八話「強敵」

玲菜「炎圧でぶっ飛んでいるじゃんか」

悠「ああ・・・我を忘れて撃っちまった、俺よりもあいつ見てやってくれないか?」

玲菜「分かった・・・」



玲菜「大丈夫??」

悠「お前医療知識あるんだっけ?」

玲菜「最低限のはある」

悠「じゃあお前寝ていろ・・・お前も病人だし・・・」

玲菜「でも・・・」

悠「俺が包帯巻いておけばいいんだろ?それくらい出来るさ」





光「・・・・・」

悠「今日はここで寝泊まりだな」

玲菜「え‼?風呂とか入らないの?」

悠「んな‼?入るつもりだったのかよ‼こんな山の中で?男もいる中で?」

玲菜「慣れてるし・・・」

悠「外で歩くと見つかるかもしれないだろ・・・」






光「う・・・寝ちまった・・・朝だな・・・・あいつらは・・・・」



悠「起きてくるな‼玲菜と一緒にここから去れ・・・」

光「何がどうなっているのか分からないん・・・」





悠「いいから早く‼」




光「おぉ・・・」




残った5組のうち3組が提携して襲ってきたのだ

俺達が逃げ切るためにはこうするしかなかった

それがなくても昨日戦った光を出すことは出来ない

つまり・・・

俺ら1チームvs相手3チーム


ということ





玲菜「ん・・・・ん?ここどこ???」

光「起きたか?なら走れるか?もう病気はいいはずだ」

玲菜「いいけど・・・・?」

光「よく分からないけど悠が早く去れっつってた・・・あんな必死の悠初めて見たぜ・・・」

玲菜「悠も光君が体張った時に同じこと言っていたよ」






光「日も暮れてきたな・・・」

玲菜「大丈夫かな??」

光「さあな・・・普通ないことが起こっているのは確かだ」

玲菜「寒い・・・」

光「洞窟に入っていろ‼見張りはしておく・・・」





しかしどうなっているんだろうか?

俺たちは頂上付近・・・雲の中枢位のところで立ち止まっているが悠は・・・

昨日か今日寝ている間に何かあったことは間違いない・・・・




玲菜「結局夜になっちゃったね」

光「・・・・悠はなんで去れっつったのかな?」

玲菜「ん?」

光「行けで良かったはず・・・去れって・・・・敵がいたってことなのか?」

玲菜「そうかもね・・・じゃあ去れってことは・・・」

光「うん、強敵がいたってことかもしれない」

玲菜「三人でかかっても仕方ないから「逃げろ」って言ったってこと?」

光「その可能性は高いな」





悠「・・・・・・・・う・・・・・・・」


敵「へははは‼てめぇ馬鹿だな、どの道あいつらも消されるんだぜ♪」

悠「スロ・・ットル・・・・B」

拡散弾‼


敵「おっとっと♪俺以外の全員を倒したことは褒めてやるよ、でもあの一撃はお前の体に負荷がかかる」

敵「それじゃあ俺には勝てない」

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最終更新:2011年11月16日 16:40