萌えっこもんすたぁSS保管庫内検索 / 「5スレ>>889-12」で検索した結果

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  • 5スレ>>889-12
    sweet hideout 1-9a アルティナルート -------------------------------------------------- 俺は視線をアルティナに向ける。   【アルティナ】 「……何よ、人の顔をジロジロ見て……」   【カイナ】 「あ、いや……」   【アルティナ】 「……?」   慌てて目を逸らす。 アルティナはそんな態度の俺を、怪訝な顔で覗き込んでくる。   今の視線には険悪のようなものは見られない。   けど、彼女と初めて出会った時のあの表情は……   【アルティナ】 「……出てこないのね、それなら仕方ないわ……すぐ楽にして……」 ...
  • 5スレ>>889-1
    sweet hideout 1-1 -------------------------------------------------- 私が……いや、『私達』が求めたのは 虚と実の反転だった……   花の群生地。 その一つを手に取る。   いや、手に取るというのは、実体のない私にとって とても無意味で滑稽な言葉だ。   事実、花は私の手を透かしてすべて視認でき、 それは手に翳した不可視の業で支えているにすぎない。   私にあるのは虚空であり、その他の者には実体がある。   言い換えれば、虚空は実体のない、空の存在……   風が凪ぎ、花弁とも花粉とも取れる無数の粒が 滔々と空へと舞い散る。   私は帽子もスカートも押さえない。 空の私に風は答えてくれず、 揺れることが無いから……   私は反転を求める。 かつて、『私達』を虚空へと追い遣った実の者達へ 精神の虚を捧げ、私に実体を還...
  • 5スレ>>889-13
    sweet hideout 1-9b メロウ(ゴル姉)ルート ------------------------------------------------------------------ 俺は視線をゴル姉に向ける。   【ゴル姉】 「~♪」   楽しそうに料理をするゴル姉。   決断力があって、料理の手際も良くて、 やっている仕事もかっこいい 才色兼備のお姉さんって感じがする。   【カイナ】 「………………」   【ゴル姉】 「ん? なんや? もしかしてもう腹ペコなんか? 煮るのに少し時間掛かるからアルと話でもして、 時間つぶして欲しいんやけど……」   【カイナ】 「あ、いや……別にそういうわけじゃないんだけど……」   視線に気付いたのか、申し訳なさ気に 気を遣ってくれる。   本当に深い意味はなかったけど ただゴル姉の仕草に見惚れていた、 というのが素直な意見だ...
  • 5スレ>>889-11
    sweet hideout 1-8 -------------------------------------------------------------- 森を抜けて二人の家に着くと 満天の星がきらきらと輝いていて出迎えてくれた。   色々なことがあって体も心もどっと疲れていたけど この夜空を眺めていたら それさえも心地のいい疲れと思えてくる。   【カイナ】 「う……わぁ……」   家の中へ案内される。   少し馴染んだ色合いをしている木の床、 壁や床には不思議な紋様や絨毯が敷かれ その上にはクロスを被せたテーブルと椅子が並ぶ。   灯りは蝋燭が使われているから ぼんやりと分かる程度だけど、 綺麗な装飾遣いに思わず言葉が漏れてしまう。   【ゴル姉】 「さてと……ウチは夕食の支度をしとるから、 アルとカイナはその辺の椅子にでも座って待っててや」   【アルティナ】 「そ...
  • 5スレ>>889-10
    sweet hideout 1-7b メロウ(ゴル姉)ルート ------------------------------------------------------------------ 【アルティナ】 (ちょっとカイナ! 『さっきのようにはいかない』って何したのよ!)   【カイナ】 (いや……あの娘に火の粉をぶつけられたから 逆上しちまって……頭ごなしに怒鳴りつけちまって……)   【ゴル姉】 (説教はえぇけど、アンタ自分の種族のこと考えて怒鳴りぃ! ウチでも恐いわ!)   【カイナ】 (いや……でもあのまま何もしなかったら 俺が黒コゲにされそうだったし……正当防衛っていうか……)   【アトラ】 「何をごちゃごちゃ言ってんのよ! そこの雄を渡すの!? 渡さないの!?」   【カイナ】 「うっせぇ!! 俺の名前はカイナだ!! 雄とか聞こえの悪い言い方で話の腰折るな!...
  • 5スレ>>889-4
    sweet hideout 1-3 -------------------------------------------------- 【青髪の女性】 「ふーん……要するに、 アンタはその不可解な現象の後に気を失った……」   【青髪の女性】 「んで、不思議な声を聞いて、 目覚めたら見知らぬこの森にいたっちゅうことか?」   【???】 「あ、あぁ……詳しくは俺自身も分からないけど、 そんなところだと思う」   【女の子】 「聞いたこともないけどね、そんな現象……」   俺は歩きながら、知り合った女性たちと事のあらましを話していた。   このように会話ができているけど、 さっきは大変な騒ぎになっちまったんだよなぁ……   顔を真っ赤にして怒るこの紫色の服を着た少女を宥めたり、 からかって面白がっている青髪の女性に誤解を解くよう訴えたり……   【???】 (この子、暴れたり引っ...
  • 5スレ>>889-2
    sweet hideout 1-2a アルティナルート -------------------------------------------------- 【???】 (いちかばちか……何か投げつけて 気を逸らした隙にこの場は逃げよう……)   俺はさっき拾った木の実を取り出して 手の中に忍ばせる。   【女の子】 「さぁ! おとなしく捕まっ……」   【???】 「今だぁっ!!」   【女の子】 「ふぎゃっ!?」   【???】 「え……? あ、あれ……? なんだ今の……?」   少女が火の粉をこっちに飛ばしてくる瞬間に コマ状の実を投げつけたら実が弾けて 女の子を包んで爆発した。   【???】 「だ、大丈夫か……?」   ぷすぷすと煙を立てながらノックダウンしてる 少女を見て、俺は恐る恐る近寄る。   【女の子】 「……きゅう~~……」   どうやらノビてるだけみたいだ。 ...
