history
これは、紋章という力の源が存在している世界での物語。
世界は戦乱の真っただ中にあった。何が発端か分からない、無意味な争い。
各国は紋章を宿した人間[紋章者]を使い、戦争の規模を拡大させていった。
紋章者の力は常人を遥かに凌駕し、各国は軍事力拡大のために紋章者探しに躍起になっていた。
終わらない戦争は、大勢の人が死に、街は燃やされ、国は疲弊した。それでも各国は争いを止めなかった。
503年
大きな軍事力を擁した国々が台頭し始め、情勢は拮抗した。
この台頭した列強同士は小競り合いこそあるが、互いが互いを牽制し合い、戦火は急速に治まっていった。国境は物々しい雰囲気だったが、それでも人々は戦乱の終結を喜んだ。
しかし、仮初の終結から10年後の513年。列強の中でも特に強大な軍事力を誇ったアルディア大帝国が動きを見せた。アルディアはサウス大陸に封印されている”神の紋章”を得るために大軍を興した。
神の紋章は永久中立国のラクトリア共和国が古来より守護していた。アルディアはサウス大陸に向けて軍を侵攻させ、神の紋章を得るため再び戦争を始めたのだった。
事態を重く見たラクトリアと列強各国は連合を組織。イースト大陸は血で血を洗う大規模な乱戦の舞台となった。
517年
アルディアの猛攻に連合は後退し続け、ついにサウス大陸へのアルディア軍侵入を許してしまう。
サウス大陸にはラクトリア共和国の他に多数の部族が生活していたが、アルディア軍は神の紋章が安置されている聖域を目指し侵攻しながら部族を蹂躙していった。
部族は突然の侵略者に激昂し、すべての部族を召集、ゲリラ戦を展開しアルディア軍と対立した。
これを好機とみた連合はアルディア軍を背後から強襲、部族と協力しアルディア軍を前後から攻め立てた。
518年
部族の協力もあり、進退窮まったアルディア軍に業を煮やしたアルディア大帝国はさらなる軍を本国から発し、拮抗状態を崩しにかかった。
しかしその援軍が仇となり、アルディア大帝国隣国の列強、レイリス神教国からの紋章者からなる少数精鋭の部隊による奇襲によりアルディア大帝国首都陥落という結果を招いてしまう。
アルディア首都陥落により勢いづいた連合は、各地に展開していたアルディア軍に総攻撃を開始。
逃げ場のないアルディア軍は激しい抵抗をみせたが、総攻撃開始から一月後、ついにアルディア軍は全面的に降伏した。
過去に類をみない大規模なこの戦争は、後に数多の紋章者達の活躍”紋章大戦”のと呼ばれることになる。
最終更新:2011年09月06日 00:48