伝記

その1 国王達

・・・世界は最初一つのクリスタルであった・・・

 神国時代
はじめ 世界にはたったひとつのクリスタルしかなかった
 大いなる創造主は クリスタルを砕いてみた
 するとみるみるうちに
 砕け散ったクリスタルは
 大地となり 海となり 木となり
 そして生き物になり こうして世界はできた
 クリスタルはすべての源 この世界の力
 われらはクリスタルから力を感じる
 われらはクリスタルの子

これがメルファリアの起源でありもっとも最初の出来事である
尚、この文章は神告であった

 古代エスセティア歴0年 →メルファリア歴0年
fezのPvで流れる クリスタルに創造されし世界~のくだりがこの時代
正式な文章は以下

クリスタルより創造された世界「メルファリア」
メルファリアは、後の始まりの王と呼び習わせられるマルクティス・エスセティア王率いる「エスセティア王国」によって統治され、生きとし生けるものすべてがクリスタルの恩恵を受け、人々は平和に暮らしていた。

古代エスセティア歴0年
この時代に「始まりの王マルクティス・エスセティア」が誕生する
生誕から王になるまでの経緯は記載がないがマルクティス・エスセティアがエスセティアを平定する事になる
但し、マルクティス・エスセティアが統一したのはエスセティア国だけである

 古代エスセテイア歴?年
マルクティス・エスセティアはクリスタルの研究機関の協力を得て
「高純度かつ高濃度のクリスタル」の生成に成功する
(一説ではFirsr EnD Cristal(始まりで終わりのクリスタル)破滅のクリスタルと言われる)
生成したクリスタルを使い「支配の指輪」を作成
この時期に世界が6大陸だと言うことが認識される

尚、現在のfez戦争終結後に国から配布されるリングは支配の指輪のレプリカである。但し高濃度のクリスタルにより生成されており、戦争に勝利したのちプレイヤーがデッドした際に発生するリソーシブクリスタルや、建築が崩壊した際に生成されるデトライトクリスタルから生成される副産物である。故に無限に生成されている訳ではない。しかし戦争で使用されたクリスタルの欠片であるが故に、高純度では無い

ちなみに、fez のzero 部分の0は リングである

古代エスセティア歴??年(23年頃)
ベルダリオ一族の建国が開始される
ベルダリオ一族はマルクティス・エスセティアが生誕した時代にストリクタ大陸に存在していた、エスセティア時代でもっとも古い種族である
このベルダリオ一族が現在のゲブランド帝国の基礎を建国する

 古代エスセティア歴??年(35年頃)
エスセティア国が繁栄している最中、勇者カカリオンが西方に君臨する蜘蛛の化け物(エトランドヴェノムス)を討伐する。
討伐場所が鉱山であり 横穴が無数に分かれる場所であったが故に熾烈を極めたが聖斧「ヴリトラ」を犠牲に討伐を完了する
討伐をした場所を平定し現在のネツェワル国家の基礎になる村を建てる
村の名前はツァスカ 苦しくも王の名前となる

 古代エスセティア歴??年(55年頃)
地方の豪族により大陸内の利権争いが勃発する
しかし強国エスセティア国を攻め落とす程の力を持っていなかったが故に南西の地にてその覇権を争うことになる
争いに使用された土地はエイケルナル大陸
5代国家時代になるまでエイケルナル大陸は主君がいなかったが故にバラバラであった
それが災いし、進行してきたトルクマイア帝国・メルジア献呈国・ティファレンシア共和国により為す術もなく敗退、大陸を受け渡した

 エスセティア国滅亡期(E100年頃)
クリスタルの繁栄と共に野望を募らせた各国の民は世界各地を襲撃
長きにわたるエスセティア国の終演である

エスセティア国内部に腐敗と暴力が蔓延する
輝きを放っていた支配の指輪の輝きが失われたのはこの時期である
エスセティア大陸を含む六大大陸を総称し 支配の指大陸と呼ばれる

 二大王国時代(845-848年)
エスセテイア国滅亡後、エスセティア王スフラン率いるティファレンツ王国とエスセティア最後の宰相・魔術師メルジア率いるメルジア王国により大戦争が行われた
混乱を極めるエスセティア王国では、宰相メルジアを王とする「メルジア王国」が独立を宣言。王家の血族であるスフラン王は「ティファレンツ王国」を興し、両国はエスセティア王国の継承権を争う。

この戦争を継承戦争といい この後長き戦乱の時代となる
尚前途のベルダリオ一族はティファレンツ王国側につき、武功をあげ力を強めていく

 二大王国時代(848年)
都市国家ツァスカが建国される
勇者カカリオンの死後、ツァスカ村として存続してきたこの村が二大王国により自治権を獲得し都市国家を建国する
その後、都市国家ツァスカは独立を宣言する

 時を同じくして848年
エンツォードの誓い。ティファレンツ王国とメルジア王国の不可侵条約により両国の敵対関係が解消、互いに協力をするようになる

 二大王国時代(1003年)
二大王国の時代に、メルジア王国のクリスタルの管理を任されていたオーレオール大陸の民がクリスタルの守り手と存在を確認する

 二大王国時代(1100年)
クリスタル技術の解析、利用で国を大きくしていったメルジア王国だが、その技術管理の甘さから、野心溢れる者たちの独立を許し、数多くの小国が建国されることとなった。
この時期からメルジア国家が衰退を始める
この時に持ち出された技術により後述する国家の建国を助けることとなる

 時を同じく1100年
トルクマイヤ帝国の建国

 二大王国時代(1112年)
メルジア王国第15代国王エディウスの時代に、王弟セディアスがペデスタル大陸エルソード領の統治を任される。
小国が次々と建国されるなかメルジア国王エディウスの弟セディアス公爵が、自身の統治領にてエルソードを建国。メルファリアに戦乱が訪れるのを危惧しての対策。
そして来る1112年、「二大王国の時代」の末期。クリスタルを巡る争いが世に巻き起こらんとする流れを察したセディアス公爵が、統治領でエルソード建国を宣言する

余談だがメルジア王家の血を引くナイアスがエルフと人間のハーフということは、宰相メルジアに始まるメルジア王家の血筋もエルフの血を引いていたと考えられる

当時存在する軍隊の中で猛威を振るっていたセディアス魔法兵団はエルソードの軍隊である

 二大王国時代(1120年)
1120年頃、世界統一を果たしたトルクマイヤ帝国により国家を併合される。このとき暴虐王バルクスがエルソード王家を滅ぼさなかったのは、当時の国王が併合直後から恭順の姿勢を見せ、技術を提供したからだと言われている

事実上の吸収合併である


 

最終更新:2014年02月04日 09:45