萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「5スレ>>495-1」で検索した結果

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  • 5スレ>>495-1
    前回のあらすじ 萌えもんについて熱く語り合える親友ができました ピカチュウ「もー・・・マスター話長すぎ!」 マスター「サーセンwww」 ギャラドス「犯人が向こうにいるかもしれないんだろ?急ごうぜ」 フシギソウ「マスター!急ぎましょう!」 マサキから有力な情報をもらった。 まだ犯人と決まったわけではないが可能性はかなり高いだろう。 それにしても犯人は犯行現場に戻るとは言うが本当なのね。 俺達は急ぎ、現場へと向かった マスター「マサキの話じゃこの辺りにいるはずなんだが・・・」 フシギソウ「特に怪しい人は・・・」 ピカチュウ「いないね」 くそっ、一足遅かったか? ギャラドス「あそこにいる警官に話聞いてみようぜ」 現場の警備をしていた警官に事情を訊ねたところ、 犯人は、事件が起こった際、家の壁に穴を開けて逃げ去ったそうだ。 マスター「その穴を調べさせてもら...
  • 5スレ>>495-2
    前回のあらすじ 犯人ゲットだぜ! 無事強盗犯であるロケット団したっぱを捕縛した俺達は、 当初の目的である萌えもん図鑑完成のために、 萌えもん探しを始めたのであった。 どーんな萌えもんたんが待ってるのかwktkが止まらないぜ。 マスター「うーん・・・もう捕まえた嫁ばかりだな」 ギャラドス「嫁言うな」 ピカチュウ「でも、ここにしかいない珍しい萌えもんがいるんでしょ?」 マスター「そのとーり、だからこうしてがさがさと探してるのだよ」 とりあえず皆で探してはいるが なかなか見つからないものである。だがそれがいい マスター「おーい、そっちに何かいたかー?」 フシギソウ「いいえーもう知ってる子ばかりですー」 マスター「うぬぬ、よほど珍しい萌えもんなんだな・・・燃えてきたZE☆」 ギャラドス「案外いないってオチだったりしてな」 マスター「んなこたぁない、きっといるさ。」...
  • 3スレ>>495
    証明書 氏名:サキ ID ○○○-×××× 職種:萌えもんトレーナー 兼萌えもん訓練士・カウンセラー 萌えもん それは人に近くて、そしてちょっと遠いもの 人と友達にもなれば、人に嫌われるものもいる 私の所属する『萌えもん保護所』は、人間によって捨てられたり、重病の萌えもんを一時引取り、訓練後トレーナへと引き渡す仕事を行っている 私は、その中でも萌えもんの訓練や心に傷を負った萌えもんのカウンセリングを行っている 「はじめまして、カウンセラーのサキよ」 「…よ…よろくしお願いします」 患者:ポニータ 状態:脚を骨折、その影響で脚力が低下 治療のために当院へと来るが、脚力低下のショックにより性格が萎縮している 私はボールから、カウンセリング用の萌えもんを出す 「それじゃ、ちょっといいかしら? ゲンガー」 「ほいさ 失礼するよ…」 さいみんじゅつをポニータにかけ、そこから人間...
  • 5スレ>>490
    ※どうも、零です。 レイ本編第3話ですよ、やっとですよ。 読んでる方がいらっしゃるのかどうかは非常に不安を感じつつ、まずはお待たせいたしました、と。 オリジナル要素、DP要素が多いですが、ご了承ください。 お暇があれば是非どうぞ。 「エリカさんの情報だと、そろそろセキチクにつくぐらいのはずなんだけどな…」 「焦っても仕方ないですよ、ゆっくり探しましょう」 「それもそうだな、さて…どこにいることやら…」 --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--        Ray Side Story... -ⅲ-           藍橙親子丼 ~卵絡まるその瞬間~ --*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*...
  • 5スレ>>493
    ――――――『時は金なりというが場合によって金は時よりも重い』 某月の某日。天気は快晴、雲一つない大空の中で清々しい青色が広がっている。 太陽も地上とはそれなりの距離を取っている為に気温は高くなければ低くもなく。 時折吹く風が不快感を吹き飛ばし生物が活動するのに丁度よい環境を築き上げている。 そんな日の、某地方、某町にて。 「主よ、本当に間違い無いんだろうな」 「間違いはない。ここのジムトレーナーはお前一人でも十分倒せる」 萌えもんジムを目前にして発せられた女性の問いに青年は答えた。 紅い瞳に前に伸びた灰色の髪。日差しの中でも平然としているゴースト萌えもんのヨノワール。 青年の方は紫色の帽子を目深く被りその下にサングラスと一見不審者のようにも見える人間。 蒼い空と太陽の下で、そんな見るからに怪しげな二人がジムの目の前に立っていた。 「ふむ……」 堂々とそこに建つジ...
  • 5スレ>>498
    ジョーイさん「おまちどうさまでした!        おあずかりした萌えもんはみんな元気になりましたよ!」 ラッキー「またのご利用をお待ちしてます!」 トレーナー「ども」 私はラッキー。 とある萌えもんセンターでジョーイさんのお手伝いをしているしがない萌えもんです。 最近この仕事にもようやく慣れ始め、やりがいを感じるようになりました。 傷ついた萌えもん達を見るのは心苦しいですが、 彼女達の傷を癒せる唯一の仕事なので、頑張ります。 ジョーイさん「ラッキー、後10分ぐらいで休憩するわよ。」 ラッキー「はーい」 さぁ、もう一踏ん張りです。 ジョーイさん「ようこそ!萌えもんセンターへ。」 ラッキー「あ!いらっしゃいませ!」 マスター「えーっと、おまいら全員ボールに入ったな?      よしよし、じゃぁおねげーします。」 ジョーイさん「それではおあずかりいたします!」 ラ...
