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基本的知識

意識

まず我々が適切に考え行動するためには精神活動の水準が一定以上に保たれている必要がある。これを意識水準という。脳に障害が生じると意識レベルは低下する。

知覚

視覚、聴覚、味覚、嗅覚、痛覚、平衡感覚などがある。「痛み」は個人ごとに異なる感覚である。

記憶

記憶は一時的な作業用メモリー(短期記憶shot-term memory)にいったん蓄積され、長期記憶long-term memoryの領域に繰り返し書き込み処理がなされたあと、長期記憶として定着すると言われている。無意味な数字などの情報の場合、2時間程度で半分の量が忘却されるといわれている。高齢者では「いつどこでなにをした」という長期記憶であるエピソード記憶は低下しやすいが、言葉の意味のような長期記憶である意味記憶は保たれやすい。

感情

好き嫌いの感覚である「選好」
善し悪しや魅力などの「評価」
今日は気分が晴れないなどの「ムード」
喜び、怒りなどの「情動」
の4つに心理学では分類される。

動機付け

動機は生物学的動機と社会的動機に区別できる。
空腹や渇きは生物学的動機であり、人に評価されたいほめられたいなどは社会的動機である。
動機付けは嫌なことを回避しようとする場合にも生じる。
プラスとマイナスの動機が同時に出現する状況を「葛藤」という。
動機による行動が妨害され、目標が達成できない状態を「欲求不満」という。

欲求不満の状態では、人はいくつかの典型的な反応を示す。
①障害に対して攻撃的な感情や言動が現れる攻撃的反応
②目標そのものを別のものに変えて欲求を満たそうとする代償的反応
③自我防衛的反応(幼児のような行動を取る退行的反応、意識からそのことを押し出して忘れてしまう抑圧的反応、イソップ童話の狐が手の届かないブドウに対して「どうせすっぱいからいらない」といったように、もっともらしい理屈でごまかしてしまう合理化などがみられる)→精神の内部で一貫性を保とうとする情報処理作業であると考えられる。

マズロウは動機が5段階の階層になっていると考えた。
①生理的欲求②安全欲求③所属・愛情欲求④尊重欲求⑤自己実現欲求

学習


パーソナリティ

個々人の感情の表れ、動機付け、行動の志方は比較的一貫した特徴を持っている。こうした特徴をパーソナリティと呼ぶ。
最終更新:2009年01月19日 21:00