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餅は紙芝居を始めるようです

餅は紙芝居を始めるようです


台本


もちもち

登場人物だお

  1. もちもち(主人公)
  • 青年
  • 町の人たち
などだお

~あらすじ~

コーラムタウンで紙芝居を始めた餅。
子供達や大人に人気な紙芝居になったが、
紙芝居には何か秘密があるようだ。

+ 第一部
餅「はーい。餅さんの紙芝居が始まるよー。」チョンチョン←拍子木

子供「わーい!」

子供「今日は何かな?」

餅「大人も子供もよっといでー。よければ大福とかも買ってってねー。」


― 餅は紙芝居を始めるようです ―


子供「餅のおっちゃん!だいふく一つ!」

餅「誰がおっちゃんか。30Gね」

子供「おっちゃーん!おはぎちょーだい!」

餅「おにーさんと呼びなされ。はい25Gね」

青年「餅さん、今日は何のお話なんですか?」

餅「お?またきたねチミ。今月からはとある勇者のお話だおよ」

青年「ふーん、楽しみだなー。」

餅「えー、では始めるからねー。はいはい下がってー」

餅「えーでは!新作、『白と黒の勇者』。始まり始まりー。ですお」

パチパチパチパチ

サシュッ

①
その昔、白黒の青年がなんでも屋をしていた。

青年は大きな金槌を持ち、依頼をこなして生計をたてていた。

一部では一流の冒険者として名をはせている。

サシュッ

②
とある日の事。そんな彼の所に一通の手紙が届いた。

『我々の街に現れた妙な魔物を退治してくれ』

青年は金槌を持って家を飛び出した。

サシュッ

③
街に人は無く、ただぽつんとそこに、

様々な色が混ざりあわった物体が鎮座していた。

彼はそれが魔物だとすぐに感づいた。

サシュッ

④
青年はとっさに金槌を構えた。
                ・ ・
そして素早い身のこなしでそれを一発殴りつけた。
   ・ ・
が、それは全くといっていいほど無反応だった。

