医学教育を充実させて地域医療に貢献を!

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医学教育を充実させて地域医療に貢献を! - (2009/01/08 (木) 23:01:28) の編集履歴(バックアップ)


現在の医療問題の中でも大きな問題は地域医療にあります。

臨床研修医制度が新しくなり、学生は研修先を自由に選べるようになりました。
そのことで、地方の大学医学部付属病院に残る医師が少なくなり、病院は各地から
勤務医を引き上げざるを得なくなり、結果として地域の医者がいなくなったというのは
マスコミで報道されている通りです。

この対策として国も、医学部の定員を増やしたり、卒後も地元に残ってくれる学生を確保
しようと、地域枠の設置、選抜方式の多様化(後期試験廃止など含む)などそれぞれ独自の
方法を取っています。他でも無い私自身も、学士編入試験の地域枠で合格をいただいた
一人です。

現在文章推敲中...
最終更新時22:47


(文責)おさむ


地域医療に関する1の質問

Q1.そもそも、定員5人とか、3人を地域枠とか、意味あるの?

A1.仮に医学部の定員を5人増やしたとして、また、これまでのうち3人を地域枠で選抜するとして、
その学生が卒業するのは6年後ですし、戦力となるにはさらに年月が必要でしょう。
果たしてそれがいい対策といえるのでしょうか?

答えは、『言えます』。
私も、同じ疑問を、医師を待っているという方たちに話をうかがったことがあります。

『それでもいい。将来の医療が確保できているという安心感があるだけでもすごくうれしいです』

この話を聞き、私は地域の医師不足問題の深刻さを目の当たりにしました。
もちろん、先のことだけでなく今どうするかという問題も残るので、医学部という教育機関としては
将来の医師を確保する一方で、各関連団体に働きかけて医師を派遣するシステム整備も同時に必要です。


(文責)おさむ
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