モンゴル音楽事典楽器

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モンゴル音楽事典楽器 - (2009/11/21 (土) 21:13:54) の編集履歴(バックアップ)


弦鳴楽器


シャンズ Shanz


ヤタグ Yatga


トブショール Tovshuur


ホーチル Khuuchir


モリン・ホール(馬頭琴) Morin Khuur

 モンゴル民族の象徴ともなっている二弦の擦弦楽器。写真のように弾くか、現在では主に椅子に座ってひざに挟みチェロのようにして弾く。「ホール」とはモンゴル語で、抱えて弓で演奏する弦楽器の総称であり、楽器一般を指すこともある。「モリ」はつまり馬のことであり、ネックの部分に馬の頭が彫刻されているのが特徴である(その下に守護神的なものとして龍が彫刻されている場合もある)。
 使用される場面としては、伝統的には(伝統的と一般的に言われているやり方としては)オルティン・ドー(音楽用語の項参照)の後につけてヘテロフォニックな伴奏として用いるか、本当にそっくりな馬やラクダの鳴き声や馬の走る様子、家畜の呼び声などの模倣を含むこともある器楽曲、祝辞の伴奏、叙事詩の伴奏などがある。20世紀以降、比較的新しくできた演奏形態としては、他民族楽器とのアンサンブル(ただしモンゴル王族が宮廷での儀式の際、多数の踊り手と楽人が呼ばれたとの記録があり、そこにアンサンブル的なものがあったかもしれない)、民族楽器、あるいは馬頭琴によるオーケストラ、民族楽器オーケストラあるいは西洋管弦楽団との協奏曲、ポップスとの共演などがある。
 この楽器の起源説話は地方により様々であり、日本では内モンゴルの「スーホ(スフ)の白い馬」の物語が教科書にも取り上げられ有名であるが、モンゴル、特にモンゴル国では「フフー・ナムジル」の物語が有名(物語の内容はここでは割愛)である。

ヨーチン Yochin




気鳴楽器


ツォール? Tsuur/Tsoor


ビシグール Bishguur

中国のチャルメラとよく似ている。しかし現在使われているものはダブルリードの形状をした小さなマウスピースをもつシングルリードのものである。またオクターブキーをもつ。

エヴェル・ブレー Ever Buree

古代の角笛を復元、改良した楽器。現在は木製、金属製キィ付き。サックスと同じマウスピースにサックスのリードを取り付けて奏する。

リムベ Limbe

無鍵の横笛。

膜鳴楽器



体鳴楽器


ドーダラム Duudaram


ヘル・ホール/アマン・ホール(口琴)?



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