サシュッ

⑤
青年は手に持っている金槌をふと見た。

するとそこには、全く色のない金槌があった。

そう、まるで何も色が塗られていないかのように。

サシュッ

⑥
それに気づいたと同時に、さっきまで全く動かなかった
  • ・
それが、いきなり青年の頭めがけて

触手のような物を振り下ろしたのだ。

サシュッ

⑦
青年はもはやこれまでか、と思ったが、

気づけばその化物は消えていた。

が、自分の身がおかしいことに気づく。

サシュッ

⑧
なんと、自分の体が白と黒、

2つに綺麗に分裂しているではないか。

先程まで1人だった青年が2人になってしまった。

サシュッ

⑨
青年は困ってしまったが、

やがて2人で魔物を探す事にした。

自分の体を戻すためにも、街を救うためにも。

サシュッ

⑩
青年はとりあえず帰路に付いた。

1人暮らしだったため、2人居ると作業は楽にはなった。

ただ、布団は1枚なので狭かった。

サシュッ

⑪
そして2人は夢を見た。

もしかしたら2度と戻れないのでは無いのかという夢だった。

2人が戻らなくても、きっとなんとかなるさと2人は思った。

サシュッ

⑫
そして一晩が過ぎ、2人揃って魔物を探す事にした。

2人の白と黒の青年の、長く厳しい戦いの

始まりだったのである―

チョン、チョン、チョン、チョチョチョチョーン

餅「えー、ひとまずこのお話はここでおしまーい。」

子供「あー面白かった!」

子供「おじちゃんだいふくひとつ!」

餅「おじちゃんじゃないってもー。30Gね」

青年「餅さん。次はいつやるんですか?」

餅「え?一週間置きだから…えーと」

青年「あ、一週間置きでしたね。スミマセン」カキカキ

餅「ふぅ。客も君だけになったし大福食べますかお?」

青年「いいですね。いただきましょう。お茶あります?」

アア、アルオヨ アツアツノヤツクダサイ

多分続く

+ 第二部
餅「はーい。今日も餅さんが来ましたよー。」チョチョンチョン←拍子木

子供「やったー!」

子供「つっづき!つっづき!」

餅「じーさんでもばーさんでもよっといでー。紙芝居始まるおよー。」


― 餅は紙芝居を始めるようです 第二部 ―


子供「餅のおっさん!きな粉のおはぎ一つ!」

餅「おっさんて…あ、25Gね」

子供「おじちゃんおじちゃん!あったかいお茶ちょーだい!」

餅「はいはい火傷しないようにねー。5Gね」

青年「今日も来ましたね餅さん。」

餅「おうよ!あやつらが居なくなってからこれで生計を立てとるんよ。」

青年「へぇー。凄いですねぇ。」

餅「あの頃はヤンチャしてたなぁ…あぁ、紙芝居始まるよー」チョンチョン」

餅「これ乗り物にイタズラしちゃダメっ!では『白と黒の勇者』、続きの始まりー。」

パチパチパチパチ

サシュッ

①
2人に分裂した青年だったが

魔物を探す旅路はすこぶる順調だった。

そんな彼らの前に、一つの大きな森が立ちふさがった。

サシュッ

②
その森は旅人達の中では「迷いの森」として

恐れられているが、中にはそれを知らずに

森に入り、2度と戻ってこなかった者も居る恐ろしい森だ。

サシュッ

③
しかし、その道を避けて通る事は出来ないため、

仕方なく森の中へ進んでいった。

そして森に迷い込んで行くのである…

サシュッ

④
何度か同じ所をぐるぐるしながら

森を抜けようとすると、

目の前で奇妙な茸が化物に襲われているのを見つけた。

サシュッ

⑤
2人で連携して追い払うと、

その茸はなんと少女の頭から生えている物だった。

しかし意識はちゃんとあるようだった。

サシュッ

⑥
その少女を連れ、歩いていくと

途中で少女が走っていった。

一心不乱に少女を追いかけると、森を抜けることが出来た。

サシュッ

⑦
なんとか森を抜けた2人は少女に追いつくことが出来た。

すると少女は共に冒険したいと言い出した。

危険すぎる、危ないという2人をスルーして付いていくことになった。

サシュッ

⑧
夕暮れの道を突き進むと、目の前に町が見えてきた。

3人はそこで一休みしようと思い、町へかけて行った。

しかし、町に入った時に目にしたのは恐るべき物だった。

サシュッ

⑨
なんと、人の身の丈より大きな茸の化物が

町を荒らしているではないか。

建物はもぬけの殻なので幸い、町の人は全て避難しているようだ。

