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フローゼル/ポッ拳 - (2015/09/04 (金) 02:21:36) のソース

* フローゼル
 No.419 タイプ:みず

分類:SPEED
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*大まかな特徴
ダイヤモンド・パールから登場したみずポケモン。
高い素早さと両刀に向く攻撃と特攻。新登場のアイテム気合の襷などを使った速攻戦法は単純ながら強力。
特にアクアジェットとたきのぼり、れいとうビームなどを使った広い攻撃範囲とタイマン性能の高い戦法は、
当時猛威を振るっていたボーマンダ、ゴウカザルなどに強く対戦界では一目置かれるポケモンでもあった。
とくせいはすいすいであり、雨時には最速で行動が出来る唯一無二の速さ。

BWからはみずのベールの特性が追加。
火炎球すりかえという揉めても習得し地味ながら強化がされるが、
XYで強力なライバルゲッコウガの登場により、ORAS現在ではやや影を潜める形に……

ポッ拳ではすでにスイクンという水タイプが登場しているが、
遠距離型のスイクンとは違ったスピーディーな戦法でフローゼルにはポッ拳で戦ってもらいたい。


「''長所''」
・ステップ硬直が短く、距離も長いため機動力に優れる。
・空中ジャンプを使った多様性のある飛び。
・アクアジェットを使った高い中距離差し込み能力。
・こおりのきばを筆頭に対空性能も高い。
・ブロックキャンセルステップのステップ部分をジャンプでキャンセル出来る。
・DPでは相手にブロックをされていても着地からガードが余裕で間に合う強力な起き攻めJ下Y。
 そこからの強力な崩しであるコマンド投げこおりのきば。

「''短所''」
・ブロック攻撃の性能がやや弱い。
・火力が低くジリ貧になりがち。
・コンボがやや特殊。
・しんそくなどの様に優れた切り返し技が無いため、共鳴やサポートが溜まって居ないと切り返しにくい。

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*ブロック攻撃
力を貯めてショルダータックル。
判定は小さいが、前に踏み込んで攻撃する。
ガードさせて微不利なため、ガードされた時には不利な立ち回りを強いられる。
若干弱めに見える性能のブロック攻撃だが、キャンセルステップをジャンプでキャンセル出来る。
そのため、飛び道具を取って前ステ、そこからジャンプJYなどを引っ掛ける動きが強い。

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*掴み攻撃
掴んだ後、身体をスピンさせ尻尾で数回叩きつける。
基本的な性能の投げ。
DP時では投げ属性のポケモン技「こおりのきば」の方がリターンが大きく、フェーズチェンジを起こしにくいため、火力を取りたい時はそっちのが使われる。
逆にタイムアップを狙って相手に火力を取らせたくない時には通常投げのこちらでFPに移行。

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*空中ダッシュ
空中でR。
バシャーモの水平ダッシュとは違い、少し跳ねるような挙動で飛ぶ。
2時方向に跳ねる性質を持ち、鋭い軌道で相手の背後をとったりも出来る。
上昇慣性かき消しの効果があるため、ジャンプから最速で出すことで擬似的に小ジャンプを繰り出せる。
FPでは左右前方向、DPでは前方向にのみ可能。

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*フィールドフェイズ(FP)

「''基本的な特徴''」
スピードスターのような飛び道具を出す弱。
移動速度、攻撃判定の速い強。
ブロック属性の超性能突進技「アクアジェット」や、
空中で出せる投げ「こおりのきば」を筆頭に、立ち回りが強い。
しかし、火力が全体的に低くジリ貧。
DPに積極的に持ち込んでいきたい。

「''弱系統の特徴''」
発生の速く、長距離まで水しぶきを飛ばすNYと、そこから前に踏み込むフロントシュート派生が強い。
サイドシュートは横方向に水しぶきを出しながら再度ステップする素直な性能だが、ルカリオなどの物と比べると弾速、判定が狭く当てづらい。
裏Yで出す対空水しぶきは火力は取れないものの、近距離から中距離を広くカバーする。
空Yでは斜め下60時方向に水しぶきを発射する攻撃で、主に空対地で使用できる。
ガードされても有利なため、空中ダッシュを用いて引っ掛けていくと良い。

