自分に突然『世界を破滅させる』能力が身に付いた妄想。
ごく普通の学生生活をしていた俺は、突然自分に世界を滅亡させる能力が身に付いたのだと確信する。
その能力は、発動させれば一瞬にして空間ごと世界を消滅させる能力。
そんな能力を持ってしまった俺だが、
平和で気ままな暮らしが大好きな俺は「普通に暮らしていれば一生使うことは無いだろう」とそのまま放置する。
しかし、その日から周りのほんの些細な事が気に障るようになる。そして俺の周りに見え隠れする様々な組織の監視。
すっかり疲れてしまった俺は(政府の陰謀で)偶々当たった海外旅行に旅立つ。
俺が能力を使おうとする前に俺を殺そうとする各国政府の諜報員たちと、
俺を捕まえて利用しようとするテロリストたちが俺の周りで牽制し合い、殺し合う。
時には激しく撃ち合い、そしてまたある時は死体も出さずに。
俺も薄々はその抗争に気付いているが、俺の能力は世界を滅ぼすだけなのでどうする事もできない。
自分を巡る殺し合いに辟易しながらも、様々な『幸運』によって手に入れた金で当ても無くふらふらと旅を続ける。


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最終更新:2006年10月07日 13:21