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カラマネロ/ポッ拳 - (2015/06/12 (金) 17:32:22) の編集履歴(バックアップ)


カラマネロ

No.687 タイプ:/あく・エスパー

分類:TECHNIC

大まかな特徴


逆転ポケモンとしてXYから登場した数少ない悪エスパー複合ポケモン。
その奇抜なデザインと催眠術を得意とする設定、発売前のエキシビジョンマッチで繰り出した、
ひっくりかえすという技を見せつけ、一体どんな戦い方をするのだと期待を膨らませてくれた。
そして、XY登場後、その全貌を表したカラマネロのバトルスタイルは、
特性あまのじゃくを使って、馬鹿力を連発するという脳筋戦法だった。
これを予測できたユーザーは少なく、色んな意味で逆転してるポケモンという評価をもらった。

ポッ拳でも逆転という要素を全面的に出し、でもって悪ポケモンらしくトリッキーなスタイルで登場して欲しい。


長所
  • 「みがわり」を使った豊富な立ち回りと迎撃手段。
  • 優秀なバックステップと優れた判定を持つ技に恵まれた強力な待ち戦法。
  • 3Dに置いて、範囲の広い通常技が光る。
  • バーストアタック「ひっくりかえす」を決めればほぼ勝ちが確定する。

短所
  • 機動力が少ない。
  • 攻めに行ける能力が乏しいため、体力差でリードしていなければ苦痛を強いられる。
  • 操作が非常に複雑。
  • コンボや、非コンボなどにより、共鳴ゲージがたまりにくく、
 専用のめいそうを使い分けていかないと共鳴モードになりにくい。


フィールドフェイズ(3Dフェイズ)


基本的な特徴
腕を斜めに振り、三日月状の飛び道具を発生させる通常攻撃を持つ。
発生は速いものの、全体的に大振りで連射力は低く、回避された後のアフターカバーが本体だけでは難しい。


みがわり
N+ポケモン技。
目の前にみがわりを出現させる技。
このみがわりは半分一つのキャラのような扱いであり、
当たり判定が存在する。
一定以上ダメージを受ければ身代わりは消滅するが、
消滅までは任意で操作が可能。
これを使った立ち回りの引き出しがカラマネロの真髄。
みがわりを盾に、後ろで遠距離攻撃をしたりするだけで、
対処の難しい行動に早変わり。
使用には体力ゲージ5%ほどを消費するので乱発は控えよう。
画面に出せるのは1体まで。

みがわり移動
ポケモン技ボタン押しっぱなし+レバー方向
空中可。
みがわりをトコトコと移動させる。
移動速度はカラマネロの約1.2倍ほどなため、
同時に歩くと、やや身代わりが先行する。
逆にダッシュは無いため、カラマネロがダッシュすると、
後ろにつくような配置になる。
ガード中にも入力可能。

みがわり突進攻撃
弱押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりが前方に転がるように突進する技。
攻撃判定の発生は遅いが、次に行動入力するまでの受付時間が早く、
次の行動に移りやすい。
上方向には判定が薄いため、垂直飛びから下りジャンプ攻撃などで潰されやすい。
ガード中にも入力が可能なため、
相手は安直に触りに行きづらい。

みがわり対空攻撃
強押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりを一時方向に跳ね上がらせる攻撃。
放物線を描く軌道をとり、最大高度に到達するまで無敵と攻撃判定を伴う。
ダメージはみがわり突進攻撃よりも高いため、火力を重視する連携を組むときには、
こちらを出来る限り優先すると良い。
ガードされたらでかい隙を晒す。
再度行動入力までの時間が長いため、そこを狙われやすい。
ガード中にも入力可能。
相手のラッシュに割り込んで行ける優秀な選択肢。
逆に身代わりが無いときの切り返し手段に乏しく、
その場合は優秀なバクステを如何に潰されないよう使いドコロを見極める必要がある。

みがわり爆発
弱押しっぱなし+強押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりを爆発させて消滅させる。
広い攻撃範囲を持ち、ダメージも大きいため、コンボなどで使用。
またはどうしても相手の行動を強引に潰したい時などに使用。
ガード中にも入力可能。
実際、これを生で切り返しに使って行くことは少なく、
火力を取るときのリバーサルの手段としては、
対空攻撃→爆発といった流れになるだろう。

ばかぢから
前+ポケモン技。
踏み込んで目の前を両腕で払う打撃攻撃。
判定が広く強い。
また、無敵は無いもののスーパーアーマーを身にまとうため、
中距離から強引に振って行ける。
出が遅く、ガードされた時に反撃が確定するのが欠点。
みがわりを使って連続ヒットを狙う、
空振った、ガードされた時のアフターケアをしっかりとっていこう。

めいそう
後+ポケモン技。
その場で力をため、共鳴バーストゲージを上昇させる技。
カラマネロはコンボによるゲージ回収率が悪いため、これを使用し、
効率的に回収を図る必要がある。
裏を返せば、相手はこれを阻止しないと共鳴ゲージを貯められるため、
攻めを強制できる技でもある。


デュエルフェイズ(2Dフェイズ)


特徴
2Dでは遠距離攻撃の通常技が打撃攻撃に変更。
弱は出が早く、リーチの長い腕を使った打撃。
強は出が遅く、くちばしで突くリーチの短い打撃、となにやら逆転してるようにも見える性能。
弱は速いものの、他の近距離タイプのポケモンなどには遅れを取るため、
得意な距離は中距離よりの近距離から中距離までと言える。
他にも、ジャンプ強の身体を真横にしてドロップキックを取るポーズで攻撃する技が強く、
判定とダメージにも恵まれているため、本体のみで出来る貴重な対空手段を使える。
反面、3Dの時みたく、画面端まで届く技が無いため、ガン逃げを狩る手段は少ない。
最もカラマネロにガン逃げほど危ないものは無いが。

