萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「5スレ>>738」で検索した結果

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  • 5スレ>>738
    「なんか曹長殿からキャラが多くて把握しづらいとの声があったので自己紹介しよう」  悪夢の世界はなんでもござれ☆ 「曹長さんて誰さ」 「ビクワイエッ、ただのカメックスには興味ありません!」 「またそのネタか!」  はい、ノンストップラブコメドタバタギャグ……ラブコメって? ああ、某鏡音から名前とった2人か。 「さりげなくカミングアウト!?」  はい、地の分に突っ込むのはこの悪夢編だけにしてくださいね。 「では早速行こうか!」 「ところで僕らしかしゃべってないのはなぜ?」 「その方が速いからさ! どんなものでもどこにでも! こちら、ジルウェエクスプレスでございます!」 「もういい、突っ込まないぞ。さっさと終わらせよう」  賢明な判断です。  ・主人公・吸血鬼のターン   「僕はエドワード。エルリックでもフェニックスでもなくてワイリー姓だよ。    ごく普通の萌もんトレーナー。強いて違う...
  • 5スレ>>73
        ※こんにちは、執筆者の宗龍と申します。   初めてお目にかかる方、前回から続けて眼を通して下さっている方、   当小説をお読み頂いている全ての方々に、心よりの謝辞を。      まず始めに、当小説に関しての補足・注意事項を述べさせて頂きます。   ・この小説は、『バトル&シリアス』が中心です。   ・シンオウ地方を題材としたオリジナルストーリーです。   ・一部、萌えもん分布や進化・捕獲LV、技習得LV上の矛盾点が含まれます。   ・多少、独自の設定も含みます。   ・全10話+αを予定しております。   ・〔重要〕この小説は、全体的に重度の鬱・残虐・猟奇描写を含みます。    (この第二話は、特にその傾向が顕著です)   ・SS書きに関しては全くの素人な為、読みにくい点が多々あるかと思われます。    全力で改善してゆけるよう努める所存ですので、ご容赦の程、宜しくお願い申...
  • 5スレ>>735
    これは、ある七夕・・・・・・の次の日の出来事。 家の扉が開くと、リリュ君が帰ってきた。 「お~い姉さん、いいもの貰ってきたぞー」 ざらざらと音を立てているものは、 「あれ?笹?」 ***************************************************** 話を聞くと、どうやらバイト先のフレンドリィショップで飾ってあったものらしい。 イベントが終わって処分するところを譲ってもらったそうだ。 「丁度いいし、一日遅れだけど七夕でもするか」 最初からそのつもりで貰ってきたくせに・・・・・・ 「よっこいせっと・・・・・・こんな感じか?」 家の前に針金でくくりつける。 「ん~・・・・・・多分それでいいと思うわ」 多少しなっているが、これはこれでそれっぽい。 「じゃあ、俺は短冊作ってくるから姉さんは・・・・・・どうしよう?」 「・・・・・・・・・・・・・・・...
  • 5スレ>>736
     ここはセンター内、娯楽室。そこに可愛らしい少年の声が響く。 「お前らの娯楽はそれしかないのかぁ!!?」 「ん……だって、おいしいんだもの……」 「……ふぅ……、好きなんだよ」 「それですむもんだいかぁーーーーー!!!」  カメックスは”ふんか”は覚えないはず、バクフーンなら覚えるが。 「さらに手札からサンダードラゴンを捨て、効果発動!」 「?! 1ターン目からサンダー流最強パターンを……さすがですね、恋歌さん」 「ほめるなほめるな♪ 最上級ラインを越えられるかな?」 「ええ。わたしのターン、古のルールでブルーアイズ召喚。魔法カード”滅びのバーストストリーム”!」 「!? そっちこそやるじゃないか……」  こちらの2人は2人で盛り上がっている。 「……何やってるの?」 「遊戯です」 「ゲームの王様」 「人は彼を、」 「 呼 び ま せ ん ! 」  しかしリン君、ここは娯楽室なのだから...
  • 5スレ>>734
    「ん…ふ、むぅ…」 「ん……っ、そういえば…」 「…?」  腕の中に収まったまま振り向き、椅子になっている足の持ち主の顔をのぞく少女。 「今日は七夕だったよね」 「……ぷは、うん」  生物の三大欲求の一つを満たしている最中だというのにこの発言である。  この男……いや、まだ少年というべきか、彼はよく言えば自由奔放、悪く言えば空気が読めない。  そんな彼には慣れている彼女だが、次の一言はさすがにどうかと思った。 「だから、エリカ嬢に笹をもらおう」 「………、とりあえずいつもの苦情より先に突っ込もう。なんでそうなるんだマスター。  そしていつもの苦情だ、僕が来るより早く血の吸い合いをやめてくれ」  そういったのは部屋の入口に立っていたカメックス。その最大の特徴たる甲羅が見当たらない、  そこを除けばただカメールに見えるだけのただのカメックスだ。そこ、興味ありませんとか言わない。 「おはよう...
  • 5スレ>>732
    「今日は7月7日……七夕の日だ」 そう言うとタイチは後ろに隠し持っていた手作りの短冊をみんなに渡した。 「まぁ、折角の行事だからって事で、短冊を用意してみたよ」 ~~~~~~~~~~~~ 「……マスターが進んでこういう事をやるとは珍しいな」 「私も同じ事を言おうとしていました……」 ユンゲラーとリザードが率直な反応をすると、タイチは二人に近づき 「正直、最初はやらないだろうと思ってたけど……」 そう言って遠くの方にいる他の二人の方を見る。 「へえ! そんな日があったんだ!」 「私も知らなかったです。そんな日が会ったなんて」 ピカチュウ、シャワーズが短冊を物珍しそうに見つめながらそう言っていた。 「片や野生だったから、片やR団に捕まっていたとはいえ……行事自体を知らないのが二人もいるのはどうかなと思ってさ……」 「「なるほど……」」 そう言って七夕を知ってい...
