設定
国旗 |
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国の標語 |
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国歌 |
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公用語 |
アイヌ語 |
国家元首 |
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首都 |
函館 |
最大都市 |
札幌 |
面積 |
83,456.38km² |
総人口 |
5,569,252人 |
公式略称 |
蝦夷 |
英語国名 |
Ezo Republic |
通貨 |
円 |
国名
蝦夷とは独立前に日本人が蝦夷共和国領を指して使用した呼称である。
最初に『共和国(リパブリック)』という表記を使ったのは,イギリス公使館書記官アダムズである。
地理
島としての蝦夷地は、面積77,981.87 km²(世界では21番目に大きな島)。アイルランド島よりやや小さい。
南の日本とは津軽海峡で隔てられている。北東はソビエトと国境を隔てている。西の日本海、南東の太平洋、北東のオホーツク海と、3つの海に囲まれており、周辺には対馬暖流とその分枝である津軽暖流・宗谷暖流、及び親潮と東樺太海流が流れている。
蝦夷地は大きく分けて胴体部にあたる菱形の部分と、南西の半島部(渡島半島)よりなる。
胴体部は南北に蝦夷山系と呼ばれる山地群が貫き北海道の脊梁を成している。蝦夷山系は南の日高山脈に始まり、東の石狩山地・北見山地と、西の夕張山地・天塩山地に分岐しており、この二列の間には富良野盆地・上川盆地・名寄盆地等の盆地列が形成されている。頓別平野からこの盆地列を通り、鵡川の河谷に抜ける低地帯を北海道中央凹地帯と呼ぶ。
蝦夷地東部は千島弧の延長である知床半島や阿寒の山々が、それぞれ北東-南西の山列を成しながら全体としては東西に伸びている。この北側は北見山地からなだらかな傾斜が海岸近くまで続き平野は少ないが、南側では十勝平野、根釧台地等の大平野が形成されている。
渡島半島に続く地域は、石狩湾から石狩平野、勇払平野を通って太平洋へと抜ける石狩低地帯である。ここには人口約190万を抱える札幌市や、千歳市、苫小牧市等が並び、蝦夷地で最も人口が集中する地域となっている。渡島半島は東北日本弧内帯の延長部にあたり、石狩低地帯の西に位置する南西部山地、その南に黒松内低地帯、更に南には渡島山地がある。
蝦夷地の主な高峰は、蝦夷山系と千島弧の会合する中央部の石狩山地(大雪山連峰、十勝岳連峰等)と、その南に続く日高山脈に集中している。最高峰は大雪山の旭岳で、その標高は2,290mである。南西部山地には「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山等の山がある。
蝦夷地の一級水系の流域図一級水系は13水系ある。石狩川、天塩川、十勝川、釧路川、網走川、常呂川、湧別川、渚滑川、留萌川、沙流川、鵡川、尻別川、後志利別川。
阿寒湖、大沼、屈斜路湖、サロマ湖、支笏湖、洞爺湖、摩周湖、ウトナイ湖、網走湖、能取湖、風蓮湖などの湖がある。
代表的な都市
歴史
榎本軍が箱館を占領した後,1868年11月4日,英軍艦サトライト,仏軍艦ヴェニウスは,英公使ハリー・パークスより訓令を与えられ,英国公使館書記官アダムズを同行させて箱館に入港した。この時,弁天台場は,両艦を歓迎する礼砲を撃った。翌11月5日,現地の英仏領事と両艦の艦長が会同して打ち合わせを行ったが,英仏領事とも,この時点では榎本軍に対して高い評価を与えていた。やがて箱館港を管理する箱館奉行永井尚志に来てもらったが,榎本は松前に出張中であり,帰るまでしばらく待って欲しいと答えた。永井は外交経験も豊富であり,彼の態度は,英仏領事のみならず,英仏艦艦長にも好印象を与えた。その会同の最中,榎本艦隊旗艦開陽丸が,賓客の来訪を歓迎する21発の礼砲を撃った。これを見たアメリカ,ロシア,プロシアの領事は,英仏艦に行かずに開陽丸を表敬訪問した。
こうして蝦夷は,世界から独立した国家として認められたのである。
政治
- 総裁 榎本武揚
- 副総裁 松平太郎
- 海軍奉行 荒井郁之助
- 陸軍奉行 大鳥圭介
- 陸軍奉行並 土方歳三
- 箱館奉行 永井尚志
- 箱館奉行並 中島三郎助
- 江差奉行 松岡四郎二郎
- 江差奉行並 小杉雅之進
- 松前奉行 人見勝太郎
- 開拓奉行 澤太郎左衛門
- 会計奉行 榎本道章(対馬)
- 会計奉行 川村録四郎
- 軍艦頭 甲賀源吾
- 歩兵頭 古屋佐久左衛門
- 陸海軍裁判頭取 竹中重固
- 陸海軍裁判頭取 今井信郎
外交
経済
物価水準
公定歩合
交通
軍事
第一列士満:第一大隊(瀧川充太郎、4個小隊、伝習士官隊、小彰義隊、神木隊)、第二大隊(伊庭八郎、7個小隊、遊撃隊、新選組、彰義隊)
第二列士満(本田幸七郎):第一大隊(大川正次郎、4個小隊、伝習歩兵隊)、第二大隊(松岡四郎次郎、5個小隊、一聯隊)
第三列士満:第一大隊(春日左衛門、4個小隊、春日隊)、第二大隊(星恂太郎、4個小隊、額兵隊)
第四列士満(古屋佐久左衛門):第一大隊(永井蠖伸斎、5個小隊、衝鋒隊)、第二大隊(天野新太郎、5個小隊、衝鋒隊)
砲兵隊:関広右衛門
工兵隊:小管辰之助、吉沢勇四郎
器械方:宮重一之助
病院掛:高松凌雲
開陽(澤太郎左衛門)
回天(甲賀源吾、のち根津勢吉)
第二回天(小笠原賢蔵)
蟠竜(松岡磐吉)
千代田形(森本弘策)
神速(西川真蔵)
輸送船:大江丸、長鯨丸、鳳凰丸、長崎丸、美賀保丸、回春丸
文化
最終更新:2008年12月07日 09:04