サシュッ

⑩
このままでは休むこともままならない、

そう思ったその時、先ほどの少女が

その茸達を森へ追いやっているではないか。

サシュッ

⑪
なんと、少女は茸を自由自在に扱うことが

出来る種族だったのだ。それを見届けると、

どこからか町の人々が戻ってきた。

サシュッ

⑫
町の人々は3人に礼を言い、全員無事に家へ帰っていった。

3人は宿を取り、明日に備えることにした。

茸使いの少女を仲間にした2人、果たして旅の行く末は―

チョン、チョン、チョン、チョチョチョチョーン

餅「今日はこんなところでおーしまーい。」

子供「来週が楽しみだなー!」

子供「おっちゃん!おちゃ2つ!」

餅「おっちゃんじゃないのー。10Gね」

青年「フムフム…少女が…」カキカキ

餅「熱心にメモっておりますのぉ、チミ」

青年「餅さんの紙芝居のファンですからね。」

餅「いやー君の顔を何年見た事かなー。」

青年「何年でしたっけねー。あ、おはぎください」

アンコ?キナコ? アンコノクダサイ

もしかしたら続く

+ 第三部
餅「チリンチリーン)今日もまたまたやってまいりましたよー。餅さん。」

子供「待ちどおしかったよ!」

子供「おりーちゃん!もちのおりーちゃん!」

餅「おりーちゃんってなんぞ。餅さんの紙芝居、始まっちゃうおよー。」


― 餅は紙芝居を始めるようです 第四部 ―


子供「プクク…餅のおりーさん、いちご大福一tブフォッ」

餅「笑うなー。35Gね」

子供「おーりーぃしゃん!しゃん!」

餅「ノリノリなのはいいがおにーさんだよ」

青年「またまた来ましたおりー…餅さん」

餅「おめーもかお。ともかく今日は…」

青年「妖精もどきの旅人が仲間になってから、ですね?」

餅「そーだお。うーん、懐かしいなぁ。あ、紙芝居始めるよー。」

餅「旅人を仲間にした一行はどうなるのか?『白と黒の勇者』、続きの続き、始まりー。」

パチパチパチパチ

サシュッ

①
空を飛ぶ上に鱗粉を出せる妖精もどきの旅人を仲間にし、

一行は謎の城に向かったのであった。

たのもー、と門を叩くと門はゆっくりと開いた。

サシュッ

②
おそるおそる4人が入ると勢いよく門が閉まった。

それと同時に上から魔女…というか魔法少女が降りてきた。

彼女が言うにはわたしを捕まえれば外に出してあげる、との事。

サシュッ

③
4人は手分けして探した。

そしてついに追い詰めた、というその時!

魔法少女はトンデモな魔法を使った。

サシュッ

④
懐から『虹の魔石』を取り出すと、

それを触媒に色がカラフルな魔物を生み出した。

これはいかん、と直に臨戦態勢に入った。

サシュッ

⑤
旅人は鱗粉を振りかけ、茸少女は茸を投げて応戦した。

青年は2人で合体技を放った。

すると、突然2人の金槌が光りだした。

サシュッ

⑥
なんと、みるみるうちに金槌の色が

元に戻っていくではないか。

元は虹の魔石。色を戻す力はあるのだ。

サシュッ

⑦
今こそ魔物にとどめを刺すとき、と

2人はさらに合体技をぶちかました。

すると魔物はあっけなくやられた。

サシュッ

⑧
あわてて涙目で逃げ出す魔法少女。

だが追いかけはせず『虹の魔石』を取り返し

妖精の村に戻ることにした。

サシュッ

⑨
また谷を乗り越え、大妖精の元へ向かった。

そして虹の魔石に大妖精のパワーを注いでもらい、

これで虹の魔石の本当のパワーを引き出せるようになった。

サシュッ

⑩
だが、青年を戻すには魔石だけではダメだ。

魔物を完全に消し去らない限りは、

青年は元には戻せない。

サシュッ

⑪
次の日、魔石を持ち、妖精の村を再び後にする一行。

そして城の隠されていた地下で魔石を掲げると、

歪んだ穴が開いた。

サシュッ

⑫
今こそ虹の魔石を携え、穴に飛び込み

色を食う魔物を倒せ!

行け、白と黒の勇者よ!

チョン、チョン、チョン、チョチョチョチョーン

餅「今回はここでおっしまい!」ポン

子供「眠い」

子供「おりーさん!おちゃ2つ!」

餅「もーおりーさんはいいって。10Gね」

青年「ふむ、やっぱり展開がいいですね。」

餅「…あやつらも今頃こんな感じなのかなぁ…」

青年「どうしましたか?」

ア イヤ ナンデモナイオヨ ナライインデスケド...

