D-Vision 3 マニュアル
目次:
このページの内容:
D-Vision 3 フランス語マニュアルを英語に機械翻訳したものを日本語に要約し、再構成したもの。よく解らん部分は「???」でマークしてあるので修正ヨロ。
主機能:
- DVD の動画/音声データ(VOB, VIDEO_TS)を Divx 3, Divx 4, Xvid, h264 いずれかの形式へ変換
- 音声トラックのみの抽出/MP3, AC3 いずれかの形式へ変換
副機能:
- Divx, Xvid, h264 のカット/結合/修復/fourcc コードの修正/再エンコード
- VOB ファイルの結合
- MPEG 1/2 の再エンコード
- 音声ファイル(wma (version 1,2), ogg vorbis, mp3, wav 等々)の MP3, AC3 への変換
- 字幕合成
できないこと:
- .mov と .FD 形式の変換。これらについては他の D-Volution ソフトが利用可能
- 保護された DVD からの変換。これらのエンコードを行うには他のソフトウエアを使っていったん HDD 上に複製を作る(もちろん合法的に購入した DVD を利用すること)
初期設定ダイアログ
最初に初期設定(メニューから Preferences...)を開いて一通り俯瞰しておくことを薦める。
General タブ(一般設定)
- Target Movie Destination(保存場所の設定)
- ask each time...:毎回問い合わせる
- keep preceding place:最後に保存した場所を利用
- Dimensions(変換後の画面サイズ)
- stage suggestions according to flow...:元のアスペクト比とビットレートから自動算出【※1】
- auto-calculated dimensions...:種々の要素から理想的な値を自動算出【※2】
- inidicate manualy...:手動で指定【※3】
【※1】例えばアスペクト比 16:9 、
ビットレート 800 〜 900 kbps(キロビット/秒)の場合は 576 x 320 になる。
【※2】理論上画質は最適になるが、実際の所は無駄気味になり得る???(The second method is purely theoretical, dimensions are recomputed permanently according to a take calculation into account various elements. It is the method which theoretically should offer best quality, but in practice it can happen that the video flow is under-utilized with this method (the file targets would be then smaller than than you would have wished).)
【※3】画面サイズ自動算出の意味:
サイズをビットレートに比して大きくしすぎると画質が極端に悪くなる。バランスが大事だということらしい。
- All tasks done...(全タスク完了後の事後処理)
- do nothing:何もしない
- sound indication:音で知らせる
- suspend computer actively:スリープさせる
- quit D-Vision 3:D-Vision 3 の終了
- shutodown computer:システム終了
- close the task manger:チェックすると完了後にタスクウインドウを閉じる
- After each task...(個々のタスク完了時の動作)
- disable visual notifications:タスク完了通知の非表示
(デフォルトでは一つのタスクが完了する度に、タスクの残量を示す半透明なウインドウが表示される)
- Compatibility between QuickTime and large files...(巨大ファイルと QuickTime 互換性)
- disable OpenDML format:OpenDML 無効
OpenDML(AVI 2.0)形式では 2G 以上の avi ファイルも作成可能になるが、 QuickTime との互換性を失う可能性がある(動画の 1G を超える部分を読み込まなくなる…VLC, Mplayer, Xine 等では無問題)。
Icon choice タブ(アイコン選択)
D-Vision 3 により変換/抽出されたファイル (
AVI,
MP3, AC3...) に与える固有のアイコンをここ(Icon files created for D-Vision 3)で指定できる。アイコンによる「印」が付けられるだけであり、ファイルをダブルクリックで開いたときに D-Vision 3 で開かれるわけではない。アイコンを与えたくない場合は no icon for D-Vision Files をチェックする。
