unseen
あなたはいつも勝手だって
隣の君が鳴いている
飽き飽きしてしまいそうだ
君も同じなんでしょう
呆れて声も出なくなって
夜は西へと過ぎてく
無理やり笑う回数が
増えた気がしたんだ
何かが壊れそうな音がした
夜な夜な見えない言葉が突き刺さって
部屋を暗く出来ずにいた
このまま何処かへと逃げてしまいたいなんて
言えるわけないよな
ぼんやり過去を眺めたって
確かに愛を吠えている
ますます今日が怖くなって
ついに目を逸らしている
絵の具を垂らしたように視界は滲んでいった
馬鹿馬鹿しい事ばかりが気に掛かって
見て見ぬふりは 続くだけ
それでも君が優しいから
甘えてしまうの
似た物ばっかり見てきたのに
なぜだろう
こんなに遠くに感じるのは
きっと伝えたい言葉さえ
次第に少なくなった
ごめんねわからないや 言葉の裏側なんて
それでも君には伝えておきたかったんだ
夜な夜な見えない言葉が突き刺さって
部屋を暗く出来ずにいた
このまま何処かへと逃げてしまいたいなんて
言えるわけないよな
最終更新:2017年06月07日 20:55