第二十二章～みやうめ～ - もしもみやびちゃんと梨沙子が同じ学校の先輩後輩だったら @ ウィキ

75. 名無し募集中。。。 2009/07/21(火) 02:22:23.87 0

ﾋﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾙ
梨沙子！！！・・・じゃないや
梅田先輩！？
「あ、はい・・・」
「―――みや・・・」
「あの・・・ごめんなさい、もうそういうかんｋ」
「どうしよう」
「え？」
「もう、どうしたらいいのか分からなくて・・・」
相当混乱してるのか、息切れしているように聞こえる。
流石に心配になってきた。
「どうしたんですか？」
「私・・・っ・・・・私」
「落ち着いて、落ち着いて話してください。」
梅田先輩は、今まであったことをゆっくり、しっかり話してくれた。
うちとの関係をやめようと決心したこと。舞美が告白されているところを見たこと。
さらにその相手が、吉川友だったということ。

76. 名無し募集中。。。 2009/07/21(火) 02:33:09.13 0

「もう、今のうちから舞美を無くしたら何もなくなる・・・」
なんか、梅田先輩のこういうところ、初めて見るな。
ちゃんと持ってるじゃん、大事なもの。
「ふふっ」
「なにがおかしいの！」
「梅田先輩。大丈夫ですよ」
「何が？」
「舞美先輩の事を思って涙が流せるなら、大丈夫。」
「・・・・・」
「舞美先輩は梅田先輩のことを誰よりも大事にしてます。これは断言できます。」
「・・・・・ほんとに？」
「ほんとです。だから、梅田先輩。今のその気持ちを忘れないで。もう私なんかと遊んじゃダメだよ」
「うん・・・」
弱弱しくそういった梅田先輩は今までみたどんな表情より女の子っぽかった。
これならもう、大丈夫。壁はきっと乗り越えれる。
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87. 名無し募集中。。。 2009/07/21(火) 11:49:53.06 O

梅田先輩との電話を終えて携帯を確認する
だけど一向に梨沙子から連絡はない
朝方まで抱き合ってたから寝不足なのかな？
梨沙子を寝かせてあげなくて今になってちょっと悪かったなぁって思ったり…

今日は梨沙子にいっぱい伝えたいことがある
キャプテンからさっき聞いたサマーフェスティバルへの出演オファー
梨沙子は喜んでくれるかな

そんな思いを抱きながらマンションの前まで行くと
なぜか梨沙子がエントランスのところで座り込んでいる

どうしたんだろう？うちは慌てて梨沙子のもとに駆け寄った