。既に日は沈んでいる。 「よしっ!じゃあ上がるか」 「はいはーい」 玄関にまわり、俺達はジムの中にあがる。トレーニング施設やスタジアムがある点を除けば、 ここはかな...
  • 5スレ>>48
    『皆さんおはようございます。今日は昨日に引き続き「萌えもん学園最強生徒決定戦」の二日目、決勝トーナメントです。  惜しくも昨日の予選で敗退してしまった方も、初めから観戦を決め込んでいた人も、「なんだ、出場は生徒だけなのか。ツマンネ」とか思ってる先生も  決勝に勝ち残った勇士達の華麗な戦いぶりをぜひお見逃し無く。。』 ~私立萌えもん学園-最強生徒決定戦編- 第一話(サワムラーVSハガネール)~ ??「さぁーていよいよ今日は学園最強生徒決定戦、略して学最の二日目!!選りすぐりの強者達が集いし決勝トーナメントです!!みなさん盛り上がってますかぁー!?」 客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 ??「良い感じですよぉー♪では、その盛り上がりを維持しつつ第一試合が始まるまでもうしばらくお待ち下さいねー。ちなみに今年の決勝戦の司会をつとめさせて頂くのは  ...
  • 5スレ>>487
    【麺道は面倒を招く!?】 ―――   ―――   ―――    ―狐(Capri)Side 1―    ―――   ―――   ―――  なんだってこんな初夏の暑い日にわざわざ出歩くのか? 炎天下たる正午前、怒涛の気温・湿度上昇により極めて不快指数を高める時間である。 ……常人であれば。 ――ウチのマスターには関係ないわね、どうせこの暑さでも汗ひとつかいてないんでしょ。 暑さを助長させる気の早い油蝉の声を聞きつつ、自らも涼しい顔で歩みを進めるキュウコンこと狐。(実はニックネームである。) お互いそろそろ煙草のストックも切れ、最寄のセンターへと向かう道すがら、頭の隅で考えるのは他愛もない事だ。 予想通りに汗ひとつかかず、普段より1歩分早い歩みを進めるマスターは歩みでしか暑さを感じている事が判らない程度にはポーカーフェイス。 いつしか無言になった道行も、最早常であり、このまま数...
  • 5スレ>>484
    「さーさーのーはーさーらさらー♪」  夕刻。メリィが上機嫌で七夕の歌を口ずさんでいる。  今日は7月7日、七夕。  織姫と牽牛が天の川を渡って逢えるという、ロマンチックな話の日である。  アキラはつい先ほどまで庭に出て、笹の固定作業を行っていた。 「はぁ、一仕事したら喉が渇いたな…何か飲もう」  アキラはそう呟いて食堂へと向かう。  と、先ほどと同じメロディーに乗って、ホウの歌声が食堂から聞こえてきた。 「ぼーたーもーちーぼーとぼとー、おーちーたーらーくーえーるー…」 「って、何奇妙な歌歌ってんだオマエは」 「…ん」  アキラが食堂に入ってそう言った時、ホウは丁度棚から牡丹餅を取り出しているところであった。 「…棚ぼたの歌」 「何じゃそりゃ…ってか、その牡丹餅はどうしたんだよ」 「…通販で買った」  そう言って牡丹餅のパッケージを開けるホウ。  その中から一つ取り出し、かじり...
  • 5スレ>>481
    「ねぇマスター」  とんとん。  柔らかいソファに腰掛け、テレビでニュースを眺めていると、後ろから肩を叩かれた。  どうしたの? と振り返ると、頬にニーナの人差し指がささる。 「む」 「ふふ、ひっかかりました」  ニーナの顔に浮かんだ満足げな表情がとても悔しい。  隙をついてこちらも立てた指を伸ばすけれど、姿勢に無理があった。  ふふん、と鼻を鳴らして威張ってるところを見ると……。  脇に置いてあるノートを引っ張り、文字を連ねる。 『べ、別に分からなかったわけじゃないんだからね!』  こんなところでどうだろう。 「ひどい言い訳ですね」 『僕もそう思った。別のアクションを取るべきだった。今では反省している』  それで部屋の中はまたテレビの音だけになる。  旅の途中、とても豪華な一室で、僕らは時間を持て余していた。  二人組の映るモニターから目を離し、背後で控えている...
  • 5スレ>>482
    あるトレーナーの家の話。 「ヌケニン~!こっちこっち!」 「………。」 「おーい、こっちだってばー。」 「………。」 みどりのさんぽみちの一角。 アメモース、モルフォン、そしてヌケニンの3人は、いつものように草むらに遊びに来ていた。 萌えもんタワーの幽霊騒動…「あの日」から大体1ヶ月。 あの後、彼女達のマスターは、行き場のないヌケニンを引き取った。 彼曰く、「俺達で、なんというか、どうにかして癒してあげたい…そういうことだ。」とのこと。 その一言もあってか、アメモースとモルフォンは、ヌケニンに何とか明るくなってもらおうと、最近は彼女を連れて毎日遊びに出ている。 だが、努力に反して、ヌケニンは2人と慣れあわず、いつも1人離れてしまうのだった。 …今日も今日とて、ヌケニンは1人で座り込んで土いじりである。 「…ヌケニンっ!!」 「……フン。」 痺れを切らしたアメモースがヌケニンに強く呼び...
  • 5スレ>>480
    前回のあらすじ コイキングたんにライバルあらわる コイキングの修行を一段落終え、先へ進む事に。 俺達はゴールデンブリッジへと向かった。 シゲル「よう!」 うわ、嫌なのでた(;^ω^) 今日はきっと厄日なのだろう。 コイキング「(こいつがマスターの言ってたウザイ知り合いか・・・)」 ピカチュウ「(マスターも大概だけどね。)」 フシギソウ「(そ、そんなことないよ。多分)」 シゲル「こんなとこ、うろちょろしてたのか!     俺なんか強いのすごいの色々捕まえちゃって     絶好調だぜ!」 マスター「そうか、それはよかったな。じゃぁ俺達はあっちに」 シゲル「・・・どれどれ、お前はなんか捕まえた?見せてみろよ!」 ライバルのシゲルが しょうぶをしかけてきた! だああああああああうぜえぇえぇえぇえぇえぇえぇえ。 こいつ絶対通信簿に「人の話を聞きましょう」とか書...