  • 5スレ>>889-7
    sweet hideout 1-5 -------------------------------------------------- 辺りは日も落ちかけ、雀色時になっている。   【ゴル姉】 「仕事の報告はお互い終わったようやな」 【ゴル姉】 「後は帰るだけなんやけど…… その前に話すことがあるな」   【アルティナ】 「……改めて言葉にすると、嫌なものだけどね。 この世界の理を話すことは……」   合流した俺達は、 件となっている萌えもんという種族の ルーツを順を追って話し始める。   俺がこの世界で少しの間だけど、生きるために…… -------------------------------------------------------------   萌えもんには、彼女達のように多くの種族が存在している。   ゴルダック種のゴル姉、ニューラ種のアルティ...
  • 5スレ>>889-8
    sweet hideout 1-6 -------------------------------------------------------------- 辺りはすっかり暗くなり、 森の中も少し気味が悪く虫やら風のざわめきが響いている。   結局、ゴル姉の提案通りに押し切られて、 アルティナとゴル姉、そして俺の三人で カムフラージュとしての共同生活を始めることになった。   納得の仕切れていないアルティナは 険しい表情を崩さない。 理由が理由なだけにそれも仕方ないとは思うけど……   【声】 「待ちなさーーーい!!」   突然、後ろのほうから 俺達に静止するように命令する甲高い声がする。   【カイナ】 「……! この声は……」   【ゴル姉】 「……さっき話したとおりのことがもう起こったなぁ……」   【アルティナ】 「まったく……折角の宵のささめきを台無しにしてくれて...
  • 5スレ>>889-9
    sweet hideout 1-7a アルティナルート -------------------------------------------------- 【アルティナ】 (ちょっとカイナ! 『さっきのようにはいかない』って何したのよ!)   【カイナ】 (いや……あの娘が火の粉を出そうとしたときに 実を投げつけたら、それがあの娘の目の前で破裂して その衝撃で失神させちまったんだ……)   【ゴル姉】 (目の前で破裂……? レンブの実でも投げたんかい!? そら怒るわ!)   【カイナ】 (いや……でもあのまま何もしなかったら 俺が黒コゲにされそうだったし……正当防衛っていうか……)   【アトラ】 「何をごちゃごちゃ言ってんのよ! そこの雄を渡すの!? 渡さないの!?」   【カイナ】 「うっせぇ!! 俺の名前はカイナだ!! 雄とか聞こえの悪い言い方で話の腰折るな!!」   【...
  • 5スレ>>889-3
    sweet hideout 1-2b メロウ(ゴル姉)ルート ------------------------------------------------------------------ 【???】 「ま、待ってくれ! 君が俺に攻撃してくる理由が分からない!」   何とか宥めようと両手を上げて、 無抵抗を少女に示す。   【女の子】 「お、諦めて降参した? あたしとしては失神してたほうが助かるから……好都合よ!!」   【???】 「うあぁっ!? あちっ!! あちぃっ!!」   石をぶつけられたような衝撃と 油がはねて肌を焦がしたときのような痛みが 襲い掛かってきた。   必死の説得も空しく俺は地面に伏して呻き、 少女はしてやったりと思うように 不適な笑いを浮かべ、近づいてくる。   【???】 「…………」   ……どうしておれはこんな目にあってるんだ?   そしてこ...
  • 5スレ>>889-5
    sweet hideout 1-4a アルティナルート -------------------------------------------------- 【カイナ】 「……アルティナの仕事、興味あるな」   【アルティナ】 「え……わ、私の仕事……?」   先程から悲しそうに何か考え事をして俯いていたアルティナが ピクンと肩を震わせ、下に向けていた顔を上げ、 問いかけながら俺の方に視線を向ける。   【ゴル姉】 「そっか。それならここで一旦別れて、 それぞれの仕事の報告をして またここに集合するって感じやね」   【アルティナ】 「ちょ、ちょっとゴル姉!? そんな急に言われても……私……」   決断の早いゴル姉は、これからの行動を纏め上げる。   一方、アルティナはそのことを想定していなかったのか しどろもどろになってしまう。   【カイナ】 「……もしかして、迷惑だったか?...
  • 5スレ>>889-6
    sweet hideout 1-4b メロウ(ゴル姉)ルート ------------------------------------------------------------------ 【カイナ】 「そういえば、ゴル姉ってどんな仕事をしてるんだ? アルティナは薬屋さんみたいだけど、 ゴル姉の仕事は聞いていなかったから気になる」   【ゴル姉】 「ウチの仕事? ん~フィールドワークっちゅうやつやな」   【カイナ】 「フィールドワークって……確か色んな地方に赴いて その土地の手助けをするって、聞いたことがある」   【ゴル姉】 「せや。ウチはこの世界の各地に流れる河や湖、 水に関係する調査、即ち水質調査をしてるわけや」   【カイナ】 「へぇ~、かっこいいなぁ……やってみたいな……」   先程家に掛けた器具の入ったバッグは 調査のための道具だったのか。   【アルティナ...
  • 5スレ>>88
    萌えっ娘もんすたぁ 第二話「イレギュラーな娘」 寝起きと言うのはなんて目覚めの悪い日が多いのだろうか。 身体が全く動いてくれない。 俺のどこかの神経がめんどくささに支配されているようだ。 参ったね、どうも・・・ 「マスターおきてください」 幼い声が俺を呼びかける。 誰だ、こんな朝っぱらから俺をマスターと呼ぶカワイイ奴は? 「起きてください~」 ゼニガメが一生懸命に俺の身体を揺さぶる。 サイズ的にゼニガメが小さいので、俺に乗っかる感じに 前後左右に両手で揺さぶっているのだが・・・ 朝っぱらからそんな風に乗られると色々とマズい・・・ 「ますたぁ~!」 観念するしかないようだ。 俺は動かしたくない身体を無理矢理起こす。 「あ、おはようございますマスター♪」 ニッコリと笑顔を作るゼニガメ。 朝からこの笑顔が見れるとなると 自然と幸せになる。 「ああ、おはようゼニガメ」 頭を撫...
