連邦王国の軍事
国防
国防予算 |
92,038百万ドル(90年度) |
割り当て |
陸軍29%,海軍26%,空軍28%,特殊作戦群6%,準軍11% |
陸軍 |
515,000 |
海軍 |
100,000(海兵隊4万、潜水艦30以上、航空隊含む) |
空軍 |
150,400(空挺隊員及び地上戦闘員含む) |
特殊作戦群 |
10200(後方支援員含む) |
王国正規騎士団(近衛兵) |
7,400 |
準軍 |
19,6900 |
予備役 |
928,000 |
兵役制度 |
義務兵役制と志願制を併用 |
同盟関係 |
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地図 |
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行事・演習年間予定表
連邦全軍:始動式 陸軍:中央軍初演習 海軍:南方艦隊年明け観艦式 空軍:首都管区年明け航空祭
陸軍:山岳部隊雪山登山演習 海軍:北方艦隊総合演習
連邦全軍:退官式、新入隊者適性試験 陸空軍及び消警:春季共同防災訓練
連邦全軍:入隊式 陸軍:春季総合白兵演習 海軍:北方艦隊観艦式 空軍:春季北方管区航空祭
陸軍:東南方面軍共同演習 海軍:地上戦闘軍強襲揚陸訓練
陸軍:新兵教練過程卒業試験
海軍:南方艦隊総合演習 空軍:夏季東方管区航空祭
連邦全軍:予備役演習 空軍:南方管区航空祭
連邦全軍:全軍総合火力演習
陸空軍:冬季西方軍共同演習
陸空軍及び消警:冬季共同防災訓練
連邦全軍:年越し式
主な要塞&防衛線
王国絶対防衛戦略空域[B7R]
ウェスペルタティア王国の政治的・軍事的・産業的における象徴的な空域。王国の重要遺跡都市オスティアやアルティス帝国との国境地帯付近等を含む、直径400kmの隆起地形が広がる円形の地域。B7Rとは王国側が命名したエリアコードであり、狭義にはB7R地域内に存在する王国軍の東部国境防衛ラインの事を指す。膨大な資源埋蔵量を誇る鉱山地帯である為、かつては地下資源をめぐって王国と周辺諸国の戦場と化し、幾度となく国境線が引き直されてきた。ヴァーレル戦争に於いても激戦地であり、王国空軍の精鋭部隊が常に哨戒に当たっている。鉱物資源に由来する強い磁場によって通信障害が多発し、戦闘行為のみならず万一の場合の救助も難しい為、戦闘機パイロットにとっては自らの技量を試される極限の戦場であり、ヴァーレル戦争当時ウスティオ空軍では「当空域の交戦規定は唯一つ“生き残れ”」と言われていた。円形の地域である事、また空戦に於いては階級等に関係なく実力のみが絶対である事から、上座も下座もない円形テーブルにかけて、パイロット達の間では畏怖の念を込めて「円卓(The Round Table)」と呼ばれている。
ハードリアン・ライン
王国軍の北部国境防衛線の通称。グラティサントを中核として各兵科が最善のパフォーマンスを実行できるように構築されている。元々は兵力の大部分を対トルコ用に南部に配備しなければならなかったため、北部の防衛線が脆くなるのを恐れた陸軍参謀本部が塹壕等の陣地構築を奨励したのが始まりといわれている。最近はアルティス国境付近を重点的に強化している。
国境対空対地防御用遺跡要塞群[グラティサント]
イタリア国境からガリツィア地方までの広大・長大な距離を繋ぐ大規模な対空防衛要塞。ウェスペルタティア軍の北部国境防衛線、通称「バードリアン・ライン」の中核戦力として運用された。多数のトーチカ等、強固な地下設備と大量の対空火器を有する中核施設「エリアウォール」を中心とし、その周囲を「エリアゲート」「エリアキャッスル」「エリアタワー」と呼ばれる対空陣地群が囲んでいる。更に、その後方南西部にはVTOL基地「エリアガーデン」が控えており、強固な防空体制を築いている。
クルイーク要塞
1870年に対トルコ防衛計画によってオーシアとウスティオを繋ぐガルヴァニア街道に建設された[クリート陣地]が始まり。10年ごとに増改築が繰り返され現在に至る。グラティサント並みの対地対空火力に加え、質量共に十分なVTOL戦闘機部隊、さらに1個機甲連隊と2個歩兵連隊が常駐する。核の直撃を受けても大丈夫な強度を持つシェルターがある。
軍事拠点
陸軍
プコヴィナ地方守備隊の駐屯地兼北部方面軍補給廠。北部方面軍の全兵站の内3割強がここに集積されている。
オスティアを守る城砦。王国正規騎士団の駐屯地。
ゲリボル半島の先に構築された要塞。ダーダネルス海峡の中間に位置し、有事の際には城塞砲を用いて海峡を封鎖する。また、トルコと開戦した場合、この要塞から十分な火力支援の下、対岸の都市チャナッカレを強襲し対トルコ戦の拠点とする計画がある。
ポスポラス海峡を跨ぐ大要塞都市。各種長距離砲と幾重もの防空網が構築されている。南部防衛線の要。第一、第二バルカン戦争ともに激戦が繰り広げられた。
ペロポネソス半島の入り口に位置する要塞。連邦の最終防衛線。
海軍
クレタ島一番の港。王国ではクレタ島全域が軍事施設なので民間船は非常事態以外は入港できない。第四艦隊の母港。
イラクリオン軍港に次ぐ規模を持つ港湾都市。利用するのはほとんどが軍属船なので[軍港]と呼ばれている。王国第二艦隊(空母艦隊)の拠点。ここには王国の主要造船所や石油貯蔵施設が密集している。非常に重要な拠点なのでそれだけ防空施設は多い。
島一つが海軍基地。第一艦隊の母港。噂では新型艦船の設計・建造を行う超巨大なドックがあるとかないとか・・・・