  • 5スレ>>488
    ―――   ―――   ―――    ―狐(Capri)Side 3― ―――   ―――   ―――  『何を言い出すかと思えば』。 狐はまずその一言が脳裏によぎった、とんこつ主義? 全力で否定したい、そしてその存在には異を唱えたい。    『あっさりとしたコクを求めるなら味噌でいい。          刺激と旨味の両立を求めるなら辛味噌でいい。             濃厚さとこってりな味わいを求めるなら合わせ味噌でいい。』 元来その思考で支配された狐にとってとんこつと胡椒による『アクとにごりと刺激の合唱』は不協和音にしか感じられない。 かくも激しい怒りに支配されあちらからも宣戦布告がなされた今、加減など必要ない。 そう踏んだ狐はそっとオニドリルの肩へ手を伸ばした、あたかも休戦を申し込む紳士的な使節団のような表情で。 「ドリルちゃん、貴女の言い分は確かにそれを好むも...
  • 5スレ>>489
    ここは喫茶『海の森』。 一応シオンタウンにあるのだが、その実ほぼ12番道路に位置している。 場所が場所なので釣り人たちの憩いの場としてそれなりに繁盛している。 今日も看板娘の双子っぽい他人のコンビとか、やさしい大人なお姉さんがせっせと働いていた。 「ふぅ、プラスル、マイナン。休憩入って良いわよ。」 そういうのはオオタチ。みんなのお姉さんな存在である。 「タチ姉1人でー。」「大丈夫なのー?」 この2人はプラスルとマイナン。お騒がせコンビだが普段はいい子達なのである。 「お客さんも少なくなってきたし、これぐらいなら大丈夫よ。」 そうはいうものの、実際にはかなり大変である。 本来はマスター(2つの意味で)がいるのだが、今はいない。 実質的にオオタチ1人で持たせてるのだからたいしたものである。 「まったく、今日はどこまでさがしにいったのやら……」 ここのマスターは普段はいい人なのだ...
  • 5スレ>>47
    注:ちょっとだけアウトかも もう、何度目なのかも分からない。でも── 「マスターのためだもん、ボクも頑張らなくっちゃ……」 イーブイは静かに目を閉じ、身をメタモンに委ねた。 ──────────────────────────────────── 「アンタの預けた萌えもん、どこからかタマゴを持ってきおった  やっぱり欲しいんじゃろ?」 「はい!(´∇`*)」 「大事に育てるんじゃぞ」 「よッし今度こそ来いよ……!」 ──────────────────────────────────── ボクは他のイーブイ達と違って、毛並みが白色なの。すごいでしょー。 だから、マスターはボクを大事に扱ってくれてるんだよ。 一度もバトルしたこともないし、一度も頭を叩かれたこともないし…… ずっとやさしいおばあちゃんの家に預けておいてくれるの。 えへへ、うらやましいでしょ? でも...
  • 5スレ>>42
    ある雪の振る冬の日、ボクはコタツに入りながらふと思った。 「ねー、ニャースは外で遊ばないの?」 ボクは対面でコタツに入っているニャースに聞いた。 ニャース以外の他の萌えモン達は皆、外で雪合戦をしている。 「あー、イシツブテを入れて投げるのは反則だよー!」 「ホホホ、勝負の世界は非常なのよ~♪」 楽しそうな声がここまで響いてくる。 「あたいは猫なの。  寒いのは苦手だからいいの。  外で雪合戦するよりコタツでみかん食べてるほうがよっぽど有意義なのよ。」 そう言いながらコタツにおいてあるみかんを手に取りモグモグと食べる。 「まーボクも寒いの苦手だから。」 コタツの中でぬくぬくしながら思う。 やっぱりコタツはいいなぁって。 「あなたこそ、雪合戦しなくていいの?」 みかんを食べながらニャースが聞いてくる。 「ボクは弱いから。  ボクが入るとチームが負けちゃうからさ。」 ボク...
  • 3スレ>>481
    「私がハナダジムリーダーのカスミよっ!アンタが今日の挑戦者なのね、しかもっ!出身地がマサラタウンのっ!いいわ、ギッタギタにしてやるんだからっ!!」  お母さん、お父さん、私、何か悪い事でもしたのでしょうか?  どうして、彼女は私の出身地を聞いた瞬間からこんなにテンションが上がっているのでしょうか?  ポケモンセンターで一夜を過ごし、ちょうどジムの開館時間である午前10時にハナダジムに入った途端、私は室内から放たれていた威圧感にドン引きしていた。  なにやら並々ならぬ様子だったから適当に近くにいたジム所属トレーナーさんに話を聞いたところ、最近負け越し気味で機嫌が非常に悪いとのこと。  視界に男が通るだけで鉄アレイがすっ飛んでくるらしく、ジム所属員が2名ほどポケモンセンターに運ばれたそうな。  まぁ、私は女なので安心と思ったのがつかの間、部外者である私を発見した彼女は催眠術だとか超スピードだと...
  • 5スレ>>434
     『フリーザーさんとファイヤーさん』 むかしむかし、と言ってもそんなに昔じゃないけれど、あるところでフリーザーさんとファイヤーさんが出くわしました。 「あら偶然ね。ファイヤーさんごきげんよう。」 「あ。フリーザーだー。」 ちょっとばかり空気が重いです。 もう少し仲良くしてください。 いつも出会ったときにするフリーザーさんの自慢話が始まります。 「ところでファイヤーさん?」 「ん?なぁに?」 「私(わたくし)はね、どんなものでも吹き飛ばすことができるし、凍らすこともできるすごい力をもってますのよ?」 「うん。知ってるよ?」 台本にないセリフを入れないでください。 怒りっぽいフリーザーさんの機嫌が悪くなってしまいます。 「(ピキッ)だからですね?世界で一番強いのは私ですね。」 あ~あ……やっぱり怒らせてしまいました。 「えっと……次なんて言うんだっけ?」 カンペ<た...
