281 :名無し募集中。。。:2010/02 /26(金) 23:08:46.93 0

先輩は寝たふりをしていたあたしを見透かし
愛理ちゃんのところへ行きたいと告げた

その時思った…
どんなに頑張ってもあたしじゃ愛理ちゃんの代わりになれないんだって…

そして掴んでいた先輩の手を離し
溢れる涙を見られぬように毛布を頭まですっぽり被った

「本当にありがとね」って最後にそう言って出て行った先輩
ありがとうって本当は言われて嬉しい言葉なのに
なんで今のあたしにはこんなにも切なく感じるんだろう…

ねぇ先輩、あたしじゃダメなの?
あたしなら先輩にそんな顔させないよ
あたしなら先輩を幸せにしてあげられる

そんな儚い想いもきっともう先輩には届かない…

50 :名無し募集中。。。:2010/03/12(金) 10:30:07.43 0

「・・・・・・先輩のばか・・・グス・・」
布団の中で呟いてみても静まり返った自分の部屋。
今頃はもう愛理ちゃんのオウチに着いたかな?
きっと何か誤解だと思うから
もう仲直りとかしてたり・・・
して、ほしいなぁ。


あたし、先輩のツライ顔見たくないもん。
布団から顔を出し、涙を拭って
あたしは床に敷いた布団からベッドへ移動。
寝れば元気になるもん!
夏焼先輩を寝かせてたベッド・・・

そんなこと考えちゃダメだよあたしぃいいい!!

自分で自分のほっぺをつねる。
思ったより痛かった、だからだと思う。
また涙が出たのは・・・・・・・。

最終更新:2010年03月15日 19:03