  • 5スレ>>737
     ……夢を、見ている。  知らない、荒れ果てた場所。  知らない、傷だらけの少年。  少年は、あたしを姉と呼ぶ。  ……知らない。  あたしに、人間の弟はいない。  それでも、夢の中のあたしは。  私を置いて去っていく彼に手を伸ばし、名を呼ぶ……と、いうところで。 『待って、ミ――――』 「ゆかゆか~ゆかりん♪ゆかりゆかゆか♪ゆかゆか~ゆかりん♪ゆかりゆかりんりんりん♪」  ……人の名前を連呼する歌に邪魔されて目が覚めた。 『萌えっこもんすたぁ Legend of interstice』 『序章 旅立ちは再会と共に』  まぶたを開くと、そこは見知らぬ洞窟……ではなく、シンジ湖の中央にある孤島の洞窟の中。  あたしはいつも、嫌な事があったり腹が立ったりしたときはここに篭って、壁に描かれたエムリット様に愚痴ってストレスを解消していた。  当然、返事が返ってくるわけも無いけれど、...
  • 3スレ>>738
    地獄のような昨日から一夜明け、俺の体の疲労はピークだった。寝てないからな。 それに対し同じく寝ていないヘル姐はピンピンである。 …この差は一体何なのだろう… 唯一の救いはヘル姐が昨日と違って萌えもん達を畏怖させずに気軽に喋りあってる事くらい。 この状態ならしばらくは大丈夫だろう。 隊「レジアイス…?」 ヘ「そ。この間怪しい洞窟を見つけたのよ。」 隊「…へぇ、どんな。」 ヘ「入り口が氷漬けになってるのよ。これは怪しいと思うでしょ。」 隊「…レジアイスの確証がないじゃないか……」 ヘ「何言ってるの、私が何タイプか忘れたかしら?」 隊「溶かして確認してきたのか?」 へ「えぇ、もちろん。流石に私でも休憩を幾度となく挟まないと溶かしきれなかったけどね。」 ヘル姐でさえ時間がかかるとは…一体どんなけ氷があったのだろうか…… ヘ「さ、ついたわよ♪」 ヘル姐の案内の元ファイアーの背中にのり、御...
  • 5スレ>>731
    「完成しましたよぅ……!」  現在七月七日、午前五時四十五分。  卓袱台に広げられた布に向かって、ふりぃざぁがばたりと上半身を投げ出した。  俺がテーブルクロス引きよろしくその布を引き抜くと、鈍い音が響いたが無視して、 「ふむ……浴衣か……」 「うぅぅ……べとべたぁ大佐用のですよぅ……」  軽く充血した目に涙を浮かべて、ふりぃざぁがふらつきを伴って復帰した。  浴衣の確かな出来に頷きながら、 「ともあれお疲れさん」 「ありがとうございます……」 「しかし、べとべたぁを驚かせたいからってよく夜中にやるよな」 「大佐が喜んでくれる姿を想像したら……」  えへへ、とふりぃざぁは頬を染めてはにかんだ。  生暖かな目で見守ってやると、だらけた顔が整って、 「それでは顔を洗ってきますよぅ」 「その後はそのまま時間まで寝とけ。今日はフリーなんだろ?」 「はい。おやすみですよぅ」  ふらふら...
  • 5スレ>>730
    「…ねぇ、ディー」  傍らに在る、マスターいわく『スタンド』に話しかけるカメックス(♂)。  ディーと呼ばれたそれは言葉を発しないためこちらを向くことで答えた。 「…かえりたい」  この、何かがおかしい世界から、日常へ。 「Schlangebeisen! フハハハハア!」  マスターが何かを振り回している。鞭のように見えるが、刃が付いているようだ。  しかもその身長を超えているであろうほどの長さの、である。  ふつうの人間はこんなもの使いこなせない。さすがクロバットと血を分けあっている(現在進行形)だけある。 「く…! 攻撃範囲は広いけど、所詮打撃武器! 固定砲台なめないで!」  ちょっと待て③⑥。12(1ダース)×3で③⑥。あんたはどう考えても移動砲台だ。  独立戦闘可能な…ていうかあんたは雷だからそっちじゃないし、 「”神鳴(ディバイン)…”」  だから違うって、 「させぬ! ”...
  • 5スレ>>739
     ある夏の日のこと。  ここ、シオンタウンジムの一室で、ホウはいつものように惰眠を貪っていた。 「……zzz」  今日はジムの休業日。  普段はやかましく起こしに来るアキラやデルも、今日ばかりは彼女を放置していた……の、だが。 「起きろぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!!」 「……ふぁ?」  耳元で大声で叫ばれ、ゆっくりと体を起こすホウ。  騒音の元へと視線を動かすと、そこには息を切らせているゲンの姿があった。 「……ゲン、うるさい」 「ぜぇ、ぜぇ……お前、今日が何の日か忘れてるだろ……」 「???」  ホウは、「はて?」というような表情で記憶を漁り始める。  そして数瞬後。 「……あ」 「ったく、待ち合わせのタワーで1時間待っても来ねーからまさかと思って来てみりゃ……」 「ごめん……」 「別に構やしねーよ、いつものこった……下で待ってっから、さっさと支度済まして来いよな」  ゲ...
  • 5スレ>>773
    十人の小さな萌えもん 食事に出かけた。 一人がポフィンをのどに詰まらせて 九人になった。 九人の小さな萌えもん 夜更かしをした。 一人が夢を食われて朝寝坊して 八人になった。 八人の小さな萌えもん ハナダシティへ向かった。 一人がそこに残ると言って 七人になった。 七人の小さな萌えもん 空手チョップで薪を割った。 一人が真っ二つになって 六人になった。 六人の小さな萌えもん スピアーの巣で遊んだ。 一人が刺されて 五人になった。 五人の小さな萌えもん 医学に夢中になった。 一人が萌えもんセンターに入って 四人になった。 四人の小さな萌えもん 海へ出かけた。 一人が燻製トサキントに飲まれて 三人になった。 三人の小さな萌えもん サファリパークを歩いた。 一人がガルーラに抱きしめられ 二人になった。 二人の小さな萌えもん 日の光を浴びて座った。 一人が焼かれて 一人になった。 ...
