二十三話「悠とAX」

悠「・・・・・・」


もう・・・どれほど経つだろうか・・・

なんとなく10日くらいかな・・・

ここは・・・どこだ?

洞窟・・・?足音が聞こえる

解隊の奴なら俺死んだな・・・







医師「俺は医者だ・・・君何していたんだい?もしかして爆発の被害者?だからボロボロなのか・・・」

悠「・・・・・・・・・」

医師「何も言わなくていい・・・素性は怪我が治ってからだ」






よくは分からないが多分医者に拾われたんだろう

で、洞窟で応急処置を受けている

手配書があるのに誰だか気が付かれないということはそうとうやばい状況なのか知らないだけなのか・・・





医師「そうか・・・君・・・今話題のルーキーだったのか・・・」

悠「そうだ・・・追い出したりしないのか?」

医師「患者に区別はないよ・・・」

悠「はあ・・・仲間がいるんだよ・・・何か知らないか?」

医師「さあ・・・病院で原因不明の大爆発があって死者もいるとかいう話は聞いたが・・・」

悠「そうか・・・俺の体はどうなんだ?」

医師「どうって・・・君の体は異常なほど回復が早いんだよ・・・1日あれば走れるようになるはずだ」

悠「よかった・・・」

医師「あれほどの怪我を負って3日で全回復とは・・・恐れ入ったよ」





俺はここが何処かも分からず医師のおっさんと別れてひとまず誰かを探してみた

なぜかヘッドホンは見つからなかった・・・

その過程であるやつに出会った・・・科学者のDr,AXだ








AX「君・・・面白いね」

悠「俺もそう思ったぜ」

AX「君に半年・・・パラレルワールドの知識を教えてやるよ」

悠「パラレルワールド?」

AX「日本語では平行世界、今俺と会う、会わないで2パターンの世界が存在するという考え方だ」

悠「それって無限に世界が存在するっていうことか?」

AX「そういうことだ・・・それには科学が発展した世界、武力が発達した時代など多種ある」

悠「その知識をってどういうことだ」

AX「祖父の持っていた石だ・・・これを使うと俺は他の世界を30秒ほど覗くことができる」

悠「俺に・・・教えてくれるのか?」

AX「そうだ・・・とりあえず寝ろ・・・高校生なら日付を超えたら布団に付くべきだ」

悠「ああ・・・おやすみ・・・」





AX「・・・・・これでいいんだよなぁ・・・白猟の一味初代国王で俺のひい祖父さん・・・ファット‼」

















光「ン~~~~繋がらないなぁ・・・」

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最終更新:2011年11月21日 18:51