  • 3スレ>>889
      お正月SS 旅を始めて数週間。 萌えもんセンターの中で俺たちは年を明けた。 …そういや、正月なのに餅食ってないんだよな。 なんか思ってたら、食いたくなってきた。 「お前ら、餅食いたくないか?」 《もちってなーに?》 「お正月ですもんね」 「カラカラは食べたことなかったのか。餅ってのはな、焼いたらこうプクーってふくらんでな、で食べるとうにょ~んとのびてな…」 《たべたい》 …はやいな。よだれがでてるぞ。 「じゃあ買ってくるか」 《いく》 「お供しますー」 俺は二人を連れて買い物にでかけた。 「お、あったあった」 とりあえず目当てのものをかごに入れる。 《これがもちなの?》 頭の上でよだれをたらさないでくれ。 「早く帰って食べましょう!」 ランターンお前もか。 そもそもお前…そんなキャラだったのか? まぁ、俺も腹は減ったが。 「そうだな、帰って食うか!」 俺はさっさとレジを済ませた。...
  • 5スレ>>880
    「はぁ……」 「ため息ばっかりついてると幸せが逃げちゃうよっ?」 「ん、あぁ。そうだな」  だがそんな事を言われても出るもんは出る……とポニータに言っても仕方がない。  まったく。どうしてこうも俺の旅路は面倒な事だらけになってしまうのだろうか。  昨日は昨日で色々悩んでたら結局全然眠れなかったし……  course of life -with you-  第八話~不慮の事故は出会いの始まり?~  …昨日の温泉事件から一晩経ち、イワン達と別れてトキワの森へ再び向かう俺達。  イワン達はシロガネ山経由でジョウト地方へ帰るらしい。  どうやって帰るのかは聞かなかったが……まぁ、心配ないだろう。  それで今日は図鑑収集もしつつ、ひとまずニビシティへ向かう事にした。  昨日大体トキワの森の構造は把握したから、今日は迷わず行ける……はず。  それと無許可で外出した誰かさんの...
  • 5スレ>>883
    おなまえ すてーたす じこしょうかい ヒョウ 主人公 11歳で好きな事は寝ること、一人称は俺 のんびりっ気が強いけどバトルになると主人公補正、自分が戦う方が好き ルネ ヒロイン枠 11歳で好きなことはもえもん観察(いじり) やっちゃった感のありあまる性格、補正するつもり ヒトカゲ 手持ち第一号、Lv.5 初期技ひっかく つるぎのまい(1段階) こうそくいどう レベルは他とおんなじだけどかなーりつよい とってもファンキーらしい 突然浮かんで、裏付けっていうか後付けが面倒だったからストーリー作った 実はこいつのために作り始めたSS ザングース 手持ち第二号、Lv.10 初期技ひっかく ドラゴンクロー(PP3) なきごえ ヒョウがお父さんからもらったたまごから生まれた 今回登場するのはこれだけ、出てない人はわき役 朝焼け 霧がかかる町に、太...
  • 5スレ>>884
     アキラがトキワジムに腰を落ち着けて約半月。  クリム主導の鍛錬(当然、マスターも鍛える)に慣れてきた頃、アキラ宛に一通のメールが届いた。 『Trust and distrust』 「マサキから呼び出しだって?」  朝練を終え、少し遅めの朝食を摂りながらクリムは聞く。  アキラはというと、半分死にかけの状態でそれに答えた。 「あぁ……なんか、近いうちにノッサとユキメさんとスイクン連れて来てくれって……何の用だろう」 「あー、んじゃアレだな。この辺じゃ珍しい萌えもんのデータが欲しいんだろ」 「萌えもんのデータ?」  意味がわからず、首を捻るアキラ。  その様子に苦笑しながら、クリムは話を続ける。 「お前、マサキについてどのくらい知ってるんだ?」 「あー……直接の面識は無いし、パソコンでの萌えもん預かりシステムの開発者ってくらいか」 「ま、一般人の認識としちゃそんな...
  • 5スレ>>881
    ・マサラタウン 「博士。これは嫌がらせか何かですか?」 「いきなり何を言う。」  カントー地方マサラタウンのオーキド研究所にて、オーキド博士と向かい合ったトレーナーは口火を切った。  このトレーナーが所持する唯一の手持ち、オーキド博士から譲り受けた萌えもんは、今この研究所が所持する回復装置の中で休んでいる。  回復装置に一つだけ収まっているボールの中に居るのはフシギダネでもヒトカゲでもゼニガメでもなく。  左右には朱色と青緑色の縦ロール。露出した胸元には青紫色の水晶。分類DNA萌えもん。種族名デオキシス。  一年ほど前にオーキド博士が何処かで捕まえた萌えもんであり、ほんの二日前までは博士の研究対象であった萌えもんである。 「彼女、薬無しで戦ったらキャタピーの体当たりにも押し負けるんですけど。」 「単純な威力で計算をするなら巻きつくの威力は体当たりの半分以下じゃからのう。」  トレー...
  • 5スレ>>888-1
    「…ねぇ、リュウマ」 「ん? なんだ?」 「旅って、面白い?」 「んー……まぁ、楽しいぞ」 「そうなんだ?」  …ブイゼルの住処から出て少し経った頃。  俺達は手持ち達の手掛かりを全く掴めず、辺りをうろつき回っていた。  そんな時、ブイゼルが俺の事を気遣ってか旅の事を聞いてきて、現在に至る。 「でも、少し面倒な事もあるけどな」 「面倒って、どんな事?」 「そりゃもう色々。主に手持ちのやつらが――」  しかしブイゼル、旅の話に興味があるのか結構楽しそうに聞いている。  聞かせているのはもちろん、主に苦労話。  楽しんでもらえるなら、いつも苦労してる甲斐があるってもんだ。 「…へぇ。リュウマも苦労してるんだね」 「まぁな。旅に苦労は付きもんだし。…そう言うブイゼルは普段どう暮らしてるんだ?」 「僕? 僕はね……」 「……?」  そこで会話が途切れ、突如訪れる静粛。しまったと思うも、時...
