- 276. 名無し募集中。。。 2009/06/25(木) 23:49:02.73 0
- みやが急に帰っちゃって、結局二人で打ち上げに来た。
「何か今日のみや、変だったね」
「まぁねー・・・でもまぁ、いい前兆じゃない?」
「何?いい前兆って」
「ほんと色恋沙汰に疎いね、キャプはw」
「なにそれ!」
熊井ちゃん私の一個下なのに見下されたような物言いにちょっとムッとした。
でも私より美形で、背が高い熊井ちゃんにからかわれても、すぐ許してしまう。
「キャプって高3にもなって恋愛なんてしたことないでしょ」
「う、るさいな!そんなことどうだっていいじゃん!うちはみやの心配をしてるの!」
「みやねぇー・・・・やっとちゃんとした相手見つけたってことじゃない?」
何で熊井ちゃん大人な姿勢でいられるの?普段は天然でばかなくせに・・・
「それってさっき言ってたファンの子のこと?」
「たぶんねぇーw」
「教えてよ!」
「じゃあさ・・・・」
「じゃあ何?」
「キスしてくれたら教えてあげる」
顔をぐっと近づけて、真顔でこんなこと言われた。
胸が熱くなって、真っ赤になる。
「な!何バカなこと言ってるの!怒るよ!」
「ははw一瞬マジになったでしょ!キャプかわいー♪」
バカにしないでよ・・・・もう許さない。
でも結局許しちゃうんだろうな、うち、甘いから。
- 284. 名無し募集中。。。 2009/06/26(金) 00:05:49.45 0
- 「でもね・・・」
でも?
「うちも、あの子、気になる」
「はぁ?」
「もしかしたらみやを変えてくれるような子かも知れないけど」
え?熊井ちゃん・・・・何言っちゃってんの?
「一目ぼれ?」
「まぁね」
えええええええええええええええ!
何それ!みやのファンなのに横取りするの!?
そんなこと許されるの!?
「ちょっとキャプwそんな顔しないでよw」
「だって!」
「恋は理屈じゃないのw」
「????」
恋っていちいち宣言するものなの?
っていうか熊井ちゃんカッコいい・・・
「だから、応援してね!」
「う、うーん。いいけどさ」
まぁ、よく分からないけど、熊井ちゃんの頼みなら。
本当にとりあえず、応援しようと決めた。
最終更新:2009年07月05日 20:29