  • 3スレ>>731
    「ん……まぶしい……」  目が覚めると、窓から差し込む光。  まぶしくて目元に手をかざす。  布団の外は寒くて、どうにも抜け出せない。  ……マスター。  掛け布団から出ないように寝返りを打ってマスターを見る……が、 「……? マスター……?」  そこには畳まれた布団と、置手紙が一つ。  マスターの姿はない。  その事実が眠りから私をすぐさま覚醒させた。  何処に。  真っ先に浮かぶ疑問。  それを知るべく手紙に手を伸ばした。 『女将さんに手伝いを頼まれたので朝一番で林へ行くことになったけど……  男手があればいいって言ってたので、僕だけで行ってくるね。  そうそう、僕達以外のお客さんからも男の人が手伝ってくれるらしいので心配は要らないよ』  起こしてくれても良かったじゃないですか。  それなら見送りするくらい出来たのに。  ……いってらっしゃい、って。  想像するが、ふるふると...
  • 5スレ>>76
    静かな音をたてながら、カーテンと窓が開かれる。 窓の外には、まだ淡い紅色に染まっている銀世界。 落ち着いた表情とは裏腹に、彼女の金色のしっぽは本心を 露わにしている。 「マスター、朝ですよ。早く起きてください」 「ぅうー……あと5分……だけ……」 俺の体を揺すっていたウインディの動きが止まる。しっぽ以外。 ~~きっちり5分後~~ 「マスター、5分経ちましたよ。早く、早く起きてください」 「ぅうー……あと5分……だけ……」 俺の体を揺すっていたウインディの動きが止まる。 「……ていっ!」 ──と次の瞬間、布団が吹っ飛ばされ、俺の体は1月の冷気に晒される。 いつもならここで飛び起きるのだが、今日はそうはいかない。 何せ布団に入ったのが、外が薄っすら明るくなってきた頃なのだ。さすがに眠気が強い。 「寒い……寒いよ……あぁ布団……布団が恋しい……」 いつもどおりのパタ...
  • 5スレ>>71
    「……うぅ、けほけほっ」  ここは何処だ……。  べとべたぁを追って飛び込んだまでは良かったが、水の流れに負けて溺れてしまった。  助けるどころか自身も要救助状態になるとは……不覚。  ともあれ、ここで伏せっていてもしょうがない。  べとべたぁの方から俺を探しに来れるとは到底思えないからな。  ぽたぽたと体中から雫を垂らす体を起こし、犬のようにぶるぶると震わせる。 「さ、さぶ……」  とりあえず待ってろよべとべたぁっ。すぐに助けに行くからな。  でもまずは体の水気だけでも落とさなくちゃ……風邪ひくぞ……。  背負った荷物からタオルを探し、取り出す。  ……濡れてる。  俺は肩を落とした。  ズブ濡れになった荷物を整理していたら随分と時間がかかった。  マッチも使えなくなったし、お握りはもうなんとも。  大量に用意した大型タオルは濡れちゃったし……。  タオル絞るだけで腕が少しく...
  • 5スレ>>78
     「師匠~。ししょ~」  「なんだ~?昼飯はもうちょっとしてからな」 さっきまで俺の後ろをウロチョロしながらついて来ていたハブネークが話しかけてきた ちなみに何故俺の呼称が師匠なのかというと俺にある程度の剣術の心得があるからだ 流石にもえもんであるハブネークに力で敵うことはないが、剣の腕ならまだ俺の方がマシだと自負している。コイツより上手く居合切りできるしな  「師匠は必殺技とか持って無いんですか?」  「……は?」  「龍翔閃とか、天翔龍閃とか、紅蓮腕とか……」  「……」 なぜだ。なぜこの娘は人間である俺にそんなものを期待しているんだ。というかどこでその奥義の数々を知ったんだ? おお、その手に持ってるのは俺が昨日出た街で気まぐれに買った某元人斬りが主人公の漫画ではないか 無いと思ったらお前が持っていたのか。あとついでに言っておくが最後の技は剣技でも何でも無いぞ……  「ないんですか?」...
  • 5スレ>>72
    ────────────────────────── 「いくぜーっ!フシギバナ!」 「任せてっ!」 「出てこーい!」 「はいさ~!」 名前も無い町で俺は萌えもんトレーナーとバトルを繰り広げていた。 自己紹介が遅れたな。俺の名前はレッド。萌えもんトレーナーさ。 そしてこのもんすたぁぼーるから出てきた奴。 こいつが俺の相棒のフシギバナ。マサラタウンから一時も離れずに旅してきた。 「フシギバナ!しびれ粉だ!」 「それっ!」 辺りを黄色く染め、粉が舞う。 風は無し。フシギバナもやっと加減を覚えたのか、俺や相手トレーナーに当たらないようになってきた。 思えば最初の頃は酷かった。 しびれごな、ねむりごな、どくのこな。この3つの技は危険極まりないものだった。 しびれごな 使えばみんな 動けない ねむりごな 辺りにいびきの 大合唱 どくのこな くらえば多分 致命傷 思わず川柳も出るほどの危険技。実践...
  • 1スレ>>731
    登場人物 マスター フリーザー←むくち やぁ画面の前から娘達を見守ることしか出来ないお前ら。 今日はこないだついにゲットした、かわいいかわいいかわいいフリーザー様と 仲良くなるために俺はスキンシップをとることにした! ちなみにフリーザー様の「様」はデフォだからお前らも絶対はずすんじゃねぇぞ! ああ・・・フリーザー様かわいいよフリーザー様 ハァハァ・・・ウッ マスター「やぁフリーザー様、今日も綺麗だね!元気かい?」 フリーザー「・・・」 マスター「むくちな ひとですね」 フリーザー「・・・」 国分「モンスターボールで捕まってどうだった?」 フリーザー「・・・♯」 マスター「お、ちょっと怒った」 フリーザー「・・・」 マスター「ちょっと怒るだけでお咎めなしか。せめて踏むとか蹴るとか罵るとかめぐるめくくんずほぐれずスーパーお仕置きタイムとかないのかな!?」 フリーザー「・・・?」 マスター「...