  • 5スレ>>492
     夜空を彩る無数の提灯。  道の脇には屋台が立ち並び、客引きの声が響いてくる。  道には数えるのも馬鹿らしくなるほどの人があふれ、熱気が満ち満ちている。  季節は夏真っ盛り。  この日セキチクシティでは、年に一度の夏祭りが開かれていた。 「ほんとにたいした人数だなぁ……」 「もともとが観光地ですからね。この祭りを見るためにいつもより大勢の人が来ているようですよ」  俺のつぶやきにデルが律儀に応えてくれる。流石はデル、下調べも万全なようだ。  デルの話によればここの祭りはカントーではなかなかに有名で、観光客も大勢来るらしい。  にぎやかなのは結構なことだ。祭りはにぎやかなのに越したことはない。  しかし、この人ごみはなんとかならないのだろうか。これでは、 「……いたか?」 「……いえ、見つかりません」 「ったく、メリィのやつどこいったんだ……?」  これでは、迷子が見つけにくくてしかた...
  • 1スレ>>495
    *今回は前回「忠犬ガーディ」の後のお話です。(つながりはさほどありませんが) 本来のゲームストーリーと辻褄の合わない部分はそういうものだと思って読んでくれると幸いです。 「お、覚えてやがれ!」 「その台詞何人目だとおもってる……覚えてられるか!」  ふぅ、これで……8人ぐらいか。 しかしまぁどいつもこいつも似たような捨て台詞。 ロケット団ってのはモンスターボールの投げ方から捨て台詞のはき方まで指導してんのか? 工場で量産された人形に見えてきた。よっぽどこいつらのが頭いいんじゃないかな………… 「社員はみんな逃げたんでしょうかね」 戦いを終えて毛繕いをしてるピジョットが聞いてくる。 「どうだろうな、逃げ遅れた連中もいると思うよ。入口封鎖されてたわけだし」  本日のリーグ戦に向けての修行メニューは シルフカンパニーに潜む影!ロケット団殲滅大作戦  …………自分で...
  • 5スレ>>491-1
    大気中に水分が多く含まれるようになる六月。 雅にいえば水無月。 思わず『しとしとぴっちゃんしとぴっちゃん』と言いたくなるかどうかは別として。 そんなじめじめした空気の中、必死の形相でレンガづくりの花壇に向かっている ちいさな少女がひとりふたり。 「ああ~~~もう、何だってこんな季節に、こんな大量に集まるのかなぁ…  しっしっ! お願いだからお家へ帰れ! ゴートゥーハウス!!」 「“帰れもクソも、ここが俺達の家なんだけど”って言ってるよ?」 「うがーーーーーー!  ここ以外だったらどこでも構わないから、頼むからこの花壇に湧かないでよ  アブラムシさんたちーー」 「“住み心地サイコーだから離れたくない”ってさ」 「……ねーケムッソ、害虫代表としてアブラムシさんたちと話しつけてよー  後生だからさーー」 「害虫て、まあそれ真実だけどそれが人に物頼む言い草?」 「こっちだって殺...
  • 5スレ>>494-1
    前回のあらすじ 死毛瑠 疫病神を追っ払って、萌えセンで休憩し 俺達は再び橋に戻った。 幼馴染とはかわいい女の子であると相場で決まってると言うのに 神は理不尽なものだ。萌えもんいるからいいけどね、HAHAHA。 マスター「今後もああやってシゲルが現れるから気をつけるように」 コイキング「把握」 ピカチュウ「なんていうか・・・流石マスターの幼馴染って感じよね」 フシギソウ「マスターは悪くないよー」 マスター「そうだそうだー、俺はわるくないもーん。シゲルがわるいんだもーんだ、あばばばば」 コイキング「うぜぇwww」 ピカチュウ「・・・ハイハイ、さっさと先へ進む」 改めて訪れた金玉橋。 この辺りも萌えもんバトルは盛んに行われてるのが良く分かる。人大杉。 修行も兼ねてるわけだ。じゃんじゃん蹴散らしちゃうZE。 「この橋は人呼んでゴールデンボールブリッジ!  5人勝ち抜...
  • 5スレ>>499-1
    前回のあらすじ 新しい仲間ケーシィが加わった! さて、ハナダでするべきことは残すところ後一つとなった。 そう、ジムの制覇である。 ニビジムでの接戦を考えれば ハナダジムのリーダーも相当に手ごわいことは想像に安い。 マスター「ジム戦再び!だな。」 ギャラドス「なぁ、ジムってなんなんだ?産業で教えれ」 マスター「ジムの偉い人倒す      バッジ貰える      バッジ全部集めるとすっごい大会いける」 ギャラドス「把握、そりゃ腕が鳴るな!」 フシギソウ「ジムの人達はすごく強いから頑張らなきゃね」 ピカチュウ「ケーシィは戦いを見てて。今後の参考になるよ。」 ケーシィ「分かりました。」 マスター「よーし、話はまとまったなーそれじゃ突撃ー!」 ジムに入ったところで、またテンションの高いメガネのおっさんがアドバイスをくれた。 今回のジムリーダーは水属性を主としているそうな...
  • 5スレ>>494-2
    前回のあらすじ コイキング→ギャラドス うめぇwwwwwwwwww トレーナーを蹴散らしてる内に進化を果たしたギャラドスたん。 テンション上がってきたwwwwwwww 俺達はマサキがいるという岬へと向かった。 マスター「ああ、連戦の後のせいかマサキの家が輝いて見える・・・」 ギャラドス「長い道のりだったな」 この岬はデートスポットになってるらしくアベックがいっぱいいた。 あれ・・・なんだろう、トレーナーと戦ってるより辛いや・・・ と、言いたいところだが俺にはかわいいかわいい嫁がいるもんね! ひゃっほほおぉおぉおぉおぉおい マスター「デートスポットで俺と一緒。後は分かるな?」 ピカチュウ「ハイハイ」 フシギソウ「キレイな場所だねー」 ギャラドス「激戦の後だから感動も一塩だな。」 マスター「デート♪デート♪フヒヒ」 ギャラドス「とっととマサキとやらに会おうぜ」 ...
  • 5スレ>>499-2
    前回のあらすじ 勝った!カスミに勝った! マサキに会い、強盗犯を捕まえ、新たな仲間ケーシィを迎え、ジムリーダーを倒した。 ハナダシティでやることはやったはずだ。 というわけで俺達は、ちかつうろを抜け サント・アンヌ号が停泊しているという、 クチバシティへと向かった マスター「なっがい地下通路だったなぁ・・・」 ギャラドス「地下通路の後まだ道があるのかと考えると気が重いぜ」 ピカチュウ「文句を垂れないの」 フシギソウ「トレーナーっぽい人たちがいるね。」 マスター「めんどくせー、と言いたいとこだが      ケーシィの修行も兼ねてトレーナーをしばき上げようか」 ケーシィ「乱暴なお気遣い感謝します。」 ・ ・ ・ 「そんなバカなあー」 「なぜか勝てないんだ」 「やん!やられるなんて情けないわ」 「そりゃないよ」 「・・・・・・どうもうまくいかないわ」 「...
