君に大声を出してしまった
こんなふうに 自分以外に
ぶつけたのは はじめて
ひとりの部屋は
すべてが君の
名前を呼ぶ
ぬるいコーラの缶をそっと置く音も
さわがしいテレビ ながめてる
こうしてるあいだにも
君は遠ざかっていく
であわないよりは であえたほうがよかった
これは1マイナス1じゃない
きっとなにかが増えてる
ふつーの時間が こんなに染みていたなんて
もしかして 君のこと
僕は ああ ああ ああ
まだ言えない
本当に好きだと 感じるほどに
そっぽむいて なんでもないなんて
嘘ぶいてしまうのは
誰かを愛するのは 罪だから
でもいつか 犯さなきゃ
大人にはなれないの
ずっとかかえてた くすぶっている 想いを
これは1マイナス1じゃない
伝えるのには 遅すぎる
君は気づいてた 僕がはかれぬ未来を
その瞳にうつしていた
僕は ああ ああ ああ
やっとわかった
他の誰かに 説明してもわからない
君と1プラス1できっと
おんなじ夢をみられるよ
僕ははしりだす 君をまっすぐにみつめて
こんどはちゃんと抱きしめる
もう二度と まちがいはしない
最終更新:2009年03月14日 23:56