- 788. 名無し募集中。。。 2009/08/05(水) 19:01:04.38 0
- 熊井ちゃんを見送り帰ろうかと身支度をし始めたところで携帯が鳴った
「もしもし?」
「もしもし、あの愛理です。鈴木愛理…」
電話越しの声は小さい声で確かに「愛理」と言った
「あ、愛理ちゃん!?」
「はい、あの、さっきはすいません急にあんなこと…」
「ぜ、全然いいよ!」
「それで、あの…もしよかったら練習終わったあと家に来ませんか?」
急な誘いにびっくりして思わず携帯を落としそうになった
愛理ちゃんのこんな嬉しい誘いを断るはずもない
「う、うん!絶対行く!」
「良かったぁ。来ないなんて言われたらどうしようって思ってたから」
「そんな!愛理ちゃんからの誘いならどんなとこでも行くよ!」
電話越しに愛理ちゃんはクスクスと笑っている
そんな声を聞いてあたしも嬉しくて笑った
「先輩」
「ん?」
「大好きです…」
少し小さな声でそう言った愛理ちゃんはそのまま電話を切ってしまった
「やば…っ。可愛すぎ」
あたしの顔はニヤニヤがとまらなくて携帯を握りしめたまま熊井ちゃんのベッドでジタバタしていた
最終更新:2009年09月09日 23:30