「''強系統の特徴''」
非常に素早く、また横入力で出すホーミングは大きく曲がった軌道で近づくため、飛び道具などを回避しやすい。
攻撃判定の発生も速い特徴を持つが、火力は高くないので注意。
相手をダウンさせてPchを狙えるのは大きいが。
JXは素直な斜め下45度で突進するおなじみの性能。

「''こおりのきば''」
N+ポケモン技。
空中可
目の前を噛み付いて相手を氷漬けにして投げ飛ばす。
凍った状態の相手には追撃が可能で、一定時間経つと氷漬け状態は解除される。
空中版では、相手を凍りづけにして斜め下45度の角度で落下させる。
投げた後のダメージ判定でPch。
地上投げの場合はそこからコンボに繋がる。
着地から打撃が間に合うことは少なく、起き攻めに移行することが殆どになる。
空中版の発生は1Fなため、相手の飛びをガンガン落とせる。
特にカイリキーなどの空中ボディプレスなんかはカモ。
ルカリオの神速などもかち合った時には勝てることも多い。
また、その速度から通常攻撃を出される前にぶつけることが可能なので、不意を打った対空としても機能。
反面、空中版では相手も空中の時のみ成功するので、透かればそのまま落下。
着地硬直まで投げ属性判定なため、打撃でクリティカルを取られる点を注意して使っていきたい。
ジャンプから最速で放てば動作中空中判定であるピカチュウの投げなんかも潰せる。
すごく極端な例だが、この場合かなりの低空で氷漬けに出来るのでPchからの着地、そこからの打撃が間に合ったりもする。

「''アクアジェット''」
前+ポケモン技。
少しタメた後、一直線に突進するブロック属性の突進技。
相手をすり抜ける効果があるため、密着時ではガードされたとしてもひき逃げが出来る。
対処の甘い相手はこれを連打しているだけで勝てたりもしそう。
ブロック属性という性質上飛び道具を一方的にかき消して突進という行動もできるため、サーナイト、スイクン戦では優位に立てる。
反面、投げには一方的に負けるので、対策とすれば置き技感覚で投げを使うことだが、
この投げの選択、特に中距離での置き投げにはフローゼル側のNY派生コンボや前ステアクアテールが刺さる。
こういった地上戦を拒否して飛びをする相手をこおりのきばで落とすのがフローゼルの空中戦への基本的な流れになる。

「''アクアテール''」
後+ポケモン技。
空中可
少し前に跳ねた後、水を纏わせた尻尾を垂直に振り下ろし地面に叩きつけ水の爆発を起こす攻撃。
振り下ろしと地面叩きつけの2つの攻撃判定が発生。
出始めから投げ無敵が付いているので、リバーサルで相手の投げ一点読みで繰り出したりに使う。
振り下ろし部分が上方向に割りと強いので相手の飛びを落としたりにも使える。
空中版は地面叩きつけ水爆部分が無くなっただけの単純な打撃技。
当てた場合地面に叩き落としダウンを奪える。
前ジャンプ→空中ダッシュ→アクアテールと繰り出すことでかなりの距離を飛んで攻めこむことが可能。

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*デュエルフェイズ(DP)

「''特徴''」
発生の早い弱とジャンプキャンセル可能の一部の強。
そして空中弱からポケコンボ、空中ダッシュキャンセルが可能という非常に優秀な空中戦性能を持つ。


「''前Y''」
姿勢を屈めて肘撃。
攻撃判定の打点は高いが、あたり判定自体は低姿勢であり、更に上半身にあたり判定が存在しない。
そのため相手のJXや飛び込みJYなんかをガンガン落としていく対空として使える。
追加Y入力で掌底を繰り出し吹っ飛ばしてダウン。
壁貼り付き誘発なため、立ちXで火力のある追撃をしていける。


