時はVtuber戦国時代


最近よく「おすすめのVtuber教えて」と聞かれる。

はっきり言えば「わからない」と答える。私の推しはもちろんいるのだが、それは私の好みであり、万人に受けるとは限らないからだ。
2018年8月現在Vtuberは約5000人弱いるとされている。私は約100名ほど追いかけているのだが、十人十色ある。当たり前か。

 

1.バーチャルYouTuber
 そもそもにバーチャルYouTuber(以下Vtuber)をご存じだろうか?今流行もだいぶ落ち着いたこの頃にまだ詳しく知らないという貴方に軽く説明しましょう。
 まずYouTuberは皆さんご存知だろう。ヒカキンさんが代表的でゲーム実況を始め雑談や紹介動画等々をYouTubeに投稿する人たちを指します。そのYouTuberを2Dや3Dモデルを使ったアバター、キャラクターのことをVtuberと呼ぶそうです。YouTube以外での配信も想定して「バーチャルライバー」と名乗る場合もあります。
わかりやすく言えば、立ち絵やアバター(キャラクター)を動かして声をあてる感じです。(中の人はいない前提の設定が多く、ファンもその辺りに敏感なので中の人については口に出さない方が良いです)
その簡単さから個人から企業の宣伝であったりと幅広く普及しています。
 しかし世の中は需要と供給バランスがあるのですが、爆発的人気に乗ったVtuberが増えに増え続け、供給過多となっています。そしてVtuber戦国時代となっているのですが、皆生き残りに必死です。
 運営も大きく2種類あり、モーションキャプチャーを使ったフル3Dモデルをふんだんに使った企業事務所所属と、PCカメラや市販VR機材でキャプションする個人系に分かれます。もちろん3Dを動かすのは専門知識とPCスペック、機材のお金がかかるので企業系に多いです。ただ2Dもスマホのカメラ向上により「にじさんじ」に代表される配信アプリも増え、将来の一般配布に向け企業が宣伝をするための公式Vtuberもいます。2Dはスマホから1000円程度のカメラで配信可能なのでVtuberの9割ほどを占めていると思います。
2Dと3Dの利点は長くなるので割愛します。
しかしながら手軽さとは裏腹に機材や宣伝力のある事務所所属のVtuberが生き残るのは必然でしょう。芸能界のアイドルや芸人と同じです。
もちろん個人Vtuberでも人気を博し活動中の方もいますが数える限りです。
またビジネスとして成り立つのも面白いと私は感じており、発生するお金の動きなどを調べたりもしたりしています。そう、Vtuberはビジネスとして注目され、事業への投資も増えているのも事実です。低コストで広報・広告展開が可能、SNSと連携すれば更なる効果も得られるからです。
お金の話はこの辺にしておきます。

 

2.はまった理由
 私がVtuberにどっぷりハマるとは思いもしませんでした。こんな記事を書いているのにもかかわらず古参ではないです。2018年年明けから電脳少女シロさんに魅かれて彼女と四天王は動画チェックをしていました。組ちょ…シロさんはコンスタントに毎日動画投稿するので夕方シロさんを観るのが楽しみになっていました。その後「にじさんじ一期生」がデビューし、静凛さんの生放送を観る程度でした。
 そして知人?が「家長むぎ」さんにガチ恋して「限界オタクムーブ」を始めるのを眺めながら「きもいけど、人生楽しそうだな」と数か月後自分がこうなると知らずに面白おかしく彼を眺めるのでした。
転機は4月、私の持病と過労が祟り仕事を休まねばならなくなります。私にとっては職場から戦力外通告を受けたと感じ取り、激しい劣等感に苛まれていました。心身ともに荒んだ毎日を過ごしていた時、一人のVtuber「ときのそら」を知ります。
合法的に休める!遊べる!と無理に前向きになる一方、反動で絶望にうち歯牙れているときに彼女の明るい声、立ち振る舞いに心魅かれていきました。曇った心が晴れ晴れ元気になり、まさに感度3000倍じゃなかった。元気100倍アソパソマソって感じ卍
それから多くのVtuberの配信を観るようになりました。最初は見た目や声の好みから始まり、所属事務所繋がりであったり、コラボ相手であったり……
そしてVtuberオタになる後押し(後ろからトラックで追突)をしてくれたのは「ホロライブ一期生」のデビューで、「赤井はあと」を見たときの衝撃は雷にうたれたレベル(打たれた経験ないけど)であり、覚醒の時がきた。
宗教くさいですが、心を救われたのは事実です。

3.それぞれ
どのVtuberも良いとこ面白いとこがあり、私も現在は好き嫌いなく配信を視聴しています。Vtuberはかわいい美少女から神にエルフに吸血鬼と様々なキャラクターを観ることができます。YouTuberでは吸血鬼とかいませんからね。
こんな○○がいるんだーと人間観察ではないですが、客観的に眺めるとキャラに愛着が沸いたりするものです。男性需要が多いので女性Vtuberが圧倒的ですが、それを見越して男性Vtuberもゲームの腕、トーク力、ネタで攻めてきたりと飽きさせないですね。
「にじさんじ」デビューからは生配信が主流のVtuberがとても増えましたね。動画編集技術がいらないのが利点でしょうか?ニコ生のような手軽さがありますね。
また私は作業中やゲーム中の作業用BGMとして生配信を視聴します。執筆している現在もまた8窓なう

誰を観たらよい?という方に対しては
まず色々観てみるのが良いのではないでしょうか?
また、配信スタイルから探すのも私はアリだと思います。
例:
王道YouTuber系 動画投稿多め 生配信少なめ 「キズナアイ ミライアカリ 輝夜月 電脳少女シロ」
生配信メイン「にじさんじ所属のライバー」はじめ現在活動盛んなVtuber

好きな見た目 好きな声 好きなキャラ
そのVtuberを好きになるきっかけはなんでも構いません。そして配信にコメントをしてみると稀に反応してもらえたりしますし、コメントが多いと配信者も喜びます。(節度を持ったコメントをしましょう)
暇なとき 疲れたときにちょっとVtuberの配信にお邪魔してみませんか?
貴方に楽しいVtuberライフを

最終更新:2018年08月26日 01:53