第三艦隊の母港。規模は比較的小さめ。バルト方面地方駐留艦隊の母港でもある。
空軍
ペロポネソス半島とクレタ島の中間に位置する島。飛行士育成学校の訓練基地であり、初等練習機用の2700m級の滑走路が8本、輸送機用の3900m級の滑走路が一本ある。
イタリアとアフリカの中間に位置し、地中海航路の真ん中に位置するマルタ島を丸々使用した基地。徹底的に要塞化されており、滑走路の保護がしやすいように駐機スペースは地下に、滑走路は島のあちこちから突き出ている離陸用滑走路と着陸用滑走路に分かれている。各滑走路にはまるで空母のようにカタパルトもしくは着陸用ワイヤーが装備されている。
島には、半径100kmをカバーできる長距離対艦装備が配備されており、さらには半径20km内に敵艦船が接近した場合、各地に隠されている沿岸砲を使用する。万が一上陸を許した場合は、基地警備隊並びに駐屯している海兵連隊が迎撃に当たる。
主な軍学校
高級士官の育成を目的とした10年制大学兼研究施設。通常、士官学校卒業したら上級少尉から始まるが、ここの教育課程を修了した場合大佐から始まる。陸海空三軍の共通知識を3年かけて研究、残りをそれぞれの専門を研究する。ただし、卒業試験の成績によってさらに数年の研修がある。入学資格は20歳以上、高卒、女子不可。
陸軍最高の士官学校。ここを卒業したものは大体が要職に着く。
海軍で女性が入学可能な唯一の士官学校学校。受験倍率は毎回60倍に及び在学生活は地獄以外の何者でもない。その代わり、卒業すると連邦軍全士官から尊敬さるとともに軍内での要職と定年後の生活が保障される。ちなみに商戦護衛艦隊の士官は海軍から移籍するか一兵卒からの叩き上げである。
主な軍需企業&開発局
南ベルカ国営兵器廠
王国陸空軍の正面装備(戦車・装甲車・航空機etr)の設計・製造を担当する。特に航空機の設計・製造技術は他の追従を許さない。近年は民間企業に受注枠を奪われている。
国立中央火砲設計局
王国軍各種火砲、小火器の設計を担当。卓越した技術により安く、頑丈で、使い勝手の良い小火器を数多く設計している。
シグ・ミリタリー
主に銃砲の設計・販売を行っている。戦車砲・艦船搭載砲・軽重機銃・自動小銃等。
ウスティオ・エア・モーターズ
民間の航空機製造会社としては連邦一位の会社。大型機が得意分野だが小型機の製作にも挑戦している。
レオパルド・モーター社
戦闘車輛の車体等を扱っている会社。[ジークフリート]の生産下請けも行っている。
ヒューレット発動機械
主に自動車などのエンジンを生産している会社。軍用車輛のエンジンなどを手がけている。
ヴァンガード鉄鋼重工業社
主に支援車輛の製造を担当している。南ベルカ国営兵器廠の委託を受け[BMP-1]等の製造を行っている。
メリポス電気電子産業
主な兵器の電子部品の開発・生産を行っている。軍が使用している電子機器の全体の4割をこの会社が製造している。
ゴーク・システムズ
純粋な防衛関連企業。衣類から正面装備まであらゆる分野に参入している。
ベルマット重工
王国海軍の艦艇の建造を担当。3世紀続く老舗造船業者。
各軍の中央の構成
統合幕僚部(背広組)
- 統合司令部 タライアン・バセクス幕僚長
- 特殊作戦群司令部 ゲラ・ランゲスチ幕僚士
- 統合技術本部 マルチ・カラチェック幕僚士
- 統合防衛情報局 ゴルガーラ・メリャーチ幕僚補
- 統合補給廠 ヴァルヴェーラ・マーリチ幕僚補
- 統合教育本部(教育司令部) ペローファ・カリグバロ幕僚士
- 統合衛生本部(各軍立病院) ノルフェ・カリスチノ幕僚士
陸軍(制服組)
- 中央参謀本部 参謀長メリッシュ・ファーコード大将
- 中央軍(首都管区集団、特殊戦闘集団、中央独立戦闘団) 総司令官ローラン・ハリッシャー大将
- 陸軍技術開発本部(実戦観測兵団、実験観測工兵団) 主任部長バリャッシー・マーカー少将
- 陸軍医療本部(第1臨床医療団) 主任部長マチルダ・レッチャー中将
- 陸軍補給・輸送軍団司令部 司令官カルシファー・マーケット中将
- 陸軍教育総隊 総監ドーラ・クライスブルク中将
- 沿岸警備隊総司令部 司令官ショウター・マッキーニ中将
海軍
- 王国艦隊総司令部 司令長官マリファーナ・シャリストラス大将
- 潜水艦隊総司令部 司令長官キャフチャー・メルクス中将
- 海軍作戦本部 本部長ゴート・フラックラー中将
- 海軍技術開発本部 主任部長ジャンカー・マクミラン少将
- 海軍医療本部 主任部長ガルファラ・ドライアス中将
- 海上兵站司令本部 本部長ベーカー・ガラコフチャー中将
- 海軍航空隊総司令部 司令長官ガリファ・レタローヘン大将
- 海軍地上戦闘軍司令部 司令官カリスター・ハーランド中将
- 海軍教育総隊 総監ラフダー・ベーリング中将
空軍
- 航空作戦総作戦本部 総監ヘルトラント・ジャルガー大将
- 戦闘航空軍 司令官ハッラー・マニュファスト大将
- 戦略爆撃軍 司令官ガルグ・フォレスト中将
- 防空司令部 総監ガルファ・ハライスク中将
- 航空情報本部 主任部長ヨハン・ウェルト・フス上級大佐
- 核兵器運用司令部 主任部長デュラーク・メルファイ大将
- 航空機動作戦団(空挺部隊) 司令官ベリュドフト・シャッファー少将
- 航空技術開発本部 主任本部長シェルマート・リックマン少将
- 空軍基地防衛部 主任部長フランチェ・ノルバーグ少将
- 空軍整備補給部 主任部長ジェラ―ルモ・カリストファ少将
- 空軍訓練総本部 主任本部長リッチャー・バルクホルン少将
主要部隊司令部員
陸軍