  • 5スレ>>491-2
    紫陽花クラス日誌。 6月6日  当番:アメタマ 今日も雨が降っていた。 クラスの金魚鉢にはコケが貼り付いて取れなくなってしまっていた。 最悪。 新しい金魚鉢を早急に買うことをオススメします先生。 今日のケガ人はふたり(百日紅クラスの奴とケンカしたカノコとガーディ)。 それ以外は異常なし。 +++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++ 紫陽花クラス日誌。 6月7日  当番:ヒツギ 今日で連続一週間雨でした。 湿気も酷く、アメタマ殿の机の中から緑色になったパンが 発掘されたくらいにジメジメしていました。 今日読んだ本には、古代中国には 「真っ暗な部屋に閉じ込めて拘束し、十数分に一回のペースで  水滴を額に落とし続ける」という拷問があったと書いてありました。 水滴を額に落とすだけで、本当に拷問になるかどうかはいささか ...
  • 3スレ>>49
    ―――灯火山の山頂では大変だった。 ファイヤーの『ご主人様』発言で余り人間を認めていないフリーザーは怒るわ、キングラーは思考停止してしまうわ、 サンダーも悪乗りしたのか『じゃぁ、我は『ダンナ様(はぁと)』とでも呼ぶかのう?』とか言い出すわ……大変だった。 俺はとある理由で『伝説の鳥が住まう山に生える薬草』を探している旅人である。 現在は灯火山の麓の温泉に来ている。 「……なぁ、ホントに入っていくのか?」 「当然ではないか。今更何を言い出す?」 「麓には滅多に来ないからな。このチャンスに入っていきたんだ」 「山に登って汗もかいたでしょう、綺麗にしたいのはレディとして当たり前よ」 「……主人と私は兎も角、お主達は飛んで汗もかいて無いでしょうに」 キングラーの突っ込みなど聞こえて居ないかの様に華麗にスルーし、 伝説萌えもんの皆は温泉へと早々に入ってしまった。 「……仕方ない、行くか」 「...
  • 5スレ>>695-1
    ホウエン地方への引越し業者の車に揺られて寝ていた俺は石に乗り上げたのだろう軽い振動で目が覚めた。 ふと、習慣で隣を見るがそこにいつもいるはずの姿はない。 十歳の誕生日にジムリーダーの親父からの誕生日プレゼントとして貰ったもえもんの卵。 一生懸命世話をして、孵ったのはいーぶいだった。 今にして思えば親父はきっと俺がどんなトレーナーになろうとしても目指せるように一番最初の相棒としていーぶいを選んでくれたんだろう。 それからの数年は大変だった。 まだ小学生のガキが子育てをするんだ。 枕元で寝ションベンされたり、学校にまで付いて行くとわがままを言われたり。 つい数日前、本来の引越しの前夜まではそんな日が続いていた。 『パパごのみのおんなのこになってきます』 そんなお世辞にもうまくない字で書かれた紙切れ一枚を残して、俺の娘であり、妹であるいーぶいのあわゆきは姿を消してしまった。 オーキド博士におてん...
  • 5スレ>>449
     季節は夏、時刻は真昼間ならぬ真夜間の12時。その日の夜は珍しくも蝉が鳴いている。  カントー地方・タマムシシティの萌えもんセンターの一室に灯りがついていた。  そこが病院であるとはいえ年中無休というわけはなく既に営業時間は終わっている。  つまり灯りがついているのはトレーナー達の宿も兼ねている個室という事になる。 「ふぅ………」    灯りの付いたその部屋で溜め息を吐いたのは虫タイプ萌えもんのモルフォン。  荷物の整理をしていた彼女は、荷物を周囲の大小様々な種類のバッグに纏めていた。 「お疲れ様、モルフォン」 「!!うわ!!」  と、そこへ何も無かったはずの背後から突然の声。  深夜であることを忘れ大声を出しながら振り向いて声の主を確かめる。 「ってヨノワールさんじゃないですか。驚かさないで下さいよ」 「人を驚かしたがるのは僕達ゴーストタイプ萌えモンの本能みたいなものだからね」 ...
  • 5スレ>>47
    注:ちょっとだけアウトかも もう、何度目なのかも分からない。でも── 「マスターのためだもん、ボクも頑張らなくっちゃ……」 イーブイは静かに目を閉じ、身をメタモンに委ねた。 ──────────────────────────────────── 「アンタの預けた萌えもん、どこからかタマゴを持ってきおった  やっぱり欲しいんじゃろ?」 「はい!(´∇`*)」 「大事に育てるんじゃぞ」 「よッし今度こそ来いよ……!」 ──────────────────────────────────── ボクは他のイーブイ達と違って、毛並みが白色なの。すごいでしょー。 だから、マスターはボクを大事に扱ってくれてるんだよ。 一度もバトルしたこともないし、一度も頭を叩かれたこともないし…… ずっとやさしいおばあちゃんの家に預けておいてくれるの。 えへへ、うらやましいでしょ? でも...
  • 5スレ>>42
    ある雪の振る冬の日、ボクはコタツに入りながらふと思った。 「ねー、ニャースは外で遊ばないの?」 ボクは対面でコタツに入っているニャースに聞いた。 ニャース以外の他の萌えモン達は皆、外で雪合戦をしている。 「あー、イシツブテを入れて投げるのは反則だよー!」 「ホホホ、勝負の世界は非常なのよ~♪」 楽しそうな声がここまで響いてくる。 「あたいは猫なの。  寒いのは苦手だからいいの。  外で雪合戦するよりコタツでみかん食べてるほうがよっぽど有意義なのよ。」 そう言いながらコタツにおいてあるみかんを手に取りモグモグと食べる。 「まーボクも寒いの苦手だから。」 コタツの中でぬくぬくしながら思う。 やっぱりコタツはいいなぁって。 「あなたこそ、雪合戦しなくていいの?」 みかんを食べながらニャースが聞いてくる。 「ボクは弱いから。  ボクが入るとチームが負けちゃうからさ。」 ボク...
