キューバ革命人民共和国

目次



概要

正式国名 Revolucionario las personas República de Cuba
英語国名 Revolutional People's Republic of Cuba
国旗
国の標語 祖国と自由
国歌 バヤモの歌
公用語 スペイン語・英語
首都 ハバナ
最大都市 ハバナ
国家元首 ラウル・カストロ国家評議会議長
首相 (選定中)ラウル・カストロ国家評議会議長兼任
面積 調査中
総人口 3232万人
GDP(自国通貨表示)  
GDP(MER)  
建国  
通貨  


国名

国名は、カリブ海最大の島であるキューバ島に依っており、「中心地」という意味のインディオ(タイノ族)の言葉であるクバナカン(Cubanacan、現在のオルギン)が由来であるとされている。

地理



歴史

キューバには、当時アラワク族系のタイノ族や、シボネイ族、カリブ族と呼ばれる先住民がおり、温厚な性格の先住民は原始的ながら平和な暮らしを続けていた。1492年10月27日、クリストバル・コロンの第一次航海でヨーロッパ人に「発見」され、スペイン人による征服が始まった。

インディオ達は、スペイン人に支配されたイスパニョーラ島から逃れてきたアトゥエイに指導されてスペイン人への抵抗を続けたが、1511年スペインのベラスケスが率いる遠征隊によって征服された。その後も散発的な抵抗が続いたが、植民地化が進むにつれてスペイン人による虐殺、虐待や強制労働、疫病によってそのほとんどが絶滅したとされる。

スペイン人によるキューバの植民地化は同時に砂糖産業、奴隷産業を盛んにし、インディオの悲劇とは別に、キューバはスペインと中南米の中継地点として著しく発展を遂げ、スペイン領アメリカ植民地第三の都市としてとして発展したハバナには大学や要塞が建設された。

19世紀初め、シモン・ボリーバルやホセ・デ・サン=マルティンらの活躍により、大陸部のスペイン植民地は既に独立していたが、キューバではそのように新たに独立した国から旧王党派が亡命し、スペイン本国はフィリピン、プエルト・リコなどと共に僅かに残った最後の植民地キューバを決して手放すまいとして、駐キューバスペイン軍を強化した。

また隣のイスパニョーラ島西部のフランス領サン=ドマングがハイチとして独立した後、王政や帝政への移行を繰り返して迷走し、酷い混乱状態に陥っている様子が伝わってきた。こうしてこのような様々な事情が積み重なり、砂糖プランターだったクリオーリョ支配層はこの時期には独立を望まなくなっていた。 その後サン・ドマングから逃げてきたフランス人農園主の技術が導入されて、キューバでも大規模な奴隷制砂糖プランテーションが発達し、1840年代には世界最大の砂糖生産地となった。また、それまでスペインの専売だった葉巻の販売が自由化されると砂糖に加えて、葉巻の通商でも富を得るようになった。しかし同時に、1830年代からスペインの支配者が次第に抑圧的となり、キューバ国内の入植者の間では次第に独立の気運が高まり、一時キューバのアメリカ合衆国編入を目指す運動も起きた(こうした動きはエル=サルバドルやドミニカ共和国にもあった)。

地域・行政区画



代表的な都市



政治

憲法

立法府

国家評議会:人民権力全国会議(議会)の閉会中に、立法機能を果たす集団指導機関。内閣とは別個の存在。首長は国家評議会議長で、国家元首を務める。
議会:立法権行使機関として、一院制の人民権力全国会議(1976年発足)が存在。当初は、代議員を人民権力地方会(地方自治体)の中から選出する間接選挙制を採用していたが、1992年から国民が代議員を直接選出する直接選挙制度に移行した。総数589議席、任期5年。毎年2回定期的に開催され、議員中から31名の国家評議会議員を選出。

行政

内閣に相当する行政機関として、閣僚評議会が存在。閣僚評議会議長・第1副議長・副議長8名・各国家委員会議長11名及び各部長官23名によって構成。首相(政府首班)に相当する閣僚評議会議長は、国家評議会議長が兼任。

氏名 役職名
ラウル・カストロ 国家評議会議長(国家元首)
ラウル・カストロ 閣僚評議会議長(兼任)
エルネスト・ラファエル・ゲバラ・デ・ラ・セルナ 対外連絡部長(暫定)
アントーニョ・ヘルナンデス・カリエド 内務部長
フルヘンシオ・カンセコ 農務部長
ホセ・ムステリエル 教育部長
ルディ・バルボン 財務部長
マリオ・ガルシア・メノカル 国防部長
ラモン・グラウ・サン・マルティン 交通部長
フェデリコ・ラレード・ブル 建設部長
フェルナンド・ゴンザレス・イエロ 通信部長
アルフォンソ・ディアス・ヨス 司法部長
ビクトル・ハビィ・トニ 経済部長
サルバドール・アジェンデ・セテ 環境部長

国家元首以外はすべて暫定的人事であり現在、選定中

外交



  • 所属組織・締結条約

防衛・安全保障

キューバは革命以来合衆国の侵攻を防ぐために欧州製の装備で重武装しており、現在では49,000人ほどの現役兵が常備兵として活動しており、その他に民兵組織などもある。
総司令官は、国家評議会議長が兼任。徴兵制度が存在し、17~45歳の男子が3年間兵役に服する。国防予算は約7億ドル(2000年)。正規軍兵力は、陸軍兵力3万8千人、海軍兵力3千人、空軍兵力8千人。兵器は殆どがアルティス製。正規軍の他に、青年勤労者軍(6万5千人)、市民防衛軍(5万人)などの民兵が存在する(数値は全て2003年のもの)。



法律・司法



経済


農林水産業

鉱業

工業

金融業

公定歩合

国際経済

科学技術

物価水準



交通


航空

鉄道

道路

海運



民族



言語



宗教



文化

祝祭日

教育

スポーツ

メディア

報道の自由

食文化



外部リンク

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最終更新:2009年03月09日 15:05
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