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機体名:白式
型式番号:10-1(MSN-100S)
所属:第10小隊
建造:第10小隊
生産形態:テスト機
頭頂高:18.5m
全高:20.6m
本体重量:32.1t
全備重量:55.1t
ジェネレーター出力:不明
スラスター総推力:不明
センサー有効範囲:不明
装甲材質:ガンダリウム合金
武装:
 頭部バルカン砲(60mm)×2
 ビーム・サーベル×2
 ビーム・ライフル
 クレイ・バズーカ
 メガ・ヒート・ザンバー

 百式ベースのカスタム機。百式改とは別系統にて開発が行われた機体。ネーミングの由来は銀のカラーリング。
 改とは異なり、外観上、固定武装上の変更はほぼ皆無。機体カラーのみ金色から銀色に変更されているものの、使用されている塗料は百式に用いられたものと同種のものである。
 唯一、オリジナルの機体に追加搭載する形で導入された武装は、Iフィールドバリアー。
 しかしながら本体のジェネレーターのみではIフィールド発生に必要なエネルギー量を賄うことが出来ず、稼働時間は十数秒が限度であった。
 白式はこの点を、後述のメガ・ヒート・ザンバーを外部接続式のジェネレーターとすることで解決し、MSサイズでありながら大型MA並みの対ビーム防御能力を得ることに成功している。出力を全開にすれば、戦艦の主砲クラスのメガ粒子砲を耐え切ることも可能だと言う。
 元来の高い運動性も相まって防御能力に関しては高いレベルでの安定を見たものの、反面、Iフィールド発生装置にジェネレーター出力の大部分を割り割いた為、オリジナルの百式が用いていたメガ・バズーカ・ランチャー等、ジェネレーター直結式の大火力砲の搭載には至らず、機体コンセプト自体は時代を逆行する形となっている。

 ……しかしながら。第10小隊1番機としての本来の任務は、2番機以下のテスト機のデータを確実に持ち帰ることである為、その点を考慮すれば防御能力に重点を置いたこの機体は任務遂行に申し分無いものと言えよう。

 元来がエース・パイロットの搭乗を前提とした調整をされた機体であっただけに、機体の調整具合は相変わらずピーキー。
 改修に当って多少の緩和が為されたものの、それでも相変わらず高水準な操縦を要求する機体であることに変わりは無い。
 クワトロ・バジーナことシャア・アズナブルが如何に卓越したパイロットであったかを示す一例である。


メガ・ヒート・ザンバー
 白式の専用装備として開発された超大型戦術武装。武装に分類されてはいるものの、その性質はむしろMAに近い。
 MA用のジェネレーターを搭載し、各部に設置されたスラスターで単独での飛行が可能。近接格闘時にはスラスターの推力をそのまま取り回しのサポートとして利用する。(逆に言えばそのサポートが無ければマトモな運用は不可能)
 しかしながら、前述の通り、主な役割は白式の出力補佐である為、余分なエネルギー消費は極力カットする方向で製作がされている。
 例えば、呼称からもわかる通り刃の部分にはビーム・サーベル方式ではなく、旧ジオン系列のヒート・サーベル形式を導入し、エネルギー消費を抑えている。
 ザンバー自体にも低出力ながらIフィールド発生装置は組み込まれており、シールドとして用いることも可能。むしろ現代戦に於いてはそちらがメインの使用方法。
 ……近接格闘武器の名を冠しながら、格闘武器としては欠点だらけのメガ・ヒート・ザンバーだが、その圧倒的な質量から繰り出される攻撃は重力下ではあらゆる防御を無効とする恐ろしいまでの破壊力を発揮する。
 勿論、当れば、という前提付きではあるが。

稼働写真


通常時


ビーム・ライフル使用時


メガ・ヒート・ザンバー防御時(Iフィールド展開時)


メガ・ヒート・ザンバー使用時

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最終更新:2007年08月12日 23:00
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