  • 5スレ>>48
    『皆さんおはようございます。今日は昨日に引き続き「萌えもん学園最強生徒決定戦」の二日目、決勝トーナメントです。  惜しくも昨日の予選で敗退してしまった方も、初めから観戦を決め込んでいた人も、「なんだ、出場は生徒だけなのか。ツマンネ」とか思ってる先生も  決勝に勝ち残った勇士達の華麗な戦いぶりをぜひお見逃し無く。。』 ~私立萌えもん学園-最強生徒決定戦編- 第一話(サワムラーVSハガネール)~ ??「さぁーていよいよ今日は学園最強生徒決定戦、略して学最の二日目!!選りすぐりの強者達が集いし決勝トーナメントです!!みなさん盛り上がってますかぁー!?」 客「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」 ??「良い感じですよぉー♪では、その盛り上がりを維持しつつ第一試合が始まるまでもうしばらくお待ち下さいねー。ちなみに今年の決勝戦の司会をつとめさせて頂くのは  ...
  • 1スレ>>499
    「いけっ、エレブー!」 そう叫び、俺は相棒の入った萌えもんボールを投げる。 ボールが接地すると同時、紅の光が放たれ、そしてエレブーが現れる――はずだった。 「……あ、あれ?」 だがしかし、手元に戻ったボールをキャッチしても、そこにエレブーの姿はない。 まさか空のボールを、とも思って慌てて手の中のボールを見つめるが、それは間違いなくエレブーの入っていたボール。 「えーっと……何? ハプニング?」 相手のお嬢様(確かに身なりはいいが、まさか自分で『お嬢様』と名乗るとは驚きだ)も、なにやら心配げな表情でこちらを見ている。 敵にまで心配されるとは、ある意味最悪ではなかろうか。 「いや、なんというか……おかしいな、どこ行ったんだ?」 出て来るまいとは思いつつ、カバンを逆さにして振ってみる。 が、もちろんそんなとこに入っているわけもない。 やばい、本当にどこに行った――少々本気で焦り始めた、そのとき。...
  • 2スレ>>498
    自室の窓から夜空を眺め紫煙を燻らせる……。 夜空に煌々と輝く青い月を見る度に隣で寝ているコイツとの出会いを思い出す。 ――― その頃の俺は駆け出しの萌えもんトレーナーであり、 未だ自分の最初の相棒すら手に入れていなかった。 オーキドのジジイ言うには「お前の年なら最初の一人くらい説得して捕まえろ」との事だ。 まったく、ガキにばかり配ってるから俺みたいなのに渡すのがなくなるんだろうが。 しかし、草むらを歩き続けトキワが見える頃になっても一向に一人も寄ってこない。 当たり前だ。 俺の目つきや雰囲気はまさに‘カタギ’とは思えないものだから。 咥えタバコで歩き続け気がつけばそこはトキワの森。 どうもいけない。 このままではニビまでにすら、一人も手に入る事がないかもしれない。 ……と、森を歩き続けてしばし、空に月が昇って久しい時間。 木々の切れ目、月明かりの差し込む開けた場...
  • 1スレ>>497
    ―――ねぇ、私の親って誰?――― 気づいた時には、既に0と1の世界にいた。 どうやって生まれてきたのかもわからない。 その時にはもう、誰かの命に従って動いてた。その誰かが本当の親だったのかさえ、今じゃわからない。 ―――ねぇ、私って何のために生まれてきたの?――― 人間の役に立つためだって聞いた。 電子空間で頼りになるからだとも聞いた。 でも私自身が何を望んで生まれてきたのか、それがわからない。 ―――ねぇ、私って何?――― 思えば体を色々弄られたような気がする。 この体が私のものじゃないような気がする。 私自身が私じゃないような気がする。 ―――ねぇ、ここは何処なの?――― 今は暗い世界の中。 どこにいるのかもわからない。ただずっと、ボールの中で何かを待ってる。 その何かさえ、私にはわからない。 でも何故なんだろう?その何かが楽しみでたまら...
  • 5スレ>>434
     『フリーザーさんとファイヤーさん』 むかしむかし、と言ってもそんなに昔じゃないけれど、あるところでフリーザーさんとファイヤーさんが出くわしました。 「あら偶然ね。ファイヤーさんごきげんよう。」 「あ。フリーザーだー。」 ちょっとばかり空気が重いです。 もう少し仲良くしてください。 いつも出会ったときにするフリーザーさんの自慢話が始まります。 「ところでファイヤーさん?」 「ん?なぁに?」 「私(わたくし)はね、どんなものでも吹き飛ばすことができるし、凍らすこともできるすごい力をもってますのよ?」 「うん。知ってるよ?」 台本にないセリフを入れないでください。 怒りっぽいフリーザーさんの機嫌が悪くなってしまいます。 「(ピキッ)だからですね?世界で一番強いのは私ですね。」 あ~あ……やっぱり怒らせてしまいました。 「えっと……次なんて言うんだっけ?」 カンペ<た...
  • 3スレ>>493
    さぁ、今日も始まりました「突撃!となりの大家族」 レポーターは私、ブンブン丸ことヤミカラスがお送りしたいと思います! さて、今日はサファリゾーンに大きな家を構える『ニド家』へやってきました。 一体、どんな大家族が待ち受けているのでしょうか? ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― サファリゾーンの奥、トレーナー達が入ることのできない萌えもん生息保護地にその家はありました。 大きな岩場にぽっかりと空く大きな洞穴、ここが『ニド家』の家です。 早速中に入ってみましょう! 「こんにちは~、今回取材させていただくレポーターのヤミカラスです~。」 「やぁ、いらっしゃい。」 「お待ちしておりましたよ。さぁ、中へどうぞ。」 玄関先で快く迎えてくれたのはここの家のご主人、ニドキングさんと奥さんのニドクインさん。 実はお2人、生まれも育ちもここ、さらに幼...
