part5.隣の部屋の女の子

うん、これも他(ry


隣の部屋の女の子


スペースワールドという遊園地に一週間ほど滞在するツアーみたいのに、
従兄弟と2人で参加したときのことです。

一日目、楽しい体験をたくさんしてホテルに帰り従兄弟と「明日はどんなことするんだろうね?」とか話してました。
確か夜8時ごろだったと思います。
突然、自分と同い年ぐらいの女の子の声が、「ねえねえ、」と話しかけてきました。

ちょっとびっくりしましたが、すぐ隣の部屋から聞こえてくることがわかり、

その子と一時間ぐらい、たわいない雑談をしました。

…ここまでくればわかるとお思いですが、
次の日その部屋をのぞこうと隣にいってみるとそこに部屋はありませんでした。
私の部屋の隣は、階段になっていて、

わたしの部屋の壁とおぼしき所は、とても人が話せる位置にはありませんでした。
あのときは不思議におもっただけでしたが、今になるとぞっとします。

昨日の雑談のとき、彼女が言った言葉…
「ねえ、こっちの部屋にこない?」あの時、「もう寝る時間だしいいよ」と

いってなかったら…かなりヘタレな文章になりましたが、実話です。
ちなみに、部屋に泊まる際に言われたのですが、以前ツアー中に部屋でふざけていて、

ベッドから転落し首の骨をおって亡くなられた人がいたそうです。
確認して見た所、その子は小学五年ぐらいの女の子で、私の泊まった部屋で亡くなられたそうです…。


その日を過ぎると、その女の子の声は聞こえなくなりました。
それでまぁ、少々気になりながらも残りの日を過ごし、

いよいよ最終日となった訳です。
この日は最終日でおわかれ、ということで全員で集合写真をとることになったんです。
わたしの肩に手がくっきりとうつっていました。

周りの人の姿勢をみても、いたずらでやられたようには見えませんでした。
第一私は列の一番左にいたのに

左肩に手が置いてあったのです。
恐らく彼女はさびしくて私についてきたのでしょうね。
あれ以来別に何も怪奇現象が起こっていないので、

悪い霊じゃないのだと思いたいです。

ただ、彼女の冥福をお祈りしたいです。


E N D

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最終更新:2010年02月15日 18:00
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