Tasks タブ(タスク管理オプション)
- if D-Vision 3 is not active...(D-Vision 3 がアクティブでないときのふるまい)
- Hide task scheduler...:タスク管理ウインドウを隠す
- Always display task manager...:タスク管理ウインドウを常に表示
- Change task scheduler opacity...:タスク管理ウインドウの不透明度を%で指定
- Tasks done(タスク完了時のふるまい)
- Automatically remove completed tasks:完了したタスクを自動的にタスク管理ウインドウから削除
- Start the que now...(タスク実行キューの即時開始)
- launch queue when a task is created...:タスクを作成時にタスク実行キューを自動的にアクティブにしたい場合はチェックする
- Amount of executable tasks simultaneously(同時に処理可能なタスク数)
- mono-processor:1つだけ
- bi-processors:2つ(マルチ CPU マシン以外は無意味)
- Where put tmp files?(一時ファイルの置き場所)
- defaults:デフォルトの場所(~/Library/Application Support/D-Vision 3/enc/tmp/)
- choose a directory:指定した場所
Preview タブ(プレビュー)
- Preview encoding in progress(プレビューに利用するデコーダ)
- mplayer version included...:組み込みの mplayer
- other mplayer version...:外部の mplayer
- Video LAN Cliant:VLC(VLC はデコードに関しより多くの機能がある)
- generate index(インデックス生成)
チェックすると mplayer によるプレビュー化の際にインデックスが生成されるようになる。インデックスが無いと mplayer 内で別のシーンへ移動することなどができない(VLC にはこの問題は無い)。ただし生成には数秒かかるのでプレビューは即時には行われなくなる。
Localization タブ(デフォルト言語)
デフォルトでは VIDEO_TS フォルダを開いたときに、音声トラックと字幕の言語は自動的に英語が選択される。これを他の言語にしたり、この自動選択を無効にすることができる。
- Disable automatic selection:チェックすると言語の自動選択が無効
- Default language for audio track...:音声のデフォルトの言語を指定
- Default language for subtitles...:字幕のデフォルトの言語を指定
Help タブ(バルーンヘルプシステムの設定)
- Play sound with bubbles...(効果音)
- Delay before bubbles apparition...(バルーンが現れるまでの時間)
※バルーンヘルプシステムを有効にするには Help メニューから Enable assistant window...
Update タブ(自動アップデート)
D-Vision 3 起動時にソフトウエア更新の有無を確認したい場合は Check for update at start-up? で Yes を選択する。新しいバージョンが見つかるとダウンロードするかどうかを問い合わせてくる(手動による確認はアプリケーションメニューから Search for update...)
変換作業概要
1. ソースとなる VIDEO_TS/VOB を D-Vision 3 で開く
ソースの情報がメインウインドウ右上の領域に表示される。VIDEO_TS の場合はここで利用する DVD タイトルと音声トラックを選択できる。
2. 変換処理の詳細を設定する
メインウインドウ下側の領域で行う。一般/動画/音声/字幕の4種に大別される。
3. タスクを作成する
タスクとは一つの処理単位を表す。設定を終えたらメインウインドウ下端の Create task(s)... でタスクを作成する。タスク管理のインターフェースとなるタスクウインドウが表示される。デフォルトの設定ではタスクがいきなり実行に移されることはない。一つのエンコード処理に対し複数のタスクが作成され得る(例えば 2-pass エンコードなら2タスク)。いくつものタスクを作成した後にまとめて実行させたり、タイマーによる起動も可能。
4. タスクを実行に移す
作成されたタスクはキューと呼ばれる待ち行列で管理される。キューがアクティブにされると、タスクは作成された順に逐次的に実行に移される。
変換ソース
ソースとなる VIDEO_TS/VOB は次のいずれかの方法で開く:
- ファイルメニューから Choose a target file...
