- 200. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 16:20:52.80 0
- 喫茶店を出たのが午後5時。
初夏の陽気だった空模様は、夕空へと変わっていく。
みやと梨沙子は元鞘に戻ったみたいで、うれしいやら悔しいやら・・・。
キャプが抜ける・・・。
そんなのやだ。絶対だめ。
キャプがいなかったら今のうちはいない。
だからこそ、ずっと一緒にやりたかった。
はぁ・・・・溜息しか出ない。ていうか何もする気が起きない。
あてもなく立ちすくんでいると、携帯が鳴った。
「・・・はい」
『あ、ユリナちゃん?今なにしてるの?』
「えっと・・・何もしてない。」
『ははwなにそれ。じゃあ今から会える?』
「うん、いいよ」
とりあえず、なかさきと会うことにした。
- 220. 名無し募集中。。。 2009/07/05(日) 20:26:34.87 0
- 近くの公園に行くと、ベンチになさきが腰かけてた。
向こうにもこっちが見えたらしく、笑顔で立ち上がり寄ってくる。
「おまたせ。」
「ううん。じゃ、いこっか。」
夕暮れの街を二人で歩く。
腕に巻きついてくるから、胸の感触が妙にリアルで、興奮した。
多分こいつ、また下着着けてないんだろうな。
しばらく歩くと、例のカラオケの前に差し掛かった。
初めて梨沙子とシた場所。
結局梨沙子にはフられて、今日みやと手をつないでるのを見た。
これでよかったんだよ。今はうちにもなかさきがいる。
今は何よりキャプだ。
キャプの事を思うと溜息が出る。
「今日何か元気ないね・・・。」
「うん?まぁちょっとね。」
「なんかあった?」
「まぁ…ね」
「話、聞くよ。あのカラオケ入ろうか!」
あのカラオケ・・・なかさきと・・・。
理性が保てるかどうかは、ほぼ賭けだった。
- 242. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 01:35:40.73 0
- 目の前でなかさきが一生懸命歌ってる。
声質のせいか、上手いのか下手なのか分からない。
歌い終えて、マイクを置くなかさき。
「あれ?ユリナちゃん曲入れてないの?」
「・・・うん」
「何があったの・・・?」
「今日はさ・・・」
「ん?」
「甘えてもいい?」
一瞬驚いたような顔していたけど、すぐに暖かい微笑みに変わった。
「いいよ、おいで」
それからは、何があったのか聞かず、受け入れてくれた。
それが逆にすごい愛なんだと思う。
本当に恥ずかしいけど、ひざ枕してもらった。
溢れてくる涙で、なかさきのスカートを濡らして・・・。
- 243. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 01:48:07.27 0
- 結局、1時間半とった時間も、2曲しか歌わずに部屋を出た。
理性に勝つことは出来たけど、こみ上げてくる感情を抑えられず、なかさきに甘えてしまった。
すっかり暗くなった帰り道、手をつないで歩く。
今日、なかさきと会って本当によかった。すこしすっきりした気がする。
なかさきの家まで送るつもりで歩いていた。
すると、急に腕を引かれ、止められてしまう。
「ん?」
「あの・・・・・」
「どうしたの?」
「今日ね、ユリナちゃんのお家に泊めて」
「へ!?」
「お母さんにはちゃんと友達のうちに行くっていってあるの」
「・・・・うちだって我慢の限界があるよ?」
「我慢なんてしなくていいよ。」
その返事をすべて聞き終わると、自分の家の方になかさきの手を引いていた。
明日の朝まで一緒にいれる。それだけでだいぶ有頂天になってる。
本当に心から恋してるんだなって実感できて、うれしかった。
- 244. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 02:01:21.76 0
- 家に着き、2階の部屋に駆け上がる。
部屋に入ったとたん、少し乱暴に口づけをした。
「んん・・・」
なかさきは驚いているようだったけど、抵抗することはない。
そのままベットに押し倒した。すると、勢いでスカートがめくれて、中が見えている事に気が付く。
「あのさ、前も言ったけど、ちょっとスカート短かすぎない?」
「いや・・・だって今日はユリナちゃんに会うから」
「いっつもじゃん。誰にアピってるの?」
「ごめん・・・」
いいよ。の返事代わりにキスを落とす。
口から、首筋へ。吸いついてうちのものって印をつける。
白いフリースのワンピースを着てるなかさき。
ワンピースってことは、それさえ取ってしまえばほぼ裸に出来る。
「ねえ、これ、脱いじゃってよ。」
「・・・うん」
抵抗するでもなく、ワンピースを脱ぐなかさき。
こうなる展開を予想してたのかな。
- 263. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 11:48:07.36 0
- ワンピースを脱いで、下着一枚にさせる。
上の下着はつけてないから、手ブラのような格好になっていた。
そのおかげで、下は完全に無防備。その姿がセクシーで、また喉がゴクリと鳴る。
「まだ、一枚残ってるよ」
「うん・・・」
そう言ってやると、片手で胸元を抑え、もう片方の手で下着を取った。
完全に全裸になる。さて、こっからどう料理してやろうか・・・。
とりあえずキスをしながらベットに寝かせる。