「''JY''」
前方向を蹴る攻撃。
挙動変化などもない素直な空中弱。
空対空性能に優れる。
当てた場合、Y追加入力で尻尾を横から叩きつける。
更にY入力で空中版アクアテールに派生。
JY二段目までは空中ダッシュでキャンセルが可能なため、
JYY>R>JYYYというコンボが可能。
火力の低いフローゼルの生命線とも言える連携でもあるため積極的に決めていきたい。

「''J下Y''」
スイクンの様に飛び道具を放つ空中弱攻撃。
FPのJYと同様の性能で、斜め下60度、5時方向の角度で水しぶきを飛ばす技。
慣性などの変化を起こさないので、相手の起き上がりに合わせて攻撃を重ねるやづく
安全に攻めの継続が可能。
相手がブロックされたとしても着地からガードが間に合う詐欺重ね染みた攻めができるため、
相手がダウンしたらジャンプや空中ダッシュを駆使して重ねることの出来る位置取りなどを注意していきたい。

「''立ちX''」
一度身体を捻ってからハイキックで上方向を蹴り上げる攻撃。
ジャンプキャンセルが可能という性質があるが、当てても相手を浮かすことは無い。
J下Yなどを当てて有利を取り、立ちXを当て、更にそこからジャンプ→空中ダッシュ→J下Yという流れで固め直し攻めを継続する使い方が出来る。
アクアテールクリティカルなど、相手を浮かしている時に立ちXを当てれば、
ジャンプキャンセルからJYからの空中コンボを狙っていける。


「''こおりのきば''」
N+ポケモン技。
空中可。
FP同様、地上版で当てた場合は氷漬け状態の相手に追撃ができる。
空中版では当てたとしてもフローゼルが着地した時には氷が割れ、相手はダウンしている。
氷漬け状態の相手は空中やられ判定なため、立ちXからJYエリアルに持って行くことが殆ど。

「''アクアジェット''」
前+ポケモン技。
飛び道具や置き打撃を一方的にぶち抜いて使える性能はFP同様。
当てた場合ダウンを奪える性能でもあるので、これを引っ掛けてから起き上がりにJ下Yを重ねていくのが基本的な攻め方。
FPと違い、相手の置き投げを潰す択がDPではやや不安定なため使いドコロが難しい。
特に設置系飛び道具がばら撒かれているからといって安直に放てば読みを絞られ投げられやすくなるので、そこら辺りを上Xやジャンプ攻撃、アクアテール、ガードで凌ぐ、ブロキャンで使い分けていきたい。
攻撃判定自体は下段だが、当たり判定は立ち状態と同じ。
そのため上Xなどの技で回避などは一応可能。

「''アクアテール''」
後+ポケモン技。
空中可
少し跳ねて空中判定になり、尻尾を上から振り下ろし地面に叩きつけ水しぶきの爆風を上げる攻撃。
主に投げを潰すことや低姿勢判定の攻撃を透かして当てていく攻撃。
ガードさせて有利。ガンガン削りダメージを与えて攻めを継続していける。
当てた場合はダウンを奪え、クリティカルならば垂直に浮かせる。
立ちYからのポケコンボなどはこれで〆てダウンを奪い、起き攻めへ移行。
また、水しぶき爆発部分を相手の起き上がりに持続重ねすることで削りダメージ+J下Y以上の有利を狙える。
空中こおりのきばなどで大幅有利を取った時には使っていきたい。
ブロックなどで割り込まれたりすると簡単に落とせる。
空中版はFP同様、爆発部分の無い1段ヒット。
下方向に叩き落としダウンを奪えるため、主に空中Yのポケコンボからキャンセルしてコンボの〆に。

