作詞・作曲・編曲:湖山信太郎
皆大好きな秋になり
草木も茶色に痩けて
虫達は日に日に弱っていく
車に轢かれた野良猫
お祭りの日に買った金魚
栄光から落ちた羸馬の瞑想
嘶く 奴の声が
僕も歳をとったせいで
見つめながらも涙堪えている
心が真っ黒に汚れて
逃避した場所すら汚れて
でも冬の空 空気だけ澄んでいる
電車が跳ね息絶えた人
都会で売られてる偽物
機械に巻き込まれた猛禽の是非
囀ずる 奴の声が
僕も歳をとったせいで
亡骸を片手に涙流している
勝手に名前を付けられてる星
君はアイツのベルトの役か?
昔聞いていた曲の名前すら
忘れた頃に秋は過ぎ去る
劈く 奴の声が
僕も歳をとったせいで
知らないふりをして涙堪えている
哭声の奴の声が
僕も歳をとったせいで
塞ぎこんでは涙流している
最終更新:2018年12月30日 21:46