悠「・・・・?奴が消えた・・・」
光「真っ暗だ・・・」
クフフフ・・・この絶対空間は破れませんよ・・・・
悠「どうやら真っ暗な幻覚空間に閉じ込められたみたいだな・・・・」
な・・・グハ・・・
光「・・・・・・何だ?」
悠「恐らく解隊だ・・・この空間のおかげで俺達には気づかなかったな・・・」
光「俺らに力を使っていたから対抗できなかったっていう訳か」
悠「・・・・恐らく奴の力は途切れている・・・お・・・破れたぞ」
光「しかしあの真を抑えるとは化け物だな・・・」
悠「とりあえず俺達の実力ではまずいな・・・身に染みた」
次の日
ニュースはその話題が出ていた
しかし誰かが弱らせており、見つからないとも
光「俺達のことか?」
悠「だろうな・・・」
解隊は世界最大の大監獄アームテルに真を収容した
判決は無期懲役
当然の結果だという発表だった
しかし未成年だったため批判する人間もいた
悠「‼?・・・・」
?「・・・・何奴?」
光「お前こそ何者だ・・・」
?「ここはカーボ村、そこの警護をしているんだが」
カチャ
光「おい‼」
悠「嘘をつくな・・・村なんて聞いたことがない・・・お前は誰だ‼」
?「・・・・・」
ズガン‼
光「打ってどうするんだよ‼」
悠「よく考えろ・・・・解隊の人間かもしれないんだぞ・・・」
?「う・・・」
光「・・・‼女‼?」
悠「・・・・」
?「では自己紹介しよう・・・貴様らのアジトにでも案内しろ」
悠「無いな・・・」
?「ではここでいい・・・」
彼女は玲菜、少し遠くにあるカーボ村出身で賞金稼ぎをしているらしい
悠「急に打って悪かったな」
玲菜「そんな穏やかな環境で育ってはいない、気にするな」
光「見たところ・・・中学生か?」
玲菜「え・・・ああ、そうだ」
悠「何か用があったのか?」
玲菜「出来れば協力して頂きたいことがある」
悠「打っちまったからな・・・内容によるが・・・」
彼女が言うには半ば伝説だった白魔術の皇品5つが近くの村で見つかり、レースでかけるらしい
参加チームは10組、それぞれ3人まで、参加費100万円、レースに勝てば皇品を持ち帰っていいらしい
光「なんでそれ欲しいんだよ」
玲菜「生きていくためだ・・・私は村を追い出された身、生きていくために強くなる必要がある」
悠「・・・・・」
玲菜「しかし性別の壁は超えられなかったのだ・・・」
光「いいぞ‼いいよな?」
悠「まあいいだろう、俺達も強さに自信ないからな・・・」
玲菜「試合は1ヶ月後、それまでに修行した方がいいと思うんだけど」
光「大丈夫だ、近くにある小屋に弟子入りしたからな♪」
俺たちは近くに住んでいた剣、狙撃の達人に修行を依頼していた
この娘もそこにいてもらうことにした
最終更新:2011年11月15日 13:02