第72章～くまぁず～ - もしもみやびちゃんと梨沙子が同じ学校の先輩後輩だったら @ ウィキ

 

25.名無し募集中。。。：2010/08/08(日) 01:41:03.34 0

家の前まで着くと熊井ちゃんはいつものようにあたしを抱き寄せキスをする
「…じゃあ、また明日学校でね」
「うん…」

いつものことなのに何だか今日はいつもより寂しくて
クリスマスに会えないという焦りともっと熊井ちゃんを知りたいという気持ちが重なって
バイバイと手を振り背中を向けた熊井ちゃんの服の裾をあたしはくいっと引っ張った
「まあ？」
「…あの…さ」
「ん？」
「良かったら家寄ってかない？」
「え…、でも…」
「今日親帰ってくるの遅いし妹はおばあちゃん家にいるから家誰もいなくて…」

明らかに誘ってるようなその言葉
自分が発したその言葉に顔が熱くなり
熊井ちゃんの顔をマジマジと見つめることができない
無言のまますぎる時間
熊井ちゃんもしかして引いてる…？
嫌いになった…？
「え…、ほんとに？」