#center(){&size(230%){2001 NASCAR Nextel Cup} &size(150%){Round1 Daytona International Speedway, Daytona Beach, Florida [Daytona500]} 173週目のバックストレートでBig Oneが発生。 第2ターン立ち上がりでトニー・スチュワートと接触したワード・バートンは 体勢を崩し、再びスチュワートに接触。トニーのマシンは アウト側のウォールに激突し、その衝撃でリアが持ち上がる。 高速走行中だったため、マシンは後ろを向いたまま浮き上がり横転、 後続も大混乱となり多くのマシンが巻き込まれた。 しかし、奇跡的に大怪我をしたドライバーは居なかった。 ちなみにトニー・スチュワートは2つの幸運に助けられている。 1つは、激突後空中に浮いたマシンはキャッチフェンスの方向へ飛行しはじめ ていたが、ロビー・ゴードンのマシンがアウト側にいたため スチュワートのマシンを抑える形になり、フェンスに接触せずに済んだ事。 そしてもう1つ、激しく横転した時に後続の混乱したマシン達が 一斉にスチュワートのマシン方向へなだれ込むが、横転の勢いで高く 持ち上がったため、その混乱集団を上空で避けることができた事。 他にも幸運はあっただろう、しかしこの2つが無ければトニーは さらに酷いクラッシュに巻き込まれ、大怪我を負った事だろう。 そしてこのレースでは最終ラップにモータースポーツ界 を大きく揺るがすアクシデントが起こってしまった。 }