- 北部方面軍司令 ベルケーレ・クライツブルグ中将
- 同方面軍参謀長 クラリス・フォン・ザッハ大佐
- 西部方面軍司令 マルキ・ドナスィヤン中将
- 同方面軍参謀長 レイミ・シュバイツェル大佐
- 南部方面軍司令 ドロシー・ハーグリーブス中将
- 同方面軍参謀長 キキョウ・スガワラ准将
- 東部方面軍司令 サンクロウ・カナメ中将
- 同方面軍参謀長 カデナ・ラスォート大佐
- 波守備軍団司令 パッパ・パリストロフ少将
- 同軍団作戦参謀 リン・トオサカ中佐
海軍
- 第一艦隊司令 アルビレオ・イマ中提督
- 同艦隊参謀長 ベルヴァルト・クレッチマー大佐
- 第二艦隊司令 シューバンクル・マルセイ大提督
- 同艦隊参謀長 イリヤスフィール・フォン・アインツベルン中佐
- 第三艦隊司令 ケイン・バートレット中提督
- 同艦隊参謀長 ベック・パイヤー大佐
- 第四艦隊司令 バルク・ロドネイ中提督
- 同艦隊参謀長 ピット・メリストラス代将
- 第一潜水艦隊 イザーク・ベルクレイン少将
- 第二潜水艦隊 アアル・ヴァンリート少将
- 第15機動戦隊司令 ラーク・フッチ小提督
海軍地上戦闘軍
- 第一上陸軍団 ジュート・ウィッケンハイナー中将
- 第一海兵師団 ローグ・ドルバーグ少将
- 第二海兵師団 ボンテ・ウェル―チェ少将
- 第一砲兵旅団 トーマス・コンフィート代将
- 第一機甲師団 ウィンランド・バルネ少将
- 第一揚陸船団 トルノ・ヤルターセ大佐
- 第三揚陸船団 メルカ・ドミニク大佐
- 第二上陸軍団 カリントス・ソロモン中将
- 第三海兵師団 ヴィスマルク・テイラー少将
- 第四海兵師団 ビンセント・ヴォーゲル少将
- 第二砲兵旅団 ナハトラク・ヴェルゴロスキー代将
- 第二機甲師団 フェッカー・グラントフィールド少将
- 第二揚陸船団 ミエコ・ハセガワ大佐
- 第四揚陸船団 ブラッド・フラツェ大佐
- 第三三陸戦旅団 ガルヴェール・ルペ大佐
命令系統
命令権の順序
- 国王→・大統領→国防省→各軍中央司令部→各戦闘部隊
・王国正規騎士団(国王直下)
階級名称
- 名誉職。上級大将は実務的な権限を有しない名誉職であり、退役した大将に与えられる場合が多い。大元帥、元帥は特定、もしくは全般的に特化した能力を持つものに与えられる階級であり、年齢性別に関係なく抜擢される可能性がある。大元帥、元帥にはそれぞれ原色が割り振られており、色一つ一つに意味がある。その色の意味する能力を持ったものがいなければその席は欠員となる。
上位 |
/ |
大元帥(1名) |
大元帥(1名) |
大元帥(1名) |
中位 |
/ |
元帥(3名) |
元帥(3名) |
元帥(3名) |
下位 |
/ |
上級大将(6名) |
上級大将(6名) |
上級大将(6名) |
- 将官。陸軍では旅団(または師団、軍団)以上の部隊、海軍では艦隊の司令官など。陸軍大将以下准将、海軍大将以下准将、空軍大将以下上級大佐までの階級が将官に属す。
上位 |
幕僚長 |
大将(5名) |
大将/大提督(5名) |
大将(5名) |
中位 |
幕僚補 |
中将 |
中将/中提督 |
中将 |
下位 |
幕僚士 |
少将 |
少将/小提督 |
少将 |
最下位 |
幕僚官 |
准将 |
代将 |
上級大佐 |
- 佐官。陸軍では連隊から大隊程度の部隊の指揮官、海軍では艦長、副長、船務長その他の科長など、空軍では航空団、作戦群、飛行大隊程度の部隊の指揮官。
上位 |
大佐 |
大佐(だいさ) |
大佐 |
中位 |
中佐 |
中佐 |
中佐 |
下位 |
少佐 |
少佐 |
少佐 |
- 尉官。陸軍では中隊以下の部隊の指揮官など、海軍では船務士等、分隊長、分隊士など、空軍では飛行中隊以下の部隊の指揮官など。
上位 |
大尉 |
大尉(だいい) |
大尉/飛行長 |
中位 |
中尉 |
中尉 |
中尉/一等空士長 |
下位 |
上級少尉 |
上級少尉 |
上級少尉/二等空士長 |
幹部候補生 |
少尉 |
少尉 |
少尉 |
- 下士官。陸軍では小隊の先任副長や分隊長を勤める。海軍では乗組員が60名以下の艦の船務士等、班長など、空軍では整備部門や基地隊の班長など。
最上位 |
兵曹長 |
上等(役職)兵曹長 |
兵曹長/一等空士 |
上位 |
軍曹 |
(役職)兵曹長 |
兵曹/二等空士 |
中位 |
伍長 |
一等(役職)兵曹 |
上等兵長/訓練空士 |
下位 |
兵長 |
二等(役職)長 |
兵長 |
- 兵。基本的に新兵によって構成される。志願兵の場合は一等兵から始まり、2年の教育期間を経て上等兵(海軍では兵長)に昇任する。その後服務1年で下士官への昇任テストの受験資格を与えられる。合格できなくてさらに2年間服務すれば昇任できる。義務兵役で入隊したものは三等兵から始まり、二等兵で兵役を終える。
上等兵 |
上等兵 |
兵長 |
上等兵 |
一等兵 |
一等兵 |
一等水兵 |
一等兵 |
二等兵 |
二等兵 |
二等兵 |
二等兵 |
三等兵 |
訓練兵 |
訓練兵 |
訓練兵 |
※海軍将官に用いられる「提督」は基本的に国内でのみ使用する。例外として他国からの受勲や式典参加の場合は[提督]が用いられる。
※[提督]の号は水上艦隊の指揮官にのみ与えられるものであり、制服組や潜水艦部隊指揮官は他国と同様に「将」となる。
※海軍の下士官は○○の部分に所属する科の名前が入る。
特殊作戦群(主な特殊部隊)