  • 5スレ>>408
    (サアァーーー……)  雨が降っている。  薄暗い空から沢山の水滴が降り、寂しげに地面を打つ音が周囲に響く。  窓からは、雨に晒される萌えもんタワーの姿が見えた。 「………」   こういう時は、昔を思い出す。  マスターと出会う前……お母さんと一緒に、野生で暮らしていた頃のこと。  そして……お母さんを失った、あの日のことを。      『紫苑の町に、雨の音』  確か、もう10年くらい前の話だ。  あのころは私はまだメリープで…森の奥の洞穴でお母さんと二人で暮らしていた。 「おかーさん、おなかすいたよぅ」 「はい、今日はオレンのみをとってきたのよ」 「いやなのー、おかーさんのおちちがいいのー」 「もう…仕方の無い子ねぇ」  あの日は太陽がまぶしくて、いい天気だった。  私は洞穴でいつものようにお母さんに甘えて……お母さんはそれに応えてくれていた。  お昼が近づいてくる...
  • 5スレ>>478
    ―――ねぇ? たなばたってなんのひー?――― お隣さんから声が聞こえてくる。 ―――七夕はね、天に住んでる織姫さんと、彦星さんが会える日なのよ。――― 教える言葉を耳にしながら、俺は軽く身支度を整えて家を出た。 ―――ほら、みてごらん? 綺麗でしょ?――― ―――わぁ~! すごくきれい~!――― そう、今日は七夕。 彼女に会える唯一の日。 ―――――――― ―――――― ―――― ―― 近くの山の頂へ向かうのに小一時間はかかる。 上り坂のオンパレード。夜も深まりつつある中、俺はバイクで山道を登る。 (去年までは、自転車で登ってたな…あの時は3時間もかかったっけ…) 何故3時間もかけて山を登っていたのか。 そこには、理由が存在していた。 全ては、彼女に会うために…… 山頂の展望台に着く。所要時間は1時間弱。 やっぱりバイクは早いなと思いつつヘルメットを脱ぎ、さらに歩い...
  • 5スレ>>401
     『Nightmare』 「……ん?」  なんとなく違和感を感じて目を覚ます。  確か俺は、いつもどおりバトルして、勝って…  その後適当に皆と談笑して、昼寝したんだっけ…? 「…っ! 頭いてぇ…」  寝起きのせいか妙に頭が重い。  そのまま汗で湿った髪をかき上げようとして……腕が縛られていることに気がついた。 「……は?」  混乱する。  なんで俺は縛られている?  心当たりは……俺には無い。  と、そのとき、部屋の扉が開いて誰かが入ってきた。  今気がついたが、ここは俺の部屋のようだ。 「ご主人様、目が覚めたんですね」 「デル!?」 「はい、どうかされましたか?」  デルは俺に柔らかな笑みを向け、こちらに歩み寄ってきた。  良かった、こいつは無事だったか。 「ちょうどいいところに来た、すまんがこの縄を何とかしてくれ。縄が食い込んで痛いんだ」 「わかりました。お任せ...
  • 5スレ>>413
     夜。  それも世間一般では、草木も眠る丑三つ時とも言われる深夜。  シオンタウンの萌えもんセンターは、いまだに灯りがついていた。  もちろん、この日…というか、前の日の営業時間は終わっている。  灯りがついているのはとある個室…ヨルノズクのホウに割り当てられている部屋であった。 「………(ぱりぱりもぐもぐ」  彼女はスナック菓子をぱくつきながら、「週間萌えもんの友」という雑誌をめくっていた。  時々喉が渇くらしく、横においてあるミックスオレを一口。 「…ん、やっぱり夜更かしのお供はミックスオレ」  そこらへんは彼女なりに中々拘りがあるらしい。  再び菓子に手をつけ、雑誌をめくる。  記事はニュースからコラム、ゴシップや漫画まで様々。  それらの殆どに目を通し、独り言を呟く。 「今週号はあまり面白そうな記事が……!?」  と、そこでめくるのを止め、とある記事を凝視する。 「…...
  • 5スレ>>437
    始めに ・これは200のひと(以下 作者)がにーなさんのSSに登場するキャラクター、 ニーナさんと無口マスターさんを作者がかいたらどうなるかを書いてみた物です。 ・基本的なキャラ設定はにーなさんのキャラ設定を拝借していますが、 作者の技量不足により再現できてない部分が多々あります。申し訳ございません…… ・「キャラが違いすぎる!」「この言い回しは変だろう」 ……等の意見がありましたら、遠慮無く意見下さい。 ・こんな駄目な作者の突拍子もない企画に快く許可してくれたにーなさん。本当に有難うございます! そしてこんな駄目な文でこめんなさい! ・30分で書いたので今回も短いです← 続いて内容の仕様説明 無口マスターさんに括弧が三種類使われています。 「」  これは実際に発音をしています ()  これは筆談で喋ってます (()) これは思ったこと……つまり口に出しても筆談にもし...
  • 5スレ>>477
    ここは、トキワの森。 この森には虫萌えもんが多く棲んでいる事で有名だ。そんな森だが、たまにピカチュウを見かける事も 有る。本日はトキワの森にいるピカチュウを見てみる事にしましょう。 「う~ん」 居ました。ピカチュウです。2人居ます、1人は岩の上で考え事をしているようです。 その下でもう1人のピカチュウは、本を読んでいるみたいです。 草むらからまたピカチュウが現れました。どうやら、ここに居た2人のピカチュウ達と 知り合いのようです。ちょっと3人の話を聞いてみましょう。おっとその前に、全員ピカチュウ では区別が付きませんね、それぞれに名前を付けましょう。 岩の上に居るピカチュウはピカ、草むらから出てきたピカチュウはカチュ、岩の下に居るピカチュウはチュウ ついでにあの子達のそれぞれの会話にもそう変換しちゃいましょう。 「やっほ~、チュウ」 「あ、カチュお姉ちゃん。」 「ところでピカは、あん...