  • 2スレ>>497
    確かに、オレは筋肉質な、いかにも"男"な体つきじゃない。 綺麗な顔だとか 高い声だとか そう言われるのは、最早日常茶飯事になりかけてる だからって…"コレ"は無いと思わないか?――――――― とりあえず、今オレがこの状況に陥るまでの話をしよう、それが順序ってもんだよな。 事の起こりは、今朝だ。 オレ達、野生の萌えもんだって、恐らくはニンゲンと大差ない生活を送っている。 朝起きて、身支度を整えて、食事をとって、その日一日をはじめる。 そう、そんなごくありふれた一日が、今日も始まる―――はずだったんだがな…。 ポッポのさえずりで目が覚めた。コレは野生の萌えもん達にはごくありふれた事だ。 ニンゲンが目覚まし時計…?で朝起きるのと似たような。 とりあえず手櫛で、この種ならばみな平等に長い赤髪を整える。半ば寝ぼけたままシャツとズボ...
  • 3スレ>>497
    ファイヤーをゲットしよう。(一応前編) 俺は萌えモントレーナー。 早速だけど今、俺たちはともしび山に来ている。 どうやらここに残る伝説の鳥萌えモンのファイヤーがいるらしいとのこと。 フリーザーとサンダーの情報によると、今の時期は間違いなくここにいるみたいだ。 と言うか仲間の情報洩らしていいの? だって伝説の萌えモンですよ。 とおふた方に聞くと 「いいのいいのー。私はダーリンのためなら友をも売るわ。(はーと」 「マスターのためならいい。」 と言う答えが返ってきた。 実にマスター思いの萌えモン達である。 その横ではグレイシアが 「男の前では友情すら切り捨てる。非常なものね。」 とか言ってたが気にしないことにする! というか気にしたら負けだ! 先ほど温泉の沸いているともしび温泉を過ぎて大分たった。 ここからはかなり気温も上がってきている。 今回は相手がファイヤ...
  • 2スレ>>493
    マスター「ここがハナダの洞窟かぁ」 フシギバナ「なんだか嫌な雰囲気が漂ってます・・・」 フーディン「恐らくその嫌な予感は的中しているかと。       皆さん、気を抜かないように」 マスター「かいふくのくすりとげんきのかけらあるから大丈夫だろ」 ギャラドス「いや、そういう問題じゃ・・・」 フリーザー「・・・」 ライチュウ「でも何が起こるかわかんないよ。気を引き締めていこ。」 キュウコン「いざとなったら私があなをほるわ」 マスター「頼りにしてるぞーおまいらー」 ギャラドス「へいへい。」 さて、俺達は何をしてるかというと。聞いてのとおりハナダの洞窟前にいる。 いわゆる隠しステージというやつで、中の萌えもんも相当に強いようだ。 まぁ俺の娘達も相当強いわけで、あまり不安ではないが。 さぁハナダの洞窟に侵入。運命やいかに! ・・・ マスター「俺は迷ったぞー!!フリー...
  • 5スレ>>408
    (サアァーーー……)  雨が降っている。  薄暗い空から沢山の水滴が降り、寂しげに地面を打つ音が周囲に響く。  窓からは、雨に晒される萌えもんタワーの姿が見えた。 「………」   こういう時は、昔を思い出す。  マスターと出会う前……お母さんと一緒に、野生で暮らしていた頃のこと。  そして……お母さんを失った、あの日のことを。      『紫苑の町に、雨の音』  確か、もう10年くらい前の話だ。  あのころは私はまだメリープで…森の奥の洞穴でお母さんと二人で暮らしていた。 「おかーさん、おなかすいたよぅ」 「はい、今日はオレンのみをとってきたのよ」 「いやなのー、おかーさんのおちちがいいのー」 「もう…仕方の無い子ねぇ」  あの日は太陽がまぶしくて、いい天気だった。  私は洞穴でいつものようにお母さんに甘えて……お母さんはそれに応えてくれていた。  お昼が近づいてくる...
  • 5スレ>>487
    【麺道は面倒を招く!?】 ―――   ―――   ―――    ―狐(Capri)Side 1―    ―――   ―――   ―――  なんだってこんな初夏の暑い日にわざわざ出歩くのか? 炎天下たる正午前、怒涛の気温・湿度上昇により極めて不快指数を高める時間である。 ……常人であれば。 ――ウチのマスターには関係ないわね、どうせこの暑さでも汗ひとつかいてないんでしょ。 暑さを助長させる気の早い油蝉の声を聞きつつ、自らも涼しい顔で歩みを進めるキュウコンこと狐。(実はニックネームである。) お互いそろそろ煙草のストックも切れ、最寄のセンターへと向かう道すがら、頭の隅で考えるのは他愛もない事だ。 予想通りに汗ひとつかかず、普段より1歩分早い歩みを進めるマスターは歩みでしか暑さを感じている事が判らない程度にはポーカーフェイス。 いつしか無言になった道行も、最早常であり、このまま数...
  • 5スレ>>478
    ―――ねぇ? たなばたってなんのひー?――― お隣さんから声が聞こえてくる。 ―――七夕はね、天に住んでる織姫さんと、彦星さんが会える日なのよ。――― 教える言葉を耳にしながら、俺は軽く身支度を整えて家を出た。 ―――ほら、みてごらん? 綺麗でしょ?――― ―――わぁ~! すごくきれい~!――― そう、今日は七夕。 彼女に会える唯一の日。 ―――――――― ―――――― ―――― ―― 近くの山の頂へ向かうのに小一時間はかかる。 上り坂のオンパレード。夜も深まりつつある中、俺はバイクで山道を登る。 (去年までは、自転車で登ってたな…あの時は3時間もかかったっけ…) 何故3時間もかけて山を登っていたのか。 そこには、理由が存在していた。 全ては、彼女に会うために…… 山頂の展望台に着く。所要時間は1時間弱。 やっぱりバイクは早いなと思いつつヘルメットを脱ぎ、さらに歩い...
