- 389. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 00:18:13.77 0
- あの時と同じ。先輩に手を引かれて屋上を後にした
一回カバンを取りにお互いの教室に行く
私たちの学校は中高一貫なので渡り廊下で校舎が繋がっている
今日はもう授業はないので生徒はどちらの校舎にも全然いなかった
それに少しほっとした
カバンを取るという用事も済んだので下駄箱へ向かおうとすると、グッと反対側に手を引かれた
「先輩、下駄箱あっちですよ?」
「いいからこっち」
先輩に連れて行かれた先は進路相談室だった
- 394. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 00:45:39.59 0
- 下駄箱と違う方向に手をひかれた時、うすうす感ずいた。
正直、すこしだけ、期待した。
建物の中、足を進めるごとに薄暗くなっていく。
高等部の校舎も始めてくる。
先輩は、3回の一番奥、薄暗い相談室の前で足を止めた
「入って」
何を言い返すこともなく、それに従う。
これから起こるであろうことに対する期待、喜び。
そして、それと同じぐらい、いやそれよりももっと大きな不安、恐怖。
いろんなものが入り混じって身体が強張っていた。
「はは、緊張しすぎだよ」
「すいません・・・」
「でもそれは・・・」
そこで言葉が途絶えて、次に聞こえてきたのはガチャリと鍵の閉まる音だった。
- 395. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 00:52:43.06 0
- 優しかった先輩の顔。
ガチャっという音とともに豹変した。
「梨沙子さ、ちょっと期待しちゃってる?」
「え・・・」
「だって、さっきから妙に無口だしw」
心の中を見抜かれていた。
やっぱり敵わないんだ、先輩には。
「その期待に応えてあげる。だから・・・」
「だから・・・」
「うちだけ見てて」
何か返事を返そうとしたけど、その声と私の心ごと、先輩の唇に奪われた。
「ん・・・・」
さっきの触れるだけのキスとは違う。
密着するような、求めあうようなキス。濃いキス。
口を完全に塞がれ、ちょっと息苦しい・・・。
呼吸をしようと口を空けると、待ってましたとばかりに先輩の舌が侵入してきた。
- 396. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:00:22.90 0
- 「んー!」
びっくりして、先輩の肩を押す。
身体が少し離れたけど、すぐに抱き寄せられ、唇が重ねられた。
気づくと壁に押し付けられるような格好になり、もう逃げ場がない。
ピチャ・・・ピチャ
耳を塞ぎたくなるような卑猥な水音を出しながら口内を犯される。
だんだん頭がぼーっとしてきた。
なんというか・・・・素直に言うと、気持ちいい。
調子に乗って先輩の口の中に舌を入れてみる。
「ん・・・んぁ」
少しびっくりしたように先輩が目を大きくした。
けど、その表情は一瞬で、すぐに艶めかしい表情に戻った。
- 400. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:12:48.61 0
- 梨沙子が舌をいれてきたときは流石に焦った。
なんというか・・・その学習能力に。
でも、徐々に興奮してきた。
恋愛に疎く、無垢で無知、それでいて人形のような顔立ちの女の子。
そんな子を今まさに自分色に染めてるということに。
「梨沙子、ほんとに初めて?」
「初めてです・・・」
「ほんとに?初めての割にはすっごいけどw・・・・もしかして、ちょっとエッチさんなの?」
「違います!」
必死に否定する梨沙子がかわいくて、つい笑っちゃいそうになった。
ふと、目線を下にずらす。
中学生とは思えない豊満な身体。私よりずっと大人っぽい身体。
自分自身、無意識に相当興奮しているみたいで、梨沙子の胸に手を伸ばした。
「・・・・っ!!」
声にならないような喘ぎと、とろけそうな弾力。
こんなの初めてだった。
「エッチくないって言いながらそんないやらしい声だしてるじゃんw」
「だって・・・んっ!」
少し強めに、揉みしだいてみる。
「んぁあ・・・!」
予想以上の感度に、興奮は最大限に上がっていった。
- 401. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:22:01.30 0
- この子・・・中学生のくせにうちよりずっと大きめの下着・・・
梨沙子はうちのものだから、こんなものいらない。
左手で大きな胸の感触を堪能し、右手でボタンを外す。
当然口で梨沙子の口内もしっかり責める。
「あ、ちょっと・・・」
梨沙子が抵抗するような声を上げたけど、そんなのどうでもよくて、ただひたすら、早くこの子のすべてを見たかった。
おへその辺りまでボタンを外すと下着を一気にたくしあげた。
「いやっ・・・・!」
予想通り、いや、それ以上の大きさに、ゴクリとのどが鳴る。
「大きいね、梨沙子。エッチな証拠だよ」
「違います!これはだって・・・!」
「まだそうやって言い張るんだw」
そう言い捨てると、中腰になり、ちょうど胸の高さに顔を持ってくる。
そして一気に胸の頂点を口に含んだ。
