第七話「五年後の情勢」

陵介のいうことには解隊一味は衰退したため他の無法者が手を組み

解隊をつぶす策に出ていたのだが謎の切り札を使ってきた為に形勢が逆転

逆に今追いつめられている状態だという



悠「で、あの人は誰なんですか?」

陵介「ロイは同盟国のボスだ・・・一応俺達の同盟長がお前だから俺ら幹部と他のボスは同格となる」

悠「あ・・・そういや他のやつらは・・・」

陵介「光と修はここから遠く離れた地に偵察をしに行った、玲菜は敵地の本部に偵察しに行った」

悠「へぇ・・・偵察か・・・なんか本格的ですね」

陵介「今同盟がざっと50はある・・・その中には俺達をもしのぐ勢力をもつものさえいる」

悠「なんでうちが同盟長何ですか?」

陵介「先代がな・・・信頼ある人だったためだ・・・」

悠「親父が・・・・」

陵介「お前がタイムトラベルしたのは恐らくいま起きている事件だろう」

陵介「敵方の謎の切り札が関係している説が濃厚だ、こちらの主戦力を5年前と入れ替えることが目的だと・・・」

悠「じゃあ・・・あいつらが変わっちゃうかのせいもあるってこと?」

陵介「話を聞く限りあいつらも、俺もいつ変わるか分からない」

悠「なるほど・・・」

陵介「全員変わってしまうと手の打ちようがない・・・今からこの時代の戦闘を教える・・・ついてこい」

悠「うい・・・」




ロイ「なんすか?」

陵介「ついてこい・・・悠にこの時代の戦闘を教えるから付き合え」

ロイ「いいけど」




陵介「この時代は誰しも鎖を着けている」

悠「ええ・・・気になってました・・・」

陵介「これには触れているものの・・・いや、金属部分に触れているものの炎を吸収する」

陵介「つまり・・・対皇品用の秘策だ・・・今は大量の輪を生産されている為それらにも効果がある」

陵介「これがないとこの時代・・・生きてはいけない・・・人体に当たっても輪に当たっても効果がある」

悠「でも使い手も炎を吸われるのでは?」

ロイ「持ち手はゴムが付いている、金属で収集した炎力をゴムから体内に取り込める」

陵介「それを鎖術と呼び、それを専門としている人もいるほどだ」

悠「なるほどね・・・」

陵介「一本お前も持っておけ・・・」

悠「ありがとうございます‼」

ロイ「お前・・・皇品を持っているんだったな」

悠「え?陵さん持っていないんですか?」

陵介「あれか・・・あれはお前が・・・この時代のお前が許可なしに使う事を禁止したからポケットの中だ」

悠「なぜ・・・俺は・・・」

陵介「敵を欺く為だ・・・砕いて捨てたという情報を外には流してある」

ロイ「相手はそのデマに踊らされて総攻撃を仕掛けてきた・・・昨日のことだ」

悠「でも・・・平和ですね」

陵介「ここは相手のマップにも載っていない隠れ家だからな、偵察に出ているあいつらも戦闘中なはずだ」

悠「この時代のあいつらなら大丈夫だと思うが」



皆様にお知らせいたします・・・3番口より侵入者がいます‼




陵介「侵入者・・・?」

ロイ「俺に任せて下さい・・・せっかくなら悠さん、見ておいてくれ」

悠「はい・・・」



3番口




?「・・・相変わらずカスカスの警護だな・・・」

ロイ「あん?」

?「・・・大空一族ボス・・・ロイか・・・二刀流居合」

大竜巻‼‼


ロイ「うお‼」



悠「陵介さん・・・基地が壊れそうだけど・・・」

陵介「あんな剣術を使えるやつは一人しかいない・・・白猟の片腕と呼ばれる世界最強の剣士・・・」

陵介「光‼」

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最終更新:2011年11月28日 11:45