低確率で続く

+ 第四部
餅「はいほーい。まったまた餅さん来ましたよー。」チョチョンチョ←拍子木

子供「ひゃっほー!」

子供「おはぎくらさい」

餅「おやつを食べながら見てね!餅さんの紙芝居。ですおー」


― 餅は紙芝居を始めるようです 第三部 ―


子供「餅の鬼さん!団子もどき一つ!」

餅「鬼さんじゃなくておにーさん。20Gね」

子供「おにしゃんおにしゃん!」

餅「もう、鬼さんじゃないって言ってるでよーんもー」

青年「今日も見に来ましたよ」ヌッ

餅「紙芝居の裏から出てこないでくれ、そういうキャラじゃないおよチミ」

青年「いやぁすみません。たまにはこういうのもいいかなーって」

餅「そうですかお。えーでは!紙芝居始めたいと思います。」

餅「今日は茸少女を仲間にした続きから!では、『白と黒の勇者』、始まり始まりー。」

パチパチパチパチ

サシュッ

①
茸少女を仲間にした2人。そのまま旅路を急ぐ。

すると途中で不思議な村に着く。

そこには様々な妖精が住んでいる村だった。

サシュッ

②
少女がウキウキしながら誘うので

ふらりと村に向かうことにした。

そこでは様々な妖精が歓迎してくれた。

サシュッ

③
しかし、1人だけ木陰でひっそりと眠っている

妖精が居た。少女が話しかけてみると、

大きな鼻ちょうちんがパチンと割れて目覚めた。

サシュッ

④
起きたところで話を聞くと、なんと、彼は妖精ではないと言うのだ。

妖精ではないただの旅人だったのだ。

まぁ、顔に羽2枚と言う奇妙な姿であったが。

サシュッ

⑤
ここであったのも何かの縁、

どうやら悩みもありそうですしついて行きましょう、

と言って彼は付いてくることになった。

サシュッ

⑥
4人は大妖精の元に向かい、

青年を真っ二つにした化物の謎を解きに行った。

すると大妖精はこう答えた。

サシュッ

⑦
青年を戻すためには化物を倒す必要がある、

しかし相手は色を食う魔物、ただの武器では太刀打ちできない、

そこで『虹の魔石』を探してくるのだ、と。

サシュッ

⑧
そして、そこに居る妖精のような者の力は

いずれ役に立つだろう、と言う事である。

4人は大精霊の元を後にした。

サシュッ

⑨
そして村を後にした一行は深い谷へ差し掛かっていた。

白黒の2人は2人の力を合わせて飛び越えることに成功したが

残された2人はどうするか、と言う事になった。

サシュッ

⑩
すると、旅人が背中に少女を乗せてこっちに向かってくるのが見えた。

しかしその時、谷の下から大きな口が!

あわや食われると思ったその時!

