機体名:対NT仕様ヘイズル ブルースナイパー
型式番号:105(RX-121BD)
所属:
第10小隊5番機
建造:不明
生産形態:テスト機
頭頂高:18.1m
全高:21m
本体重量:42.7t
全備重量:60.2t
ジェネレーター出力:不明
スラスター総推力:不明
センサー有効範囲:不明
装甲材質:チタン合金セラミック複合材 (一部ルナ・チタニウム合金)
武装:
頭部バルカン砲×2
ビーム・スナイパー・ライフル
『クセモノ揃いの第10小隊』5番機。
RX-121ガンダムTR-1ヘイズルの2号機よりを得られたデータを元に開発された機体。
運用思想は至ってシンプル。「敵勢力の攻撃射程外に離脱後、超長距離砲による殲滅」
冗談のようなこのコンセプトを実現する為、背部にはヘイズル2号機に採用されたものと同じトライ・ブースター・ユニットを装備。
ジェネレーター出力のほぼ全てをスラスターへと向けることで高推力を得、更に長距離砲以外の装備を徹底的に排し、機能の二極化を行っている。
しかし。この機体の最大の特徴はそんな極端なコンセプトではなく、OSとして搭載されたEXAMシステムにこそ存在する。
正史では失われたはずのこのシステムが、如何なる経路を以って105に組み込まれることとなったかは不明であるが、その性能は依然として健在。機体名のブルーはEXAMシステム搭載機の慣例にあやかりつけられた呼称である。
技術の進歩故か、はたまた脳波サンプルを提供したニュータイプの性質故か、ブルーディステニーシリーズに搭載されたものよりも制御はしやすいらしく、ブルースナイパーはこのシステムの感知能力を超長距離射撃のサポートとして用いている。
システムの特性上、ニュータイプパイロットが搭乗したMS相手に最も高い性能を発揮し、その際にはそれこそ針の穴をも通すような射撃が可能であるという。
最終更新:2007年08月09日 04:56