表向きは大使館付駐在武官もしくは大使館警備員。実際は国防相直下の特殊作戦部隊。彼らは士気・技術・装備全てにおいて王国随一で、各国領内で極秘任務を行う。その実力はアルティス・日本の特殊部隊に匹敵するほどであり、またアメリカのグリーンベレー・シールズ・デルタフォースと戦っても負けないだけの実力がある。ちなみに普段の訓練内容には、対薬物訓練や拷問対策などもしっかり入っており、自白する寸前に何らかの手段によって自決するように叩き込まれている。
強襲偵察任務等最前線で活躍する精鋭部隊。定員600名。
航空母艦等水上艦を本拠地とし、海に接するところなら何処ででも展開する。また、あらゆる戦局にも対応可能。主に上陸地点の情報収集やシージャックに対応する。総員数は700名ほどとされる。
義国版CIA。諜報能力に長ける。対外諜報部・防諜部・電子戦部・潜入部の4つに分かれている。各国駐在大使館に防諜部以外の各班から3名づつ配備されている。
対不正規戦訓練を受けた空軍特殊部隊。高高度落下傘訓練・ヘリコプター降下訓練等を収めたレンジャー有資格者から選抜さる。合格した者は3ヶ月間に及ぶあらゆる分野の基礎を叩き込まれる。定員は800名。
陸軍
具体的な特徴として、各方面軍ごとに戦略的思想が異なっていることがあげられる。たとえば北方軍や西方軍ならば、機動戦闘に適さない山岳部が多いことから城塞などの固定陣地に篭り、砲兵などの長距離戦力を重視する傾向が強い。また逆に、重要拠点までを多く抱え、侵攻されやすい平地が多い東方軍では高い機動力を持つ機甲部隊による機動戦闘や浸透作戦を好む傾向が強い。
平時における総戦力 |
5個方面軍、3個独立戦闘団、4個独立戦車軍、2個即応集団、1個特殊作戦群 |
方面軍(平時) |
4個歩兵師団、4個普通科(自動車化歩兵)師団、4個機甲師団、3個砲兵師団、6個要塞師団、諸支援部隊 |
独立戦闘団(中央軍および独立遊撃軍) |
1個歩兵師団、3個普通科師団、2個機甲師団、2個砲兵旅団、諸支援部隊 |
海軍
ウェスペルタティア海軍は他に類を見ないほど(アメリカ、日本には負けるかも)多くの予算が割り振られていたが、92年度からはじまった軍事改革で大幅な予算削減が決定された。
また、世界的に有名なものとして海援隊(正式名称:商船護衛総隊)の存在があげられる。海援隊は全体(陸上勤務から乗組員等すべて)の96%が女性で構成されており、[女性海軍]と呼ばれている。
第二艦隊 |
第一機動(空母)艦隊。構成:メデューサ級2隻、サピュター級2隻、マーキュリー級2隻、イージス級ミニイージス艦4隻、ダ・カーポ級ミサイル駆逐艦4隻、コルテックス級護衛艦8隻、ハルマ級DDH2隻、ポーラ級フリゲート6隻 |
第三艦隊 |
北大西洋・バルト海を担当。構成:マーキュリー4隻、イージス級2隻、ダ・カーポ級4隻、コルテックス級4隻、エーゲ級6隻、ほか多数 |
第一潜水艦隊 |
北大西洋・北極海における通商破壊戦・哨戒任務に従事。212A型多数。 |
第一艦隊 |
地中海・黒海を担当。構成:マーキュリー級4隻、サピュター級4隻、ダ・カーポ級4隻、ハルマ級2隻、エーゲ級12隻 |
第四艦隊 |
第二機動(空母)艦隊。構成:改メデューサ級2隻、サピュター級2隻、マーキュリー級4隻、イージス級2隻、ダ・カーポ級4隻、コルテックス級2隻、ハルマ級4隻、ポーラ級4隻、ジャラングラー級補給工作艦2隻 |
第二潜水艦隊 |
領海及び主要航路における敵潜水艦攻撃・追跡任務に従事。212A型多数。ノーチラス(非核搭載型)多数。 |
海援隊(商船護衛艦隊) |
各種フリゲート艦並びに旧式主要戦闘艦(総兵員数1万1200) |
地方駐留艦隊 |
各種高速攻撃艇団 |
第15機動(特殊コマンド)戦隊 |
ハウンド級1隻、エーゲ級2隻、ロミオ級情報収集艦1隻 |
空軍
空軍の特徴としては配備されている作戦機の種類が非常に多いことがあげられる。これは南ベルカ国営兵器廠等優秀な航空機メーカーが多いため、予備部品の確保が容易であるからとされる。
中央防衛管区 |
制空戦闘機40機、支援機6機 |
東部防空管区 |
制空戦闘機100機、支援機25機 |
西部防空管区 |
制空戦闘機60機、支援機12機 |
南部防空管区 |
制空戦闘機50機、支援機10機 |
北部防空管区 |
制空戦闘機80機、支援機10機 |
第一航空集団(司令部ティンズマルク空軍基地) |
戦闘攻撃機80機、攻撃機60機、戦略爆撃機70機、支援機35機 |
第二航空集団(司令部メガロメセンブリア空軍基地) |
戦闘攻撃機60機、攻撃機30機、支援機20機 |
第三航空集団(司令部タソス島空軍基地) |
戦闘攻撃機40機、攻撃機40機、戦略爆撃機40機、支援機20機 |
第四航空集団(司令部南部ウェルシェスト空軍基地) |
戦闘攻撃機50機、攻撃機40機、支援機20機 |
第五航空集団(司令部グラモスーカ空軍基地) |
戦闘攻撃機40機、攻撃機40機、戦略爆撃機40機、支援機20機 |
準軍事組織
文字通り国境の警備等を行う部隊。国境は山間部が多いことから野生動物等も多く生息しておりセンサー等での警備が難しいため、多くの人員が割かれている。人員:10万弱
他国とあまり変わらない役目を持つ。人員:3万弱
警察隷下の大規模・重武装犯罪組織への対応を任務とする部隊。武装蜂起や大規模テロなどは勿論、立てこもりやハイ・シージャックにも対応できるように訓練されている。人員:2万弱
デモ活動等の大規模集会時の警備や道路整理等を担当する部隊。武装は一般警官と変わらず、あくまで警察の補助部隊という位置づけ。人員:4万弱
