『 シナリオタイトル 』
【 反社会的公共工事 】
6:ラーリス
【 戦場 】
3:人気ない屋内
【 戦闘発生理由 】
2:依頼主の保身
【 戦闘参加者 】
5体
【 シナリオ概要 】
とある開拓村から蛮族に監視されているという依頼が入ります。
襲撃こそないもののその頻度が高く、1日に1回は発生するために村は不安が蔓延しています。
それは羽の生えた小人のようなもので、蛮族の襲撃や魔神の襲撃の直前によく見られた空飛ぶ斥候と噂されています。
アザービースト3体、スポーン1体、インプ1体がこの事件に関与する魔神の尖兵です。
インプは主人である魔神の命令に従い、スポーンを親衛隊としてアザービーストに指示を出しています。
その目的は屋外の廃屋からトンネルを掘り、開拓村の砦の内側に繋げて侵攻をたやすくするためです。
アザービーストは土木工事に特化しており、そのためにレベルが-1されています。
インプは状況に応じて戦術指揮を取り、死亡すると残った魔神は受けた命令を愚直に繰り返す事しかしなくなります。
インプは土木工事のためにしばしば上空から砦内部を観察しており、それが開拓村に気づかれています。
インプはトンネルの居場所を偽装するために様々な方角から偵察に入り、別方角へと撤退していきます。
そして開拓村の櫓が見えなくなった地点でトントルの方角へ転身し戻っていきます。
目撃情報を集めると、北東の方角からのみ侵入も撤退もしていないことがわかります。
インプは掘り進んだ距離の確認のために穴からでると迂回しながら高度を上げて開拓村へ向かいます。
撤退時は矢が届かない距離で降下し稜線に隠れるために、村の狩人は追跡できていません。
狩人は貴重な戦力なので防衛戦が見込まれる状況下では斥候に出す事を禁じられている事情もあります。
トンネル工事現場は砦へ向かう直線通路と、その真ん中ほどにジグザグな横穴があります。
ジグザグな横穴にはスポーンが待機しており、横穴に入ってきた侵入者を待ち伏せています。
ジグザグな横穴は完全に曲がり角の先が見えないものではなく最奥から通路を監視できます。
しかし角が半遮蔽として機能し、この角を無視して射撃相応行為を行うには鷹の目が必要です。
そのまま直進した場合アザービーストが侵入者を対応し、その応戦に気づいたスポーンが挟撃を行います。
インプは工事用の簡素な地図を作っており、工事現場ではアザービーストを監督しています。
地図は雑の極みで、この地図からでは村のどこに出るかどころか村に入れるのかすら不明だとわかります。
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