  • 5スレ>>435
    もえもんマスターレッド            最終話 希望を胸に  全てを終わらせる時……! レッド「チクショオオオオ! くらえカンナ! 新必殺オーバーヒートカーミナリピッカー!!」 カンナ「さぁ来いレッドォォ! オレは実は炎と雷の技さえあれば死ぬぞオオ!」 ザンッ! カンナ「グアアアア!」 カンナ「こ このザ・アイスと呼ばれる四天王のカンナが……こんな小僧に…」 カンナ「バ…バカなアアアア」 カンナ「グアアアア」 シバ「カンナがやられたようだな……」 キクコ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱……」 ワタル「小学生ごときに負けるとは四天王の面汚しよ……」 レッド「くらええええ!」 ズサッ! 四天王ズ「「「「グアアアアア」」」」 レッド「やった……ついに四天王を倒したぞ……」 レッド「これでグリーンのいるチャンピオンの部屋の扉が開かれる!」 ギィィィ…… グリーン《よく来たなも...
  • 5スレ>>444
    ≪日常≫―――毎年に300日以上ある日のこと。    小さくもなければ大きくもない、綺麗ではないが汚くもない。今時では珍しい中流家庭の一軒家。  そのドアを薄紫色の角が生えたモルフォンは同様に平凡な木製のドアを三度ノックした後でドアノブを捻り扉を開けた。 「マスター、入りますよ~……って、うわぁっ」  入るなり顔を顰める。彼女の眼に入ったのは散らかった大量の本。  何かの辞書や高校の教科書や故人が書いた小説や人気のライトノベル等々と世間的に「本」に分類されるものが床一面を覆い隠していた。  そして広がる(散らばる)本の森の中で眠れる美女……ではなく青年が一人いる。 「……」  慣れているのか呆れる様子も無く、モルフォンは念力で足場を造りつつ青年へと近づいていく  ある程度まで距離を詰めると「すぅ」という音と共に周囲の息を思いっきり吸い込むと…… 「ンンムゥゥマスタァァァァァァァ...
  • 5スレ>>404
    早朝。 俺は眠気覚ましにと外へ出た。 日が昇りきって間もなく、外はまだ薄暗い。 時折吹く風は、微かに潮の香りがした。 「やっぱ……宿をここにして正解だったな」 波の音に耳を澄まし、大きく伸びをする。 重かった眼が、気分が、自然と軽やかになっていった。 (ちょっと早い気がするけど、ジュペッタを起こしに――) そう思い踵を返したその瞬間、汽笛が町中に響き渡った。 突然のことに肩をビクッと震わせ、音がした方向を見ると、遠くから船がこっちにやってくるのが見えた。 けたたましい汽笛は目覚まし時計。 港町・クチバシティの朝が始まる。 - episode 6-b  second day ~魂の行末~ - 俺が部屋に戻ったときには、既にジュペッタは起きていた。 どうやらさっきの汽笛の音で目を覚ましたらしく、驚きで眠気を吹っ飛ばしたせいか、眠そうには見えなかった。 俺はとこ...
  • 5スレ>>479
    ◇ルール◇ 登場人物 ジラーチ(ジ): 幾千年の時を生きてるロリ老体。老体って言うと怒る。 セレビィ(セ): 幾千年の時を亘るロリ年寄り。子供って言うと怒る。 ミュウ(ミ) : 幾千年の時を視るロリ尻尾。尻尾に向かって話しかけると怒る。 日付は七夕(7月7日) キャラ崩壊してても気にしない 聖剣○のシャル○ロットじゃない -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+-                  笹の葉さらっさら                       ~願いを叶える程度の能力~ -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+-...
  • 5スレ>>406
     夢ってよく、寝てから見ろとか言いますが、実際は夢、叶えたい夢の方を見ていますよね。  人の夢、萌えもんの夢、動物達の夢、星の夢、数多の夢がある中でアナタの夢は叶う物ですか?  叶えられる夢は努力で実ります、得てしてそういう口上を述べる人が居ますね、無責任にも程がある、自分でしない努力を相手に押し付けているのだから。  さて、この物語の主人公達は果たして叶う夢を見ているのか? それとも叶わぬ幻想を抱いているのか?  先の見えぬ闇の中を歩いている人生、夢なんてモノを諦め、捨て去る事もまたひとつの道なのかもしれませんね。 ――――――――――  炎上した家屋、吹き散らされ風紋を刻む砂、人々の悲鳴は遥か遠く既に怨嗟の様相を呈している。 果て無く続く夜の闇に響き渡る声は、うら若き乙女の物であり怨嗟の声すらも掻き消す美しき調べ。 ……そう思えるのは当事者でない者だけであり、事実私は死の極...
  • 5スレ>>462
     それは、あまりにも早すぎた。 高速移動、神速、そんな技は何一つ使っていない。 それでも、ロケット団のアーボックは、そのウィンディを捕らえることができない。 相手の地力を削り取るためのどくどくは掠りもせず、いやな音すらも軽々避けて。 「くっ…アーボック!溶解液!!」 指示に従ってアーボックが吐き出した数十の溶解液の塊、それらは、ウィンディの通った後に、次々と着弾していく。 狙いを会わせるのをあきらめた乱打、ではない、狙った先に着弾する頃には、ウィンディがそこに居ない、それだけの話だ。 だというのに、まるでウィンディが地面を炸裂させながら突っ走っているようにも見える。  狙いを合わせるのをあきらめたアーボックは、溶解液を吐き出す勢いはそのまま、ウィンディの少し手前を狙うやりかたに切り替えた。 が、それも当たらない、着弾直前、ウィンディが横っ飛びで避けている。 彼我の距離は、10メートル、そ...
  • 5スレ>>426
    セキチクシティ。  南側には遠浅の海が、北側にはサファリゾーンが広がる、観光の町。  シオンタウンを発ったアキラ達一行は、セキチクを目指しつつ道行くトレーナーとの対戦をしていた。 「はっはっはー! ウチのドードリオの動きを捉えられるか!?」 「は、速いっ…!」 「落ち着けメリィ、捉える必要なんて無い…近くに来たら放電だ!」 「わかった!」  影分身を展開し、高速移動でメリィの周囲を回る鳥使いのドードリオ。  だがピンポイントで狙えないなら、範囲攻撃で巻き込めば良い。 「う~…りゃあぁーーーっ!!!」  バリバリバリバリバリッ! 「「「あべべべべべべべべべべぼぼぼぶ!?」」」  器用に腹話術分も悲鳴を上げて沈むドードリオ。  案外余裕なのかも知れないが、立ち上がれない時点で勝負は決していた。 「やった…勝ったよマスター!」 「よしよし、よくやったぞメリィ」  駆け寄ってくる彼...