  • 5スレ>>886-1
    昼下がり、ポッポが空を気持ちよさそうに飛んでいる その眼下、マサラタウンに若者二人と、老人が見えた 「今日から旅立つのなら早めに家を出ると良い、夜道は危険じゃからな」 「はい・・・」 まだ落ち込んでいるルネ 多分、負けたことではなくもえもんの事を分かってやれなかったことだろう 少なくとも俺はあの状況じゃわかんなかった 落ち込み気味のルネに、肩をポンッと叩くオーキド博士 「そう気落ちするでない、ましてや成り立て、これからに生かせばよい」 「そう、ですね、はい!」 落ち込みからすぐに立ち直るのもすごいとこだよなぁ 今度は俺に声をかけてきた さっきよりも面持ちが怖いです、博士 「さて、そのヒトカゲはさっきも見たようにとても力が強い」 「はい」 「だからこそ、使い時を誤るでないぞ」 「はい」 「力とは暴力ではなく、あくまで力じゃ、使い方を誤れば、大切なものが一瞬でなくなってしまうかもしれな...
  • 5スレ>>885-1
     アマネたちと別れた後、ボールの中で体を休めたアサギも連れてポケモンリーグへ続く道の前まで来ていた。  どうやらアマネの言っていたことは本当のようで、バッジを持ってないと門前払いのようだ。 「まったく何が「本当に強いポケモントレーナーしか通れません」よ! あたしがいるんだから強いに決まってるじゃない!」  リンに負けた時のしおらしさはどこへやら、体力が回復すると同時に調子も戻ったようだ。というかそれはトレーナーの強さじゃなくてポケモンの強さだろ。  本当は体力回復のためポケモンセンターに預けるつもりだったんだが、本人が「連れていけ」というものだから、やむなく傷薬を使ったうえで連れてきたわけだ。けど心配する必要もなかったみたいだな。 「大丈夫ですよ。今度来るときはきっとバッジも全部集まってます!」  そういうのは傍らに控えているマドカ。相変わらず気合十分といった感じだ。  しかし・・...
  • 5スレ>>887-1
    「…ねぇ、リュウマ」 「ん? なんだ?」 「旅って、面白い?」 「んー……まぁ、楽しいぞ」 「そうなんだ?」  …ブイゼルの住処から出て少し経った頃。  俺達は手持ち達の手掛かりを全く掴めず、辺りをうろつき回っていた。  そんな時、ブイゼルが俺の事を気遣ってか旅の事を聞いてきて、現在に至る。 「でも、少し面倒な事もあるけどな」 「面倒って、どんな事?」 「そりゃもう色々。主に手持ちのやつらが――」  しかしブイゼル、旅の話に興味があるのか結構楽しそうに聞いている。  聞かせているのはもちろん、主に苦労話。  楽しんでもらえるなら、いつも苦労してる甲斐があるってもんだ。 「…へぇ。リュウマも苦労してるんだね」 「まぁな。旅に苦労は付きもんだし。…そう言うブイゼルは普段どう暮らしてるんだ?」 「僕? 僕はね……」 「……?」  そこで会話が途切れ、突如訪れる静粛。しまったと思うも、時...
  • 5スレ>>888-2
    「…あ、そうそう! リュウマさん…で間違いないですよね……?」 「ん? あぁ、リュウマで間違いないが?」 「私、あなたを探してる人に会ったの!」 「本当か!?」 「うん。つ…付いて来てくれる……?」 「おう!」  ここでまさかの手持ち情報ゲット!  これでもう見つかったも同然、一安心。ラピに感謝感謝。  ただ、あいつらが無駄にそこらじゅう駆け回ってなければいいのだが…… 「良かったね、リュウマ」 「あぁ、ホントに助かったよ。ありがとな、二人とも」 「「どういたしまして!」」  二人は声が揃ったのに少し驚き、互いに笑い合った。  その光景がとても微笑ましく、ついつられて俺も頬が緩んでしまう。 「二人とも、本当に仲がいいんだな」 「そう? まぁ、ラピとはけっこう長い付き合いだしね」 「もう! そこは素直にうんって言うとこでしょブイブイ!」 「え? あ、うん。…それで、なんで怒ってるのさ...
  • 5スレ>>887-2
    「…あ、そうそう! リュウマさん…で間違いないですよね……?」 「ん? あぁ、リュウマで間違いないが?」 「私、あなたを探してる人に会ったの!」 「本当か!?」 「うん。つ…付いて来てくれる……?」 「おう!」  ここでまさかの手持ち情報ゲット!  これでもう見つかったも同然、一安心。ラピに感謝感謝。  ただ、あいつらが無駄にそこらじゅう駆け回ってなければいいのだが…… 「良かったね、リュウマ」 「あぁ、ホントに助かったよ。ありがとな、二人とも」 「「どういたしまして!」」  二人は声が揃ったのに少し驚き、互いに笑い合った。  その光景がとても微笑ましく、ついつられて俺も頬が緩んでしまう。 「二人とも、本当に仲がいいんだな」 「そう? まぁ、ラピとはけっこう長い付き合いだしね」 「もう! そこは素直にうんって言うとこでしょブイブイ!」 「え? あ、うん。…それで、なんで怒ってるのさ...
  • 5スレ>>886-2
    ゴゴゴ・・・ というような効果音が聞こえてきそうな、そんな感じでボールから出てきた 「ふふふ、ようやく私を出す気になったようです・・・・ね?」 何やら意味深な言葉が飛び出る そのもえもんは、なんだかとてもかっこいい格好をしていた 「・・・だ、誰でしょう・・・?」 が、次に出てきた言葉には威厳や格好よさは無く、頼りなかった 見た目と行動が不一致だとなんだか残念な気分になる 「こっちが聞きたいんだけど」 「そ、そうですわ・・・あいつはどこに?」 こちらの質問には答えず、そのもえもんは辺りを見回していた ・・・変な子だ 「ちょっとでもいいから話を聞いてもらい無いかなぁ・・・」 「・・・あ、失礼いたしました・・・」 と、今度は素直に謝ってきた ・・・変な子だなぁ 「で、私に一体何のご用でしょうか?」 さっきと一転、キリッとした顔でこちらを向く 「いや、だから、こっちが聞きたいんだって・・・」 「は...
