AIC-01


機体名:試作重機動型ジェガン(通称ジェガン・ランサー)
型式番号:AIC-01(RGM-89XX)
所属:AIC
建造:AIC
生産形態:量産機改修型
頭頂高:20m
全高:22.4m
本体重量:35.2t
全備重量:61.5t
ジェネレーター出力:不明
スラスター総推力:不明
センサー有効範囲:不明
装甲材質:チタン合金セラミック複合材(増加装甲部分はガンダリウム合金)
武装:
 頭部バルカン砲(60mm)
 胸部バルカン砲(60mm)×2
 12.7mm対歩兵用旋回式バルカン
 3連装グレネードランチャー
 ビーム・サーベル
 ビーム・ライフル(長銃身タイプ&短銃身タイプ)二丁
 ツイン・ビーム・スピア
 スパイク・シールド

 RGM-89ジェガンをベースに、AIC部隊が徹底的に改修を施した機体。
 装甲と推力を中心として改修を施し、各種の基本的なスペックを向上させることを目標として制作された。
 外見上の最大の違いは胸部を中心に追加されたガンダリウムの装甲と、背部に装着された大型スラスター。内部構造上の違いはアポジモーターの増加にある。
 試作型と銘打たれているものの目新しい技術は特に使われておらず、現行の技術の追加搭載が主な改修内容となった。
 装甲、推力の増加プランも単純に装甲とスラスターの追加によって達成されていることがその好例と言えよう。
 しかしながら単純な改造プラン故に安定性は高く、整備の簡易性、補修部品の確保しやすさ等、利点も多い。
 余談だが、開発者はこの機体で何処まで「ガンダムシリーズ」を始めとするオーバーテック搭載機の性能へ迫れるかに挑戦していたらしい。
 元々ジェガンは(量産機としては)大型の機体だったが、改修によって機体は更に大型化し、ジム系列の機体と比べて頭二つ分は全高が高くなることとなった。

 本来は状況に応じて装備を変更し任務に当る、ある程度の汎用性を重視した機体となる予定だったが、現在はパイロットであるハーディ・ロックバーンの意向からツイン・ビーム・スピア及びスパイク・シールドを専用の装備とした、白兵戦に特化した機体となっている。

 ジェガン・ランサーはツイン・ビーム・スピアを武装として採用したことからつけられた通称。


稼働写真


ツイン・ビーム・スピア使用時

 メインウェポンであり、ジェガン・ランサーの由来ともなったツイン・ビーム・スピア使用時。
 ビーム部分そのものの出力は通常のビーム・サーベルと大差無いものの、それを二本並べることで攻撃力、命中率の増加を図っている。ちなみにビーム発生部分は可動可能。
 見た目からもわかる通り長い柄が存在する為に、当然のように射程は長く、白兵格闘時のアドバンテージを取り易い。反面、柄の部分を狙われれば為す術も無く破壊されてしまう為、扱いには習熟が必要となる。
 本来はRGM-79FPジム・ストライカーの装備兵装だったものを、AIC隊が改修したもの。

スパイク・シールド使用時

 シールド先端のパイルバンカー使用時。
 防具であると同時に打突武器としての性能も兼ね備えた攻防一体の武装。
 ……とはいえ、パイルバンカーはあくまで白兵格闘用の武器であり、また射程も短い為に使用されることは稀である。本来の用途はやはり盾。
 前述のツイン・ビーム・スピアと同様、ジム・ストライカーの兵装を改修し使用している。

ビームライフル使用時

 ビームライフル同時使用時。
 本来、AIC-01には状況に応じて使分ける為に二種類のビーム・ライフルが用意されていた。
 射程と威力を重視した従来通りのビーム・ライフル(長銃身)と、取り回しやすさや速射性を重視した短銃身タイプである。
 が。ツイン・ビーム・スピア採用後は、どちらも滅多に使用されることが無くなっている。

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最終更新:2007年08月08日 22:53
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