虐待age



119 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/11/16(木) 09:56:38.30 C+EQV1OF

虐待AGE

今どの時代でもエルモニーが大量に増殖している。
さすがにこれでは種族間バランスの均衡が崩れてしまうので、ニューター・コグニート・パンデモス連盟はエルモニーの長老に人口統制をするように言った。
しかしエルモニー側の返事は予想通りNo

こうしてエルモニーVS他種族の種族間戦争が勃発したのである。
後に言う虐待AGEだ。


俺はニューター連盟から派遣されたモニー駆逐部隊のソルジャーだ。
市場に武器を仕入れに行くが、無駄に愛想を振りまくエルモニーどもが見える。
俺はZoneinfoを確認してみた。1,2,3・・・エルモニーの数は31、西広場のエルモニー許容人数30人をオーバーしている。

我ら3種族同盟では、エルモニーを根絶やしにするようなことはしない。
あれでも生態系の一部であり、バランスを重んじる我が連盟の意に反するのだ。

しかし増えすぎたものは駆除しなければならない。よって各場所ごとにエルモニーの許容人数を決めて、それ以上の数がいる場合は”処理”を行うのだ。
俺は手前でボッタクリ価格の武器を売っているエルモニーを捕まえた。

「人数オーバーだ。お前を連行する」
「ちょ、モニーは他にもいるもに! どうして私もにか!?」
「お前の露店価格に呆れたからだ。MGでもハルバ50kはねーよ」

どうせ寝マクロから材料を仕入れ、課金アイテム使ってMGをだしてるのだろう。
このような連中は淘汰されなければならない。

「こ、これあげるから見逃して欲しいもに!」

そういってもに子は俺にMGハルバを差し出した。
出来はいいみたいだが・・

「俺はフィスマスなんだよ!」

もに子にブラインドジャブを当てて、路地裏へと引きずって行った。


120 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/11/16(木) 10:33:56.69 C+EQV1OF

”処理”には数種類あるが代表的なものは次の3つだ。
まず一つはアルケィナ直営の謎肉加工施設に送り、文字通り処理する方法。
次に渓谷の採掘場で厳しい肉体労働をさせ、死ぬまでこき使う方法。
最後に他種族の性欲処理用として売る方法。

謎肉加工については何もいうまい。すでに知られていることだろう。
エルモニーという種族は体が小さいため、細い坑道でも移動することができる。
よって採掘場で働かせるのに都合がいいのだ。
性欲処理はエルモニー♀の仕事だ。目隠しをして、裸にした後に尻を突き出した状態で型にはめて体を固定する。
あとはそれを性欲処理施設と呼ばれる公共設備に配置し、他種族の性欲処理を行うのである。

俺はさっきのもに子を謎肉加工施設に送ろうとしたが、あちらは満杯らしい。
無理もない、数だけは多いエルモニーの処理で需要に供給が追いついていないのだから。

次に採掘場に連絡したが、あちらでは息絶えたエルモニーが多すぎて、その処理に困っているらしい。
仕方ないので性欲処理設備へと足を運んだ。

俺はこういうのは趣味じゃないので良く分からないが、好きな奴は好んでエルモニーとの行為を望む。
幼児体系のまま育つ種族なので締まりがいいらしい。

”このモニコンどもめ!!!”

と書かれたバエルの看板のある怪しげな建物。ここが例の施設である。
さっきのもに子が嫌がって叫ぶのがウザかったので数初殴って黙らせた。

ここがどういう施設か分かったらしい。が、もう遅い。
俺はもに子を強引に引きずって中に入った。


121 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/11/16(木) 11:10:22.10 C+EQV1OF

俺は受付のコグオにもに子を突き出した。
「こいつをここで処理してくれないか」
「お、最近仕入れが無くて困ってたんだ。喜んで引き取らせてもらおう」
コグオはもに子に鎖をつけ、奥へ連れて行った。
しばらく待っているとコグオは戻ってきた。

「ほら、クエスト完了の報酬だ。2000GとEP5だ」
俺は金とポイントを受け取った。
このEPとはエルモニー虐待ポイントといい、この時代では重要な要素となるポイントである。
エルモニーを処理すれするほと、このポイントが溜まり、階級が上がっていくのである。

「さっきのもに子、早速仕事させるが見ていくか?」
「…まぁついでだし見ていくか」

仕事場、というには似つかわしくない暗くて湿っぽい部屋に到着した。
「うっ、酷い臭いだ・・」
「慣れれば慣れるさ」

コグオに案内されるままに進むと、そこにはさっきのもに子がいた。
目隠しをされ、台座に体を固定されている。
こちらに大股開いて尻を向けている状態は、さぞかし恥ずかしいだろう。

「許して欲しいもに! お金はあげるもに! だからっ!」

泣き叫ぶもに子。それを聞いてコグオはニヤリを笑う。

「さ、お前の最初の相手はここ利用するのが始めての若葉ニューターだ」
「ひぃぃぃ」
「入ってくるんだ、君」

後ろの扉から初々しいクロース装備のニューターがでてきた。
若葉マークが取れていないところをみると、まだ旅人だろうか。

「お、おねがいします・・」
礼儀正しいニューターはもに子に近づく。

「エルモニー相手に遠慮はいらないさ。好きなだけやるといい」

若葉ニューターを残して俺とコグオは隣の部屋に移った。
壁が薄いのか、あちらの声が聞こえてくる。

「すごい・・女の人のココってこうなってるんだ・・・」
「見ないで! 見ないでもに!」

コグオはニヤニヤしていた。奴はこういうのが好きらしい。
まったく、コグニートという種族は怖い。


122 名前:名無しオンライン 投稿日:2006/11/16(木) 11:34:07.81 C+EQV1OF

しばらくして俺は施設を出た。
エルモニーは嫌いだが、こういうのはあまりいい気がしない。

俺のEPはいつのまにか300ほどになっていた。そろそろキャプテンくらいにはなれるだろうか。
この虐待AGEでは幾人ものプレイヤーが互いにEPを競ってエルモニー狩りをしているので最近はポイントを稼ぐのもままならない。

「いい加減疲れるな・・」

つい言葉がこぼれる。
明日も、明後日も、おそらくその先も
俺はモニーのいそうな場所を徘徊し、奴らを処理施設へと送るのだろう。


この時代が終わる頃には、ダイアロスは平和になるだろうか。
さっきもらったゴールドを握り締め、俺は再び西広場へと向かった。



おわり



名前:
コメント:
最終更新:2007年07月29日 21:17