  • 5スレ>>401
     『Nightmare』 「……ん?」  なんとなく違和感を感じて目を覚ます。  確か俺は、いつもどおりバトルして、勝って…  その後適当に皆と談笑して、昼寝したんだっけ…? 「…っ! 頭いてぇ…」  寝起きのせいか妙に頭が重い。  そのまま汗で湿った髪をかき上げようとして……腕が縛られていることに気がついた。 「……は?」  混乱する。  なんで俺は縛られている?  心当たりは……俺には無い。  と、そのとき、部屋の扉が開いて誰かが入ってきた。  今気がついたが、ここは俺の部屋のようだ。 「ご主人様、目が覚めたんですね」 「デル!?」 「はい、どうかされましたか?」  デルは俺に柔らかな笑みを向け、こちらに歩み寄ってきた。  良かった、こいつは無事だったか。 「ちょうどいいところに来た、すまんがこの縄を何とかしてくれ。縄が食い込んで痛いんだ」 「わかりました。お任せ...
  • 5スレ>>413
     夜。  それも世間一般では、草木も眠る丑三つ時とも言われる深夜。  シオンタウンの萌えもんセンターは、いまだに灯りがついていた。  もちろん、この日…というか、前の日の営業時間は終わっている。  灯りがついているのはとある個室…ヨルノズクのホウに割り当てられている部屋であった。 「………(ぱりぱりもぐもぐ」  彼女はスナック菓子をぱくつきながら、「週間萌えもんの友」という雑誌をめくっていた。  時々喉が渇くらしく、横においてあるミックスオレを一口。 「…ん、やっぱり夜更かしのお供はミックスオレ」  そこらへんは彼女なりに中々拘りがあるらしい。  再び菓子に手をつけ、雑誌をめくる。  記事はニュースからコラム、ゴシップや漫画まで様々。  それらの殆どに目を通し、独り言を呟く。 「今週号はあまり面白そうな記事が……!?」  と、そこでめくるのを止め、とある記事を凝視する。 「…...
  • 5スレ>>484
    「さーさーのーはーさーらさらー♪」  夕刻。メリィが上機嫌で七夕の歌を口ずさんでいる。  今日は7月7日、七夕。  織姫と牽牛が天の川を渡って逢えるという、ロマンチックな話の日である。  アキラはつい先ほどまで庭に出て、笹の固定作業を行っていた。 「はぁ、一仕事したら喉が渇いたな…何か飲もう」  アキラはそう呟いて食堂へと向かう。  と、先ほどと同じメロディーに乗って、ホウの歌声が食堂から聞こえてきた。 「ぼーたーもーちーぼーとぼとー、おーちーたーらーくーえーるー…」 「って、何奇妙な歌歌ってんだオマエは」 「…ん」  アキラが食堂に入ってそう言った時、ホウは丁度棚から牡丹餅を取り出しているところであった。 「…棚ぼたの歌」 「何じゃそりゃ…ってか、その牡丹餅はどうしたんだよ」 「…通販で買った」  そう言って牡丹餅のパッケージを開けるホウ。  その中から一つ取り出し、かじり...
  • 5スレ>>437
    始めに ・これは200のひと(以下 作者)がにーなさんのSSに登場するキャラクター、 ニーナさんと無口マスターさんを作者がかいたらどうなるかを書いてみた物です。 ・基本的なキャラ設定はにーなさんのキャラ設定を拝借していますが、 作者の技量不足により再現できてない部分が多々あります。申し訳ございません…… ・「キャラが違いすぎる!」「この言い回しは変だろう」 ……等の意見がありましたら、遠慮無く意見下さい。 ・こんな駄目な作者の突拍子もない企画に快く許可してくれたにーなさん。本当に有難うございます! そしてこんな駄目な文でこめんなさい! ・30分で書いたので今回も短いです← 続いて内容の仕様説明 無口マスターさんに括弧が三種類使われています。 「」  これは実際に発音をしています ()  これは筆談で喋ってます (()) これは思ったこと……つまり口に出しても筆談にもし...
  • 5スレ>>477
    ここは、トキワの森。 この森には虫萌えもんが多く棲んでいる事で有名だ。そんな森だが、たまにピカチュウを見かける事も 有る。本日はトキワの森にいるピカチュウを見てみる事にしましょう。 「う~ん」 居ました。ピカチュウです。2人居ます、1人は岩の上で考え事をしているようです。 その下でもう1人のピカチュウは、本を読んでいるみたいです。 草むらからまたピカチュウが現れました。どうやら、ここに居た2人のピカチュウ達と 知り合いのようです。ちょっと3人の話を聞いてみましょう。おっとその前に、全員ピカチュウ では区別が付きませんね、それぞれに名前を付けましょう。 岩の上に居るピカチュウはピカ、草むらから出てきたピカチュウはカチュ、岩の下に居るピカチュウはチュウ ついでにあの子達のそれぞれの会話にもそう変換しちゃいましょう。 「やっほ~、チュウ」 「あ、カチュお姉ちゃん。」 「ところでピカは、あん...
  • 5スレ>>435
    もえもんマスターレッド            最終話 希望を胸に  全てを終わらせる時……! レッド「チクショオオオオ! くらえカンナ! 新必殺オーバーヒートカーミナリピッカー!!」 カンナ「さぁ来いレッドォォ! オレは実は炎と雷の技さえあれば死ぬぞオオ!」 ザンッ! カンナ「グアアアア!」 カンナ「こ このザ・アイスと呼ばれる四天王のカンナが……こんな小僧に…」 カンナ「バ…バカなアアアア」 カンナ「グアアアア」 シバ「カンナがやられたようだな……」 キクコ「フフフ…奴は四天王の中でも最弱……」 ワタル「小学生ごときに負けるとは四天王の面汚しよ……」 レッド「くらええええ!」 ズサッ! 四天王ズ「「「「グアアアアア」」」」 レッド「やった……ついに四天王を倒したぞ……」 レッド「これでグリーンのいるチャンピオンの部屋の扉が開かれる!」 ギィィィ…… グリーン《よく来たなも...