その他の軍人
ヴェルベ・シュトライアス |
ポーランド懲罰作戦[ファル・ヴァイス]に北部方面軍第3機械化歩兵師団師団長として参加。バルト海を目の前にし敵の狙撃により戦死。二階級特進により中将に昇格。享年50歳。国には妻と二人の娘がいた。 |
勲章
王国議会および国王の承認を経て授章される、軍人に対する最高位の勲章。
大部隊を率い戦功を上げた司令官に授章される。ちなみにステンノとはギリシャ語で強いという意味である。
- 殊勲十字章(Distinguishec Service Cross)~
陸軍軍人の軍功に対して与えられる、名誉勲章の次位の勲章。海軍及び海軍地上戦闘軍(海兵隊)は海軍十字章(Navy Cross)、空軍は空軍十字章(Air Force Cross)となるがこれは陸軍がもっとも古くからある軍隊であるため。
今より約230年前に制定された由緒ある勲章。主に多大な軍事的功績を上げた将校にのみ授章される。
武功勲章。すなわち戦闘において戦果を上げたものに授与される。順序は↓の通り。~
2級鉄十字勲章→1級鉄十字勲章→騎士鉄十字勲章→大鉄十字勲章→柏葉付騎士鉄十字勲章→柏葉・剣付騎士鉄十字勲章→柏葉・剣・ダイヤモンド付鉄十字勲章→金柏葉・剣・ダイヤモンド付騎士鉄十字勲章(プール・ル・メリット勲章とは別)
戦傷軍人に与えられる。
装備品
陸軍
[Stgw90 (90式突撃銃)]
SIGミリタリー社が開発した自動小銃。76式突撃銃の後継として採用された。
口径 |
5.56mm×45 |
全長 |
998mm |
銃身長 |
528mm |
マガジン |
20/30発 |
発射速度 |
700発/min |
[Stgw91 (91式突撃銃)]
Stgw91の派生型。全長を短くし、空挺隊員や車輛兵用に採用。ストックを折りたたみ式に変更してある。
口径 |
5.56mm×45 |
全長 |
672mm |
銃身長 |
402mm |
重量 |
3.4kg |
マガジン |
20/30発 |
発射速度 |
700発/min |
[T-80 ガルム]
王国陸軍の最新型。ジークフリートよりも高価だが、それに見合うだけの性能がある。採用数はそう多くはない。
全長 |
9.66m |
車体長 |
7m |
全幅 |
3.6m |
全高 |
2.2m |
重量 |
46t |
懸架方式 |
トーションバー方式 |
速度 |
65km/h(整地)/45km/h(不整地) |
行動距離 |
335km/600km(外部タンク搭載時) |
主砲 |
125 mm滑腔砲 2A46 |
副武装 |
12.7 mm機関銃NSVT/7.62mm機関銃 PKT |
装甲 |
複合装甲 |
エンジン |
ガスタービンエンジンGTD-1250 1250馬力 |
乗員 |
3 名 |
重戦車[ジークフリート]
重戦車ジークフリートは「南バルカン国営兵器廠」開発した戦車である。本戦車は王国陸軍の近代化の一環として開発されたものであり、将来的には王国陸軍の戦車は全てこれに転換されるだろう。また、非常に高価だった製造コストも量産により徐々に低くなっている。現在、ナレバックの退役が始まっており、年産200両のスピードで配備が進められている。
ジークフリート |
性能諸元 |
全長 |
9.67 m |
車体長 |
7.72 m |
全幅 |
3.75 m |
全高 |
2.79 m |
重量 |
55.15 t |
懸架方式 |
トーションバー方式 |
速度 |
72km/h(整地) (不整地) |
行動距離 |
340 km(整地) 220 km(不整地) |
副武装 |
7.62機関銃MG3A1 (同軸×1)12.7重機関銃MG5A1(対空×1) |
装甲 |
複合装甲 |
エンジン MTU MB 873~ V型12気筒ターボディーゼル~ 1500 馬力 / 2600 rpm |
中戦車[T-64 ナレバック]
中戦車[T-64 ナレバック]は南バルカン国営兵器廠が開発した戦車である。旧式化に伴い、退役が進められている。退役した車両は、訓練部隊や予備役・各地の憲兵隊に配備されるか後進国に供与・売却される予定である。
T-64 |
性能諸元 |
全長 |
9.2 m |
車体長 |
6.54 m |
全幅 |
3.4 m |
全高 |
2.2 m |
重量 |
36~42 t |
懸架方式 |
トーションバー方式 |
速度 |
65 km/h |
行動距離 |
500 km または 700 km(外部タンク搭載時) |
主砲 |
115 mm滑腔砲 2A21(T-64)または 125 mm滑腔砲(T-64A以降) |
副武装 |
7.62 mm PKMT 同軸機関銃 12.7 mm NSVT 機関銃 |
装甲 |
複合装甲 |
エンジン |
5DTF 水平対向5気筒 多燃料ディーゼルエンジン 700 hp |
乗員 |
4 名 |
T-64。鎖国時代に南バルカン国営兵器廠で開発された中戦車である。複合装甲、滑腔砲、自動装填装置などが特徴で、主力戦車として使用された。~
T-64の主砲は115mm滑腔砲で、改良型であるT-64A以降では125mm滑腔砲に換装されている。従来の戦車は主砲の砲弾を出し入れするために、専属の乗員である装填手を必要としたが、T-64の主砲ではこれらを自動で行う機構(コルジナ自動装填装置)を採用したため、乗員を1名減らすことに成功している。しかしこの装置は欠陥があり、乗員を死傷させる事故を発生させたが、後に125mm砲用に新型のカセトカ自動装填装置が採用された。~
