福地寿樹

プロフィール


  • 選手名 - 福地 寿樹(ふくち かずき)
  • 背番号 - 広島時代 53(94年~96年)→ 44(97年~05年) 西武時代 53(06年~07年) ヤクルト時代 29(08年) → 3(09年~12年) → 73(13年~)
  • 出身地 - 佐賀県武雄市
  • 身長/体重 - 184㎝/85㎏
  • 投打 - 右投両打
  • 球歴 - 杵島商高-広島(93年ドラフト4位)-西武-東京ヤクルト
  • 顔文字 - |ヽ゚_゚|
  • 実況板でのあだ名 - ちんこ、縮地、カズキ様
  • 関連用語 -

アマ時代~西武時代


  • 杵島商高では3年夏に県大会ベスト4まで進出。甲子園出場は無かったものの、佐賀県選抜では4番に座る程の打者として評価され、93年ドラフト4位で広島に入団した。
  • プロ2年目の95年から98年までウエスタンリーグ4年連続盗塁王を獲得。98年にはリーグ史上初の50盗塁を記録。
  • 06年、青木勇とのトレードで西武に移籍。ここで福地は広島の先輩に当たる河田2軍打撃コーチから「俊足を生かす叩きつける打撃」から「最後まで振り切る打撃」を伝授され、
    課題とされていた打撃面で開眼し、外野レギュラーを獲得。キャリアハイの成績を残した。
  • 07年開幕戦では1番センターで広島時代の03年以来2度目の開幕スタメンを奪取。シーズン中盤まで3割近辺まで打率を伸ばした。
  • シーズン後半から不調となりベンチ要員となってしまったが、最終的に自己最多の28盗塁を記録して移籍2年目のシーズンを終えた。
  • 07年オフ、FA移籍した石井一の人的補償でヤクルトに移籍が決定。
    当初ヤクルト側はプロテクト漏れの中から荒木投手コーチ(前年まで西武で投手コーチをしていた)の意見を参考に投手を指名するとの報道がなされていたが、12月21日に福地の獲得が発表された。
    この時西武は外野レギュラーの和田が中日に移籍が決定しており、まさかレギュラー候補の福地がプロテクト漏れになる事はヤクルト、西武両ファンとも予想しておらず、
    獲得発表直後のヤクルトスレでは歓迎ムード、西武スレでは暗黒ムードが漂った。

ヤクルト時代


  • 08年4月期には控えに甘んじていたものの、その後1番打者に定着。チャンスに強いバッティングとリーグ最高レベルの足で首脳陣とファンの信頼を獲得する。
  • レギュラー定着後は赤星(阪神)、荒木(中日)と盗塁王争いを演じる活躍を見せ、シーズン終盤の青木の1番復帰後の新打線ではチャンスの強さを買われ、5番に座る。
    シーズン終盤の盗塁王争いで赤星の猛追を受けるが、10月12日の最終戦で1盗塁を決め、15年目にして初のタイトルを獲得した。
  • 打撃面でも初の規定打席クリアを果たし、打率リーグ6位・三塁打リーグ1位と移籍1年目は大活躍の年となった。
    オフにはFA権利を持っていたが、3年契約・背番号の昇格等最大級の評価を得て残留した。
  • 10年以降は控えに回ることが多くなったが、引退する12年まで毎年二桁の盗塁をマークした。
  • 13年から二軍の外野守備・走塁コーチに就任した。

JFKキラー


  • 08年5月18日の阪神戦(甲子園)、2-2の同点で迎えた9回。不得意とされる右打席に立った福地は、
    阪神の誇るJFKのJ・ウィリアムスから、左翼スタンドにまさかの勝ち越しのソロホームランを叩き込んだ。
  • 福地のヤクルト移籍後初ホームランは同じく阪神戦、JFKのK・久保田から放っており、残りは藤川のみ。
  • 08年7月17日の阪神戦では0対0で迎えた9回表、久保田から四球を選び、宮本のバントで進塁。次打者の青木が四球で出塁した後、ダブルスチールをかけて成功。
    4番の畠山がまたもや四球で出塁し、5番の田中浩がスクイズを仕掛けるもワンバウンド投球だった為に空振り。
    万事休すと思われたが、捕手の矢野がボールをこぼしている間に三塁走者の福地がそのまま本塁に突っ込んで1点を奪取。
    田中のスクイズは成立していないので記録上はホームスチールとなり、青木、畠山の代走武内も同時に進塁した為、結果的にトリプルスチールという偉業を成し遂げたことになる。
    ちなみにこの後7番のウィルソンもレフト前ヒットで出塁後に二盗を成功させた為、1イニング6盗塁というセ新記録を達成した。

その他


  • 本名は福地和広であり、99年に変更された登録名が福地寿樹である。
  • 移籍1年目の29(グライシンガー)、2年目の3(ラミレス)と背負っている背番号が07年オフに巨人に引き抜かれた両外国人という不思議な縁を持つ。
  • 背番号変更発表時には「3番はラミちゃんのおこぼれです」と冗談を言っている。 郷ひろみに似ていると言われている様であり、チーム内でもゴウと呼ばれると反応が早いとの事。
  • 04年10月14日の横浜戦で吉見からノーヒットノーランを打ち砕くツーベースを放った。このツーベースが04年の福地唯一のヒットであった。
    10日前の阪神戦で広島は井川(阪神→ヤンキース)からノーヒットノーランを喰らっており、1ヶ月に2回ノーヒットノーランを受けるという史上初の事態を回避した。
  • 08年9月28日の広島戦、この年限りで閉鎖される広島市民球場最後のバッターとなった。
  • 2番打者の宮本は「1番に福地がいて、いろんな(攻撃の)バリエーションができる。2番にいて楽しい。2番冥利に尽きる」と評している。
  • 08年オフに山篭りをして熊と戦う予定。

    「1月の中旬から10日間ほど音信不通になります。探さないで下さい」とニヤリ。さらに「ウサギぐらいなら追い掛けるけど、クマが出たら戦うしかないでしょう」

  • つば九郎と非常に仲が良く、つば九郎のブログにもよく登場する。

年度別成績


年度チーム試合打数得点安打二塁打三塁打本塁打打点四死球三振盗塁打率
1994広島------------
1995広島------------
1996広島------------
1997広島25000000020.000
1998広島------------
1999広島1425460101134.240
2000広島511718110004511.059
2001広島52712410021110.571
2002広島53971725310532616.258
2003広島911593241701464220.258
2004広島1917311000150.059
2005広島3011920000018.182
2006西武912945185115422234725.289
2007西武1173194387143020234728.273
2008東京ヤクルト13148574155227961379042.320
2009東京ヤクルト13750475136135534318642.270
2010東京ヤクルト98203395072111184623.246
2011東京ヤクルト4058139210541310.155
2012東京ヤクルト831881848131019202912.255
通算10092389408650952620184172443251.272

タイトル


  • セントラル・リーグ最多盗塁:2回(08年:42個、09年:42個)
  • ウエスタン・リーグ最多盗塁:4回(95年:30個)(96年:25個)(97年:28個)(98年:52個)
  • JA全農Go・Go賞:3回(08年8月度「最多二・三塁打賞」、09年4月度「好走塁賞」、11年4・5月度「最多盗塁賞」)
  • ベースボール・マガジン社選定ビッグホープ賞:1回(95年)










これまでのアクセス数  -

本日のアクセス数 -
昨日のアクセス数 -

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2013年01月06日 18:18