  • 5スレ>>418
    ――ガキの頃の思い出、といわれれば、俺にはマサラで過ごした日々しか浮かばない。 それ以前は文字通り右も左もわからないガキだったし、それ以降はろくでもない荒れ具合を晒していた。 己のガキさ加減に気づき、乱行を改めた今、まだまだ子供のくせに年寄りくさく己の人生を振り返ると、自然とそうなってしまうのだ。 だから。 「……変わってねぇなぁ」 数年ぶりに見たその町の、あまりに変わらぬその姿に、柄にもない感傷を抱くのも、仕方ないというものだろう。 『Canon ~へたれのための追走曲~ 改訂第一節 錆びた記憶の笑顔を追って』 「……おぉ、君か! 大きくなったのぉ、よく来てくれた!」 「……たかだか三年だろ、大袈裟だよ糞爺」 数年ぶりに踏んだマサラの土、その感触を味わいもせずまっすぐに足を向けた一軒の研究所。 『オーキド萌えもん研究所』と記された看板を背負うその建物は、かつて俺がこの町...
  • 5スレ>>474
    前回のあらすじ 理科系のミツハル(笑) ロケット団(笑) オツキミ山を抜け、ハナダの萌えもんセンターで一服中の俺達。 K察に件のことを報告したところ、見事オツキミ山のロケット団を 一網打尽にできたそうな。よかったよかった。 後、感謝状と饅頭もろた。 マスター「萌えもん作戦会議はじまるざますよー」 コイキング「いくでがんす!」 ピカチュウ「ふんがー(棒読み)」 フシギソウ「え、えっと・・・まともに始めなさいよ!」 俺はこのキャストでも遜色なく萌えられる自信があります。 ピカチュウ「ねぇ・・・これなんか意味あんの?」 マスター「英気を養うセレモニーだと思ってくりゃれ」 コイキング「面白いしイインジャネーノ?」 フシギソウ「や・・・やっぱりはずかしいよぅ・・・ゴニョゴニョ」 ピカチュウ「それで、今日は何をするの?」 マスター「まず、これを見てくれ。」 ...
  • 5スレ>>498
    ジョーイさん「おまちどうさまでした!        おあずかりした萌えもんはみんな元気になりましたよ!」 ラッキー「またのご利用をお待ちしてます!」 トレーナー「ども」 私はラッキー。 とある萌えもんセンターでジョーイさんのお手伝いをしているしがない萌えもんです。 最近この仕事にもようやく慣れ始め、やりがいを感じるようになりました。 傷ついた萌えもん達を見るのは心苦しいですが、 彼女達の傷を癒せる唯一の仕事なので、頑張ります。 ジョーイさん「ラッキー、後10分ぐらいで休憩するわよ。」 ラッキー「はーい」 さぁ、もう一踏ん張りです。 ジョーイさん「ようこそ!萌えもんセンターへ。」 ラッキー「あ!いらっしゃいませ!」 マスター「えーっと、おまいら全員ボールに入ったな?      よしよし、じゃぁおねげーします。」 ジョーイさん「それではおあずかりいたします!」 ラ...
  • 5スレ>>424
    「……みんな、分かっているとは思うが、もし誰がどうなっても、恨み事は無しだ。  マスターの事だから、捨てるなんて事はまずないだろう。ボックスを通して博士の所か、もしくはジムには置いてくれるはずだ」 「うん!」 「…そういえば、プテラは?」 「さっきボクが見てきたけど、まだ寝てたよ」 「…は、はい…」 「せやな。…で、何でこうなったんやったっけ?」 この物語の発端は、今日の朝…いや、もっと詳しく説明するなら、一週間前に遡る。       - ゴーグルシリーズ番外編    『リストラ大騒動!』 -      * * * 「…トキワジム、リーダー…?」 「らしいな。昨日セキエイリーグから通達があった」 「受けるのかい?」 「条件は決して悪くないんだよな…旅の資金調達なんかも結構厳しいし、  あんまりいつまでも、大した目的もないままフラフラしてるのもどうかと思...
  • 5スレ>>421
    「ここがシオンタウンか…」 『しずかなまちですね』 「で、あの大きな塔が萌えもんタワーかぁ…」 『『~~♪』』 俺の名前はリン、しがない萌えもんトレーナーだ。 姉さんのホウオウ、無口なユレイドル、アンノーン達(×1000)と旅をしている。 そんなこんなでシオンタウンまでやって来た訳だが… 「違います!!」 何か騒ぎが起こってるようだ… 「しかしね、実際に見た人が居る訳だし…」 「見間違いです!確かにおじいちゃんのお墓はタワーにありますけど、化けて出るような人じゃないです!  そんなに言うなら調べてみればいいじゃないですか」 「それは山々なんだが…調べようにもなぁ…」 「どうしたんです?」 ただ見ていただけだったが、気になって話しかけてみた。 「あなたは?」 「ただの通りすがりの萌えもんトレーナですが…言い争っているように見えたので」 「あ…そう見えましたか…これは失礼を...
  • 5スレ>>473
    学園七不思議それはどの学校でも有るもの ここ人と萌えもんが共に学ぶ事が出来る不思議学校でも、こういった七不思議はある物だ。 「七不思議?」 学園の仲良し3人組の中でお姉さん的な位置に居るチルタリスが、今自分が聞いた言葉を復唱していた。 「そうそう、七不思議」 やたらと張り切って七不思議と言っているのは、3人組の中心で大体何かしら問題を起こしているのか いないのか分からないはつこが、今度は何をするつもりなのか少し不安を感じるチルタリス 「何でいきなり七不思議なの?」 チルタリスの質問に、はつこは嬉しそうな顔をして説明を始める 「え~とね、今日図書館からこんなの見つけたの」 はつこが取り出したのは学園七不思議調査書と書かれた紙の束だった。 「また、よくこんなのを見つけてくるわね。」 「えへへ、それでね今日の夜ここに書いてある七不思議を本当にあるか調べてみようって」 「ええええ...
