悠斗、淳が集まってから1週間、世界を揺るがす大事件が起きていた
世界中で戦士の残党狩りをしていたUNA部隊100体がやられてしまったのである
驚くのは壊されたUNAの手には土しか付着しておらず、つまり無傷でUNAに勝利していることになる
UNAは5体全てにカメラを内蔵し
WRMの科学部が操作しているが犯人を特定できずにいた
ニット帽にサングラス、布マスクを着用して青い炎、刀を2本使うという時もあれば
キャップにアイマスク、金属マスクを着用して白い炎、手ぶらという時もある
ただし一貫してTシャツに赤、黒のチェックパーカー、ジーンズは毎回である
あらゆる手を使って正体を探るのだが囮を使うと遠距離攻撃をしてきたり
中に人が入れば炎のみで焼き焦がすなどと戦略が先読みされている為
犯人はWRM内の人間という説が濃厚となっているが全員アリバイがあるので迷宮入りとなりつつあった
当然悠斗たちにも届いており・・・・
悠斗「この時は玲っぽい感じだよな、青炎に二刀流って」
淳「あいつそんなに強かったっけ?それに手ぶらって・・・」
世界中でこの事件をきっかけに戦士をやる人が急増し、WRMは犯人探しに徹しないという悪循環もあり
1ヶ月に渡るUNA破壊事件はある一時を境に無くなっていた
政府がUNA製造を中止しすべて押収したのである
利口と言えば利口な判断である
その鬼神のような男は未来永劫現れることはなかった・・・その姿では・・・
よってこの事件は原因、容疑者不明となった唯一の事件として後々語り継がれる
?「久しぶりだ・・・・」
??「そうか・・・では私は失礼するよ」
?「あぁ、世話になった・・・・・」
?「あいつら・・・・待っているかなぁ」
そこにいた青年は野球帽に赤、黒のチェックパーカー、ジーンズ、運動靴に3つの指輪を右手に着けていた
手袋をしている為誰にも気付かれないが・・・・
そこは大きな観覧車が特徴の国だった
その青年にとっては故郷だ・・・
懐かしさにつかるその青年に攻撃を仕掛けてくる戦士がいた
戦士「せりゃぁ」
?「ん・・・ランクA・・・二刀流その1・・・・・」
切!
戦士「うおおおおおお」
回りにいた人が凍りついた
このあたりでは有名な戦士らしい
その青年にとっては踏み台にすらならないのかもしれない
最終更新:2011年11月11日 10:16