ご主人「暁ちゃんかわいいいよぉぉぉぉぉぉぉ」 メスガキ「え」

 

メスガキ「次は艦これにハマったんですか?」

ご主人「暁たんちゅっちゅ!かわいいいもぉぉぉぉぉん」

メスガキ「前はゆかりさんに熱中だったのに今h」

ご主人「うるせぇアバズレ 貴様よりレディーな暁ちゃんは大天使なんだよ!あぁ^~暁ちゃんの笑顔で何発でもシコれるんじゃぁ^~」

メスガキ「…うわぁ」

ご主人「お前はもうどっかいけ」

メスガキ「嫌といったら?」

ご主人「俺は暁ちゃんと暮らすの!!出てけ!」ゲシィ

メスガキ「……知らない、もう知らないんだから!!」

 

イヤーッ!! グワーッ!!

 

 

メスガキ「勢いで出てきてしまったけどこれかどうすれば……行く当てもなければお金も」ジャラ

メスガキ「……がんばってパパたちにもらったお小遣いが200円ですね。108円で数を回して順当な利益を出してるものの、ご主人は粗利を40%も取るので交通費、必要経費などにあてると私の報酬は一人10円 隠れてお小遣いを貰っても銀行口座をもってない私は隠し場所もなく見つかり没収されてします。幾度となく春闘をしても改善はされなかった。」

メスガキ「とりあえずSNSでどうしたらいいか書き込みしよう」

 

めすがき@mesugaki_chan
所持金200円で家の人に追い出されたけどたすけて

tora @t-tora
@mesugaki_chan かわいそうに うちにくるかい?

てっちゃん@tecchan_555
@mesugaki_chan 今どこ 迎えにいくよ?

枯葉饅頭@leaf_niconico_J
@mesugaki_chan 河童寿司こいよ

 

メスガキ「すごいリプライ数…でも誰かの家に上がるなんてできない。あ、タイドードリンコの自販機だ」

コンイチハ   チャンリン   ピッ    ガコンッ    マイドアリー

メスガキ「しまった ついめずらしくてココア買ってしまった」

 

めすがき@mesugaki_chan
残り70円

@mesugaki_chan
ジュース買ってんじゃねーよハゲ!!!

 

メスガキ「あ、iphooonの充電が切れちゃった……」

メスガキ「やっぱXperiaZZにすればよかった。」

 

 

公園 夕暮れのベンチにて

メスガキ「どうしよう この寒さじゃ一晩越せるかわからない。あいつにカラテ入れたときにうばったモッズコートだけじゃ寒い… 服は年中同じだし…」

メスガキ「まず焚き火で暖をとりましょう。」

メスガキ「ナイフ代わりの石、2本の木の棒、ココナッツの皮。ココナッツの皮は着火材のため、表面積が大きく燃えやすいものなら何でも代用できます。
まず最初に、石を使って2本の木を削り、擦り合わせやすい形に成形します。そして次に、木の棒でもう一方の棒を擦り摩擦熱で種火を作ります。最後に着火材のココナッツの皮に種火を移し、空気を送り込めば着火完了です。
コツとしては木を擦り合わせる際、最初はゆっくりと擦って温度を上げ、十分に温まってから一気に擦ると種火が作りやすくなります。その際に、細かな砂を一つまみ加えることで摩擦力が増し、さらに種火が作りやすくなります。
また、着火材に種火を移した後は、口で息を吹きかけるよりも着火材ごと振り回すことで多くの空気を送ることができます。」

メスガキ「ほら、明るくなっただろう?」

メスガキ「あたたかい…いやされます……」

メスガキ「でも暖かくしたら眠いなぁ…… どうしたら…………」スヤァ

 

 

「………………イ……………… 」

 

 

メスガキ「ん?なにか」

 

 

「ダァ………… 」

 

 

「.....ァ-....ナィ....... 」

 

 

メスガキ「あれは…旗?」

 

「.....ンライ.....ターリスカィ......ァバ.....コヨイ...... 」

メスガキ「あれはまさか」

深瀬「今宵は百万年に一度太陽が沈んで夜が訪れる日」

メスガキ「セカオワの人だ!」

深瀬「君が僕たちと同じ境遇だから惹かれあったのさ これを」カチャ

メスガキ「このでっかい機械は?」

深瀬「トランシーバーさ」

深瀬「これで終わりの来ないような戦いも今宵は休戦して祝杯をあげることができる」

メスガキ「休戦って…私とご主人様の?」

深瀬「人はそれぞれ「正義」があって、争い合うのは仕方ないのかも知れない。だけど君の嫌いな「彼」も彼なりの理由があるとおもうんだ。」

メスガキ「理由ですか」

深瀬「ドラゴナァイ」

メスガキ「へ?」

深瀬「ムーンラァイ、スターリースカイ…」

メスガキ「ちょっと」

深瀬「コングレッチレイション」

メスガキ「あの」

 