  • 5スレ>>461
    「ジュゴンと」「チルタリスの」 「「なんでもラジオ~」」 ひょうこ「前回の放送から、ずいぶん離れてしまいましたこのラジオ。司会者ジュゴンのひょうここと」 りゅうこ「梅雨に入ってちょっと憂鬱な気分の司会者チルタリスのりゅうこで送りします」 ひょうこ「やっと第7回目を放送する事が出来ました。」 りゅうこ「ずいぶんと、前回よりも時間かかりましたね」 ひょうこ「なんか大人の事情で放送が先送りになってたそうで、このまま打ち切りと噂もしてました。」 りゅうこ「打ち切りにならなくてよかった。」 ひょうこ「とにもかくにも、ラジオも7回。このまま10回目まで続けるだ~~」 りゅうこ「その事についてなんかスタッフから放送の最後にお知らせがあるそうです。」 ひょうこ「ラジオ放送終了のお知らせですね。」 りゅうこ「違うと思うわよ」 ひょうこ「それよりもあのコーナーはじめるよ~」 「「視聴...
  • 5スレ>>412
    『2回戦、シングルバトル―――クリム選手のライチュウ 対 四天王カンナのイノムーの対戦となります!  両者、すでにフィールドの中央で向かい合ってかまえています。フィールドは岩場!  睨みつけるライチュウ、どこを見ているのかよく分からないイノムー!  この試合はいったいどのような展開を繰り広げるのでしょうか!?』 …相手の萌えもんは、カントーでは見かけない。どんな能力を持っているか分からないが、 少なくとも氷タイプである事は間違いないだろう。 比較的背が高く、長い前髪が顔まで垂れ下がっている。…その表情は見えない。 だが、機動力でならおそらくライチュウの方が勝っているはず。 「ライチュウ、分かってるな?」 「うん!」 『萌えもん、ファイトォッ―――!!』 ライチュウの武器は機動性と攻撃力・瞬発力。弱点は耐久力と持久力のなさだ。だから、おのずと戦略も限られてくる。 すなわち、敵を攪...
  • 5スレ>>458
    雨が上がり、次第に雲は霧散し消えてなくなる。 それとは別に、俺の目の前では今もまだ、泣き、嗚咽し、止まない雫を瞳から落とす少女…。 「うぅっ…、うあぁ…っ! ひっ…ひっく…うぅくっ…!!」 少女…ニューラが泣き続ける理由を俺は知ることになる、元のトレーナーから…虐待を受け、 彼女を公園に放置したことによる数々の凶行、それでも彼女は抗い、そこに待ち続けることによって 自身のプライドを守ろうとした。 しかしその行為は時間を伴えば伴うほど周囲からの非難を寄せ付けるようになり、 怒号や憐憫の視線を突きつけられる、それを厭う彼女は苦痛を覚える上に、次第に 捨てられたという事実を受け入れざるを得なくなってしまう、 ニューラの涙の理由の一つはそれだろう。 「……………」 今さっき、俺達は元のトレーナーの所へ行き、彼女の尊厳を守る為の誓いを立てさせた、 彼女の自由…それも、彼女へ与える強制や脅迫...
  • 5スレ>>432
     ファミレスを利用する。  旅をしていく中で、意外とその利用頻度の高さに驚いた。  ……多少怠けてたりするところもあるんだけど。  そして今日も、僕らはファミレスへと足を踏み入れた。 『何を頼む……?』 「あ、私はお腹がすいていないので要りません」 『お昼もまともに食べてないのに……もう深夜だよ?』 「す、空いてないものは空いてないんです!」  具合が悪いようには見えないし、どうしたんだろうか。 『どこか調子悪いの?』 「いえ、そういうわけではないんです」 『なら少しくらい食べたら? ほら、ニーナの好物もあるよ』 「……お腹……空いて……ない、んです……」  言葉がぶつ切りになる。  本当に体の調子は大丈夫なのだろうか、ちょっと心配。  でも、何度も言ってるんだし、そうなのだろう。  ウェイトレスを呼び、頼むのはニーナの好物と、 『……お握りくらいは、食べれるよね?』  尋ねる...
  • 5スレ>>438
    「…嘘だろ」 大混乱のスタジアムの中央で、鎧をまとったまま突っ立っている萌えもん。 そして、そいつにより壁や地面に叩きつけられた、プテラ・フライゴン・バタフリー。とにかく、ボールに3人を戻す。 カンナのパルシェンやオニゴーリも、すでに戦闘不能となってボールに戻っていた。 「くっ…」 「どうしたクリム、その程度かよ!?」 あの時、謎の萌えもんが開けた穴から現れた俺の実の兄、カルマ。あいつは勝ち誇った笑みを浮かべて、 挑発するかのように両手を広げた。 「面白くねぇ、面白くねぇな!仮にも俺様の弟ならもうちょっと歯ごたえがあってもいいだろ?  …まぁ、いいや。やれ、『μ2』」 『……………』 鎧のバイザー越しに輝く青い目が、こちらを捕えたと思った瞬間。俺は見えない力に首を絞められ、 空中に浮かんでいた。 「かっ…!」 息ができない状況で、必死に頭を回転させる。 既にフーディン・ライチ...
  • 5スレ>>470
    今日の空は快晴、洗濯日和。私は萌えもんのフシギバナです。 ご主人様と共に旅をしている仲間の1人なんです。 今はたまった洗濯物を干している所です。 「今日はいい天気、洗濯物も早く乾くでしょ。」 しかし、洗濯物が多いわ。私とご主人様以外に萌えもんが他にも3人、梅雨にしても ちょっと多い気がするわね。それにしても久しぶりに晴れるからって結構熱い。 「これでよし、さてとご主人様と彼女たちは一体何してるかしら」 洗濯物が入ってたかごを洗い場に置いて、私は皆が居る部屋に向ったんだけど 「…………ん、ちゅぱ………」 ん?部屋からなんか音が……… 「あう~、お口つかれた~」 この声は、ピカチュウね 「う~、なかなか出てこない」 これはロコンね 「出てこないなら吸えばいいのよ」 今度はギャラドスね 「おいおい、吸うだけじゃ出てこないぞ」 ご主人様の声もする。なんだ皆この部屋に居る...
