ジャスタン




78 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/08/23(水) 08:54:57.81 9/0RRljl

初SS!
優しくしてね。
読みにくいかも。


ここはビスク西。
銀行や鍛冶製品、裁縫器具などほとんどの物が揃う場所。
なんでも、パッチと言う物が来たらしく。
今ビスク西は、人でごった返している。

溶鉱炉の付近を通りかかったときに、可愛らしい声が聞こえてきた。
「新装備のバトルハンマーはいらないもにぃ~?」
あら、ちょうど私の探していた物だわ。
「おいくらかしら?」
私は、そのもに子に近付くと聞いてみた。
「いらっしゃいませもにぃ~今ならなんとMGスチールバトルハンマー28kGでお売りしますもにぃ~」
笑顔が可愛い1顔1髪もに子だ。
「あら?お高くありません?」
「作るのがとっても難しいもに!この価格は、とってもお買い得もに!」
「私、鍛冶の事はよくわからないのよね・・・。」
「わかったもに。お姉さんには、特別に25kGでいいもに!ご奉仕価格もに!」
「じゃあ、お一つ・・・。」

そう言い掛けると、後ろから男の声がした。
このビスクを警護している、ガードの男だ。
「おい!そこのコグニート!」
「あら?何かしら?」
「お前は、我らが同胞を虐殺した手配犯だな!覚悟しろ!」
私が、ちょっとクェイクビートの練習していただけで、襲い掛かってきたあいつらのことかしら?
そういうとガードが襲いかかってきたが、慣れた手付きで私はコダチで攻撃を返し、すかさずモルゲンを頭部に打ち込んだ。
ほんと、言いがかりも程ほどにして欲しいわ。
動かなくなったガードを足蹴にしながら、私はもに子に聞き直した。
「話の腰を折られてしまったわね。で、おいくらだったかしら?」
「もにぃぃぃぃぃ!!20kGでいいもにぃぃ!」
「あら?何をそんなにおびえているの?」
「そのモルゲンを仕舞うもにぃ!危ないもにぃ!」
「でも、血で汚れていてこんなのもう使えないわ。困ったわね・・・。
 そうだ、あなたが持っているそれと交換しましょう。」
私は、満面の笑みを浮かべもに子の表情を伺う。
どうみても、おびえきっている。なぜかしら?
でも、こういう表情って最高にソソるのよね・・・。
「わ、わかったもに!交換するもに!
 だ、だから下ろすもに!振り上げるのやめるもに!」
今にも泣き出しそうなもに子。
何をそんなにおびえているのかしら?さっぱりわからないわ。
そういえば、さっきの騒ぎで周りの人が続々と店仕舞いしている。


79 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/08/23(水) 08:55:33.38 9/0RRljl

私は、もに子に血まみれモルゲンを渡し、鋼鉄製のバトルハンマーを受け取る。
終始もにぃぃぃとか言ってたわね。
握手しただけなのに。そんなに嬉しかったのかしら?

「ありがとう。助かったわ。」
「いえいえもに・・・。私これで店仕舞いもに・・・。失礼するもに。」
赤くはれ上がった右手をさすりながら、もに子は店仕舞いの用意をしている。
「あ、そういえば、もに子さん。」
「な、何もに!もう売り物は何もないもに!許して欲しいもに!」
「言い難いのですけど・・・。」
「も、もにぃ?」
「私・・・。媚びへつらうもに子が大嫌いなんです。」

そう言うと私は、笑顔でもに子の顔面に力いっぱいバトルハンマーを打ちつけた。

「もにぐへぇぇぇぇあぁぁぁぁ」

今日も、私のお陰で世界は平和ね。だって私、ジャスティスタンクですもの。



  • これ好きだあー!Sこぐ姉さんgood!
    -- 名無しさん (2011-12-28 01:02:48)
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最終更新:2011年12月28日 01:02