  • 3スレ>>735
    イワヤマトンネルの山道 一人の少女が歩いている 肩には大きな筒、腰には脇差と刀、そして刃の尾 少女・ハブネークは、つい数日前の依頼を思い出し、依頼主の腰抜けぶりに呆れていた 「犯罪組織…とは言ったものの、所詮は腰抜けの集まりでしたわ」 彼女は、数日前にロケット団のシオンタウンのタワー制圧の護衛依頼を受けた その際に抵抗するガラガラの相手を引き受けたのだが… 「首を撥ねただけで顔を青くして文句を言うなんて…無駄な抵抗をされて制圧が遅れるよりはマシですわ」 苦言を呈した団員に始末をつけ、彼女はさっさとロケット団に見切りをつけた しかし、このあたりの人間の犯罪組織は甘い、と彼女は思う 「前に依頼を受けたマグマ団…だったかしら? アレも大した組織ではありませんでしたし…」 女は敵対組織の拠点の一つを強襲し、団員を皆殺しにしたのだが、帰還直後にクビになった 彼女は腹いせに潜伏中の団員を斬...
  • 3スレ>>733
     萌えもん……本来自然の中にいる存在。  それを"ヒト"という生き物が自らの都合のいいように扱うこの世界。  まるでヒトはそれらよりも上の存在だといわんばかりに………… --+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--+--  町はずれのとあるお屋敷  町の人はソレを"お化け屋敷"と呼んだ。  そこには萌えもんたちがいるらしい、それを知り何人かのトレーナーが入って行った。  結果?誰一人としてそこから帰ってこなかった。  町の人はリーグ本部に助けを求めた。  すぐに腕利きのトレーナーたちがそこへ入っていった。  結果は同じ、いつ誰がはいっていっても誰一人戻ってこない。  これ以上の被害をださないため本部はそこを立ち入り禁止とした。  それ以来その屋敷は"死者...
  • 2スレ>>734
    ◆前回までの主な登場人物とキーワード 青年:主人公。人間を探してタオと旅をしている。彼自身は人間ではないらしいが……? タオ:ヤミカラス。あまり感情を露わにしないが、マスターのことが大好き。 異形種:萌えもんのこと(一番変えちゃいけない気もしますが、やってしまった。反省はしていない) 〈PC〉:人間に快楽を与え続ける機械。モンスターボールの技術を人間に応用したものらしい。 チュメニ:シベリア鉄道の停車駅がある都市のひとつ モスクワ:シベリア鉄道の終着駅がある都市 ◆前回までのあらすじ チュメニで子供の足跡を見つけた青年は、必死でストーキングした末に幼女を発見する。 しかし、突如として現れたフリーザーが幼女に襲いかかる! 青年激怒! 結局幼女を救うことのできなかった青年は、意気消沈してモスクワに向かうのであった……。 モスクワには幼女いるかな\(^o^)/ ※「前回までのあらすじ」...
  • 5スレ>>725
    諸君、私はチャイナ服が好きだ。 諸君、私はチャイナ服が好きだ。 諸君、私はチャイナ服が大好きだ。 あのスリットが好きだ。 ちらちらと見え隠れする太ももなど心が躍る 惜しげもなく晒される脚線美が好きだ。 露わにされた脚を組みかえる様など最高だ。 さりげなく身体のラインを強調するデザインが好きだ。 胸元がぱっつんぱっつんになっている様など感動すら覚える。 重ねて言おう、私はチャイナ服が大好きだ。 「……あの、マスター」 「なんだピジョット」 「熱弁しておられるところ申し訳ないんですが……着ませんからね?私」 「馬鹿な…………ッ!!!」 COSTUME MOEMON -China Dress Version- 「とりあえずピジョット、そこに正座しなさい」 「はぁ……」 びし、とチャイナ服の詰まった紙袋を手にした右手で床を指し、ピジョットに着座を求める。 ピジョッ...
  • 1スレ>>739
      ――  海月の見る月  ―― 見上げた夜空  鮮やかな星空 浮かぶ薄雲  流れて私の声を届けて欲しい、遥か遠くのあの人へ いくら泳いでも、自慢の目を凝らしても、貴方の下には辿り着けない 貴方が暮らすその川は、この岩場からも見える、あの天の川 この手でぎゅっと貴方に触れていたなら、きっとずっと傍に居られたのに たくさんあっても貴方に触れられないなら、これはたぶん要らない指先 貴方と出会ったこの砂浜、このきらきら輝く小さな砂はきっと月の涙 ああ、貴方にあと一度だけ会えたなら、私の想いはもう増えたりしないのに
  • 3スレ>>737
    (いいかい、このペンダントを常に身につけているんだ。  絶対、外してはいけないよ?)  あるところに、ハクリューと少女がいました。二人は、まるで姉妹のように仲良く一緒に暮らしていました。  いえ、まるでというのは間違いです。二人は姉妹として育っていました。  ハクリューは少女が生まれる前から、ミニリュウの姿で少女の家にいて、少女が赤子の頃からずっと姉してそばにいたのです。  少女も回りの人間も、それを当たり前のように受け止め、共に暮らしていました。  二人はときに、喧嘩もしましたが、すぐに仲直りして笑いあっていました。  二人が成長し、ミニリュウからハクリュー、少女が10才になると、もえもんトレーナーとして、旅に出ることになりました。  少女は、パートナーとしてハクリューを選びます。ハクリューは、それをこころよく引き受けました。  妹と離れたくない、妹を守るためという理由に、誰もが納...
  • 3スレ>>736
    最近私ことサイドンは悩んでいる つい最近私は進化したのだが…この姿はヒトから見てかわいいだろうか? サイホーンのころは、まだ『カッコかわいい』という感じであった、だが今はどうだ? 額にでっかいドリルをつけたでっかい生き物だ 私だって一応は女の子、『かわいい』と言われたい…でも、この姿じゃ怖いだけだ… 「はぁ…」 思い悩んでるうちに普段住んでいる深い山から下りて、人里の近くまで降りてきてしまっていた あぁ…ヒトの視線が見える…そして視線が怖がってる… やっぱり怖いんだ…でっかくて怖いんだ… と 「わぁ~どりるだぁ!」 そんな私をキラキラした瞳で見るヒトが一人 あれは…男の子?だろうか 「すごいよ!どりるだよ!てんげんとっぱだよ!」 「あぁわかったから」 「どりる! どりる! てんげんとっぱ!! ( ゚∀゚)o彡゚」 「だから落ち着けっての」 少年?は私を見ながら騒ぎ立て、それを連...
