第十話「五年後の修」

陵介「随分沢山出ているんだな」

ロイ「ある意味予想通りだ、一刀流」

扇斬‼






光「なんなんすか?あんた達」

部下「俺達は解隊の者だ・・・写真の光より随分幼いということはタイムトラベルをしているんだな」

光「なるほど・・・そういうことか・・ここは五年後・・・」

部下「死んでもてめぇらの基地の場所を吐いてもらうぞ」




ロイ「なかなかの数だな」

陵介「だな♪」

乱打‼





ロイ「もう・・・限界だぜ」

陵介「あ・・・あれは・・・」


闇穴空‼



悠「陵さん・・・あれは」

陵介「来ていたのか悠・・・ああ・・・あいつのお出ましだな」


私の仲間に何をしているんですか?腐った解隊風情が・・・‼


怒りの余り頭がおかしくなりそうですよ



ロイ「相変わらず恐ろしい能力だ・・・」


部下「な・・・空に・・・ブラックホールが・・・吸われる‼」






修「おや・・・やあ・・・陵介さん」

陵介「助かったぜ、修」

修「悠さんはタイムトラベルしているんですね」

悠「修・・・なんかすっかり大人っていう感じだな」

修「光さんは私が回収して参りました・・・ほら」

悠「光って俺より早くこの時代に来ていると思っていたよ」

陵介「光の話では頻繁にタイムトラベルしてて、最近ようやく安定したらしいんだよね」

悠「それって・・・ああ・・・お前が送ってきた箱‼」

修「オープン‼」

光「ぷっはー‼中空気薄いし‼五年後の修、サンキューな」

修「いえいえ・・・」

光「あ・・・悠‼」

修「再会は嬉しいのですが・・・ひとまずここにいる部隊を片づける必要がありそうですね」

修羅‼








悠「修本部にいたんじゃないの?」

修「ええ・・・しかし白猟所属の別動隊であるカイザー部隊が戦闘中なので我々でこちらを倒します」

陵介「へぇ・・・?カイザー?あいつらが動いたのか」

悠「カイザー部隊って?」

陵介「この時代では俺達の味方だけど五年前は敵だったな・・・あんまり話すのも良くないけどな」

光「へぇー」

悠「玲菜は??」

修「敵方に捕まっていますが私が憑依して今すぐ連れ出しますのでご安心を・・・その間本体を頼みますよ」






ダズ「玲菜・・・五年前はこんなに幼かったか・・・」

玲菜「なに・・・よ・・・」

ダズ「その鎖はつらいだろうな・・・特に五年前なら知らなくても無理はない」

玲菜(力が・・・入らないし・・・)

ダズ「しばし反省しろ・・・?」

玲菜?「何なのですか?この鎖は・・・邪魔ですね・・・」

修羅


ダズ「まさか・・・・修・・・・」

修「おや?親父ですか?妙に老けている・・・さてはタイムトラベル・・・」

ダズ「五年前の・・・修・・・」





悠「あれ?この体は・・・五年前の修の・・??」

陵介「憑依中にタイムトラベルとは・・つまり今五年前の修が玲菜に憑依している・・・五年前のあいつで抜け出せるのか?」

ロイ「そいつは分からないな・・・」





修「この時代・・・どうなっているのか知りませんが・・・炎を使えば・・・」

造作もない‼





陵介「敵の基地が燃えているぞ‼」

ロイ「・・・あいつが勝っているのか・・・」

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最終更新:2011年11月29日 10:49