  • 5スレ>>444
    ≪日常≫―――毎年に300日以上ある日のこと。    小さくもなければ大きくもない、綺麗ではないが汚くもない。今時では珍しい中流家庭の一軒家。  そのドアを薄紫色の角が生えたモルフォンは同様に平凡な木製のドアを三度ノックした後でドアノブを捻り扉を開けた。 「マスター、入りますよ~……って、うわぁっ」  入るなり顔を顰める。彼女の眼に入ったのは散らかった大量の本。  何かの辞書や高校の教科書や故人が書いた小説や人気のライトノベル等々と世間的に「本」に分類されるものが床一面を覆い隠していた。  そして広がる(散らばる)本の森の中で眠れる美女……ではなく青年が一人いる。 「……」  慣れているのか呆れる様子も無く、モルフォンは念力で足場を造りつつ青年へと近づいていく  ある程度まで距離を詰めると「すぅ」という音と共に周囲の息を思いっきり吸い込むと…… 「ンンムゥゥマスタァァァァァァァ...
  • 5スレ>>404
    早朝。 俺は眠気覚ましにと外へ出た。 日が昇りきって間もなく、外はまだ薄暗い。 時折吹く風は、微かに潮の香りがした。 「やっぱ……宿をここにして正解だったな」 波の音に耳を澄まし、大きく伸びをする。 重かった眼が、気分が、自然と軽やかになっていった。 (ちょっと早い気がするけど、ジュペッタを起こしに――) そう思い踵を返したその瞬間、汽笛が町中に響き渡った。 突然のことに肩をビクッと震わせ、音がした方向を見ると、遠くから船がこっちにやってくるのが見えた。 けたたましい汽笛は目覚まし時計。 港町・クチバシティの朝が始まる。 - episode 6-b  second day ~魂の行末~ - 俺が部屋に戻ったときには、既にジュペッタは起きていた。 どうやらさっきの汽笛の音で目を覚ましたらしく、驚きで眠気を吹っ飛ばしたせいか、眠そうには見えなかった。 俺はとこ...
  • 5スレ>>479
    ◇ルール◇ 登場人物 ジラーチ(ジ): 幾千年の時を生きてるロリ老体。老体って言うと怒る。 セレビィ(セ): 幾千年の時を亘るロリ年寄り。子供って言うと怒る。 ミュウ(ミ) : 幾千年の時を視るロリ尻尾。尻尾に向かって話しかけると怒る。 日付は七夕(7月7日) キャラ崩壊してても気にしない 聖剣○のシャル○ロットじゃない -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+-                  笹の葉さらっさら                       ~願いを叶える程度の能力~ -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+-...
  • 5スレ>>481
    「ねぇマスター」  とんとん。  柔らかいソファに腰掛け、テレビでニュースを眺めていると、後ろから肩を叩かれた。  どうしたの? と振り返ると、頬にニーナの人差し指がささる。 「む」 「ふふ、ひっかかりました」  ニーナの顔に浮かんだ満足げな表情がとても悔しい。  隙をついてこちらも立てた指を伸ばすけれど、姿勢に無理があった。  ふふん、と鼻を鳴らして威張ってるところを見ると……。  脇に置いてあるノートを引っ張り、文字を連ねる。 『べ、別に分からなかったわけじゃないんだからね!』  こんなところでどうだろう。 「ひどい言い訳ですね」 『僕もそう思った。別のアクションを取るべきだった。今では反省している』  それで部屋の中はまたテレビの音だけになる。  旅の途中、とても豪華な一室で、僕らは時間を持て余していた。  二人組の映るモニターから目を離し、背後で控えている...
  • 5スレ>>406
     夢ってよく、寝てから見ろとか言いますが、実際は夢、叶えたい夢の方を見ていますよね。  人の夢、萌えもんの夢、動物達の夢、星の夢、数多の夢がある中でアナタの夢は叶う物ですか?  叶えられる夢は努力で実ります、得てしてそういう口上を述べる人が居ますね、無責任にも程がある、自分でしない努力を相手に押し付けているのだから。  さて、この物語の主人公達は果たして叶う夢を見ているのか? それとも叶わぬ幻想を抱いているのか?  先の見えぬ闇の中を歩いている人生、夢なんてモノを諦め、捨て去る事もまたひとつの道なのかもしれませんね。 ――――――――――  炎上した家屋、吹き散らされ風紋を刻む砂、人々の悲鳴は遥か遠く既に怨嗟の様相を呈している。 果て無く続く夜の闇に響き渡る声は、うら若き乙女の物であり怨嗟の声すらも掻き消す美しき調べ。 ……そう思えるのは当事者でない者だけであり、事実私は死の極...
  • 5スレ>>462
     それは、あまりにも早すぎた。 高速移動、神速、そんな技は何一つ使っていない。 それでも、ロケット団のアーボックは、そのウィンディを捕らえることができない。 相手の地力を削り取るためのどくどくは掠りもせず、いやな音すらも軽々避けて。 「くっ…アーボック!溶解液!!」 指示に従ってアーボックが吐き出した数十の溶解液の塊、それらは、ウィンディの通った後に、次々と着弾していく。 狙いを会わせるのをあきらめた乱打、ではない、狙った先に着弾する頃には、ウィンディがそこに居ない、それだけの話だ。 だというのに、まるでウィンディが地面を炸裂させながら突っ走っているようにも見える。  狙いを合わせるのをあきらめたアーボックは、溶解液を吐き出す勢いはそのまま、ウィンディの少し手前を狙うやりかたに切り替えた。 が、それも当たらない、着弾直前、ウィンディが横っ飛びで避けている。 彼我の距離は、10メートル、そ...
  • 5スレ>>482
    あるトレーナーの家の話。 「ヌケニン~!こっちこっち!」 「………。」 「おーい、こっちだってばー。」 「………。」 みどりのさんぽみちの一角。 アメモース、モルフォン、そしてヌケニンの3人は、いつものように草むらに遊びに来ていた。 萌えもんタワーの幽霊騒動…「あの日」から大体1ヶ月。 あの後、彼女達のマスターは、行き場のないヌケニンを引き取った。 彼曰く、「俺達で、なんというか、どうにかして癒してあげたい…そういうことだ。」とのこと。 その一言もあってか、アメモースとモルフォンは、ヌケニンに何とか明るくなってもらおうと、最近は彼女を連れて毎日遊びに出ている。 だが、努力に反して、ヌケニンは2人と慣れあわず、いつも1人離れてしまうのだった。 …今日も今日とて、ヌケニンは1人で座り込んで土いじりである。 「…ヌケニンっ!!」 「……フン。」 痺れを切らしたアメモースがヌケニンに強く呼び...