  • 3スレ>>730
    「メリークリスマス!」 マサラタウンの俺の実家で、盛大に開催されているのはクリスマス会だ。 いつもの面々に加え、母さん、博士という面子だ。 二日前に、クリスマス会をするから戻って来い、という連絡を受けて、 クリスマスなんてすっかり忘れていたためにナナシマからマサラまで快速で帰還した経緯もあって、 俺は非常にへとへとだ。 でも、 「凄いですね」 感心したように頷くフシギバナや、 「うわぁ! 凄いですの!」 目をキラキラさせてはしゃぐピカチュウ、 「人間ってこんな事やってるのか? すげぇな」 クリスマスツリーや家に施された装飾を見て驚きの声を上げるカイリューに、 「こんな面白いイベントを黙ってたなんて、意地悪ねぇ……ご主人様」 いたずらっぽくクスクス笑うキュウコン、 「これは、なんというかその……」 グレイシアなんかはこの手の雰囲気が苦手なので、顔を真っ赤にして完全に小さくなっているし、 「ふ...
  • 1スレ>>734
    「たあ~~っ!!」 「のぅわああああああああ!!??」 ここはオツキミ山……の崖。 時間はだいたい夜……中の2時くらい。 俺は相棒のイワークに抱き抱えられ、何故か崖を下り落ちていた。 「えへへっ♪ 楽しいね? ますたー♪」 「あががが……楽し……いわけねえええええええ!!!!」 事の初めはだいたい六時間前。夕食が終わったくらいの話である。 人様の倍以上たらふくメシをかきこんだ後、イワークはTVの前にぺたんと座り込んで なにやらスポーツ番組を見ていた。 「ねえ、ますたー。これ、どうなの?」 「ああん?」 イワークの持ちやすい頭を掴んでどかせてTVを見たところ、画面にはピカチュウが サーフボードに乗って気持ちよさそうにサーフィンを楽しんでいた。 「ああ……ピカチュウは見ていて癒されるよなあ……」 邪な笑いを浮かべながら俺がそう呟くと、イワークはむすっとした顔をした。 「違うよー! そうじゃ...
  • 5スレ>>727
     思えば今朝から何かがおかしかった。  目が覚めた時から体がだるいし、頭痛がする。  ベッドから出れば寒気に襲われるし、動かすと関節が軋む。  おまけにぼーっとしてしまって頭が回らない。  この状態を一言で表すなら―― 「38.5℃……完全に風邪ですね。これだけ熱出してるのに起きて歩きまわるなんて……」  体温計の温度を見たミルトがあきれ声を出す。 「面目ない……」  タマムシジムの奥にある和室で、俺は布団に寝かされていた。  エリカさんから呼び出しを受けたのでジムを訪れたのはいいんだが、  到着と同時にジムの玄関先でぶっ倒れて今に至る――というわけだ。  まったく情けないったらありゃしない。 「エリカさん、ご迷惑をおかけしてすみません」  枕元に座るもう一人の人物へと謝罪の言葉を述べる。 「いえいえ、いいんですよ。トウマさんにはお世話になりましたからね」  エリカさんは穏やかな笑みを...
  • 5スレ>>713
                    WARNING!!             A HUGE INFORMATION                  猟奇描写            IS APPROACHING FAST.  ※このSSには猟奇描写が含まれて...
  • 5スレ>>789
    好きな数字って、あるでしょ? わからない? わからないなら、たとえば宝くじでよく選ぶ番号とか、思い浮かんだ数字でいいのよ。 パッと頭に思い浮かんだ数字。 きっとそれが自分のフェイバリットナンバー。 さぁ、もう一度聞くわ。 あなたの好きな数字は、何? 私? 私の好きな数字は、昔からずっと決まってる。 いつだって、私を見守り、時には裏切り。 それでも、最後には私に微笑んでくれる! そんな感じの数字かな。 わからない? そう。 なら、教えてあげる。 私の好きな数字。 それは・・・ 「ななーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」 けたたましく耳をつんざく電子音なんて、最早私に届かない。 あるのは私の目の前にならんだ二つのナンバー。 7。 それと、7! 「きて!おねがい!もういっこ!!」 目まぐるしく回るドラム。 視界を縦断する7...
  • 5スレ>>772
    「・・・それで、八つ当たりの如く追加課題ですか。残念ね。」 深夜。 調べ物の為に書斎へ向かうと、意外な人物と遭遇した。 「どうしたんですか主?こんな時間にこんなところに・・・はっ、さては夜這い・・・?」 思わぬ邂逅の第一声は、そんな感じの内容。 「マニュは子供のころから融通が利かないところがありましたからね。 頑固と言えばまったくその通りだけど、もう少しペルみたく機転が利くとちょうどいいのに。」 頬杖をつきながら、僕の対角に座る彼女は空いている右手で本の頁を捲った。 頼りないレトロな水銀ランプだが、それでも彼女の表情ははっきりとわかる。 本を読むとしたなら、少し暗いかもしれないが。 「何の本を読んでるの?」 こんな時間に調べることなのか、それとも毎日そうしてるのか定かではないが、 興味がわいたのでそんなことを聞いた。 「優生学の本よ。」 さして興味もなさそうな...
  • 5スレ>>763
    「ふぅ……気付かなかったけど、やっぱり元の世界は空気が違うね」  シオンジムでの座談会を終えたエドは元の世界に戻ってきた。  この世界のシオンでやるべきことと言ったら、まぁ萌えもんタワーに上るくらいだ。  以前やってきたときはそんな暇もなく次の町へ向かったので、これから上ることになる。  そこで、意外な人物と出会うことになる。 「あ……フミノリ、エドワードだよ」 「うん?」  フシギダネ……いや、フシギソウだろうか、少女が傍らの青年に話しかける。  その青年が振り返る先に居るのはエドワード。  彼の、ライバルである。 「ひさしぶりだな、フミノリ」 「そうだな、ハナダ以来だから……なんだ、案外時間はたってないな」 「ん、そうだな。いろいろあったからずいぶん長いこと会ってなかったような気がするよ」  お互い、時間を忘れるようなできごとが多かったらしい。  それだけ確認すると、エ...