みがわり
N+ポケモン技。
目の前にみがわりを出現させる技。
3D同様、使用には体力ゲージ5%ほどを消費するので乱発は控えよう。
画面に出せるのは1体まで。
横移動が無いため、身代わりを避けながら射撃を行うといったプレイが出来ない2Dなため、
重要度はやはり大きい。

みがわり移動
空中可。
ポケモン技ボタン押しっぱなし+レバー前後
みがわりをトコトコと移動させる。
移動速度は3Dと同様。
2Dでは効果的にライン上げを行うことが出来る手段で、
本体が先行し、弱などを振って圧力をかけながら移動させるなどをして上げていく。

みがわり突進攻撃
弱押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりが前方に転がるように突進する技。
出が遅いけど、隙が少ないのは3D同様。
ガードした場合は、本体の攻撃もあり、固められやすいためジャンプ逃げを取られやすい。
空中強などで落とし、再度地上での有利な駆け引きに持ち込むことが可能。
最も、これは相手に本体とみがわり共に接近できた時の話でもあるので、
機動力の無いカラマネロでは、如何に相手を壁際に追い詰めるかが鍵になる。
ガード中でも入力可能。

みがわり対空攻撃
強押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりを一時方向に跳ね上がらせる攻撃。
長い無敵と攻撃判定を伴う性能で、空振った時、ガードされた時のリスクがでかいのは3Dと同じ。
攻撃を避けるため、横移動ができない分、ジャンプを行う頻度が高くなる2Dでは、
使っていく機会が多く、本体で投げを狙い、相手の飛び潰したいときには、
これを使用。
ガード中にも入力可能。
その素晴らしい切り返し性能を固めていても一方的に繰り出されるため、
相手のストレスはマッハ。

みがわり爆発
弱押しっぱなし+強押しっぱなし+ポケモン技ボタン離し
空中可。
みがわりを爆発させて消滅させる。
広い攻撃範囲を持ち、ダメージも大きく、火力を取る連携に使用する。
ガード中にも入力可能。

ばかぢから
前+ポケモン技。
スーパーアーマー付加の出の遅い打撃。
相手の暴れを一方的に狩れる性能を持つが、ガードされたら反撃されるため、
そこを身代わりでケアするのは3Dと同じ。
相手のみがわりを潰すための打撃を受けて、時には本体が分身を守るといった行動で使うことも。

めいそう
後+ポケモン技。
その場でゲージを回復させる技。
共鳴バーストされることを嫌う相手に攻めを強制し、
そこを迎撃するのがカラマネロの基本。

なげつける
下+ポケモン技。
なんかいろんな道具を放物線に投げつける技。
グラフィックは多種多様だが、性能はどれも同じ。
2Dにおける貴重な遠距離牽制手段。
空振った隙も、発生もこれと言って変わったところがない素直な性能。
飛びは落とせないので、きっちり対空を行って圧力をかけていく。


共鳴バースト


あまのじゃく
カラマネロの特性。
能力ランクのアップダウンを反転させる技だが、ポッ拳では自己強化技的な立ち位置。
みがわりの耐久度の上昇、本体の移動速度のアップなどの恩恵がある。

フィールドフェイズの面
  • みがわりが固くなるため、みがわりを盾に後ろから射撃する戦法が強力に。
  • 機動力上昇で、近接戦へ持ち込む能力がアップ。


デュエルフェイズの面
  • みがわりの耐久力が高くなり、本体の機動力の上昇でライン上げがしやすくなる。


バーストアタック


ひっくりかえす
ちょっと特殊なバーストアタック。
カットイン演出を入れた後、黒いオーラを放出し画面全体に広がったところで、
ダウン追い打ち属性の付いたガード不能の全画面判定が出現。
ヒットさせれば、フィールドの色彩と相手ポケモンの色彩をネガティブ反転させ、
特定位置から再度試合が再開する。
攻撃判定発生までは約三秒(170~210Fくらい)
ダメージ自体は無いが、成功時では次のラウンドに行くまで、
相手はレバーの上下左右が反転、ガードとポケモン技、弱、強ボタンがシャッフルされる。
そのため、事故を招きやすく、相手の立ち回りを一方的に制限出来る。
コンボも繋ぎ辛くなるので、結果的にカラマネロの耐久力が上昇する。

オーラを放出されるときに攻撃を浴びせられれば簡単に阻止される上、
共鳴バーストモードも解除される。
みがわりを盾に使ったり、相手をダウンさせてから使うなど、
成功させるには工夫が必要。

余談だが、持続もめちゃくちゃ長いので、無敵技でも回避が難しい。


キャラ対策

何を言ってもガードからのみがわり各種攻撃で攻めを潰されるのがきつい。
しかしながら、遠距離での攻撃手段はカラマネロは豊富とは言えないため、
近距離戦、遠距離戦を繰り返しながら、相手の操作ミスを誘い、潰していくのが有効。

空中から斜め下方向に飛び道具を出すような技の対処方法がカラマネロは、
ほぼ無いと言っていいため、頻繁に狙って行っても良い。

みがわりを潰すだけでも相手にダメージ自体は与えられるため、
隙を見てみがわりを潰すプレイに専念するのも手だ。

反面、カラマネロ側は、そう言った消極的な攻めにはめいそうで間接的に対抗でき、
斜め上からの飛び道具攻撃も、ジャンプ通常で潰すこともできないわけではない。
総じて不利な状況は遠距離、次に苦手なのが至近距離ではあるが、
対抗手段が無いわけではないので、過信は禁物。


議論所