「ああっ!ちょっ・・・やっ・・・」
大きな嬌声。相当な感度なんだろうな。
チュパチャパと、吸い上げるたび、苦しそうで快感の声を上げる。
今までで築き上げたクールなキャラ、プライドを忘れて、一心不乱にそこを責め立てた。
- 403. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:31:41.86 0
- こんな声、人生で一度も出したことないのに、次々に出てくる。
胸なんて、まじまじと見られたこともないのに、弄ばれて、舐められて・・・。
先輩が口でしてくれるたび、頭からつま先まで微弱な電流が流れる。
「んあぁっ・・・・ん!」
こんな声先輩に聞かせたくない、エッチな子と思われたくない。
手で口を塞いで、声を出さないようにすると、胸の刺激が止まった。
「声、聞かせてよ」
口に手をあてたままぶんぶんと首を振る。
「梨沙子、うちの言うこときけないんだ・・・」
そんなこと言われても聞かれたくない、絶対に。
「そう・・・じゃあしょうがないね」
しょうがない?やめちゃうの?そんなのやだ・・・・
「ほんとはここまでするつもりなかったけど」
そういうと、先輩の手が下半身に伸びていった。
物心ついてこのかた、自分以外の誰にも触れられたことのない場所。
そこに触れられた瞬間、口を塞いでいた手も意味をなさないぐらい大きな声を上げてしまった。
- 405. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:46:06.38 0
- 「はぁっ!!!!・・・・・・・・・・ああん!」
梨沙子が大きな声を上げてる。
でもそれ以上に驚いたことがある。
「すっご・・・」
梨沙子の下着が、今までの子の比じゃないぐらいに濡れていた。
すると梨沙子は、立っていられなくなったらしく、へたへたと床に座り込んだ。
とりあえず私の上着を床に敷き、梨沙子を横にさせる。
「梨沙子、痛い?」
「痛くないけど・・・ハァ・・・何かポーっとしてる」
イきそうなんだ、ちょっと触れただけで。
胸だけでここまで感じてるなんて素質はあるんだ。
「梨沙子、聞いて?」
「?」
「今から梨沙子にすっごく気持ちい事してあげる。だから・・・」
「だから・・・?」
「みやって呼んで」
自分でも何を言ってるんだろうと思った。
でも、先輩と呼ばれると距離を感じて仕方なかった。
「でも・・・」
当然のように躊躇している梨沙子が愛おしくて、ゆっくり梨沙子の女の子の部分を撫でてみる。
「んふぁ・・・・あ・・・・!」
「分かった?」
「分かったぁ!分かったから!」
「よろしい」
会話はこの辺でいいだろう
- 406. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:51:10.25 0
- 「ああっ!!・・・・いやっ!!!・・・・んんん!」
下着の上から指で強めに撫でる。
普通の子じゃ満足できないような刺激なんだろうけど、この子にとっては強すぎる刺激。
「せんぱっ・・・!なん・・か・・・」
「先輩って言おうとしたでしょ」
先輩と呼ばれた・・・契約違反。秘部にある蕾をつまんでみた。
「たっ!・・・・・・!!っくぁ!!」
「うちの名前は?」
「あっ・・・!みや!!みや!!!・・・・・ああああっっ!!」
一瞬ビクビクと腰が浮いたと思ったらぐったりと脱力した。
下着の奥からは、さらに生暖かい体液が溢れてきていた。
- 466. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 13:57:43.09 0
- 雅の行為はエスカレートしていた
梨沙子の濡れそぼった秘所を繊細なテクニックで指で刺激する
「あっ・・・あん・・・はぁ・・・あぁああ」
あまりの快感から自然と声が梨沙子の口から漏れて自分でも抑えられなくなっていた
今まで性経験のなかった梨沙子にとってはそれは強烈過ぎる快感で
白かった肌は熱く火照りピンク色に染まり迫り来る快楽に身をよじらせる
それでも雅の攻めには今まで抱いてきた女のとは違って優しさがあった
しかし幾多の女性経験を積んできた雅のテクニックに梨沙子は耐えられるはずもない
どこをどうすれば相手が悦び、どこが気持ちいいところなのか同じ女である雅は心得ている
その証拠に梨沙子は登りつめ限界が近づいていた
「んあ・・・駄目駄目!・・・いや!みや!」
絶頂が近いと悟った雅は梨沙子の耳元に口を近づけて囁いた
「我慢しないで逝っちゃっていいよ・・・」
そうして雅は梨沙子に耳に息を吹きかけ優しく噛んだ
その瞬間梨沙子は抑えつけていたものが弾けて頭の中が真っ白になった
体が硬直し仰け反る
閉じた瞳のなか光が煌めいて大きな快感の波にのまれて意識が遠くなる
「はあはあはあ・・・」
全てが終わって心地良い余韻に梨沙子は浸っていると
自分の体を優しく抱きしめてくる感触を感じた
瞳を開けると目の前に優しく見つめる先輩の顔
- 465. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 13:47:45.58 0
- 行為が終わって息を整えるあたし
そんなあたしに自分のブレザーを背中から掛けてくれる先輩
「あ、ありがとうございます・・・」
そこで自分が半裸状態であることに気づいて顔の熱が一気に上がる