開発当時は非常に先進的な戦車であったが、それが運用の難しさを招いたともいわれる。世界に先駆けて近代戦車の技術的条件を備えた戦車であったが、開発当時は非常に高価な装備だったため、あまり普及しなかった。~
T-64は同時期に生産されたT-62やT-72に比べ限定的な数(各型合計約3600輌)しか生産されなかったが、開国も王国陸軍と海軍陸戦隊で現在も多数が使用されている。また、リビア軍でも少数が運用されているとされる。
バリエーション~
T-64A~
115 mm口径のD-68(2A21)砲を装備する最初の量産型。700 馬力の5TDFエンジンを装備する。1961年に完成され、数百輌が王国陸軍に配備された。 ~
T-72~
125 mm口径のD-81T(2A26)砲を搭載する派生型。長年にわたって生産され、年度により装備の異なるいくつかの派生型が存在する。T-64よりも格段に生産性・整備性が向上した。基本スペックは同じ ~
T-64AK~
指揮戦車型。~
T-64R ~
T-64をT-64A仕様に改修した型。1977年から1981年の間に多くのT-64がこの仕様に改修され、部隊配備された。 ~
T-64B
2A46砲を搭載し、9M112コブラ対戦車ミサイルを運用する。 ~
T-64BK
指揮戦車型。~
主力(中)戦車「T-72 ワルコゥート」
上記表の通り。南バルカン国営兵器廠が開発したT-64の量産型。
機械化歩兵戦闘車両[BMP-1]
南バルカン国営兵器廠が開発した歩兵戦闘車。制式化されてから既に3,0000両以上が生産されており、歩兵の足として各地で活躍している。
全長 |
6.71m |
全幅 |
3.09m |
全高 |
2.06m |
重量 |
14.6t |
エンジン |
タイプ5D20 ターボ加給器付き6気筒水冷ディーゼルエンジン |
最高速度 |
60km(路上) |
航続距離 |
500km |
武装 |
30mm速射機関砲、ファゴット対戦車ミサイル1基予備数8 |
乗員 |
乗員3名、兵員10名 |
機械化歩兵戦闘車両[BMP-2]
1990年3月に量産体制が整った最新式歩兵戦闘車。南バルカン国営兵器廠が前作のBMP-1を元に開発した。しかし、設計から既にBMP-1と大きくかけ離れておりまったくの別物と言っても過言ではない。(車体モデル:メルカパ)
全長 |
9.89m |
車体長 |
8.89m |
全幅 |
5.52m |
全高 |
2.44m |
重量 |
36.3t |
懸架方式 |
トーションバー方式 |
速度 |
整地69km/h 不整地56km/h |
行動距離 |
560km |
武装 |
105mm滑空砲Bh105×1 80mm迫撃砲×2 12.7mm重機関銃MG5A1(対空用)×1 7.76mm同軸機銃×1 |
装甲 |
複合装甲 |
乗員 |
乗員4名 兵員8名 |
主力野砲「G5 アームスカー」
国立中央火砲設計局が開発した155mmガン/ハウザーである。
全長 |
9.1m |
全幅 |
2.50m |
全高 |
2.30m |
重量 |
13.5t |
最大射程 |
通常弾で3km、HEBB(ベースブリード)弾使用時3.7km |
海軍
電子機器類は機密保持のためあえて表示せず。
シャルンホルスト級巡洋戦艦
べルマット重工で設計・建造された巡洋戦艦である。強力な対空武装と快速が特徴。1993年中に全艦退役することが決定している。。
排水量 |
基準32.000t、満載38.900t |
寸法 |
全長234.90m、最大幅30.00m、喫水9.10m |
推進器 |
出力160.000馬力の蒸気タービンで、3軸を駆動 |
速力 |
36kt |
装甲 |
舷側帯330mm、甲板50~110mm、砲塔355mm |
兵装 |
3連装380mm砲3基、連装150mm砲6基、連装105mm高角砲8基、連装37mm対空機関砲12基、単装20mm対空機関砲12基、6連装SAM発射機4基、3連装600mm魚雷発射管4基、255kg対潜爆雷投射機2基 |
搭載機 |
ハリアー2機、SH-60K哨戒ヘリ3機 |
乗員 |
1940名(士官及び下士官兵) |
ウルク級主力戦艦
ベルマット重工で設計・建造された戦艦。強力な460mmと精密射撃を可能にするソフィアット光学標準器を装備する。1992年中に全艦退役した。
排水量 |
46.900t、満載57.600t |
寸法 |
全長255.50m、最大幅36.90m、喫水最大11.00m |
推進器 |
出力168000馬力の蒸気タービンで3軸を駆動 |
速力 |
32kt |
装甲 |
舷側帯420mm、甲板80~130mm、砲塔460mm |
兵装 |
3連装460mm砲3基、連装150mm砲2基、連装105mm両用砲6基、連装37mm対空機関砲8基、単装20mm対空機関砲38基、600mm魚雷発射管6基、255kg対潜爆雷投射機2基 |
搭載機 |
ハリアー2機、SH-60K哨戒ヘリ3機 |
乗員 |
2840名(士官及び下士官兵) |
メデューサ級正規空母
王国初の正規空母。王国の科学技術の結晶。一隻作るのにウルク級戦艦2隻分の費用がかかる。現在2隻就役中。一番艦[メデューサ](第一空母群)、二番艦[ミトルア](第二空母群)
排水量 |
基準81.600t 満載91.487t |
寸法 |
全長316.99m 最大幅40.80m 喫水11.30m |
飛行甲板寸法 |
全長333.15m 最大幅77.11m |
