- 123. 名無し募集中。。。 2009/11/16(月) 18:45:11.05 0
- みやがいなくなった部屋には梨沙子の寝息だけが響き
可愛い寝顔にあたしは思わず頭をそっと撫でた
「熊井ちゃんが好きになるのも無理ないか…」
入ってきたときはこんな子にマネージャーなんてつとまるのかな?って
正直不安だったしきっとすぐに辞めるだろうなんて思ってた
でも、人一倍頑張りやで何よりも周りをよく見てる
こんな良い子に嫉妬してしまう自分がとても醜く見えて
あたしは梨沙子に毛布をかけると部屋を出た
「あ、まぁさん」
「熊井ちゃん」
「そろそろミーティングでしょ?」
「うん。でも、それお風呂セットじゃん」
「一人で自主練してたら汗かいちゃったから先にシャワー浴びようと思って」
「合宿に来てまで無理しないでいいのに。まったく。わかった。みやにはあたしから伝えとく」
「ありがとー助かる」
ひらひらと手を振りながら大浴場に向かった熊井ちゃんを見送りあたしは急いで桃の部屋に向かった
最終更新:2009年11月19日 00:58