  • 5スレ>>885-2
     ピカチュウ達の後を追って森の中を走り回っているうちに、オレたちはさらに迷ってしまったらしい。  あのときは状況が状況だっただけに急いでたから周りの確認もできなかったしな。 「ねー・・・」 「・・・あ?」  もはや会話するのもしんどくなってきた。暑いし。 「あと、どれくらいで、着くのよ・・・」  聞くな。考えるだけで嫌になる。 「・・・・・・知らん」 「き、きっと、もう少しですよ!」  マドカが励ましてくれるが、マドカもマドカで相当疲れているみたいだな。  どうしたもんか・・・。 「あ、あのー・・・」  ・・・なんか声が聞こえた気がする。  幻聴とは・・・これはもうダメかもしれんな。 「あのー!」  アマネ・・・すまん、どうやらオレはここで終わりのようだ。  お前は立派なポケモンマスターに・・・って、ん?  声に振り返るとそこにはピカチュウが立っていた。たぶんさっきのピ...
  • 5スレ>>894
    セキチクシティ  可愛い娘獲り放題!と書けばほんのり犯罪臭のするが御幣はあんまり無い、サファリゾーンで有名なセキチクシティ。  この街のジムリーダーは忍者の子孫だと噂されている毒タイプ使い「毒の事ならなんでもござれ」キョウ。  セキチクシティに辿り着いたトレーナーとデオキシスは周辺の道路である程度修練を積んだ後でキョウに戦いを挑んだ。  先程述べた通りキョウは毒タイプ使いであり、デオキシスは毒タイプに有利なエスパータイプである。  今までのジムリーダー同様、デオキシスのサイコキネシスで何の問題も無く無双出来るだろうとトレーナーは予想していた。  実際、戦いを始め、コンパン(×3)を無双し僅か数分でキョウ最後の手持ちであるモルフォンを引きずり出した。  このまま何の問題も無く今までのジムリーダー以上に楽勝出来ると思われた、が、キョウもただではやられなかった。 「…むっ...
  • 5スレ>>895
     ブースター。  別名、唯一王。  高い攻撃を持つのに強力なタイプ一致の物理技を覚えない。  鈍足である。  防御も低い。  同タイプでウィンディという強力な壁がいる等々等々。  そのバランスの悪い種族値とちぐはぐな技構成を皮肉ってかブースターという種族そのものに付けられた呼び名が「唯一王」である。  そんなトレーナー達の愛しさから付けられた不名誉な愛称を振り払わんと健闘するブースターが一匹居た。  鈍足なら一発耐えきればいいじゃない、と言わんばかりに相手萌えもんの特殊攻撃に耐え、  タイプ一致物理技が無いなら他のタイプの物理技を使えばいいじゃない、と言わんばかりに放つのは格闘タイプの物理技「馬鹿力」。  それでも耐えきった相手萌えもんに、ブースターは疾風の如く駆け抜けて「電光石火」で止めを刺す。 「次っ!」  勝利で得た意気込みは、次の瞬間に溜め...
  • 5スレ>>897
    「なぁ、ブイゼル」 「……」 「ブイゼル?」 「……」 「おーい、ブイゼル?」 「あ…な、何? どうしたのリュウマ?」 「そいつはこっちの台詞だ。体調でも悪いのか?」 「う、ううん、僕は大丈夫。大丈夫だから。本当に」 「まぁ、それならいいんだが……」  …事故を起こした翌日、俺達一行はフスベシティからカントー地方へ飛ぶのを諦め、  無難にフスベシティからアサギシティへ飛び、そこからカントー地方へ戻る事にした。  少し手間だが、これ以上事故りたくはないし、安全第一に越した事はないだろう。  course of life -with you-  第九話~記念写真は人に頼むと吉?~  …という事でアサギシティの港まで飛び、現在船の出航待ち。  それで30分ほど自由時間にしたのだが、どうも朝からブイゼルの様子がおかしい。  今朝早くラピに出発の挨拶をしてきた後からずっとこ...
  • 3スレ>>88
    「お父様、私あれが欲しいです」  オレは家族の反対(世間体とかね)を押し切って、イーブイと共に納涼祭りへやってきた。  最初は、 「はぐれないように手を繋ごうなー」 「はい、お父様。……お父様の手っておおきいですね」  だったのだが、 「なぁ、歩くのツラくないか?」 「いいえ、お父様と手を繋いでいるので大丈夫です」  なんて可愛いコト言うもんだからつい肩車してしまったよ。 「うわぁとっても高いです。お父様すごーい」 「HAHAHA、そんなに言うともっと凄いところを見せなくちゃイカンな!」  とのやり取りの後、最初のイーブイの台詞に戻るわけだ。  イーブイが指差したのは、射的の景品だった。 「よし、お前の頼みなら頑張るぞ! ……オヤジ! 十発くれ!!」  オレはポケットから五百円放り投げる。  銃を受け取り弾をつめる。  よーく狙いを定めて…… 「おぅオヌシ、まさか可愛い子を肩車しながら...
  • 5スレ>>892
    前回のあらすじ 前座回 早朝、というにはまだ早く 小さな星たちが輝きを徐々に失いつつある程の朝である 街ほどではないが、村というほどでもない、トキワシティ そこには、旅に胸を躍らせる少年が歩を進めていた 「何もこんな早朝に行かなくても・・・」 と、本音を漏らすソル それに対して擁護するコメントはなく 「まだ寝ていたいなら寝ててもいいよ?」 と、俺が声をかける程度だった 「・・・いえ、大丈夫です」 「そういやあの御姫さんは?」 「姫?」 「・・・私のことを言いなさっているのならば、ここにいますよ」 ああ、またあの子か 「何かご用でも?」 「ああ、いやな、名前がないと不便だからな、そろそろ教えてくれてもいいんじゃないかってな」 「そういえばまだ聞いて無かったよね」 「そうですね――、まぁ、『姫』でよろしいですよ」 「なんだ、名前がな...