- ソースをメインウインドウ上部にドラッグ
- メインウインドウ右下の Open ボタン
VIDEO_TS/VOB が開かれると、まず最初に
- ソースの種別(VIDEO_TS か VOB か)
- 長さ(時間)
- 画面サイズ
- 規格(16:9 か 4:3 等々)
- フレームレート
- 含まれるタイトル(VIDEO_TS のみ)
- 含まれる音声トラック
が調べられ、メインウインドウ右上の情報ボックスに表示される。ここのメニューで利用する DVD タイトルと音声トラックが選択できる。
- 'DVD Title' メニューについて
- DVD のデータはいくつかのグループに区分されている。タイトル、チャプター…等々。チャプターが一つのフィルムを区分するのと同様に、タイトルは DVD 内に存在する一つ一つのフィルムを表す。例えばメインタイトルの他にメイキングオブフィルムなどや、TVシリーズの個別のエピソードなど。デフォルトでは最も時間の長いタイトルが選択される(大抵の映画の場合、これがメインタイトル)。他のタイトルを処理対象にしたい場合は 'DVD Title' で他を選択する。
- VOB ファイルと長さ
- ソースが VOB のとき、解析された時間の長さが不正確な場合があることに注意。その場合は手動で長さを与える(情報ボックス内からコンテクストメニューを呼び出す。※時間が長過ぎの場合は特に手動で変えなくとも影響は無いようだ)。
変換処理の詳細設定
メインウインドウ下半分の領域で処理内容の詳細を設定する。
General タブ
一般的な設定はここで指定する。
- Target file(エンコード対象の設定)
- Destination:保存先
Edit ボタンからファイルダイアログを出して選択。※同名のファイルが存在していても、番号を付加して別名にしてくれるので、上書きされることは無い。
- D-Vision 3 will encode(エンコード対象範囲)
- All:すべて
- Specified duration:先頭からの時間長で指定
- Chapter selection:チャプターで指定
(VIDEO_TS のみ)表示されるダイアログ内の一覧からチャプターの範囲を選択する。項目ダブルクリックで再生もできる。
- DVD angle to use:利用する angle の指定
複数の angle が存在することがある。例えばフランス版 Star Wars の DVD では英語クレジットとフランス語クレジットがある。
- After encoding(エンコード処理終了時のアクション)
- Split the final file in 2 chunks:変換結果の等分割
変換後のファイルを時間長で2つに等分
- Change fourcc code to:fourcc コード変更
変換後のファイルの fourcc コードを隣のポップアップメニューで指定したものに変更
- Build a PDF summary after encoding:要約ファイルの生成
設定やエンコードにかかった時間等を書き出す
- Do not reinit settings after tasks creation:
タスク作成後にすべての設定を初期化させないようにする(試行錯誤に便利)。
- (マルチ CPU 処理オン、VIDEO_TS のときのみ現れるオプション)
これを有効にすると、1つのエンコード処理が動画の前半部と後半部に分けて2タスクで行われるようになる(最後に一本に繋げられる)。G4 dual-867MHz では1時間の映画のエンコードが実時間に近い約1時間で可能。
- fourcc コードとは
- AVI ファイルの先頭に記録されている4文字のコードであり、動画のエンコードに利用されているエンコーダの種別を表す。これが不正だと動画再生が上手く行えない。これを変更することの意味を例を挙げて説明すると:Xvid でエンコードされた動画があるとする。これの fourcc は 'XVID' だが、そのまま QuickTime で再生しようとしても、公式の Divx コーデックでは「サポートされていない」というメッセージを返してきて再生できない。そこで fourcc を 'DX50' に変えてみる。そうすると、QuickTime では Divx 5 動画と認識され、公式の Divx コーデックでも問題なく再生できるようになる。
Video タブ(動画エンコード設定)
- filter(フィルター処理)
- deinterlace :インターレース解除
インターレースの有無は再生して静止画をチェックすることで確認できる。インターレースの無いものに対しては何も行われない
- noise reduction :ノイズリダクション
動きの少ない隣接フレーム間の微細ノイズ(変動)を抑制し、全体的な画質の向上をはかる。圧縮率は向上する。
- sharpness :輪郭強調
程度は3段階(弱→中→強)で調節。
- Quality (画質設定)
- Codec:エンコードに利用するコーデック
h264 が最も高画質だが時間もかかる。Xvid は画質/速度の面でバランスが取れている。
- Pass:処理にかけるパス回数
1-pass か 2-pass を選択。画質の面では 2-pass が有利だが時間も2倍かかる(2-Pass は低ビットレートになるほど有効)。
- Q/S (Quality/Speed):画質/処理速度のバランス
