Mopsのコードは、普通のテキストエディタで、テキストファイルとして書くことができます。Mopsウィンドウに直接書くこともできます。
Mopsコードでは、半角空白、タブ、および改行(CR)は空白文字として、単語を区切る重要な役割を果たします。異なる機能を持つ単語(ワード)は、各々他と空白文字で分離されていなければなりません。反面、空白文字はワードの切れ目とみなされるため、ワードの名前の中に空白文字を使うことはできません。
Mopsコードでは、大文字と小文字の区別は原則としてありません。逆に、大文字か小文字かの別でワードを区別することは一般にはできません。例外として、
システムコール、すなわち、Carbon(ツールボックス)あるいはObjective-C のAPIの関数と定数では、大文字と小文字の違いが判別されます。syscallとして宣言する箇所では大文字と小文字を正しく書き分ける必要がありますが、実際に呼び出す箇所でも同じようにすべきです。これは、OSの提供するAPIの機構自体が大文字と小文字の違いで関数等を識別していることを反映した例外です。
以上のような規則はあるものの、Mopsのコードの書き方は非常に自由度が大きいといえます。ワード名の長さにも制限はありません。それどころか、常に安全であるかどうかはわかりませんが、コードそのものの中に日本語の文字(漢字、平仮名、カタカナ)を用いることさえできます(試してみても問題は出ませんでした。)。
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最終更新:2019年07月11日 07:53