推進器 |
280.000馬力の特殊タービンで4軸を駆動 |
速力 |
巡航20kt 最大速度35kt |
兵装 |
8連装シースパロー艦対空ミサイル3基、20mmCIWS4基、4連装スコット多目的ミサイル発射機2基 |
搭載機 |
最大100機の収容能力があるが、通常は86~92機 |
乗員 |
3.300名及び航空要員3.000名 |
改メデューサ級原子力航空母艦
メデューサ級正規空母の機関を原子力推進に変えたもの。航続距離と速力が著しく向上。補給回数の大幅な削減に成功。より長距離航海が可能になった。また、近接防御火力が強化された。現在2隻が就役中。一番艦[ロードス](第三空母群)、二番艦[ロンギヌス](第四空母群)。
ハウンド級軽/コマンド空母
ベルマット造船所で設計・建造された空母。固定翼機(VTOL機)を少々と強襲コマンド部隊及びそれに連携する強襲ヘリコプター部隊を搭載する。現在一番艦[ハウンド]のほかに1隻が就役中。
排水量 |
基準23,900t 満載28,700t |
寸法 |
全長226,9m、全幅27,4m、喫水8,7m、飛行甲板幅48,8m |
推進器 |
76,000馬力の蒸気タービンで2軸を駆動 |
速力 |
28kt |
兵装 |
4連装シーキャットSAM発射機2基(ミサイル60)、20mmCIWS 2基 |
搭載機 |
ハリアーVTOL攻撃戦闘機8機、UH-80M対潜ヘリ6機、UH-80E多目的ヘリ6機 |
乗員 |
航空部隊要員あわせて1,350名(さらに750名の海兵隊コマンド部隊員と車両兵員揚陸艦[LCVP]4隻を搭載可能) |
マーキュリー級ミサイル巡洋艦
べルマット重工で設計・建造された巡洋艦。モデルはソビエト海軍のクレスタⅠ級と見られる。現在一番艦[マーキュリー]のほかに8隻が就役中。
排水量 |
6000t 満載7600t |
寸法 |
全長155.5m、全幅17.0m、喫水6.0m |
推進器 |
出力10.0000馬力の蒸気タービンで2軸を駆動 |
速力 |
34kt |
兵装 |
2連装 P-35 プログレス 対艦ミサイル発射機2基(ミサイル4+16)、4連装ヴォルナ対空ミサイル発射機2基(ミサイル48)、127mm単装速射砲2基、30mm ADG6-30 CIWS 4基、12連装RBU6000 対潜ロケット発射機2基、3連装533mm魚雷発射管2基 |
搭載機 |
SH-80A対潜哨戒/ミサイル誘導観測ヘリ1機 |
乗員 |
400名 |
サピュター級ミサイル巡洋艦
ベルマット重工で設計・建造された巡洋艦。モデルはアメリカのベルナップ級トラクスタンと見られる。現在一番艦[サピュター]のほかに18隻が就役中。
排水量 |
8.200t 満載9.127t |
寸法 |
全長171.9m、全幅17.7m、喫水9.4m |
推進器 |
出力70000馬力の蒸気タービンで2軸を駆動 |
速力 |
32.5kt |
兵装 |
4連装ハープーンSSM発射機2基(ミサイル8+12)、連装SAM/ASROC ASWミサイル発射機(SAM40+ASROC20)、単装127mm両用速射砲1基、20mmCIWS2基、連装320mmASW魚雷発射管2基 |
搭載機 |
SH-2F哨戒ヘリ1機 |
乗員 |
561名(士官39名) |
エーゲ級フリゲート
平凡な性能を持つフリゲート艦。安価ながらそこそこの活躍が期待できる。
ポーラ級フリゲート
エーゲ級を改良し、対艦能力と索敵能力を強化した型。費用は変わらず。
ハルマ級ヘリコプター搭載護衛艦
ヘリコプターを用いた対艦・対潜戦闘に優れている。建造コストは比較的安い。
ダ・カーポ級ミサイル駆逐艦
平凡的なミサイル駆逐艦。エーゲ級よりは速く使いやすい。
コルテックス級護衛艦
対潜・対空能力に特化している。反面、対地・艦能力は限定されている。
ラウマ級高速攻撃艇
王国海軍の主力戦闘艇である。1992年からはじまった軍事再編計画で多数退役した。現在100隻以下まで削減。
排水量 |
基準280t 満載300t |
寸法 |
全長45.0m、全幅8.9m、喫水3.0m |
推進器 |
出力10.230馬力のディーゼル3基で3軸を駆動 |
速力 |
30kt |
兵装 |
RBS15対艦ミサイル8発、マーヴェリック57mm砲1門、6連装赤外線ホーミングSAM発射機2基またはサコ23mm砲4門、チャフ/フレア発射機1門、爆雷軌条 |
乗員 |
約20名 |
沿岸戦闘艇[タナトス級]
高速・強武装・維持費の安さが売り。即応性が高い。
基準排水量 |
200t |
全長 |
50,1m |
幅 |
8,4m |
喫水 |
1,7m |
推進器 |
ガスタービン3基3軸 |
出力 |
16200馬力 |
速力 |
44kt |
兵装 |
76mm単装砲1基 SSM-1B SSM3連装2基 12.7mm単装機銃2基 |
乗員 |
18名 |
ディーゼル動力攻撃型潜水艦[ポセイドン級]
王国の近代潜水艦一号を元に設計された艦。1992年中に退役が決定。
排水量 |
水上基準2,750t、水中基準3,600t |
寸法 |
全長82,0m、最大幅8,9m、喫水7,40m |
推進器 |
ディーゼル2基で出力7,700馬力を供給し、電動機2基で1軸を駆動 |
速力 |
水上12t、水中20kt |
潜行深度 |
通常300m、最大500m |
魚雷発射管 |
533m発射管8門(船体前部6門、船体中央2門) |
基準搭載武装 |