サシュッ

⑪
旅人は羽から鱗粉を出して口を眠らせる事が出来た。

旅人は羽から鱗粉を出す力を持っていた。

そしてなんとか2人は谷を越えられた。

サシュッ

⑫
無事に谷を越えた4人。その先には、

一つの城が見えた。4人はそこへ向かうことにした。

果たして城に居るのは、善なる者か、悪しき者か―

チョン、チョン、チョン、チョチョチョチョーン

餅「今回はここでジ・エンドっ!」

子供「鱗粉すげー!」

子供「じ・えんど!だよ!おにしゃん!」

餅「だーから鬼さんじゃないってウ゛ァーもー」

青年「ふむふむ、妖精の村かー。」

餅「ああ、行ってみたいお妖精の村。」ポワポワーン

青年「いいですねぇ~妖精は。」

ヨカッタラダンゴクウカオ? ミタラシガオイシソウデスネ

もしや続く

+ 第五部
餅「ほいほーい。今来たばっかだよー。」チリンチリーン←チャリの鈴

子供「いよっ!待ってました!」

子供「もっかいちりんちりんやって!」

餅「チリンチリーン)鈴もいいけど紙芝居も見てね!でははーじまーるよー!」


― 餅は紙芝居を始めるようです 第五部 ―


子供「そろそろ終わりっぽいよねこの話」

餅「まぁの」

子供「えー、終わっちゃうの?」

餅「紙芝居はまだまだ続くよ!」

青年「でも『第五部』だし歪んだ空間ってそろそろ終わりっぽいですよね」

餅「やめてメタらないで …オホン、ではそろそろ紙芝居を…」

餅「ついに敵さんの本拠地に乗り込んだ一行!『白と黒の勇者』、始まりでーすよー!」

パチパチパチパチ

サシュッ

①
歪んだ穴に飛び込んだ一行。

その先には、とんでもない世界が広がっていた。

様々な色が混ざり合っている、とても前衛的…?な世界だった。

サシュッ

②
変な色の草原を駆け抜けるとどこかで見たような物があった。

そう、それこそが青年を2つにした化物だった。

一行をすかさず身構えた。

サシュッ

③
旅人は鱗粉、少女は茸で応戦したが

どうも効き目がない。ただ一つわかったことは、

攻撃すればするほど色の抜けたものが出来上がることだった。

サシュッ

④
色の抜けた鱗粉や茸を前に立ち尽くす一行。

今こそこの魔石を出す時、と掲げようとしたその時!

化物は少女に向かって青年にした事と同じことをしようとした。

サシュッ

⑤
あぶなーい!!!と、大きな声を上げて少女を抱いて逃げた青年。

間一髪だったが、魔石が見当たらない。

どうやら、どこかに吹っ飛んでしまったようだ。

サシュッ

⑥
ま、魔石を探さなきゃ!と、手分けして探す4人。

もちろん、囮を作って逃げながら。

するとぽっかり空いた穴の奥にキラキラ光るものが。

サシュッ

⑦
それは虹の魔石だった。しかし、遠すぎて手が届かない。

このままでは…と思った矢先、化物の攻撃が!!!

一巻の終わりかと思ったその時!