  • 5スレ>>715
     コスチュームプレイ、略してコスプレ。  コスプレとは何か。コスプレとはまぁ普段着用しないような一風変わった衣装を身に付けて堪能する遊びである。  で、なんで俺が今こんなことを説明してるかというと。 「……お前ら、何してんだ」 「えへへ……えーと、ご主人様っ♪」 「メリィさんが、私の服を着たいって言ってたので……折角なので、衣装を交換してみたんです」  まぁ、要するに。  メイド服に身を包んだメリィと、メリィの普段着のワンピースを身に付けたデルが、俺を起こしに来た訳なんだが。 「メリィのメイドさん体験記 ~おつかい編~(題名に偽りアリ)」  そんなこんなで、メリィが用意したという朝食を食べながらデルから事情を聞いた。 「事の次第はとりあえず理解した……んで、メリィはどこいったんだ?」 「ちょっと足りないものがあったので、タマムシデパートまで買出しをお願いしました」...
  • 5スレ>>709
    ―――この世界は腐っている。  理由?       決まっている……―――    コ ス チ ュ ー ム 愛 が 足 り な い 。 そうだ、コスチュームである、その愛を、この機会に、炸裂させようではないか。 ―――これは、その為の祭り、そう……。 【コスチューム祭開催】 その宣言である。 さぁ、集え、コスチュームを愛する萌えもんマスター達! 今こそ、その二つの愛をここに捧げるのだ! 我々の底力、見せ付けてやろうではないか! 私はその尖兵であり、その為の道を作っておこうと思う。 我が後に続くがよい、萌えもんマスターよ! ― ― ― ― ― 朝起きたら、枕元に何かあった、何だろうな。 俺にはどうしてもこれが、ウェディングドレスにしか見えない、男の俺の枕元の服が、だ。 着ろというのか? 一体誰の差し金だ、普段なら普通の着替えがある枕元に何が起こったのだろ...
  • 5スレ>>799
    第6話 ニビ到着編 マスター「と、いうわけでやってきましたニビシティ」 やきとり「苦節一週間……長かったですね」 つくね「いやはや、大変だったねー」 てばさき「いや大半あんたのせいだから!」 マスター「でも特に用事はないので通り過ぎようと思います」 てばさき「ちょっ!?」 やきとり「じ、ジムはっ!?」 マスター「考えてほしい、別段熱心にレベル上げをしたわけでもない飛行・ノーマルのみのメンバーで岩使いに勝てるかどうか」 つくね「どうみても むりげー です ほんとうに ありがとう ございました」 てばさき「う……」 やきとり「まぁ……確かに」 マスター「というわけで、センターで一休みして買い物したらお月見山に行きましょう」 一同「はーい」 ――幼女入浴中―― やきとり「今カットインに悪意が見えた気がします」 てばさき「奇遇だな、私もだ」 つくね「まぁ盛り上...
  • 5スレ>>722
     今より少し昔、とある山奥の小さな村。  そこでは毎年、夏の初めに雨乞いの儀式と祭りが開かれる。  農業を主として細々と暮らすこの村にとって、夏の雨は貴重な水源でもあった。  雨乞いの儀式。  これは、巫女役のニョロトノ族の女性が、村の中央に立てられた櫓の上で、日の入りから日の出までの間、雨乞いの歌と踊りを披露するものである。  勿論、体力が持たずに倒れてしまう巫女も今までに多くいた。  そうして儀式が最後まで終わらなかった年は、その分雨が少なく、実りも細かったという。  前の年は儀式が半分ほどしか出来なかった結果、村では水不足と不作に悩まされていた。  そして今年。  巫女を務めるニョロトノの女性は、儀式に備えて体を鍛えながら過ごしていた。  ところが…… 「お姉ちゃん、大丈夫!?」  ものすごい勢いで、ニョロゾの少女……アマネが病室に飛び込んでいく。  ベッドで横になっていた...
  • 5スレ>>706
    萌えもんセンターに着いた。 わたしは殆ど疲れていないからロビーでみんなを待っているとき、リリュ君がこっちにきた。 大体予想できるけど・・・ 「ごめん、姉さん。いやな思いさせたみたいで・・・」 やっぱりその事を気にしてたか。 「いいのよ。それにリリュ君はお姉ちゃんを使うつもりがなかったでしょ?」 「だが結果的に傷つけてしまった、それは変わらない事実だ」 「リリュ君はわたしを守ろうとしてくれた、それも変わらない事実よ。」 あのときのリリュ君、かっこよかったなぁ・・・ 「姉さn「ああもう!らしくないなぁリリュ君!!」 でも今のリリュ君はなんだか調子狂う。 「それじゃあ、お酒買って?それで十分」 当然冗談。乗ってくれたらいいんだけどね。 「いいのか?そんなことで」 「うん。わたしとしてはそんなリリュ君を見てるほうがつらいのよ」 これは根っからの本心。リリュ君にはそんな...
  • 5スレ>>708
     旅をするぐらいなのだから、この道で尊敬する人の一人や二人いるのが当然だ。  かくいうオレも目標とする萌えもんトレーナーが二人ほど存在する。  普段はその博覧強記ぶりを存分に発揮させ、オーキド博士とも交流のある大博士。  そして一度戦闘となれば、相棒のウインディを筆頭に、全てを炎で焼いて焦がす兵達を率いるほのおタイプのスペシャリスト。  グレンジムリーダー、カツラ。  一人前のほのおタイプ使いを名乗るには、まず避けては通れない大御所である。  そして今、オレはその男の陣取るジムへと足を踏み入れた。  “かえんほうしゃ”飛び交う光景が日常なだけあって、屋内はあらゆる水分を排したサウナのようだ。  唇が割れ、体の内が沸騰してる錯覚に襲われる。とはいえ、耐えられない環境ではない。  オレをそんな体質にしてくれた元凶、というか、原因に話しかける。 「いいかリザードン。今日は胸を借りるつもりで、だけ...