音響追跡型・磁気追跡型魚雷およびハープーン対艦・対地ミサイル50発 |
乗員 |
80名 |
AIP潜水艦「212A型」
一定の海域で長期の警戒監視活動を行うのに適した潜水艦として設計された。現在、ポセイドン級に代わり14隻が配備されている。
基準排水量 |
2,900t |
全長 |
82m |
全幅 |
8.9m |
船型 |
葉巻型複殻式(一部単殻) |
推進器 |
極秘 |
出力 |
7,700馬力 |
最大速力 |
20kt(水中)/13kt(スノーケル) |
魚雷発射管 |
680mm発射管6門(前部) |
基準搭載武装 |
音響追跡型・磁気追跡型魚雷および潜水艦発射型多目的ミサイル 約48発 |
乗員 |
40名 |
原子力攻撃潜水艦「ノーチラス」
王国初の原子力潜水艦。弾道弾搭載型も今後開発されることが予想される。現在2隻の配備が確認されている。
排水量 |
機密 |
全長 |
100m |
全幅 |
9.5m |
船形 |
機密 |
推進器 |
原子力以下機密 |
最大速力 |
30kt(水上)/機密(5~60ktほどは楽々出せる模様)(水中) |
魚雷発射管 |
680mm発射管8門(前部)、垂直発射式弾道弾発射筒2門 |
搭載武装 |
音響追跡型・磁気追跡型魚雷および潜水艦発射型多目的ミサイル 推定6~80発、水中発射式戦術核ミサイル2基 |
乗員 |
60名 |
空軍
90年以前までは陸海軍の航空隊として存在していたが、軍事改革の一環としてついに独立した軍となった。
全天候迎撃機[F-2000 Mirage]
突如として敵航空軍が領空侵犯を行った場合の初期迎撃任務を想定して設計された制空機。デルタ翼を採用し高速性能を高めている。
全幅 |
9.13m |
全長 |
14.36m |
全高 |
5.20m |
主翼面積 |
41.0㎡ |
エンジン |
アフタバーナー使用時定格静止推進力98.06kNのSNECMA M53-P20 ターボファン・エンジン1基 |
重量 |
自重7,500kg 最大離陸重量15,000kg |
最大速度 |
2,335km/h |
航続距離 |
2100km |
兵装 |
胴体前方下面にBK30mm機関砲2門、加えて最大6300kgの投下兵装品を搭載可 |
多用途作戦機[EF-2000 typhoon]
対地・対空・対艦とあらゆる任務に対応できるように設計された作戦機。連邦空軍の主力作戦機である。
全幅 |
10.95m |
全長 |
15.96m |
全高 |
5.28m |
エンジン |
ドライ時定格推進力約90kNのヒューレットジェットEJ-2000ターボファン・エンジン2基 |
重量 |
自重10.995kg 最大離陸重量23.000kg |
最大速度 |
2,125km/h |
航続距離 |
1640km |
兵装 |
前部胴体右側にBK27mm機関砲1門、加えて最大8.000kgの機外搭載品を搭載可 |
多用途作戦機 [JAS39 Gripen]
タイフーンの補助機として開発された軽量作戦機。補助を目的として開発であったが技術的にはタイフーンと同等のレベルにある。
全幅 |
8.40m |
全長 |
14.10m |
全高 |
4.50m |
エンジン |
ドライ時定格推進力54.00kN、アフターバーナー使用時推進力80,51kNのヒューレットRM12ターボファン・エンジン1基 |
重量 |
自重6.622kg 最大離陸重量13.000kg |
最大速度 |
2,125km/h |
航続距離 |
3.000km(増槽携行時) |
兵装 |
前部胴体下部にBK27mm機関砲1門、加えて最大6.500kgの機外搭載品を携行 |
戦略爆撃機[B-55 Blackjack]
主に絨毯爆撃などの通常兵器運用を目的とした8発大型爆撃機。
全長 |
49.05m |
全幅 |
56.39m |
主翼面積 |
12.40㎡ |
全高 |
12.40m |
水平尾翼幅 |
15.85m |
水平尾翼面積 |
83.65㎡ |
運用空虚重量 |
62.771kg |
最大ペイロード |
23.413kg |
最大離陸重量 |
229.088kg |
最大ランプ重量 |
148,780kg |
燃料 |
機内135.821k、固定式機外タンク4,134kg |
最大兵器搭載量 |
22.680kg |
最大速度 |
957km/h |
巡航速度 |
819km/h |
航続距離 |
16,093km以上 |
戦略爆撃機[B-22N Lancer]
核抑止任務・核兵器プラットフォームとして開発された高速爆撃機。搭載能力が限定されているためか合計で39機しか製造されていない。
第二線級作戦機
機種 |
説明 |
Rafale M |
対地攻撃・制空任務など幅広い任務をこなす。万能型。海軍航空隊も使用。ちなみにラファールとは「疾風」を意味する。 |
F-2A |
F-16を元に開発された。対地・対艦のみならず必要とあらば対空任務もこなす。残念ながら数が少ない。F-1の後継機。 |
Su-32 |
退役するSu-25の後継機として配備された。愛称はStrike Flanker |
E-767 |
大型電子戦機。空中管制機としても運用される。 |
P-3C |
対潜哨戒機。時にはハープーンを抱えて敵艦隊へ突っ込むような任務の想定されている。 |
C-17 |
大型輸送機。ペイロード77tを搭載して4,000kmも飛べる。改良型が空中給油機として就役中。 |
最終更新:2009年03月16日 13:13