サシュッ

⑧
突然穴の奥の虹の魔石が強く輝きだし、

穴から飛び出してきた!そして、

その虹の魔石は2つに分けれ、青年の中に溶け込んだ。

サシュッ

⑨
青年は輝きだし、光に包まれた。

そして光が収まった所を見ると、

虹色に輝く一人の青年が居た。

サシュッ

⑩
青年は素早い動きでその敵を一瞬にして倒した。

そして色が戻ったあと、突然世界が崩壊しようとしていた。

慌てて歪んだ穴に飛び込んだ3人。すると穴は跡形もなく消えた。

サシュッ

⑪
青年は戦いの内容を大妖精に告げた。

大妖精はほっとした面持ちで礼を述べた。

そして3人は妖精の村を後にした。

サシュッ

⑫
依頼を受けた村に戻った青年は謝礼を貰い

3人で悠々と青年の村に帰っていった…

…彼が後々『白と黒の勇者』と呼ばれる人間だったのである―

チョン、チョン、チョン、チョチョチョチョーン

餅「はい、これで『白と黒の勇者』、完結であります!」

子供「毎週楽しみにしてたよー!」

子供「おつかれさまー!」

餅「だけども大事なお知らせ!来週はお休みもらいます!」

子供「えー!」

子供「ゆっくりやすんでね!」

餅「再来週からは来るからね!ではごきげんよう!」

パチパチパチパチ

青年「ふむ…これで終わりですか。予想通りでしたね。」

餅「そーいう事言うな」

青年「で、次作はどうするんですか?」

餅「…いや、まだ決めてないんよ」

青年「ハハハ、餅さんらしいですね」

ウルセーオバカー ハハハハ

後もうちょっとだけ続くんじゃよ

+ 最終部
餅「おや、何で居るのチミ」

青年「もしかしたら餅さん来るかなーって」

餅「…うーん、どうせならこの際話そうかな。」

青年「なんですか?」

餅「…ちょっと、数年前の昔話をね―」


― 餅は紙芝居を始めるようです 最終部 ―


青年「―昔話?」

餅「そうだなぁ…それは数年前に遡るな…」

青年「餅さんが紙芝居を始めた頃ですね」

~~~~~~~~~~~~~~

餅「ええっ!?昔の炭鉱に行って仲間を救ってくる!?」

モノ「ああ、そろそろこのタウンでごろごろしてるのは良くないって思ったんだ」

餅「でも、最初に会った頃はタウンの前でぶっ倒れてたんだおよ!?そんな過酷な道を…」

モノ「分かってる。でも、このままじゃダメなんだ。」

餅「じゃあ俺も行くおよ!」

モノ「それはダメだ」

餅「なんでだお!」

モノ「今自分で言っただろ、『過酷な道』って。野垂れ死にに行く気か?」

餅「うぐぅ…」

モノ「とにかく、餅はここに残ってキノコとふわりんのために頑張ってくれ。」

餅「モノ!待ってくれお!モノぉぉぉ!!!」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

餅「そして数ヵ月後、キノコとふわりんが共に消えてお…」

青年「それで、その2人はもしかしたらモノさんを追っかけて…って事ですか?」

餅「…あまり考えたくないけど…」

青年「…」

餅「…それでお君、君は実はおね…」

青年「なんですか?」


餅「実はモノと容姿がそっくりなんよ、君」


青年「僕と…ですか?」

餅「うむ、瓜二つなんだお。」

青年「…もしかしたらその種族だって事ですか?」

餅「おうよ」

青年「…」

餅「だとするとどうしてここに居るのかが分からんのよ…」

青年「…ん?あっちから誰か来ますよ?」

餅「んー?あれは…?…!?もしや!」ダッ

青年「あっ、どこ行くんですか!?」ダッ

餅(もしかしたらもしかしたらもしかしたらぁっ!!!)

キキーッ

餅「や、やっぱり!」ゼェゼェ


餅「モノ!それにキノコ、ふわりんまで!」

モノ「おお餅、数年で老けたなお前」

キノコ「餅、ただいま!」

フワリン「お久しぶりです、餅さん」

餅「…(ジワーッ)皆ぁぁぁぁ!!!」ダキッ

モノ「どどどどうしたんだ餅、待って鎧が錆びる」

餅「だっでだっでお゛よ゛ぉぉぉぉ」ズビッ

キノコ「ふぅ、やっぱり何年経ってももちもちは変わらないねふわりん」

フワリン「ええ、全くです」

青年「あなたがモノさんですか?」

モノ「ん?この人は?」

餅「ズビッ)…え?この人は俺の紙芝居の常連さんだおよ」

青年「初めまして。」

モノ「どうも。…ん?なんか俺の種族と似てるな…」

青年「…実は僕はモノさんが逃げ出した1年後くらいに逃げてきた者です。」

キノコ「えーっ!?」

青年「あの頃は警備が厳重でしたが、どうしてもモノさんに渡したいものがあって。」

モノ「なんだい?」

青年「これです。あなたのお父様に当たる方のお手紙です。」

モノ「パサッ)…なるほど。」

餅「なんて書いてあるお?」

モノ「…」

餅「モノ?」

モノ「…とりあえずこの手紙は置いておこう。それより生還記念のパーティでも開こうじゃないか!」

フワリン「パーティ!?いいですね、やりましょう!」

キノコ「今のうちにネオンキノコの栽培を…」ヒョイヒョイ

餅「…だってお。チミも来るかお?」

青年「…はい!喜んで!」

ヨーシエンカイダー サケジャ!サケカッテコイ! ハハハハハ


おしまい!

お持ち帰り用



(どうでもいい)もちもちの蛇足話

+ 聞きたきぇりゃどうぞ『ネタバレあるかも』
ふと思いついてから気づけば六話も書いていた。
何を言ってるかわからねーと思うが(tr

最初は一発物を作ろうと思った
↓
どうせならシリアスな連載物にしよう
↓
最終的にネタオチに

どうしてこうなった…

出なかった設定を語ると
初期はモノもキノコもふわりんも戻ってこないはずだった
青年は記憶を無くしたモノだったかもしれなかった
餅はおっさんぽくしたかったがおまけに入れ忘れた(故意にか?
誤字があるが放置して出した(三部くらいにあんじゃねーかの)

まぁ、たっぷり読んでちょ。



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最終更新:2013年02月21日 23:26
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