  • 5スレ>>896
     穏やかな日差しが温かい日。  俺は街から離れた草むらの近くで一息入れていた。  少し離れた場所では、平均より大分小さなリザードンが何やら跳んだり落ちたりの動作を繰り返している。   「ライダー…キーック!」  どうやら昨日一緒に見た特撮物に出てくる必殺技の真似をしているらしい。  うちのリザードンは物理攻撃を主にした戦法を使う。  だからああいう風に自主的な格闘訓練?をしてくれるのは嬉しい事なんだが…うーむ。  リザードンの動きにちょっと思うところがあった俺は傍にまで寄って声を掛ける事にした。 「リザードン。」 「ライダー……どうしたの、マスター。」 「今やってる蹴り技についてちょっと思った事があるんだが…。」 「ライダーキックについて?なに?」 「……どうせ蹴るなら足に炎を纏わせた方が良くないか?」  今のリザードンがやっている事は正直に言ってしまえばただの跳び蹴りの練習だ。  ...
  • 5スレ>>898
    「なぁ、キュウコン」 「どうしたのよ」 「何でバトルに出てくれないのさ。他の娘ばっかりレベルが上がって、キュウコンのレベルって進化した状態で止まってるんだけど……」 「嫌よ。そもそも何でアナタの言う事を聞かなければならないの」 「いや、キュウコン。一応俺の手持ちだろ」 「むしろ嫌ね。アナタの僕だなんて末代までの恥だわ」 千年も生きるのに末代って何世代後だよ…… このキュウコン。シオンからタマムシへ行く途中に偶然出会ったロコンが進化したんだが。 キュウコンになった時から全然バトルに出てくれなくて困ってる。 ロコンの時は意地っ張りだったけどまだバトルしてくれたのになぁ…… 「……昔のことは忘れなさい」 「心読むなよ。……ハァ、キュウコンは手持ちで唯一の炎タイプだから重宝してたのにな」 「この前、ガーディを捕まえてたじゃない。それを使えばいいでしょう」 「いや、ガーディは進化させるのに必要な炎の...
  • 5スレ>>893
    ゴールデンボールブリッジ  カスミを突破したデオキシスとそのトレーナーは、レベルアップを目指しトレーナーが多く集う場所を訪れた。  その為の場所として選んだのはハナダシティジムから少しある居場所にある、橋、通称「ゴールデンボールブリッジ」。  ハナダの名所でもあるそこには普段から複数のトレーナーが屯しているので経験値を稼ぐには丁度良いと二人は考えたからだ。  さぁ行くぞと意気込んでデオキシスとそのトレーナーが橋を渡ろうとしたその時、橋の方からトンガリ頭の友人が歩いてきた。 「よぉ、○○○!久し振りだな!」 「相変わらずそいつを連れて歩いているのか。」 「デオキシス以外は連れていない?」 「…あぁ、そう言えばお前は捕獲が苦手だったな。」 「けど手持ちが一体だけってのはトレーナーとして問題だと思うぜ。」 「手持ちが一体が増えるだけでも他の萌えもん達への負担は一気に減...
  • 5スレ>>890
     何故、我らはこれほどまでに解り合えぬのだろうか。  姿形はこれほどまでに人と近いというのに。  何故、解り合えぬのか。 「ファイヤー、どうしたのじゃ?」  目の前に陣取る氷の女王・フリーザーが不審そうな声をかける。 「む、すまぬ。惚けておったようだ」  苦笑いをして、意識を切り替える。  今は大事な場だというのに、余計な事を考えておってはいかんな。 「もう、頼むよ・・・ファイヤー。ぼくは早く帰ってゲームの続きしたいんだから」  眠そうな目で不満を垂れるのは雷の化身・サンダー。  相も変わらずこやつは徹夜で「げぇむ」をしておるのか・・・。 「しかし、ここは暑いのぅ。さすがの妾も溶けそうじゃ」 「そう言うでない。これが終われば常夏のリゾートとしゃれこもうぞ!」  今、ここ、ともしび山の山頂で行われているのは、カントーで伝説の三鳥と呼ばれるフリーザー、サンダー、そして我、炎の不...
  • 5スレ>>899
    【一筋の思い出をあなたに】 例年に比べて少雨だった五月雨の時期が終わり、いよいよ本格的に夏がやってくる。 厳しい冬を共に乗り越えた長袖に別れを告げて久しく、そもそも衣類を纏うことにすら いささかの抵抗を覚えだす初夏の陽気。 繁茂とした森林を抱えるトキワにて、センターの冷房にホッとしながら書き物に勤しむ青年。 外では森からやってきたと思われる虫タイプの娘達が、冬の鬱屈を晴らすかのように、 元気に駆け回る季節だ。 時は夜。 日課となっているレポートの作成は、すんでの所で仕上がりにストップを掛けられていた。 「あとはあいつのページだけか…。一服するかな」 上体を大きく反らし、硬直した筋肉を緩めると同時に、深く息を吐く。 「今日はやけに遅いんだな…。何も無ければいいけど」 彼の旅路に付き従う娘達の1人、オニドリルが暮夜に及んでもまだ戻ってこない。 彼女達を統括する者として不安にならないは...
  • 5スレ>>891
    前回のあらすじ 前座回 早朝、というにはまだ早く 小さな星たちが輝きを徐々に失いつつある程の朝である 街ほどではないが、村というほどでもない、トキワシティ そこには、旅に胸を躍らせる少年が歩を進めていた 「何もこんな早朝に行かなくても・・・」 と、本音を漏らすソル それに対して擁護するコメントはなく 「まだ寝ていたいなら寝ててもいいよ?」 と、俺が声をかける程度だった 「・・・いえ、大丈夫です」 「そういやあの御姫さんは?」 「姫?」 「・・・私のことを言いなさっているのならば、ここにいますよ」 ああ、またあの子か 「何かご用でも?」 「ああ、いやな、名前がないと不便だからな、そろそろ教えてくれてもいいんじゃないかってな」 「そういえばまだ聞いて無かったよね」 「そうですね――、まぁ、『姫』でよろしいですよ」 「なんだ、名前がないのか?」 「それはまた、いずれお話致しますのでその...