「大丈夫?」
あたしの髪を優しく撫でてそのまま肩を抱いてくれる先輩
「・・・はい・・・」
その言葉であたしは先ほどの行為を思い出して俯いてしまう
- 467. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 14:13:22.76 0
- 「あとさ、言い忘れたんだけど」
「・・・・?」
「敬語も禁止ね」
「えっでも・・・・・」
「まぁみんながいる時はいいけど。二人の時は敬語はダメ。分かった?」
「・・・・はい」
「あれー今なんて言った?」
「う、うん!」
完全に先輩のペース
女慣れしてるのも遊び慣れしてるのも分かる
しかしそんな先輩に完全に虜になっている自分がいた
(あたし、どうなるんだろう・・・・)
- 468. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 14:16:43.92 0
- 雅は汗ばんだ梨沙子の額を撫で梨沙子を見つめた
梨沙子の大きな瞳もうちを見つめて目と目が合う
しばらくお互い見つめ合っているとどちらからともなくキスをした
それは前のような激しいキスじゃなく触れ合うだけの優しいキス
唇を離すと雅は梨沙子がたまらなく愛しくて胸の中で抱きしめた
梨沙子はされるがまま雅の腕の中で瞳を閉じて抱きしめられる嬉しさを覚えた
そんな梨沙子の髪を雅が優しく何度も撫でると
梨沙子は嬉しくて雅に優しく微笑み
そうして、また2人はキスを交わした
放課後の穏やかな夕暮れ時のことだった・・・
熊井・清水目線
- 402. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:25:26.74 0
- 黙ってキャプの後ろについていく
その足は校門で止まることはなく、そのまま校舎へと向かっていく
「佐紀ちゃんどうしたの…?」
「…」
キャプが今何を考えているのか私にはわからなかった
「ねぇ…佐紀ちゃんってば」
「いいからみやのこと探すよ」
視線を変えずに迫力のある声でキャプが言った
私は頷くしかなかった
「え、…うん」
- 404. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 01:43:25.27 0
- 「ね、ねぇ…。勝手に入って大丈夫なの?」
いつも強気な熊井ちゃんと違いこういう時だけチキンになる
生徒が帰ったあとの学校はいつもの騒がしさはなくシンと静まり返っていた
「みやは2年生だから3階かな」
なんの躊躇いもなく階段のほうへ進んでいくキャップの後に熊井ちゃんは恐る恐る続く
3階につくと1組、2組、3組…とクラスが続いていた
そして廊下の先に見える薄暗い教室の前で2人は足を止めた
「みや、どこにいるのかなぁ…誰もいない学校なんて恐いし早く帰ろうよ…」
「シッ!静かに!」
人差し指を唇にあて熊井ちゃんを見つめたキャップの耳には
そのかすかな声が聞こえていた
- 409. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 02:03:19.21 0
- 「この声って…」
「熊井ちゃん。先にドア開けてくれない?」
「え?なんで?」
「今みやと正面から会ったら殴っちゃいそうな気する…」
今まで見たことのないキャップの切なそうな顔
それは今にも泣いてしまいそうな顔をしてるようにも見えてうちはそれ以上何も言わず自分からドアを開けた
「みや!」
部屋を開けると見たくはない光景がそこには広がっていた
- 463. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 12:44:42.82 O
- 私は二人が密着して抱き合ってる姿をただ呆然と見ていた
こんなところで…とか
愛理ちゃんはどうするの…とか
色々思うところはあるはずなのに、私は目の前の二人がとても綺麗で美しくて…
つまり見惚れていた
梨沙子ちゃんの高くて甘美な喘ぎ声
恍惚とした表情
みやの梨沙子ちゃんへの愛撫
梨沙子ちゃんの体を舐め回すみやの顔
「熊井ちゃん、いこ」
私は熊井ちゃんを引っ張ってその場から逃げるように立ち去る
何?あれは何?
自分が経験したことのない行為をしている二人を見て私は顔が熱くなっているのに気付いた
- 487. 名無し募集中。。。 2009/06/27(土) 15:54:20.16 0
- 熊井ちゃんの手を引いて逃げるように学校を出る。
とにかくあの場から離れたい。少しでも遠くに。
「ねーキャプどこまで行くの?」
返事には答えず、その代りに近くの公園で足を止めた。
ここまでくれば大丈夫。何から逃げていたのかは分からないが、とにかく大丈夫。
無言で、2人、公園のベンチに腰を下ろす。
「すごいもの見ちゃったね」
「うん・・・」
「やっぱみやってああいうこと簡単にするんだね」
「・・・そう、だね」
キャプは悲しそうな、寂しそうな、なんとも言えない表情をしていた。
いっつも明るくて優しいキャプのこういう顔はあまり見たくない。
「熊井ちゃんも失恋したことになるのかな?」
「うーん・・・でもうちはいいや」
「どうして?」
「だってあんな簡単に身体を許す子だと思ってなかったし」
確かに、見た目はとても純粋無垢だ。
最終更新:2009年07月02日 23:51