  • 5スレ>>728
     スリーパーの催眠にかかったデルとメリィ。  二人は、最愛の人であるはずのアキラに容赦なく攻撃を繰り出す。  怯えるサイホを庇いながも、打つ手なしのところまで追いつめられるアキラ。  ……救いの手は、突然の竜巻とともに現われたのだった。 『深林の追跡者(後編)』  デルとメリィの動向に気をつけつつ、ゲンはアキラに状況を聞く。 「とりあえず、何があったんだこりゃ」 「俺にもわからない……ちょっと二人が席を外して、戻ってきたら襲ってきたんだ」 「……(コクコク」 「……アキラ君」 「ん、どうした?」 「二人とも……催眠術にかかってる」 「うお……マジかよ」 「何だって!? 催眠術って、眠らせる技じゃ……?」  驚くアキラに、ホウはほんの少しだけ眉を歪ませて更に説明する。 「ボクやゲンの使う催眠術と原理は同じ……ただ、意識を混濁させた後に強力な暗示をかけるとこうなる」...
  • 5スレ>>776
    【デートシリーズその4 -キュウコン編-】 本日は恒例のデート予定日。 陽気に行き交う人々。財布の心配をしながら練り歩く時間がやってくる。 そう、思ってたんですけどね…。 「なぁ、どっか行かないのか?」 「この暑い中、無理して出かけることもなかろうて。主(あるじ)も辛かろう?」 さっきからずっとこのやり取りが繰り返されている。 決して丈夫そうに見えない木製の椅子にふんぞり返り酒を呷る姿は、容姿さえ除けば、とても女性らしさを感じるものではなくて…。 「そもそも主が目算をつけとらん故に参られんからに、少しは考えたらどうじゃ?」 しかもプランは全て俺任せというこの体たらく。 「そうはいってもなぁ…。この時期だとどこ行ってもいっぱいだろうし」 当人はどこへ行きたいという希望も特に無いらしい。 そういえばこいつ、普段の休養日もギャロップと訓練してるか酒飲んで寝てるか、いつの間にか出かけていつの...
  • 5スレ>>707
    「ごーしゅーじーんーさーまー」 「暇だからってくっつくなー。もうそろそろ暑く感じる季節だからー」 「どーこーかーにーいーくーでーすーよー」 「きょーうーはーよーるーかーらーバーイートーあーるーかーらーだーめーだー」 「いじわるーですー」  畳にうつ伏せって寝転がっている俺の背に、べとべたぁが馬乗りになって騒いでいる。  ……ゆ、ゆっくりさせてくれ。  なぜ疲れているのかを聞かれれば簡単な話で。  養う対象にふりぃざぁが増えた分、稼ぐ必要があるわけでござい。  単純に考えれば五割増。  週に二十時間働いてたとしたら十時間も増えるってことだ。  まぁ実際は、  べとべたぁ→子供料金  ふりぃざぁ→大人料金  とかあって普通に五割では済まないのだけど。  最初のうちはわずかな貯えを切り崩して持ちこたえていたが、そろそろ限界ということでバイト時間が増大した。 「いーちーじーかーんーねーむーらー...
  • 5スレ>>729
     やあ、こんにちは。オレは萌えもんのマンキーだよ。名前はサルサ。  あ、いま「うはwwww俺ッ娘キタwwwwwww」と思った人、残念だったね。  オレはオスなんだ。だから、一人称がオレでも別段おかしくはないんだ。  しかし、オレは今、残念な気持ちでいっぱいなんだ。 「何故だ……何故なんだ……」  よく考えてほしい。  オレ達は萌えもんだ。幼女を思わせる愛くるしい姿をした萌えもんだ。  ぶっちゃけオスはイラネッ、なんて思う不届きものもいると思う。 「そうなんだよ……オスはいらねぇ……」  そうだ……オスはオレ一人で十分だろう……なのに……なのに……。 「どうしてこのパーティーには! おにゃのこがいないんだーーー!!!!」  トキワの森の中心で、オレは愛を叫ぶのだった。  おサルのサルサ! 魂のルフラン編  「何を意味不明の絶叫をしている、サルサ」 「ぬ、リディ...
  • 5スレ>>766
     『ブッキング』という言葉がある。 大体は、複数の約束事を同時系列で先約してしまったり、または予約した事象が重複したりと、 そんな意味合いで使われることが多いだろう。 勿論、それは当人にとっては"得てしてそうなってしまった"ひとつの結果なわけであって 多岐にわたる約束事の中で、意図せずそうなった場合が多いだろう。 「そんなつもりは、なかった。」 ・・・故意に行うそれとしても、本人にとっては不本意な結果でしかないかもしれない。 しかし如何なる過程を得ようが、もし仮にそのようなことが起こってしまったら。 終端の重なった因果の一点に立ち、何を思って、何を願うだろうか。 ―――ああ、せめてあの時あの場所まで、時間を戻せたらいいのに・・・? それもある。 それもあるのだが・・・ 僕は、僕が置かれているこの状況では、寧ろこう願うだろう。 ―――ああ、せめ...
  • 5スレ>>718
     家に戻ってきてから数日が経った。  そろそろ旅に戻ろうと思うのだが、母さんがあの手この手でひき止めようとするので、中々踏ん切りがついていない。  今日は生憎の雨で、仕事に出た母さん以外、つまり僕とニーナはやることも特になくて暇を持て余していた。  ……外に行ければやることあるのになぁ。  会うべき人がいる。それは友達であったり、萌えもんであったり、様々だ。  だが外に出られない以上、家で時間を潰す他なく、ごろごろだらだらと過ごしていたら、あっという間にお昼を過ぎていた。  そして、時計が三時を示そうと言う時だった。 「マスター、提案があります」  ニーナが暇つぶしの案を持ちかけてきた。  二十分後、準備が完了した。  ニーナは部屋に、僕はエプロンを装備して、中身のない鍋をかき混ぜていた。  ……勿論病んでなどいない。  そしてそのまま三時半になるのを待つ。  その時刻になる...