「''ダブルアタック''」
上+ポケモン技。
低めに飛び上がり、相手に跳びかかってドロップキックを浴びせる打撃攻撃。
A追加入力でドロップキックが当てても当たって居なくても、
宙を蹴ってバク宙し少し後退した位置に着地する。
バク宙部分にも攻撃判定が発生しており、当てた場合はダウンさせる。
初段からの攻撃判定の発生は非常に速く、置き打撃などで潰すのは難しい。
仮に当てた場合もフローゼルは空中判定なためリターンは取りづらい。
近距離よりの中距離での有用な牽制。
アクアジェットを嫌っての置き気味の投げを潰す選択で、アクアテールと比べリスクも少ない。
対処としては垂直ジャンプから下りJYで上から潰す。
前ジャンプで攻撃を飛び越え、バク宙着地地点目掛けてJX。
上段判定なため、低姿勢かつ上方向に判定のある攻撃で迎撃。
しんそくなどの高速発生ブロック技。
ブロック溜めでバク宙部分までを取って、からキャンセル前ステからフローゼルの着地に打撃を与えると言った選択が上げられる。
ちなみに追加入力しなかった場合、ガードされて反撃確定。
また、ドロップキックを当ててフローゼル側不利なため基本的には追加入力前提の攻撃となる。

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*共鳴バースト
機動力の上昇やこおりのきばでの氷漬け状態の時間が延長される強化が施される。
アクアジェットをヒットさせた時、相手に多段ヒットする水の小爆発が起こるため、
当てた時のダメージアップ、ガードさせた時に強い拘束力を持たせることが出来る。

「''フィールドフェイズの面''」
・アクアジェットの火力、拘束力の強化。また横方向へのホーミング性能が強化。
・凍りづけ状態の延長によりこおりのきば空中ヒットからのPchからでも追撃が可能。

「''デュエルフェイズの面''」
・アクアジェットの強化。それを拒否するジャンプ行動を潰す空中版こおりのきばも強化。

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*バーストアタック

「''アクアジェットストリーム''」
若干跳ねて打ち上げた後、更に飛び上がり追撃する2段構えの始動。
昇龍裂破。
着地してからバク宙で距離を取り、そこから凄まじい水しぶきを上げて猛烈な速度で突進し相手をぶっ飛ばす。
非常に判定、発生が優れており切り返しとして使いやすい。
特に飛ばれていてもすり抜けること無く当てることが出来るのでマニューラのBA的な使い方が出来る。

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*キャラ対策

FPではフローゼルはアクアジェットや横方向に弱いY攻撃の関係上直線的な動きになりがちなため、
横ステ、横ジャンプなどを使えば火力を取りづらくさせることが可能。
回避、ガードをしっかりして痺れを切らしてサイドシュートやなど繰り出してきたところを、ブロックやジャンプXで潰していこう。

DPでの立ち回りだが、近距離戦はフローゼルこおりのきばを絡めた崩しが強く通常攻撃も出の早いのは揃っているため極力拒否。

中距離では、アクアジェットを投げで潰す。
それを潰される打撃をブロックで潰す。
フローゼル側はそのブロックを潰す投げを行うが、中距離なため使用には一度近づく必要がある。
そのためブロック攻撃が通りやすく連射したり、
溜めてブロック貫通でアクアジェットを潰すなどが有効。
フローゼルからすれば硬直にジャンプ攻撃を差し込むことも出来るため、
闇雲にブロックを連射するのでなく、対空を考えながら振って行きたい。

遠距離では、フローゼルのブロックキャンセルステップキャンセルジャンプのこともあり、
むやみに飛び道具を撃ってもそれを利用して硬直差不利を晒すことにもなる。
フローゼル側も捌きやすい位置であるため、どちらにしろ両者中距離での勝負に持ち込むことになる。
タイムアウトで勝負を決めるときなどは接近を拒否して下がりながら飛び道具を出すのも良いだろう。

また、フローゼル側は相手のバックジャンプを狩る択が少なく、
バックジャンプとアクアジェットが同時に行われた場合、アクアジェットは飛び越えられて回避され、
ブレーキ部分のブロックアーマーが切れたところを下りJYなどで攻めこまれやすい。
前Y、JY、空中こおりのきばと対空性能に優れた物がフローゼル側には揃っているがどれも前ジャンプや飛んで直ぐの相手を落とすための技が多く、様子見バックジャンプにリスクを与えることは難しい。
ラインを下げることにはなるが、壁コンボなどを絡めた火力を取れないフローゼルにはバックジャンプは有力な選択肢にもなりうる。
ジャンプの出始めを高速発生の空中こおりのきばを警戒しながらやっていきたい。

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*議論所



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