  • 5スレ>>480
    前回のあらすじ コイキングたんにライバルあらわる コイキングの修行を一段落終え、先へ進む事に。 俺達はゴールデンブリッジへと向かった。 シゲル「よう!」 うわ、嫌なのでた(;^ω^) 今日はきっと厄日なのだろう。 コイキング「(こいつがマスターの言ってたウザイ知り合いか・・・)」 ピカチュウ「(マスターも大概だけどね。)」 フシギソウ「(そ、そんなことないよ。多分)」 シゲル「こんなとこ、うろちょろしてたのか!     俺なんか強いのすごいの色々捕まえちゃって     絶好調だぜ!」 マスター「そうか、それはよかったな。じゃぁ俺達はあっちに」 シゲル「・・・どれどれ、お前はなんか捕まえた?見せてみろよ!」 ライバルのシゲルが しょうぶをしかけてきた! だああああああああうぜえぇえぇえぇえぇえぇえぇえ。 こいつ絶対通信簿に「人の話を聞きましょう」とか書...
  • 5スレ>>426
    セキチクシティ。  南側には遠浅の海が、北側にはサファリゾーンが広がる、観光の町。  シオンタウンを発ったアキラ達一行は、セキチクを目指しつつ道行くトレーナーとの対戦をしていた。 「はっはっはー! ウチのドードリオの動きを捉えられるか!?」 「は、速いっ…!」 「落ち着けメリィ、捉える必要なんて無い…近くに来たら放電だ!」 「わかった!」  影分身を展開し、高速移動でメリィの周囲を回る鳥使いのドードリオ。  だがピンポイントで狙えないなら、範囲攻撃で巻き込めば良い。 「う~…りゃあぁーーーっ!!!」  バリバリバリバリバリッ! 「「「あべべべべべべべべべべぼぼぼぶ!?」」」  器用に腹話術分も悲鳴を上げて沈むドードリオ。  案外余裕なのかも知れないが、立ち上がれない時点で勝負は決していた。 「やった…勝ったよマスター!」 「よしよし、よくやったぞメリィ」  駆け寄ってくる彼...
  • 5スレ>>483
    「ふぃーっ…」 「はぁ…とりあえずはこれで完成だな。悪いなフライゴン、ここまで手伝わせて」 「いやいや、かまへんで。素敵やないの、七夕のためにおつきみ山まで笹取りって」 7月6日。トキワジム裏庭の縁側(基本洋風の建物なのにこんな和室の縁側が2,3か所あるようだ。)。 七夕の前日、俺は貰って来た竹を庭に埋めていた。縁側の蚊取り線香はなかなか強力なようで、 あまり蚊にも刺されずにすんでいる。それは俺の向かいで竹を補強しているフライゴンも同じだ。 今日の昼間。俺はフライゴンに協力してもらい、オツキミ山まで飛んでピクシーと交渉、 七夕のための竹を一本(?)切ってもらってきた。 再びトキワジムに戻ってそれを植え終えたのが今さっき。既に日は沈んでいる。 「よしっ!じゃあ上がるか」 「はいはーい」 玄関にまわり、俺達はジムの中にあがる。トレーニング施設やスタジアムがある点を除けば、 ここはかな...
  • 5スレ>>418
    ――ガキの頃の思い出、といわれれば、俺にはマサラで過ごした日々しか浮かばない。 それ以前は文字通り右も左もわからないガキだったし、それ以降はろくでもない荒れ具合を晒していた。 己のガキさ加減に気づき、乱行を改めた今、まだまだ子供のくせに年寄りくさく己の人生を振り返ると、自然とそうなってしまうのだ。 だから。 「……変わってねぇなぁ」 数年ぶりに見たその町の、あまりに変わらぬその姿に、柄にもない感傷を抱くのも、仕方ないというものだろう。 『Canon ~へたれのための追走曲~ 改訂第一節 錆びた記憶の笑顔を追って』 「……おぉ、君か! 大きくなったのぉ、よく来てくれた!」 「……たかだか三年だろ、大袈裟だよ糞爺」 数年ぶりに踏んだマサラの土、その感触を味わいもせずまっすぐに足を向けた一軒の研究所。 『オーキド萌えもん研究所』と記された看板を背負うその建物は、かつて俺がこの町...
  • 5スレ>>474
    前回のあらすじ 理科系のミツハル(笑) ロケット団(笑) オツキミ山を抜け、ハナダの萌えもんセンターで一服中の俺達。 K察に件のことを報告したところ、見事オツキミ山のロケット団を 一網打尽にできたそうな。よかったよかった。 後、感謝状と饅頭もろた。 マスター「萌えもん作戦会議はじまるざますよー」 コイキング「いくでがんす!」 ピカチュウ「ふんがー(棒読み)」 フシギソウ「え、えっと・・・まともに始めなさいよ!」 俺はこのキャストでも遜色なく萌えられる自信があります。 ピカチュウ「ねぇ・・・これなんか意味あんの?」 マスター「英気を養うセレモニーだと思ってくりゃれ」 コイキング「面白いしイインジャネーノ?」 フシギソウ「や・・・やっぱりはずかしいよぅ・・・ゴニョゴニョ」 ピカチュウ「それで、今日は何をするの?」 マスター「まず、これを見てくれ。」 ...
  • 5スレ>>424
    「……みんな、分かっているとは思うが、もし誰がどうなっても、恨み事は無しだ。  マスターの事だから、捨てるなんて事はまずないだろう。ボックスを通して博士の所か、もしくはジムには置いてくれるはずだ」 「うん!」 「…そういえば、プテラは?」 「さっきボクが見てきたけど、まだ寝てたよ」 「…は、はい…」 「せやな。…で、何でこうなったんやったっけ?」 この物語の発端は、今日の朝…いや、もっと詳しく説明するなら、一週間前に遡る。       - ゴーグルシリーズ番外編    『リストラ大騒動!』 -      * * * 「…トキワジム、リーダー…?」 「らしいな。昨日セキエイリーグから通達があった」 「受けるのかい?」 「条件は決して悪くないんだよな…旅の資金調達なんかも結構厳しいし、  あんまりいつまでも、大した目的もないままフラフラしてるのもどうかと思...
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