画質と処理速度のいずれを優先させるか。Poor/Fast(低画質/高速) Good/Medium(標準画質/標準) Best/Slow (高画質/低速)いずれか
- Video bitrate (ビットレート設定)
- Final size:変換後のファイルサイズで指定
ビットレートは結果がこの容量を超えないように算出される。
- Video bitrate:最大ビットレートを数値で指定
変換後のファイルサイズは不定。
- Dimensions settings(サイズ設定)
変換結果の映像の縦横のサイズ。初期設定でいずれかの自動モードを選択している場合、ここをいじる必要は無い。手動で与える場合、横のサイズを与えれば縦サイズはその下のアスペクト比(Ratio to use)から自動的に計算される(アスペクト比は 'Others...' で任意に設定可能だが、結果の画像が縦か横に不自然に引き延ばされ得ることに注意)
- Crop picure(有効領域設定)
- Values:
画面の上下左右からどれだけの幅を排除するかを数値で指定。
- See ボタン:視認
ダイアログが表示され、黒帯を排除する領域を目で確認しながら選択できるようになる。自動的に黒帯を部分を取得させることもできる。左側の領域に動画の最初のフレームが表示される:- Lines:境界線
どの領域が選択されているか判りにくいときは、ここで境界線の色と太さを調節する。
- Film advancement:表示フレーム
どのフレームを左側のボックスに表示させるかをスライダーで調節。右の三角のボタンで有効領域を選択した状態でのプレビューができる。
- Cropping values:
Values と同等。Autocrop ボタンにより黒帯を排除したメイン領域に合わせた数値を自動的に取得できる。この取得は左のボックスに表示されるフレームを元に算出されるので真黒な場合は Film advancement スライダーを調節して適当なフレームを探し出す。
- adapt dimensions:サイズ適合化
チェックすると結果の映像が不自然に引き延ばされてしまわないようにサイズ設定の数値が再計算される(この算出はサイズ設定で得られるアスペクト比がソースのアスペクト比(DAR - Display Aspect Ratio)であるものとみなして行われる様だ)。
- Crop ボタン:領域選択を有効化
プレビュー結果に満足したらこのボタンで領域選択を有効化する
- Don't crop ボタン:領域選択を無効化
※キャンセルではなく、以前の設定も無効化されることに注意。
- change the video frame rate to :フレームレート変換
フレーム数/秒を変更する場合はチェックして右側のボックスに数値を入力する。あまりいじらない方が良い。
Audio タブ(音声トラック設定)
- (上端:音声トラックに対する処理)次のいずれか
- Complete encoding:エンコードする
- direct stream:元のまま単に複製
- disable:音声トラックを抽出しない。変換結果は無音声になる
- Audio settings(音質)
- Codec:エンコードに利用するコーデック(MP3 か AC3 のいずれか)
- Audio bitrate:ビットレート(kbps)
- Channels:チャンネル数等(stereo/mono/joint stereo 等々)
- Bitrate type:ビットレート方式(固定 - Constant /可変 - Average variable)
- Gain:ゲイン(音量調節)。クリッピングノイズが出るときは低く設定した方が良い???
- Second track?:Divx/Xvid に変換する場合、チェックすると副音声トラックを追加できる。音声多重などに。
- Only audio encoding task(音声トラックのみの抽出/変換)
- 'General' tab settings:General タブ設定に従う
- Build a file for each chapter:チャプターごとに別々のファイルに変換(VIDEO_TS の場合のみ)
- Create task(s):タスクを作成
Subtitles タブ(字幕設定)
- (上端):処理内容(次のいずれかを選択)
- disable subtitles:字幕オフ(デフォルト)
- embed subtitles:字幕合成を行う
- extract subtitles:字幕抽出を行う(VIDEO_TS のみ)
- 字幕の抽出について
- エンコード処理の過程で字幕は .idx と .sub の2つのファイルに抽出される。この字幕の形式は mplayer でしか認識されず、その上コマンドラインから指定しなければならない( OSX の mplayer の GUI インターフェースではこの形式の字幕ファイルを指定できない)。
- From target file(ソース内に含まれている字幕を利用する:VIDEO_TS のみ)
- Available subtitles :字幕トラックの選択(どの言語の字幕トラックにするか)
- Lord panel from :字幕の配置???
- passages in foreign language only:対象を外国語言語のパッセージに限定
例えばロードオブザリングのエルフ言語によるセリフに対する字幕のみを合成したい場合などに
- smooth:???