  • 5スレ>>761
    まだ8月だというのにやけに寒い。 確かに私室では冷房をかけて寝るが、業務用クーラーじゃあるまいし、こんなに冷え込むことはありえない。 というか俺は転移装置の稼動実験をしていたはずだ。寝ていた覚えはない・・・ しかし寒い。真冬の積雪の上を夏服で寝ているような寒さ・・・実際に手にも雪の感触が・・・って雪? その冷たい感触で寝ぼけていた俺の頭は一気に覚醒する。 そして辺りを見渡すと一面の雪景色だった。 「・・・ここは・・・どこだ?」       *** 「お互い自己紹介が遅れたな。ワシの名前はオーキドじゃ。周りからは萌えもん博士と呼ばれておる。」 「俺はサトルといいます。しかしいいんですか?見ず知らずの俺を中に入れたりして・・・」 「気にするな、困ったときはお互い様じゃ。」 私は今マサラタウンという小さな町の研究所に来ている。 あのあとすぐ近くに整備された道があるのを見つけ、...
  • 5スレ>>746
    「ふぁ~~……ふひゅ」  今布団から起きてあくびをしているのは早羽人(サバト)。  ごく普通のどこにでもいる男の娘。  しいて違うところをあげるとすれば、ズバットと人間のハーフってとこかな。  とまぁ茶番はこの辺にして、彼女…と言いたくなるような彼は、先もいったが半分ズバットの人間である。  母がクロバット。父はハナダでジムトレーナーをする程度には腕の立つトレーナー。  そんな彼の夢は、かつての父のように各地のジムを攻略し、萌もんリーグの頂点に立つことだった。  ……まぁ、元来が弱気で、まだまだ幼い彼が夢を実現できるのは遠い未来だろうが。 「……っと」  階段の手すりを飛び越え、2メートル以上を落下して着地する。  その飛び越え方も、片手をついて両足を横から持っていく……まぁ、漫画とかでよくあるあんな感じの越え方で。  このあたり、父親の性格を十分受け継いでいることがうかがえる。 ...
  • 5スレ>>787
    その日は雪が降っていた。 ご主人様に捨てられた私は行く当ても無く街の片隅で寒さに震えていた。 少しでも寒さを凌げる路地裏で命を繋ぎ止めていたが、それでも降り注ぐ雪の冷たさに視界がぼやけていく。 私はバトルで弱かった。 だから棄てられた。 萌えもんトレーナーに捕まった後の生活が染み付いてしまい、野生での生き方すらも忘れてしまった。 一人で生きていくには今の私は弱すぎた。 バトルに一生懸命勝ってもご主人様は他の仲間達みたいに褒めたり頭を撫でたりはしてくれなかった。 バトルは駄目でも家事も頑張った。 だけどご主人様は私を見てくれなかった。 そして…この知らない街に置いてけぼりにされた。 私は涙を流しながら雪の上へ横たわった。 一度でいいから、ご主人様に褒めて貰いたかった。 頭を撫でて欲しかった。 「───」 朦朧とした意識の中、誰かの声が頭に響く。 最後の気力で目を開いて見据えると、漆黒の...
  • 5スレ>>784
    「……そうか、お前ずっとここにいたのか。」  そう言って……。 ――――――  誰も彼もが生き急ぎ、全ての人間が時間に縛られている現代にあって、ゆったりと謳歌している者は少数だろう。  しかしこの日は休日、国の定めた祝日。  ありとあらゆる人が休日を思い思いの過ごし方で謳歌する日。  その中でもやはり仕事に従事し学業に専念する者もいるだろうが、今回はその人達を除外しよう。  なぜって? 今日はある人物の休みの過ごし方を追いかけるストーリーだから。  このストーリーの主人公はとある施設の、とある業務に毎日勤しむ勤勉……。  な、訳は無い、なぜなら年がら年中休みのような人物だからである。 ―――――― 「……休み?」  知らなかったのは無理も無い、今朝決まった事であり“リーグ”の方も想定外の事態なのだ。  『チャンピオンロード入り口が崩れた。』  どこかの誰かがやったのか、天災...
  • 5スレ>>771
    荒野。 赤茶けた土はギラギラと照りつける太陽で熱され、上に乗っかっている空気を常に揺らめかせる。 陽炎のせいで、前後左右どの方向を見渡しても遠くの景色はおぼろげだ。 「あー、あっちぃー…」 …てかなんで俺こんなとこにいんだよ。 トキワシティどころかカントーのカの字すらみえねーんだけど。 ジョウトやホウエン、シンオウ…どこに行ったとしても、こんな漫画やゲームみたいな荒野は今時みつかるまい。 「…いや、実際ゲームの世界なんだけど」 …なんでこんなファンタジーな世界に俺がいるのかはまったくわからない。 が、分からなくても、俺がここにいるという事実は決定的であり、ほんのわずかも動かすことができなかった。 『そダよー、ゲームなんだかラ楽しまないと損なんだヨー』 …天から声が聞こえる。…幻聴ではなく、ゲームにおけるGM、ゲームマスターの声。 電子音声のようなその声を発しているのは、GMを...
  • 5スレ>>701
    形ある物は必ずいつか崩れる。同じように、生きている物は必ずいつか死ぬ。 それは自然な事、それは避けて通れない道。彼女の場合、それが人より早い…… ~~~~~~~~~~~~ 「お疲れシャワーズ……夜遅くまで付き合わせてごめんな」 「いえいえ……マスターこそお疲れ様です。夜まで鍛錬なんて……」 私はそう言って手に持ってるタオルをマスターに手渡した。 私はシャワーズ。マスターの手持ちの一人としてマスター達と旅をしています。 それ以前の事はあまり言いたくないけど……その前はR団に生体実験の実験体として生かされていました。 R団の施設から脱走したところを保護され、マスターに引き取られて今に至ってます。 「鍛錬ってほどではないけどね……数日後のシルフ突入までに万全な状態にしないといけないしな」 「それはそうですが、限度ってものもあります……リザードさんが心配してましたよ?」 ...
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