そうしながら胸元の抑える片手をどかせた。
「あ・・・ぃやっ」
あらわにした胸を揉みしだくと、色っぽい声を上げた。
何度触ってもとろけそうになるほどいい弾力と大きさ。
「ユ、リナちゃん・・・っ」
足元をむずむずさせているなかさき。
「もうして欲しいの?」
- 265. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 11:55:23.84 0
- 「うん・・・」
「じゃあ、どうして欲しいのかちゃんと言わないとね」
驚いたような顔をした後、顔を真っ赤に染めた。
「下・・・・もして」
「下ってどこ?ちゃんと言ってよ」
口をつぐむなかさき。
きっと相当な屈辱だろう。
清楚な生徒会長。学校では真面目で色恋沙汰に興味がないと思われている。
そんな子に卑猥な言葉を言わせようとしている事に興奮を覚えるうちは末期。
「ユリナちゃぁん・・・・」
「何?言わないと触ってあげないよ」
「・・・あのっ・・・私の・・・そのグスッ」
恥じらいから泣きだしてしまった。
もう言葉責めはこの辺でいいだろう。
「よく頑張ったね。触ってあげるよ。」
飴と鞭。言葉責めの後、そっと優しい言葉をかければ大抵の女の子はいいなりになる。
局部を隠していた手をどけると、そっとそこに触れた。
- 269. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 12:05:04.22 0
- 「ひぁっ!・・・・」
なかさきの腰がビクっと跳ねた。
ちょっと触れただけ。なのにこの感度。
これからこの子はどれほど乱れるのか。そう思うとぞくぞくする。
「あんっ・・・つぅ・・・!」
割れ目にそってなぞっているだけ。それでもこんな声を上げている。
もううちの手も相当なかさきから分泌されるものに濡らされていた。
なかさきの頬をつたう涙を舐めとると、くすぐったそうに身を捩じらせる。
この子の一挙一動がうちの理性を破壊していくんだ。うちは悪くない。
これだけ濡れていれば十分だろうと、指を二本、入口にあてがった。
「んぁあああっ!ユリナちゃん・・・!」
初めて中を責めるのに指二本は苦しいかもしれない。でも、うちの中のどうしようもないサディスティックな感情が身体を支配する。
じわじわと、指を沈めて行く。
「・・・っくぅ・・・」
しかし、予想に反して、以外と指は簡単に入った。
おかしい。触れただけであの感度なのに、なぜ挿入はこんなに容易なんだろう。
――――うちが初めての相手じゃない?
そんな言葉が頭をよぎった。
- 271. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 12:15:06.41 0
- 「ねぇ、あんた、こういうことされるの、初めてじゃないでしょ。」
「・・・え?」
「今まで、誰かにこういうことされたことあるんでしょ!」
「ちが・・・っ」
「じゃあなんでこんな変態な汁だしてるのぉ?」
挿入した指を二本、いきなり加速させる。
グチュ、グチュと卑猥な音を発しながら、愛液をまき散らす。
「ああああ!いやっ」
「純粋そうな顔してさぁ、ほんとは変態さんなんだよねぇ!なかさきはさぁ!」
「ちがっ・・・・あああん!」
今さら泣いたふりしたって信じてあげない。
なかさきのなかを、少し乱暴にかき回す。
「ユリナちゃん!!もうほんとだめ!!壊れちゃうっ!」
その言葉に耳を貸すことなく、下を責め、口で胸を貪る。
「ダメっ!ユリナちゃん!!ダメっ!・・・」
腰をぐいっと浮かし、そのあとぐったりと脱力した。
イカせてやった。我を忘れて。この達成感は何物にも代え難い。
しかし、なかさきから指を抜いてギョッとする。
指が血で染まっていたのだ。
大変なことをしてしまった。そう思った。
- 273. 名無し募集中。。。 2009/07/06(月) 12:25:40.83 0
- どうしよう・・・勝手に暴走して、傷つけてしまった。
サイテーだ、うち。と、とにかく謝らないと。
と、思っていると、なかさきが口を開いた。
「あ、たし・・・」
「え?」
「エッチするのはユリナちゃんが初めてだよ。でも・・・」
「・・・でも?」
「いっつも、一人でしてた・・・ユリナちゃんにされることを妄想しながら。」
ひとりエッチってこと・・・?
そうだとしたらさっきのアレにも説明がつく。
「あの・・・ほんとごめん。うちどうかしてて・・・。」
「いいよ、私、嬉しかったし。」
「嬉しい?」
「ちょっと痛かったけど、あんなに思ってくれてるんだって知って、嬉しかった。」
この子、本当に生粋のMだ。
でもきっと、至極のSなうちにとっては理想の相手かもしれない。
「ほんとごめん・・・次は、もっと優しくするから。」
「ありがと・・・じゃ、今から、して?」
この変態。と悪態をつきたくなったけど、うちもしたかったから言葉を飲む。
「なかさき、大好き。」
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それから次の日の朝まで何度も何度も身体を交わらせた。
ベットだけじゃなく、お風呂でもした。
ここだけの話、ベランダでも少し・・・。
帰る頃にはなかさきは足ががくがくになってて、家に送るのに苦労した。
この時にはもう、なかさきに夢中になっている自分がいた。
最終更新:2009年07月08日 00:09