  • 3スレ>>888
    「ふぅ、これで君のロコンは戦闘不能だ。俺の勝ちだぜ!」 「ロコンっ!大丈夫かい!?」 「うぅっ・・・なんとかだいじょうぶです・・・・・」 「悪いけど賞金はもらっていくよ?決まりだからな。」 「うん、わかってるよ。たいしたお金持ってないからあまりあげられないけど・・・・・はい、これ」 「確かに受け取ったぜ(って280円は少ねえよな・・・)」 「じゃあ僕はもう行くよ。ロコンをはやくセンターに連れて行かなくちゃいけないから・・・」 「おう。でもひとつ言っていいか?」 「何かな?」 「お前のロコン、弱くはないとは思うが萌えもんひとりしか連れてないっていうのはこの先危険だぞ?」 「・・・・・僕の旅の目的はリーグチャンピオンになることでもバッジを集めることでもないんだ。そもそも戦いたくなんてないしね。」 「そうなのか。まあ旅の目的がなんだかは知らないが金を取られるのはほどほどにな...
  • 5スレ>>84
    生徒会室・・・そこは普通の生徒ならば入る事はまったく無いであろう部屋。 その中に生徒会でもないのにいる男が一人、ランターンである。 サンダーさんを迎えに生徒会室にやってきたのだが・・・ 「すー・・・すー・・・。」 「あれ?サンダー寝ちゃってるんだ・・・。  PCもテレビもついたまんまで・・・。」 今日の生徒会は会長一人でほんのちょっとの小用があるだけなのでサンダーさん一人でいた。 そして小用が終わりテレビを見ながら待っていたがそのまま眠ってしまったのだ。 ランターンも職員室の用事が終わったので来たのだが、眠り姫を起こそうかどうか迷っている。 「すー・・・すー・・・。」 「腕組んで足組んで会長の立派なイスに・・・カッコいいなぁサンダー・・・。  うーん・・・起こしたらまずいかなー・・・ん?」 そのときランターンの目に入ったのはテレビで偶然流れていた某アニメ。 サンダー...
  • 5スレ>>87
    ────────────────────────── 「うんしょ・・・うんしょ・・・」 俺はフシギバナにおんぶしてもらってる・・・この過剰反応の半乙女ちゃんのせいで・・・ 「悪いな・・・もう少しだから頑張ってくれ」 「まったく・・・しょうがないなぁ・・・」 まったく?しょうがない?誰の粉でこうなったか分かってらっしゃ・・・いや、何でも。 しびれ粉を至近距離で直撃したんだ。自分の一言のせいでしたすみません。 おかげでまったく体が動かない。感覚もない。 だけど、結構いいものかもしれない。 背中は暖かくて・・・意外と広くて・・・ なんか眠くなって・・・ 「ちょっ・・・!どこ触ってんのよっ・・・!」 「ん?どうした?」 悪気は無かった。感覚も無かった。仕方無かった。 力が入らず俺の手はフシギバナの胸に・・・ 「こんのっ・・・変態マスターがぁぁぁぁ!!!」 その刹那、我が身体宙を舞いて・・・地に...
  • 5スレ>>83
    初めてサンダーを見た瞬間、背中が何だか寒くなった。 マルマインさんに睨みつけられたときと同じ……きっと怖いんだ。 いくら体にいっぱい憎しみが入っても、怖くなってしまった。 マスターも、同じ気持ちなのかな。 どんなにいっぱい決意をを詰め込んでも、私と同じように怖いのかな。 それを今憎しみで紛らわそうとしている私のように、マスターもまた、決意で紛らわそうとしているのかな……。 マスターが、1個目のボールに手をかける。 上へ高く投げられたボールは、開いた瞬間光を放ち、中から萌えもんが飛び出す。 「リザードン……いくぞ、全身全霊でサンダーにぶつかってこい!」 「はい、マスター! ……それにしてもでんき、なんですよね……」 サンダー1人に対して私たちは4人。考えてみれば卑怯すぎる。 でも、サンダーはむじんはつでんしょにいる皆が何人で戦っても勝てなかった相手だ……このくらい、いいよね? マ...
  • 3スレ>>887
    博士(以下博)「何処から話したらいいでしょうか」 オーキド博士(以下オ)「まずは、君は何者なんじゃ?」 博「そうですね、まずはある人物の話になります。」 オ「ある人物じゃと?」 博「はい、その人物はある研究をしていました、その研究がポケモン進化の研究者だったんです。」 博「その人物が私の祖父なんです。」 オ「じゃがそれだと、祖父と君の研究内容は違うようじゃが?」 オ「それに、進化の研究なら記録すら残っているはずじゃ、なのにそんな研究があった記録すらない。」 博「そうですね、研究内容は違うように見えて同じなんです。」 オ「同じじゃと、それは何故じゃ?」 博「順序を追って話しましょう、そして何故研究の記録が残ってない理由も……。」 博「祖父は進化の研究で進化の理由について調べてました、何故ポケモンが進化するのか、   進化の例が三つありますね、一つは成長による進化、二つは石による進化、三つは交...
  • 3スレ>>882
    マスター=マ ホウオウ=ホ マ「えっと、お正月に必要なものはアレとアレだから。  ほい、ホウオウコレ一式持って。」 ホ「マスタ~ぁ。これは、なんなんでしょうかー?  これは竹箒だと言うのはわかるんですけどぉ…。」 マ「ん、それは賽銭箱と御神籤だよ。  どちらも正月に必要なもので、その重大な任務をホウオウ、君に与えよう。」 ホ「えっとぉ…。何をすればいいんでしょうか?」 マ「君は、竹箒で萌えモンセンターの前を掃きつつ、その横に賽銭箱を置き、くる参拝客に御神籤を渡すのだ!」 なにやらフムフムと頷くホウオウ ホ「それでぇ。どうしてわたしがその役割をするのでしょうか?」 マ「だって一番巫女に見えるんだもの。」 ちゃんちゃん♪ フ「んでそのお賽銭箱の中身はダーリンの懐に入ると。   まったくずるいわねー♪」 マ「どうぞお代官様、このことは内密に~。」 フ「じゃあ、ダーリ...