  • 5スレ>>492
     夜空を彩る無数の提灯。  道の脇には屋台が立ち並び、客引きの声が響いてくる。  道には数えるのも馬鹿らしくなるほどの人があふれ、熱気が満ち満ちている。  季節は夏真っ盛り。  この日セキチクシティでは、年に一度の夏祭りが開かれていた。 「ほんとにたいした人数だなぁ……」 「もともとが観光地ですからね。この祭りを見るためにいつもより大勢の人が来ているようですよ」  俺のつぶやきにデルが律儀に応えてくれる。流石はデル、下調べも万全なようだ。  デルの話によればここの祭りはカントーではなかなかに有名で、観光客も大勢来るらしい。  にぎやかなのは結構なことだ。祭りはにぎやかなのに越したことはない。  しかし、この人ごみはなんとかならないのだろうか。これでは、 「……いたか?」 「……いえ、見つかりません」 「ったく、メリィのやつどこいったんだ……?」  これでは、迷子が見つけにくくてしかた...
  • 5スレ>>460
    ふかふか――そう比喩するには何かが足りない、黄色のソファに、 背筋をピンと張って、座る。 「そ……そんなにかしこまらなくても。もっとリラックスして大丈夫ですよ」 そんな俺の様子を見て、ゴーストは苦笑した。 彼女の両手は、トレイを――トレイに乗った二つの湯飲みを支えている。 彼女にそう言われても、俺の緊張はなかなか解れなかった。 「いや、人の家にお邪魔するのって久しぶりだからさ……つい、ね」 「大人だってのに何言ってるんですかっ」 また笑われた。 「他人同士じゃないんですから……気軽に接してくださいよ。 こっちがどうしたらいいか分からなくなるじゃないですか、もう」 湯飲みを俺と、俺の隣に座っているジュペッタに渡しながら俺を諌めるゴースト。 外見は少女だが、これでも何百年と生きている。言動にはどこか説得力があった。 「……そうだな」 小さく息をついて、湯飲みに注がれた茶に映る...
  • 5スレ>>490
    ※どうも、零です。 レイ本編第3話ですよ、やっとですよ。 読んでる方がいらっしゃるのかどうかは非常に不安を感じつつ、まずはお待たせいたしました、と。 オリジナル要素、DP要素が多いですが、ご了承ください。 お暇があれば是非どうぞ。 「エリカさんの情報だと、そろそろセキチクにつくぐらいのはずなんだけどな…」 「焦っても仕方ないですよ、ゆっくり探しましょう」 「それもそうだな、さて…どこにいることやら…」 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--        Ray Side Story... -ⅲ-           藍橙親子丼 ~卵絡まるその瞬間~ --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*...
  • 5スレ>>422
    ある旅人達の話。 「…まったく、マスターの方向音痴にはいつも困っちゃうわね。」 「おかしいなぁ…。ちゃんと地図を見て歩いたのに…。」 「ま、マスター。あの…地図が逆さまだよ?」 「…仕方ない。ここで一晩野宿だな。ホエルオー、寝袋出してくれ。」 「あうぅ、私を無視しないでくださいぃ…。」 ご主人様の一言で、私達は足を止め、一晩の暖を取ることになった。 私の右隣にご主人様が、左隣には命より大事な相方―ライボルトがごろんと横になる。 私達は今、旅の途中。長い長い、海沿いの道を歩いていた。 私のご主人様と、私のとても大事なライボルトとね。 でも、道に迷っちゃって、気がつけばどこだかわからない林の中。 あげくに目印もつけてなくて、出口もわからず…。仕方なく野宿をする羽目になった、というわけ。 …本当は野宿とか嫌いなんだけどね。マスター、あとでお仕置きしておかないと。 …………… マスターが寝...
  • 5スレ>>409
    「こんなの……のれるかあーーっ!!」 少女の目の前にあるは1台の自転車。 エリカ嬢が手配してくれたものである。 ただ1つ少女が予想外だったのが、自転車には補助輪がついていたことだろうか。 「いやー。久々にいい仕事しt…ぐはっ!」 ものすごくやりきった顔をしている、入り口の警備員。 その顔に、少女の改心の一撃が決まった。 「なにがいいしごとだぁ!いますぐこのほじょりんをはずせぇ!」 「…マスター、どうどう。」 今、少女はドククラゲの触手に押さえつけられている。 横でよからぬ妄想をして鼻血を出しているマグカルゴがいるが気にしてはいけない。 「ふっ、いいパンチだったぜ嬢ちゃん。だがこの補助輪は外せねぇなぁ。」 「なんでよっ!?なんではずせないのよぉっ!」 少女の言い分はもっともである。 たしかに自転車は少女でも足がつくような子ども用で、元は補助輪もついていた物である。 しかし、...
  • 5スレ>>471
    前回のあらすじ。 目の前が真っ暗になりました。 マスター「新しい性癖に目覚めそうです(^q^)」 コイキング「これはひどい」 ピカチュウ「次、変なことしようとしたらおんなじ目に遭うからね!」 まさか自身の萌えもんに攻撃されるとは思わなかったぜ。 逆に考えるんだ。俺が豚箱行きになる前に愛しの嫁達が 俺を止めてくれたのだと。ほーら、そう考えたら幸せになってきたぞ。うふふふふふ フシギソウ「(マスターはたまに変になることがなかったらなー・・・)」 マスター「さて、電撃云々は置いといてだ。      コイキングの特技ってどんなもんなのか教えておくれやす。」 ピカチュウ「あー・・・マスター、コイキングは・・」 コイキング「いや、いいよ。俺が話す。」 マスター「なんか雲行きの怪しい雰囲気。なんぞや」 そんな顔されるとちょっぴり不安じゃないか。 どきどきしてきたお。 ...