 

メスガキ「はっ!!!?」ガバッ

メスガキ「寝ていた… 夢? 焚き火はまだついてる」

ガサガサ

メスガキ「ヒャッ」

メスガキ「(知らない男の人がいっぱい周りにいる 誰なの)」

「君のためさ…」カチャカチャ

「ちょっとそこでおとなしくしてるんだよ」ボロンッ

「大丈夫…大丈夫・・・」シュッシュ

「あったかいんだからぁ」

 

メスガキ「(恐くて声が出せない誰か助け)」

げねっと「ここをキャンプ地とする!」

ひゃーふぁ「土木器具 工具 各種材料はこちらにまとめておきます。」ガシャ ドトン ドカーン

メスガキ「へ?」

げねっと「ますはメスガキちゃんのための防風施設だ。簡易の小屋を作ってから基礎を打って土台をつくるぞ」

ひゃーふぁ「メスガキ御殿の図面はさきほどCADからプリントアウトして小隊員252名全員に配布しました。」

げねっと「よし、各班点呼をとれ」

たなぽっど「第一特殊作戦分遣隊BSHO第一班揃いました。」

じょんぺ「第2即応集団BSHO第二班揃いました。」

FA「第3から第45普通科分隊揃いました。」

フレイメ「第46から50機械化装甲団揃いました。」

ひゃーふぁ「点呼完了しました。浮気者を除くMSGK小隊全員ここに集まりました。」

げねっと「うむ、聞け! 我らがメスガキちゃんの主人は無慈悲にも年端も行かない女の子をこの寒空の下追い出した。奴は艦これもやってないのに特三型駆逐艦 暁 ちゃんに溺愛したためである。
この我々の象徴であるメスガキちゃんを捨てられたならば我々も捨てられたも同然、だから今をもって独立愚連隊となり彼女お世話をする!自分の意思で決めろ。出て行くものに止めはしない。が、これからまずこの公園に家を作る。彼女のためのだ。」

ひゃーふぁ「全員メスガキちゃんについて行く所存であります閣下」

げねっと「よろしい、土地は私の根回しで買収済み、これから手元の資料にあるとおりに材料を集め、各個人の技能を生かして家を建てるのだ!!いいか、アイドルでも無人島に家を建てれる時代に我々252人にできないことはない。各員部署につけ、作戦名「女神に自由を」発動!!」

「「「「「了解!!!」」」」」

「旗を取りに行け!」

「ダメだ!」

「ちがーう!」

「大和魂を見せてやる!」

ぽすけ「プレハブ小屋でまず彼女を保護だ、急げ!」

 

メスガキ「あの…これは…」

げねっと「私たちは貴女に御遣いするする者です。ピンチと聞いて全国より部下を招集、これより耐震住宅を建築します。」

メスガキ「え、あの、そんなに私お金とか」

げねっと「ご心配なさらずとも、有志より集めた11億4514万円で工事をすすめ、今後なに不自由のない生活をお送りしていただけます。」

メスガキ「どうして…私なんかのために?そんなことしても貴方たちにはなんの見返りも…」

げねっと「貴女が困っているから助ける そして笑っていただくことが我々の生きがいにございます。それ以上でもそれ以外でもありません。兎に角寒いと思いますのでそのだっさいモッズコートはお脱ぎになり、このダウンとあのプレハブに用意した炊き出しで暖かくお過ごしください。明日の朝にはお屋敷は完成いたします。」

メスガキ「あ、ありがとう…なのです」

げねっと「貴様らぁ、メスガキちゃんに最高の炊き出しを用意だ!きりたんぽ鍋だ!」

「了解!」

 

セラス・ヴィクトリア「メスガキちゃんこちらに簡易ですが寝室をご用意しました。ベッドはフランスのSimmons社のモノになります。」

ウルトラスゲェココア「鍋が出来上がりました。比内地鶏をつかったきりたんぽ鍋です。お蕎麦もご用意してございます。」

メスガキ「あ、ありがとう…ございます。」

あしゃしゃやま「こちらに林檎社の充電器もありますので充電を 心配されてる皆様に近況を報告されては?」

メスガキ「はいっ!!」

 

 

めすがき@mesugaki_chan
沢山の人に助けられて無事です!心配かけました。
私は幸薄なんかじゃなく幸せです。

 


メスガキ御殿
敷地面積80平方メートル
建築面積60平方メートル
2階立て 4LDK ロフト付

この物語はフィクションです。実際の人物、団体とは関係ありません。いいね?

最終更新:2015年02月14日 15:11