  • 1スレ>>883
    「すーし!すーし!すーし!」 「ますたー、おおきなこえださないでください。」 「他の客が、みんなこっちを見ておるぞ。」 「馬鹿ね、それも救いようのないレベルの。」 「お前ら、寿司が嬉しくないのか!?日本人なら、寿司が食えること喜べよ!」 「「「いや、それは(ますたー、主殿、貴方)だけだから。」」」 「くっ、なんと言う一糸乱れぬツッコミ。でも、負けない!」 「峰討ちなら、斬ってもいいんじゃろうか・・」 「やめときなさい、触ったら馬鹿がうつるわよ。」 「ようしゃないですね、ふりーざーさん。」 「聞こえない、何も聞こえない!鯛ゲットだぜ!いっただきまーす!」 ・・・・・・パタリ 「あぁ!?ますたーがしろめむいてたおれちゃいました!」 「ど、どうしたのじゃ!?おい、しっかりせい!!」 「・・・・ねぇ、リーフィア?」 「なんでしょうか、フリーザーさん。」 「その手に持...
  • 3スレ>>880
    2008/01/01 ◇ルール ピ「」:ピカチュウの台詞 コ「」:コラッタの台詞 p:拍手。単発で一発。連射で喝采の意味。 w:笑い。単発で一部ウケ。連射で爆笑の意味。 -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- 謹賀新年特別企画 ねずみの漫才師 ~The picata~ -+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+--+-+- - ピカタ - ピカチュウとコラッタの漫才師。 トキワ出身のピカチュウと、マサラ出身のコラッタ。この二人が (中略) 小さい身体から繰り出されるその漫才のエネルギーは観客を圧倒させる。 ~ステージ裏~ ピ「………。」...
  • 5スレ>>804
    子供の頃は、きっと誰もが「主人公」ってものに憧れたと思う。 もちろん俺だってその一人だった。 ただ、正直こんな形で叶うなんて思ってもなかった訳で・・・ ――――――――――――――――――――――――――――――――― 目を覚ますと、其処には見慣れない天井が広がっていた。 「・・・はい?」 思わず飛び起き、辺りを見回した。 白を基調とした広い、まるで研究室のような部屋が目の前に広がっていた。 ・・・研究室?なんだ俺はこれから解剖でもされるのだろうか? 生きたまま解体されるR-18的なグロ映像に頭を持っていかれそうにるが何とか振り払う。 落ち着け、落ち着くんだ俺、そうだ素数を数えよう・・・あれ1って素数だっけ? ・・・さて、冷静になった頭で一面を見渡してみた。そこで妙な違和感を覚えた 目の前に広がる風景が昨日やっていたゲームに酷似している。 目の前にあ...
  • 5スレ>>813
    「進化・・・ねぇ」 無事にトキワシティに到着することができた俺たちは今、萌えもんセンターで休憩中である。 ちなみにパウワウは買い物に行っている。 近くにあった雑誌に萌えもんの進化の事などが目に入ったので読んでみる事にした。 「短期間でこれだけの成長をね・・・寝てる間にでも変わるんだろうか」 「買ってきましたー!あれ、どうしたんですか?」 「ん?いや、ちょっとこの本を読んでただけさ。」 買い物から戻ってきたパウワウに手に持っていた本を見せた。 「進化がどうかしたんですか?」 「気になっただけさ・・・お前もいずれ進化するようだな」 「そうですねー、大きくなれるのは嬉しいです。」 「そういうもんなのか・・・」 この雑誌によると、成長したパウワウはジュゴンに進化するらしい。 写真の掲載はなかったため実際どういう風に変貌するのか見れなかったのは残念だ。 「ん、そうい...
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    【お前の愛を】萌えもんでSS その5【書かないか】 100- 200- 300- 400- 500- 600- 700- 800- 900- 13 作:時系列の人 17 作:寄せ壁 19 作:鷹にー 25 作:萌えセン職員 27 作:20  SSリレー:ルージュラ 28 作:メッケーモサヌ初号機 ◆a6GSuxAXWA 29 作:どうも僕です ◆LX012zcBMo 31 作:鷹にー 32 作:零 34 作:ストーム7★ 35 作:だてんし 36 作:MTT 39 作:にーな 40  42 作:だてんし SSリレー:ニャース 47 作:凶牙 48 作:BF 51 作:零 53 作:寄せ壁 59 作: ぺる 60 作:[End] 61 作:零 62 作:ストーム7 SSリレー:シャワーズ 63 作:つひち 64 作:にーな 65 作:ぬた 66 作:凶牙 67 作:アカギ動画の...
  • 5スレ>>877
    12月25日 クリスマス  世の子供たちはサンタクロースにプレゼントをお願いして眠り、 世の大人たちは大切な人と共に時間を過ごす日であろう。 しかし、大人のほうに分類されるであろう私は今こうして何をする訳でもなく一人家にいる。 本来ならマスターと過ごすはずだったのだが、ついさっき急用が入ったといって出かけていった。 「まぁ、一緒に居たからって何かする訳じゃないんだけどさ…」 言い訳のように一人呟いて外を見た。雪が降り始めたみたいだ。 ホワイトクリスマス。雰囲気としては最高なのに… 「よぉクロバット、メリークリスマス」 声のする方を見ると、そこには随分とやる気の無いサンタが立っていた。 「…何やってんのさマスター」 「見てのとおりサンタクロースだが?」 マスターとはもう長い付き合いになるが、時々言動が理解できなくなる。 「そうじゃなくて、何でそんな格好なの?」 「クリスマスといえばサン...
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