  • 5スレ>>402
    天気がよかった夜はエーフィと月を見ながら今日の出来事を話す。 少し冷え込むのかエーフィは身震いをした。 それを見た俺は「やれやれ…」と思いつつ肩を寄せて、二人だけの時間を過ごす。 こうした事がすっかり習慣になってしまった。でも俺は「幸せ」だ。 エーフィはどう思っているのか、俺には分からない。ただ一つだけ言えることは、 「……きだよ、エーフィ」 耳元で囁く。そうするとエーフィは幸せそうな笑顔でしっかり抱きついてきた。 やっぱり俺は幸せだ。エーフィはどう思っているのかは分からない。でもそれが普通で、幸せな事だと思う。 やがてエーフィは寝てしまった。それを見た俺はつい、こう言ってしまう。 「やれやれ…仕方ないな、全く」 エーフィを抱えて部屋に戻ろうとした時、夜空に浮かぶ月が目に入った。 それは、全てを優しく包み込むような、青白い月だった。 一瞬その光に陰りが見えたような気がした。 「俺も...
  • 5スレ>>441
    「今日はお兄様の誕生日なんですから、夕食は私が作ります!」   意気揚々と、妹――メイスことアメモース――はそう言った。腕によりをかけて作りますから期待していて下さいね、と笑顔で台所へと消えていった。彼女の兄には、その自信に満ちた背中が酷く危なっかしく見えた。 「手伝おうか?」 「それでは私が作る意味がありませんっ!」   いつも髪を結んでいるリボンをほどいて三角にして頭にかぶり、先日手作りしたというエプロンを着けている。格好だけ見るなら悪くはない。少女の料理をする姿というものは、大抵ほほえましさが見え隠れする。特に、特別な思いを持っているのならなおさらだ。   ……もっとも、そんな「特別な思い」と料理の出来映えや味との間には、何の関連性もないわけだが。 「メイスー」 「まっだでっすよぅ」   大丈夫か、という...
  • 5スレ>>439
     『浦島少女』 むかしむかし、といってもやっぱりそんなむかしでもないとき。 とある浜辺に、浦島太郎という名前の少女がいました。 「こんどはちゃんとしゅやくなのよっ!」 いきなりみもふたもないこと言わんでください。 ある日、太郎が釣りをしようと浜辺へ行くと1人のカメール(以下亀さん)がクラゲにいじめられていました。 「…ほら、ここ?ここがいいの?」 「やっ……あっ…やめ……あぁん…らめぇ…っ!」 「…こことかどう?ほらほら。」 最初から雰囲気が怪しいですね。あれは足の裏とかをくすぐってるだけですよ?念のため。 太郎はしょうがないとかめんどくさいとか思わず、あくまで善意で助けようとしました。 「あー、そこのくらげー、しょくしゅをはなせー。」 やる気がなさそうなのは気のせいです。 決してクラゲに呆れてるとかそんなのではありません。 「…うわー太郎が来たからニゲロー。」 棒読...
  • 5スレ>>419
        『シオンタウン大規模夢喰い事件(後編)』  萌えもんタワー。  それは命を散らした萌えもんたちの眠る塔。  内部は普段人影も無く、あったとしても墓参りに訪れたトレーナーがぽつぽつと居るのみ。  稀に、肝試しを行う者やゴースト萌えもんを求める者も居るが。  そんな寂れた静かな場所であるが、この日は大分様子が違っていた。  数歩先が見えないほど濃い瘴気が、フロアに充満している。  そんな中を、二つの人影がゆっくりと現れる。  その人影…アキラとユキメは、周囲を警戒しながら結界の基点の一つである最上階を目指していた。 「しっかし、前来た時よりもかなり不気味になってやがる…」 「ええ…ゴースト萌えもんである私でも、何だか寒気がしそうですわ」  電気ランタンを掲げながら、アキラは周囲を見渡す。  隙間風でも吹いているのか、寂しげで怪しい音がそこかしこからする。  全方位から見られてい...
  • 5スレ>>414
    開始と同時に一気に肉薄― 相手が体勢を整える前に一気に攻め立てる。 「はぁっ!!」 手にした槍を突き出す。 防御― 構わずに突く、突く突く突く突く突く― 相手もそれを防ぐ、防ぐ防ぐ防ぐ防ぐ防ぐ― 槍衾のような刺突を耐えつつ、反撃を試みる相手。 慌てて槍を引き、後ろに飛んで回避― その直後、鼻先を大質量の物体が掠めていった。 そのまま反撃―に移ろうとしたが、相手の攻撃は思っていたより大振りだったようで、体勢を崩している。 その隙は逃さない、槍を腰だめに構え、相手の腹部を突いた。 にぶい衝撃のあと、崩れ落ちる相手。 そして― 「イワーク、戦闘不能、よって挑戦者の勝利です!」 私の名前はユカ、萌えもんトレーナー まぁ、私は萌えもんマスターとかそういうのには余り興味が無い。 私は武者修行?まぁそんな感じの旅を続けている。 北はシンオウ南はホウエン、仲間達と一緒に旅を続けてきた。 だが、...
  • 5スレ>>411
    朝。 小鳥がさえずるにもまだ早い時間だが、彼には別段珍しいことではない。 大きくあくびを一つ、それからゆっくりと上体を起こす。 昔は腹筋を使って一息に起き上がっていたものだが、すっかり衰えてしまった。 カーテンの無い窓からは、まだ少々薄暗いながらも晴天が覗いている。 少し伸びをして、傍らに眠っている萌えもんの少女に声をかける。 「おはようさん。今日も天気がよさそうだぞ、フーディン」 返事は無い。「眠っている」のだから当然のことだが。 声をかけられたことに気付く様子を欠片も見せず、安らかな顔で静かな寝息を立てている。 その顔は、昔から本当に何一つ変わらないままで。 寝顔を見つめる男───フーディンのマスターである男を、しばしば遥か昔─── ───正確には、あの過去の日の記憶へと誘う。 「えーっ!?また忘れてきたのー!?  もー、いい加減にしてよ!ミノルのう...
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