- 61.名無し募集中。。。:2010/06/14(月)
14:46:01.42 0
梨沙子を置いて一足先にみんなの元へ戻ると
部員に紛れて愛理が待ってくれていた
「みや、おめでと」
「ありがとー!」
愛理はすぐに弾けるような笑顔で手に持っていた袋を渡してくれた
中を見るとうちの好きなゼリーがたくさん入っていた
部員みんなに差し入れ買ってきてくれたみたい
「ほんとありがと愛理。おっきい声出してくれてたよね」
「聞こえた?みや、すごいキラキラしてたよ」
「ありがと。愛理が来てくれて嬉しかった」
- 63.名無し募集中。。。:2010/06/14(月)
14:49:05.18 0
しばらく愛理と感動を分かち合っているとふと隣から熱い視線を感じた
ちらっと見て焦る
やばい、気付かなかった
「・・・・梅田さんも来てくれてありがとうございました!」
「こんなデカいのに気付かれないなんて私どんだけ影薄いのかしら」
「いやっ、ちがくて・・・すいません!!」
「大丈夫だよえりかちゃん。えりかちゃんは存在感あるよ」
「ありがと愛理~。最高の褒め言葉よそれ~」
二人のやり取りが面白くて吹き出した
・・・・なんだか不思議だね
前まで二人が一緒にいるのを見るだけでつらかったのに
こうやって笑えるようになっていくんだね
慣れなのか、心境の変化なのかは分からないけど
うちも少し大人になったのかな
最終更新:2010年08月11日 01:15