- From .srt file(外部の SRT 形式の字幕ファイルを利用する)
- Only create extraction task:
音声と映像のエンコーディング無しに、字幕だけを抽出するタスクを作成
- Open with D-Subtitler:
VIDEO_TS ソースを D-Subtitler(要インストール)で開く。SRT 形式で字幕を抽出できる(多くのメジャーな Divx 再生ソフトが対応)
タスク管理
タスクが作成されるとタスク管理のインターフェースとなるタスクウインドウが表示される。
作成されたタスクはキューと呼ばれる待ち行列で管理される。追加で作成されたタスクはこのキューの末尾に加えられる。すなわち、タスクの実行は作成された順番で行われる。シングル CPU の場合、タスクは一つずつ、マルチ CPU 使用オンの場合は同時に2つずつ実行に移される。一つのタスクが終了すると次のタスクの実行へ移り、残るタスクが無くなるまで続けられる。
デフォルトの設定ではキューは非アクティブ状態にあり、作成されたタスクが直ちに実行に移されることはない。
全タスク管理
タスクウインドウの上端と下端のバーは全タスク管理に関わるインターフェースである。
上端バー:
- Launch ボタン:キューをアクティブにする
実行待ちのタスクの実行が開始/再開される。
- Stop ボタン:キューを非アクティブにする
実行中のタスクは停止されないが、実行待ちのタスクの実行は保留される。
- Clean ボタン:終了した全タスクをタスクウインドウから削除
- コンテクストメニュー:タスク管理ウインドウのGUIをカスタマイズできる
下端バー:
クリックすると下側に小さなパネルが引き出され、各状態ごとにいくつのタスクがあるかが表示される。
キューの開始時刻/日付を指定する(注意:D-vision を終了させないように)。
- 右端(▲▼):キューの状態切替(上端バー Launch/Stop と同様)
個別のタスク管理
タスクウインドウにはタスクの一覧が主内容として表示される。
各タスクの状態は左側の小さな丸ランプの色で示される。次の4通り:
- 赤:実行待ち(キューに残された状態)
- 青:保留(未実行かつキューからは除外)
- 黄:実行中
- 緑:終了(キューからは除外)
各タスクに対するアクション:
- Stop:タスクの停止(実行中でも停止され、終了状態になる)
- 右向き△印:実行中に内容をプレビュー
- 右上×印:タスクを削除(実行中のタスクは不可)
- 右上i印:タスク情報取得
- 右上||印:タスクの一時停止(注意:D-vision を終了させないように)
コンテクストメニューも呼び出せる:
- Execute task:タスクを実行キューに入れる(ランプ→赤)
- Do not execute task:タスク実行を保留(ランプ→青)
- Start again task...:終了した、または停止させたタスクのやり直し(ランプ→赤)
- Force starting...:タスクの実行を強制的に開始(注意:他のタスクの状態に関係なく、マルチ CPU かどうかに関わらず、タスクを実行に移すことができる。いくつものタスクを同時に実行させることも可能になるが、マシンの動作が重くなる)
ツール
D-vision 3 には役に立つ種々のツールが用意されている。これらはメインウインドウ右上の丸いボタンから呼び出すツールウインドウで利用することができる。
AVI tools...
- Segment avi file:avi ファイルを時間またはサイズに基づいて、いくつかの断片に分ける
- Join avi files:複数の avi ファイルを一つに結合する
mencoder か avimerge のいずれを使うかを指定する。この2つは相補的であり、一部の avi は avimerge でしか、また別のものは mencoder でしか結合できない。
- Repair avi files:破損した avi の修復
Audio tools...
- Audio Conversion:種々の音声ファイル (WMA, OGG...) の MP3/AC3 への変換
- Add audio tracks:avi ファイルに音声トラック (AC3, MP3...) を追加。多言語 avi の作成などに
Misc tools...
- Re-encoding avi or mpg file:.avi や .mpg ファイルに対する様々な操作
- Divx/Xvid/h264 の再エンコード
- srt ファイルによる字幕合成
- 音声トラックの抽出
- fourcc コードの変更...
- Join vob files:複数の VOB ファイルの結合(注意:このようにして作成された VOB を D-Vision で開いた場合、時間長が不正確になることがあるので、要チェック)
- Demuxage OGM:OGM ファイルからの動画/音声/字幕トラックの抽出。他のツールを使って抽出されたトラックから Divx/Xvid コーデックの .avi ファイルを作成することが可能になる。
- Subtitles:D-Subtitler を起動して SRT 形式の字幕を SUB 形式へ変換。
その他
(完)
最終更新:2006年02月18日 00:30